今や「ネトウヨ」は常識人
2018.08.12
一時期、「ネトウヨ」という言葉をよく目にしました。

最初、そんな右翼がネットには多いのかと思いましたが、どうやら“左翼思想”に染まった一部の人々が、”蔑称”の意を込めて使っていたようです。

その点、“のりこえねっと”などが反対しているように、自ら”ヘイト”を行なっているといえます。

「鏡の法則」のとおり、だいたい自らのなかに同じような要素(左翼、ヘイト)があるために、相手に対して、“ネトウヨ”などとヘイト攻撃をしてしまうのですが、そのことには気づいていないようです。

ちょうど一部野党がお得意とする“ブーメラン”と同じで、実は自らが過去に似たようなことを行なっていた、と馬脚を象わす結果になっています。

ということで、右翼というほどの実体はない一般的な考えの人を、“ネトウヨ”と呼んでしまったこともあって、最近では、ネトウヨ=常識人といった認識がしぜんとでてきたようで、あまり目にしなくなりました。

思えば、かつて共産主義的な考えが“一般常識”かのように日本を席巻していた時代がありましたが、そのころ、マスコミの論調に反論したり、学界や学校教育の方針に反対すると、すぐに「右翼だ」と言われた時代があったことを思い出しました。

そう言われた一部の識者は、「わたしは左翼でも右翼でもない、中道だ」と語っていました。

今では、それも過去のお話で、マスコミの論調に反対の意をとなえても、もはや「右翼」などと言われることはなく、逆にテレビや新聞などマスコミのほうが「反日(左翼)」だという認識が一般的になってしまいました。

このような現象は、多くの人々が玉石混交のネットに接することによって、どちらの言い分が正しいのか、自ら自由に判断し考えていくようになったことが大きいようです。

逆に、テレビやワイドショーまた新聞といった一方的な“主張”を行なう偏りの激しいお仕着せの情報のみに接している人たちは、自分たちは“真実”を知っているつもりになっていても、実は“浦島太郎”よろしく「情報貧民」に陥っていることに気づけないわけです。

かたや、自由自在にネットをたぐり、玉石混交のさまざまな情報や主張に接している“ネット民”は、かつては“ネトウヨ”などと呼ばれたりもしましたが、いろんな意見に接したうえで、常識的な判断をしている人々となっているわけです。

もっとも昨今は、トランシットの木星と海王星の三分(120度)が続いていることから、なにかと“過剰”に陥りやすい傾向もあって、思想とは関係なく相手を“非難”するといった炎上さわぎにはしる一部の”ネット民”(国民)もいる状況になっています。

それはともかく、“反日(左翼)的”なワイドショーやテレビ報道や新聞からしか情報を得ていない人たちに対して、「テレサヨ」なんて呼ぶむきもあるようです。
これも“ブーメラン現象”なのでしょうか。

テレビや新聞などマスコミだけにしか接しない人たちは、だいたいながら高度経済成長期を支えてきたお年寄りが多いので、揶揄するのはちょっとかわいそうな気もします。

確信犯的に“ネトウヨ”などと叫ぶ反日左翼思想の人たちはともかく、ネット時代の若い人たちが“ネトウヨ”などと一時は蔑称(ヘイト)されつつも、昨今では、もはや常識人と認識されて、“市民権”を得ている現状のほうが、将来への明るさを感じます。




コメント一覧
フォルネウス - 2018年08月13日 22:59
本来は特に表立って活動するわけでもない、ネット上で好き勝手に右翼的な発言をする人ってだけの単語だったのに、いつのまにかタダの罵倒後になってるという。
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