「加計学園」騒動の顛末
2018.05.19
中身がないワイドショーネタにもかかわらず、“モリカケ騒動”は、まだくすぶっています。

ですが、良識ある国民の大半は、そのウラ側に気づいていて、知らぬは一部“野党”と“マスコミ”ばかりなりといった笑えない状況が生じつつあります。

ということで、空騒ぎでしかない“モリカケ騒動”のうち、“加計学園”の顛末を、ここで一度まとめておきたいと思います。

一方の“森友学園”のほうは、ホロスコープ(出生天球図)をみても「息をするようにウソをつく」ことが読みとれる籠池泰典元理事長が、すでに「詐欺罪」の容疑で逮捕されています。

その後のゴタゴタも、結局は、財務省や近畿財務局が自らの“ミス”を隠すために、あれこれ策を弄したことか原因だとハッキリしています。

今回のテーマである“加計学園”の発端は、文科省によって違法に規制されていた「獣医学部の新設」が、国家戦略特区としてついに認められたことです。

もともと愛媛県の今治市は10年以上も前から、獣医学部の新設を15回も申請していましたが、文科省が頑として認めなったものです。

一部野党やマスコミがいうには、加計学園の理事長が安倍総理の友人だから、何か便宜を図ったのではないかと、必死になって“証拠”さがしをしたり、“印象操作”をしているわけです。

もし、“国会ワイドショー劇場”をくり広げている彼らのいうことが“本当”なら、なぜ第一次安倍政権が発足した2007年から今回許可されるまで、11年もの間、ほうっておいたのでしょうか。

そういうこともあって実は、野党もマスコミも安倍首相に落ち度がないことは知っています。

知っていながらあえて行なうのは、要は緊迫する極東アジア情勢から、国民の目をそらせて、彼らがシンパシーをいだく「中国」や「北朝鮮」に必要以上に関心を払わせないことが第1点でした。

しかし、南北会談が行なわれ、米朝首脳会談が俎上にのぼると、そうもいかず、今度は国会そっちのけで17連休をとったりするのもその流れです。

マスコミ側にとっては、ワイドショーなどのネタになりますし、“視聴率”がとれるだけではなく、騒げば“内閣支持率”が下がるといった効果があるために、一緒に自分たちの支持率も下がっていることに気づかず、ほかに重要なことがあるにもかかわらず、いまだに“あら探し”をつづけている状態です。

まあ、個人的にはどんどんやってもらったほうがいいんです。

一部野党とマスコミの「バカさ加減」を、さんざん露呈してもらったほうが、良識ある国民のみならず、信じやすい善良なる国民のみなさまも気づきます。

それはともかく騒動の真相はカンタンです。

文科省と日本獣医師会がグルになって、文科省は“天下り”の確保、日本獣医師会は“既得権益”の維持のために「獣医学部の新設申請」を規制してきたという“法律違反”が元凶です。

その“オモテの主役”が、天下りでクビを切られた前川喜平氏で、“ウラの主役”が、日本獣医師政治連盟委員長の北村直人氏です。

前川氏は、教育行政を管轄する文科省の事務方トップの現役時代に、職務上あるまじき「(JK)出会い系バー」通いを行なうという、実は“反日系”のオッサンです。

一方、与野党を渡り歩いた元国会議員の北村直人氏は、日本獣医師会の代理人となって前川氏を含め、ウラでさかんに獣医学部の新設ができないよう図ってきました。

わかりやすい一例を挙げますと、石破茂議員や、加計問題を追及した野党の玉木議員をはじめとした数名に100万円の献金をして、獣医学部の新設ができないように政治工作を仕掛けています。

石破氏は、地方創生担当大臣だった2015年に「石破4条件」を出して、獣医学部新設の阻止をはたらきかけています。
一方、玉木議員は、加計学園に関する国会審議において、安倍総理を激しく糾弾し、獣医師会の立場を代弁しています。

これらは、国民のことを考える国会議員のやることではありません。

なぜなら、昨今のペットブームにあって「獣医師」は不足しているのです。

また、俗に“狂牛病”と呼ばれる「BSE」(牛海綿状脳症)や、鳥インフルエンザなど、国民の健康と食にかかわる対策に獣医師は必要なのですが、これまで50年間も獣医学部は新設されておらず、東日本に偏った獣医学部しかないために、西日本にぜひとも必要なのですが、文科省は違法に規制してきたのです。

つまり、日本獣医師政治連盟の北村直人氏は、上述の国会議員や、学校を管轄する文科省・前川喜平氏らとはかって、「獣医学部新設の申請」を違法に規制(禁止)するといった通達を出しているわけです。

いわゆる“岩盤規制”というやつで、自分たちの利益のために、国民の安全をなおざりにした“極悪人”が誰かは、ハッキリしています。

安倍政権は、このような“岩盤規制”を国家戦略特区でもって打ち破り、約52年ぶりに獣医学部の新設を国が認めたというのが、「加計騒動」の本質です。

前川喜平元文科次官の立場とすれば、面子をつぶされましたし、それ以前にも違法な「天下り」によって官邸から事実上クビを切られていますので、面白くないわけです。

前川氏のホロスコープ(出生天球図)をみても「根にもつ」タイプであることから、「安倍政権によって行政が歪められた」と発言し、反日マスコミからヒーローのようにもてはやされ、まるで“正義の人”かのように扱われているのですが、実際は逆です。

前川氏の先輩にあたる文科省の官僚で元愛媛県知事の加古守行氏が国会で答弁したように、「前川氏はおかしい」し、行政が歪められたのではなく、実際は「行政が正された」というのが正解です。

もともと教育界は、戦後からの“左翼系”が色濃く残っており、反日の“巣窟”といってもいいほどですから、それを管轄する文科省の元次官が、実は、“同じ穴のムジナ”だったというお話です。




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