“上沼罵倒騒動”の本質
2018.12.18
今回、はじめて知って驚きました。

知っている人は多いと思いますので、単に自分が知らなかっただけなんです。

関西で“女帝”と呼ばれている「上沼恵美子」さん、実は姉妹コンビ「海原千里・万里」の妹のほうだったんです!

「ス、スミマセン」、“顔”と“名前”がつながりませんでした。

それはともかく、いまだに尾を引いているので書いておきます。

今年2018年12月2日に行なわれたM-1グランプリ、その終了後、昨年、優勝した「とろサーモン久保田」の酒席での暴言問題です。

まっちゃんが、痛烈に「上沼さんの功績を考えたら、勉強が不足していることも勉強できていない」。

タモさんが、礼儀の面から「大先輩によくもあんなこと言えるよな。今の若者はいったいどうなってんのかね」。

など発言。

で、炎上が話題になった直後に、すでに消されていた例の「動画」を本当はどうなのか、なんとか探し出して、見ました。

ポイントは、「とろサーモン久保田」が、M-1審査員の上沼さんに対し、名指しこそしなかったものの、カメラにむかって誰にもわかることばで、次のように暴言をはいたことです。

「“キライです”って言われたら、更年期障害かと思いますよね!」
「自分目線の、自分の感情だけで審査せんといてください」
「お前だよ、一番お前だよ。わかんだろ、右側のな、クソが!」

これみたら、若年性ながら「更年期障害」はお前でしょとなりますし、「自分の感情だけ」で判断しているのもご本人のほうだということがわかります。

いくら酔っているとはいえ、いえ逆に酔っているからこそ出る“ホンネ”です。

この発言で、「とろサーモン久保田」って“芸人”が、まったくお笑いのペーソスを理解していないことが分かりました。

上沼恵美子が「キライです」って審査で言ったのは、半分はホンネがあったとしても、奥深い彼女の“芸風”なんです。

それが分からないプロの芸人って、いる?

……… 。

審査員は、まっちゃんをはじめ、上沼恵美子も「海原千里・万里」時代からの大ベテランです。
今日まで生き残ってきた以上、“お笑い”のツボは知っています。

その“お笑い”をまったく理解していないことがバレました。

コンビでの芸暦15年以下が出場できるM-1グランプリで、昨年優勝したものの「とろサーモン久保田」、お笑いの本質である“ペーソス”が分かっていない、いまだに心に余裕のない“三流芸人”だったということです。

もっとも、彼の現在の運勢は、「人生の出直し期」にあります。

芸人やるなら、もういっぺん勉強して出なおさなきゃあきまへんという情況です。







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