羽生選手に「国民栄誉賞」
2018.07.04
機会があれば、羽生結弦選手の「ホロスコープ」(出生天球図)を解説したいと考えています。

西洋占星術流の古い「吉凶解釈」でいえば、彼の「ホロスコープ」は決して“良い”とはいえません。

ですが、輝かしい実績を残してきた女子フィギュア選手と同様に、相応の“試練”(厳しい練習を乗り越える)ものになっています。

羽生選手のホロスコープの特徴は、一言でいえば“柔和”(人気)と“狂気”(挑戦)です。

今年2月の平昌五輪では、昨年11月の練習で4回転ジャンプを着氷失敗。
大事な右足首をケガして出場を危ぶまれましたが、その痛みを乗り越えて演技し、なんと66年ぶりとなる男子フィギュアでの五輪連覇の「偉業」を達成しています。

彼の“狂気”による科学的な研究の成果でもあり、“国民人気”からみても彼への「国民栄誉賞」授与は喜ぶべきものでした。

ところが、「おかしい、羽生結弦への国民栄誉賞は政治利用だ」という人がいます。

引用しますと、「オリンピック2連覇を成し遂げたアスリートは北島康介、内村航平、谷亮子など他にも何人もいる。
これまで、オリンピック選手で国民栄誉賞を受賞したのは、3連覇の吉田沙保里選手、4連覇の伊調馨選手だけ。
3連覇した柔道の野村忠宏選手ですら受賞していない」といった内容です。

これを一般人が言ったのなら“よくある勘違いね”で済まされます。

ですが、“知識”や“情報”を商売とするマスコミが書いた記事なので、“バカじゃないの”と思ってしまいます。

当然、「国民栄誉賞」はスポーツ選手だけに授与されるものではなく、オリンピック連覇の数だけで決められるものでもないことは、多くの人が知っています。

要は、この記事は一般人以下なのです。

「国民栄誉賞」は、内閣府によって次ように定められています。


【目的】 広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があったものについて、その栄誉を讃えることを目的とする。

【対象】 内閣総理大臣が本表彰の目的に照らして表彰することを適当と認めるものに対して行う。


単に連覇したからというのではなく、“敬愛される人物”や、国民に“希望を与えた人物”の中で、さらには“内閣総理大臣が行なう”とされています。

野村忠宏選手が見事「3連覇」を成し遂げたときの総理大臣は、小泉純一郎でした。
彼の長期政権下においては、だれも「国民栄誉賞」を授与されていません。

要は、当時の小泉政権が決めなかっただけなのです。
なぜなら、彼の関心は「郵政民営化」など、政局にあったからです。

しかし、安倍政権は「アベノミクス」や「消費税」など庶民の暮らしにも目を向けています。

なので、もし野村選手の3連覇が安倍政権下であれば、反社会的な勢力とのつながりがなく、一部野党など反政府の立場でなければという条件つきながら、当然、授与されていてもおかしくはありません。

ということで、上述のヘンな記事を掲載していた「リテラ」(LITERA)ってナニ? と思いました。

すると、すでに廃刊になった例の“三流誌”(ゴシップマガジン)『噂の真相』の編集スタッフが、これまた根拠のない非難記事を多くアップすることで知られている「サイゾー・ウーマン」の“軒き先”を借りて運営しているWEBサイトだということが判明しました。

なるほど、こんな「ヨタ記事」を書くスタッフがいた『噂の真相』であれば、潰れるのは当然ですね。

それは「朝日新聞」も要注意で、現在も放送中の「ニュース女子」に対して、“放送打ち切り”になったと「ヨタ記事」を掲載しています。
“ウソ”を掲載し続けた俗称“慰安婦”問題の一連の記事もそうですが、こんなことを続けていたらほんとうに潰れかねません。

事実、英国のジャーナリズム研究所が先月、日本の有力紙を対象に行った「信用度調査」では、朝日新聞は最下位にランクされていました。





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