中間選挙 マスコミの“敗北”
2018.11.12
例年になく話題となった「アメリカ中間選挙」.
一部、未定の開票結果があるものの、大勢は決定しました。

すでにご存じのように、上院はトランプの共和党が半数を上回り、下院は民主党が上回りました。
これに対して、どうだこうだといった“解説”がさまざまに出回っています。

それよりも、今まではさほど注目されることがなかったアメリカ中間選挙が、なぜ今回、これほど注目されたのかに着目する必要があります。

今回の中間選挙は、2年前、マスコミや評論家またコメンティターの予測に反して当選したトランプ大統領への“審判”が、明らかになるためです。

中間選挙は、だいたい“野党側”(今回は民主党)に有利にはたらくのがふつうです。

そうでなくても、現職議員の再選率が極度に高いアメリカにおいて、共和党では40議席前後、民主党側は20議席前後の現職が出馬をとりやめました。

この20議席のマイナスは大きく、トランプ陣営は最初から上院の過半数維持と、同時に行なわれる知事選挙の過半数維持を目標としていました。

結果、いずれも過半数の維持に成功し、下院も“大敗”にはいたりませんでした。
さらには、反トランプの重鎮たちが出馬をとりやめたことによって、それでも上院で勝利したことは、実質的にトランプ主導の「共和党」が誕生したことを意味します。

それゆえ、トランプの2年間は充分に認められたために、「勝利宣言」をだすのは、おかしくはありません。

考えてもみてほしいと思います。

あれだけ、CNNをはじめ終日、連日連夜、“フェイク・ニュース”をまじえて、非難され、叩かれに叩かれ続けてきたトランプです。
日本の反日マスコミをみても、トランプを褒めた報道をみたことがありません。

そういったニュースが“真実”であれば、今回の中間選挙でトランプが“大敗”してもおかしくはありません。

ですが、結果は大きく異なり、トランプは支持されたことが明白です。

少なくとも、上院のみならず、同時に行なわれた州知事選挙でも、アメリカ国民はトランプを“支持”する結果をだしたのです。

これは、日本のマスコミが、トランプの“大敗北”を狙って、今回の中間選挙に注目したにもかかわらず、結果は、いかに日本のマスコミが「親中」(反米、反トランプ)に偏った報道をし続けていたかが、証明されたことを意味しています。

つまり、マスコミの敗北です。






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