中国、対日軟化戦略のウラ
2018.01.03
安倍首相と会談してきても“ニコリ”ともしなかった習近平が「笑い」ました。
昨年2017年11月の日中首脳会談でのことです。

お人好しの日本人は、「習さんが笑った」と大喜び。
中国のいつもの手です。

一般的には、昨年10月の共産党大会で習近平体制を固めることができた余裕だとか推測されているようです。

中国国内でも“厳韓”に対して“融日”への転換がみられ、中国人民の対日好感度がアップしています。
ひるがえって日本をみても、対中好感度がアップしているようです。

また、二階幹事長が3,000人近くを引き連れて昨年12月末に訪中し、習主席と会談、アフリカの日中共同支援の方針などを打ち出していることからも、“中国への危機感”がうすらいできている昨今です。

テレビでおなじみの石平氏の言葉を借りるまでもありませんが、油断したらいけません。
対日融和には、おそろしい“ウラ”があるからです。

近年中国は、「AIIB」(アジアインフラ投資銀行)や「一帯一路」構想などを打ち出して華々しく“大国然”とした拡張路線をひけらかしていますが、実は、ほとんどが口先ばかりで技術的にも経済的にも実体がともなわないのが実状です。

にもかかわらず、南シナ海の軍事覇権を確実なものにするために、空母4隻の建造を計画し推し進めています。

中国のいつもの戦略で、南シナ海でアメリカに対抗できる空母4隻体制が整うまでは、“宥和政策”(ほほえみ外交)を推し進めますが、4隻体制が整うと一転、南シナ海のみならず尖閣奪取に動き出す壮大な戦略が秘められています。

ただ単に、空母だけを建造すればよいというのではないため「空母打撃群」を構築するためには、膨大な軍事費が必要になります。

そのため中国がすすめているAIIBやアフリカ支援などの経費の大部分を日本との協力でまかなってもらい、浮いたお金を「空母打撃群」の建造にあてようという隠された腹づもりがあります。

そのための一時的な方針転換なので、日本人が「中国と仲良くできる」なんて喜んでいると、数年後には、本来の対日政策にもどって、軍事的覇権国家の牙をむき出しにします。

なので現状のままでは「ヌカよろこび」だったことを思い知ることになりますので、賢い日本政府は、これを逆手にとって、日本版「巡航ミサイル」の国内開発はもちろん、各国と手を組んで“中国解体(解放)”へとむかわせる手を打たなければなりません。

そういった国家の危急存亡の「分水嶺」となる3年間を迎えています。




コメント一覧
napo - 2018年06月08日 11:53
初めまして。
西洋占星術をやっておりまして、参考に宝瓶宮占星学を拝見しております。

安倍政権は外交や防衛等、過去の政権よりは評価できます。

ですが、現在大量の外国人が入ってきており法律の不備で健康保険も大変なことになったり、校則からお墓まで問題が出てきています。

加えて、中国の巧妙な工作があちこちに入っていること、中国の国民総動員法を考えると危機的状況です。

2018年11月で木星がいて座に移動するので、流れが変わってくることを期待はしています。
安倍政権のアキレス腱として働くのか、セキスタイルの土星と絡み秩序が戻るか。

侵略されていることに多くの国民が気が付かない状況で、どう動いていくのか、その考察などまた記事にしていただけたら、と思います。

今後の記事も楽しみにしております。
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeNote -