人類歴史と「72年」(72数)
2016.11.25
「数理法則」からみたとき、人類歴史は「72年」を一つの区切りとします。

「数理法則」というのは、宇宙この世界をつらぬく根本法則のことです。
宝瓶宮占星学サイトにも書きましたが、宇宙この世界は「12数」を宇宙森羅の「最小象徴数」とします。

そのため、占星学の「ホロスコープ」は、12サイン(宮)や12ハウス(室)といったように「12数」をもって構成されています。
宇宙の太陽系の星々を用いてリーディングするために当然です。

また、1年というのは、その太陽系において、地球が太陽を1周するサイクルです。
この1年が「12サイン(宮)」と重なるのは、ホロスコープに詳しい方ならご存じのとおりです。

では、「72年」とは何でしょうか?

人類社会は、まず「12年」(12数)を1つのサイクルとします。
ですが「12数」単独では「象徴」にすぎず、真に“クオリアル”な意味をもちません。
それが現実化していくには、人類社会の場合、さらに「6数」を必要とします。

それが「12年」×「6数」で「72年」です。

「6数」というのは、「数理法則」では「最小個体数」を意味します。
「人類社会」は個人とは異なり、「社会」そのものなので、「6数」で完結です。
そのため「72年」(72数)をもって、1つのプロセス(区切り)とします。

何を書いているのかは、「数理法則とクオリアル・ワールド」をご存じの方ならご推察できると存じます。

要は、1989年に「宝瓶宮時代」が正式にはじまって、72年後の「2061年」までが最初の歴史プロセスです。
重要なのは、この72年は、「基本三数」に基づいて「1数」「2数」「3数」の三段階プロセスで進展していきますので、そこに時代の推移が象わされることです。

宝瓶宮時代が正式にはじまってのち、「1数」の「アメリカ“1強”時代」はオバマの1期をもって終わりました。
オバマの2期以降は、「2数」の「多国化“個性”時代」に入っています。

その最初の3年間の移行準備期間がおわり、いよいよ「2017年の運勢と新時代」と題しましたように、トランプ次期大統領の就任と相前後して、実質的な「多国化“個性”時代」の「新時代」へと進んでいきます。

「アメリカ」も「日本」も「インド」もそして「ロシア」も、自立した「個性」を発揮する国家をめざして進んでいくことになります。

そういう宝瓶宮時代にふさわしい「個性化」(パーソナライズ)ができない国家は、最悪の場合、時代に埋没することになります。


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