ダークマター太陽系を覆う
2018.11.28
1週間ほど前、「ダークマター」の嵐が太陽系を覆い、通過中という記事を目にしました。

であれば、占星学的に何らかの見えない“影響”があってもおかしくはないかもしれません。

ちなみに、「ダークマター」というのは、日本語では“暗黒物質”と訳されます。

「ダーク」(暗黒)すなわち見ることができないものでありながら、「マター」(物質:質量をもつ)といったもので、天文学者らの“仮説”です。

このような存在が、私たちの天の川銀河の88%ほどを占めていると「仮定」しないと、天の川銀河の存在様相が説明できないというのです。

しかしながら、つい6年ほど前までは、ダークマターは太陽系の近くにはないと観測されていました。

それが今年2018年になって、太陽系を覆いながら秒速500kmの速さで通過中だというのです。
これは太陽系のほぼ倍のスピードです。

アインシュタインの“世界一美しい方程式”「E=mc」(エネルギーは、質量かけ光の速さの2乗に等しい)というときの「m」は“mass”(質量)と訳されますが、正式には“mass formula”(質量式)といったこむずかしい概念があるようです。

で、むずかしいことはスルーして、それが“物質化”すれば、“matter”(マター)になります。

であれば、「マター」(物質)ゆえに、それが見えない“ダークマター”ながら、ニュートンの「万有引力の法則」(引力の大きさは引き合う物体の質量の積に比例し、距離の2乗に反比例する)といった力学法則によって、何らかの「引力」をもつということになってきます。

そのような、見えざる存在(ダークマター)がなければ、私たちの天の川銀河は「星雲」としてひとつにまとまっていることができないということらしいのです。

さらには、99.99%が「ダークマター」でできていて、星が天の川銀河の100分の1しかない同等の銀河「Dragonfly 44」(ドラゴンフライ 44)といった“星雲”もあるというのです。

そういったわけのわからない「ダークマター」なる”存在”が、現在、太陽系を包み込んで通過中というのですが、実は太陽系は「太陽風」の荷電粒子による「ヘリオスフィア」(太陽圏)といった“球状シールド”で、ガンマ線をはじめとした宇宙線から守られていることが昨年2017年に発表されました。

ただ、ダークマターの“引力”は、それを超えて働くはずですし、太陽系全体がダークマターにすっぽりと覆われているのであれば、水の中にいるようなもので均等な作用によって、「ない」のと同じ状態だということもいえます。

それゆえ、宇宙太陽系の星の動きに影響はないとしても、「ダークマター」が太陽系全体を覆って通過中であれば、占星学的には、反作用的に動きが鈍くなったり、逆に極度に作用するなど、占星学的な“影響”か出やすくなることがあるのかもしれません。

もしくは、星の象意の出方に微妙な変化やズレが生じることも考えられますが、詳細は今後の研究課題です。






コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeNote -