首里城炎上2019
2019.11.03
ニュースやネットでご存じのとおり、世界遺産の「首里城」が4日前の午前2時半頃から半日近く炎上しました。

報道では、幸い一般住宅に被害はなく、死傷者もいなかったものの、正殿、北殿、南殿、書院の主要な“4”つの建物を全焼し、全部で“7”か所が被害に遭い、合わせて“4,800”平方メートルを延焼したといいます。

この“数字”を聞いたとき、なにか意味があるのではないかと考え、ホラリー・ホロスコープからリーディングしてみようと思いました。

ときあたかも、「首里城祭2019」の真最中(10月27日〜11月3日)で、発火直前の夜中1時頃までイベント作業がなされていたということです。

このイベントは、正殿前で「中国への冊封儀式」を行なうなど、中国への恭順の意を示し、“中国隷属”を既成事実化しようとする側面があったようです。

さて、そんな正殿が発火元となった今回の火災は、この“事実”や“数字”をみても、見えない意味がありそうで、事実、当該ホラリー・ホロスコープにも強いメッセージとして象わされていました。

火災発生時の「ホラリー・ホロスコープ」は次のとおりです。



事件または事故の“意志”側、すなわち起因にかかわるASC(上昇点)は「乙女宮」です。

乙女宮は、この場合“テクニカル”なことが起因して、火災にいたったことを象わします。

つまり、「放火」などの人為ではなく、人がかかわったとしても何ら意図のない“ケアレスミス”が出火の原因です。

その理由は、ASC(上昇点)に「土星」が下三分(120度)であることをはじめ、ASC(上昇点)「乙女宮」の共鳴星の「水星」が、金星とジャストの合(0度)であること以外は、ほかにアスペクトをとっていないことが第1点にあげられます。

第2点は、“現場”を象わすMC(南中点)「双子宮」の共鳴星もまた「水星」になっていることです。
この意味は、“現場”自体が、発火の“意志”すなわち起因でもあることを象わしています。

さらに申し上げますと、第3点は、“被害側”を象わすDES(下降点)「魚宮」は、魚宮自身の共鳴星「海王星」を合(0度)としていることです。
これは、“被害”が自分自身によることを象わしています。

そのうえ、さらに“突発的”な事故などを象わす「天王星」を衝(180度)とする「太陽」までもが、「海王星」に上三分(120度)をとっているために、被害は“自分自身”によって、突発的に発生したことが読みとれるためです。

これらの意味は、出火の原因が「首里城」(正殿)自体にあることを示しています。

つまり、“意訳的”(擬人的)に解釈すれば、被害者である「首里城」(正殿)自身が、イベントを嫌って、沖縄を守るために犠牲となり、自ら“炎上”したことを、DES(下降点)に合(0度)の「海王星」や、上三分(120度)の「太陽」は象わしています。

それは、“事件”や“事故”などを象わすことがある「火星」が、“現場”を象わすMC(南中点)「双子宮」に下三分(120度)をとっていることもそうで、首里城(現場)自らが今回の“アクション”(被害)を起こしていることも同様です。

また、火星が「冥王星」と矩(90度)をとっていることも見逃せません。

冥王星は、ASC(上昇点)に下三分(120度)の“地元”(首里当蔵町また沖縄)を象わす「土星」と合(0度)でもあり、太陽と「五分(クインタイル=72度)」でもあることは重要です。

まず、冥王星は、立場としては“王様”や“TOP”を象わすことがあるために、今回のホラリー・ホロスコープでは、琉球王朝の“宮殿”である「首里城」自体を象わすことになります。

次に、「五分(72度)」は、ほとんど採用することがないのですが、今回の場合は、「第5ハウス(室)」の冥王星が、「太陽」と五分(72度)を形成しているために、無視することはできず、「首里城炎上」の隠された理由に大きくかかわってホロスコープ全体を左右するほど重要です。

一言でいうと、“首里城”(琉球王朝)自らが引き起こした“火災”を意味します。

なぜ、そのようにいえるのかというと、冥王星は立場としては“王様”(王朝)を象わすこともそうですが、「首里城炎上」の“起因”すなわち意志を象わすASC(上昇点)が、“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」を下三分(120度)として、出来事としては“運命”(宿命)などの見えない力(パワー)を象わす「冥王星」が、合(0度)をとっているからです。

そればかりではなく、上述のように“中心”(主体者)を象わす「太陽」までもが冥王星と「五分(72度)」をとって、自らの意志による“主体的”な「首里城炎上」としていることが決定的です。

「ASC(上昇点)」もまた人智を超えた“超越的”な働きをもつ「海王星」を衝(180度)として、“被害側”(首里城、琉球王朝)の見えざる働きを象わしています。

このような星の配置は、火災の原因が「首里城」(正殿)自体に起因することを象わしていて、その背景に“琉球王朝”の見えざる意図があるとリーディングできることからも、人智を超えた“運命的”なメッセージをともなって、今回の「首里城炎上」が起きたといえます。

たぶん、心ある沖縄民は、なにか感じているのではないでしょうか。








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