潜在敵性国を卒業した韓国
2018.12.22
YOU TUBE をはじめとしたネット上では、韓国駆逐艦が今月12月20日、日本のEEZ内を飛行中の自衛隊P1哨戒機に対して、警告なく火器管制レーダー(照準レーダー)を照射した出来事や論評に沸いています。

通常のレーダーは、目標物や敵を索敵するために、照準を定めず360度を照射します。

しかし、火器管制レーダーは、ミサイルなどで攻撃するためにもちいるものなので、攻撃対象1点に絞ってレーダーを照射し、標的として逃がさないように「ロックオン」するものです。

韓国側が、どんな言い訳をしようと、日本のEEZ内を飛行中の自衛隊機に対して、国際的にも“戦闘に順ずる行為”と認識されている火器管制レーダーを照射したことは、明らかな敵対行為で、日本に対する“攻撃”の意図があり と理解できます。

このことの何が「大問題」なのかというと、かつて尖閣付近で、中国軍からレーダー照射を受けたことがありますが、このケースでは、隊員は最初から警戒して任務にあたっていますので、緊張感をとくことなく防衛を完璧に準備しています。

なので、いったんことがあれば、心の準備を含めて、即時に適切な対応がとれるのです。

しかし、韓国軍によるレーダー照射は、少し事情が異なります。

つい最近まで、まがりなりにも同じ自由陣営に属する“友好国”とされていました。

もっとも、2015年には、韓国に対して、外務省のホームページから「基本的な価値を共有する国」といった一文が抹消され、文在寅政権に変わって1年後の今年2018年は、「戦略的利益を共有する最も重要な隣国」という表現までもが外されました。

そして、ついに敵対的「火器管制レーダー」の照射です。

昨今、韓国はアメリカに従っているフリをみせていますが、北朝鮮はもちろん中国との関係を深めていて、日本に対しても例の調子で、文在寅は韓国軍幹部から「米韓同盟派」を次々と罷免しています。

「日米同盟」を堅持する日本からみれば、これらは韓国が“敵国化”しつつあると認識するほかありません。

事実、彼らがなんと弁明しようと、ありうべからざる「レーダー照射」をしたことは“事実”なので、「ゴメン! 誤まって日本にミサイルを発射した」などといった言い訳ができるはずもないのと同じように、彼らの日本に対する現在の「答え」が、ここにみることができます。

どんな事態をも想定した「危機管理」をもって、国防にあたる自衛隊(日本)においては、もはや韓国は“潜在敵性国家”を卒業し、「敵対国」として慎重に接していくべき事態にいたったといえます。







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