「2大政党制」なんてムリだぁ
2020.01.15
いまさら改めて書くまでもないお話です。

日本の野党に欧米流の「2大政党制」なんて期待してもできませんよね。

もっとも、10年ほどまえには、“おぼっちゃま”による「民主党」が政権をとって、スワ! 「2大政党制」の幕開けか、なんて思ったかたがいたかもしれません。

朝日新聞は、政権奪取10周年となる昨年2019年9月16日に、「民主党政権10年 “遺産”生かし対抗軸を」という社説を掲げていました。

今はむしろ民主党政権が残した“負の遺産”に苦しめられているのが実状です。

そういうこともあって民主党“素人”政権が崩壊して以降、だれも「2大政党制」を語ろうとしません。


アメリカの「共和党」と「民主党」の2大政党の場合、日本のマスコミは日本の“野党感覚”でとらえて報道しますが、そもそも間違っています。

昨今をみても、野党の民主党は、トランプや共和党以上に「反中国」で、アメリカの“国難”に際しては、昨年11月20日に一致して「香港人権民主主義法」を賛成417票、反対1票で可決しました。

危ぶまれたトランプも、これに同月27日に署名し、法案を成立させています。

国家の危機に際しては、与党も野党も関係なく協調してアメリカと世界の自由民主主義を守るために国策を協議し決めていく見識をもっているのです。


日本の野党には、それがありません。

与党(自民党)に“反対”するのが野党とばかりに、「国家」の安全や安定を考えていないのです。

これでは、「2大政党制」も「健全な野党」もムリなのはもちろん、国民はコワくて国政を2度と野党にはまかせられません。

それをわかっているのかいないのか、おおかたの野党は、中国や韓国の意向にそって、日本の危機を無視して、マスコミも同調しつつ“見識”のなさを露呈しています。

これでは、そろそろ次の選挙かその次あたりに、“壊滅的打撃”を受けてもおかしくないご時勢です。


なぜなら、現在また今後の「星のディレクション」に反するからで、「国家」(国体)を無視して、自分の“レゾンデートル”(主観的存在価値)しかみていないのでは、もはや運勢を失うしかないからです。


ちなみに、「レゾンデートル」というのは、共産主義 華やかりしころに、“プロレタリア(労働者)の前衛としてのレゾンデートル”などと、共産主義革命家としての手前かってな“存在意義”が、とうとうと語られていた記憶があります。

結局、文在寅も日本の野党も、同じ反国家、反自由民主主義で、国家や国民を省みず、“自分”しか考えていません。

そんな国は不幸ではないでしょうか。







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