福岡市でも感染患者
2020.02.20
福岡市でも、ついに感染者が出ました。

今朝未明、60代男性が新型コロナウイルスへの感染(陽性)が確認され、すでに入院隔離されていると、高島福岡市長が会見しました。

高島市長は、福岡のテレビ局情報畑のアナウンサー出身ということもあって、若いわりには情報収集能力が高く、仕事が的確で早いのです。

博多駅前の地下鉄工事による道路大規模陥没事故のときも、次々に情報発信をして混乱を防いでいました。

今般のクルーズ船に関しても、早々に博多港への寄港を許可しないように国にかけ合い、国からは断られましたが、結局、クルーズ船は寄港しませんでした。


さて、お話はかわってクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の感染管理を非難する専門家のI K教授の動画が話題になっていました。

すでに動画は削除されており、謝罪のコメントが出されたそうです。

当然です。

I K教授が実際に船内にいたのは、わずか1時間。

しかも、現場で下船に向けた対応にあたる厚労省役人や自衛隊また船内の医療関係者やスタッフらを、自ら“指導”しだしたというのです。

これでは、関係者に煙たがられて退去になります。

多分、専門家の自分がのけ者にされたために“プライド”が許さず、そのいきおいのまま、即“告発動画”のアップとなったようです。

一部、視聴しましたが、そんな論調や口調で冷静さや客観性を欠いていました。

仮に、感染対策としてはI K教授が正しいと擁護するむきがあるとしても、もっとも“戦場”ともいえる船内において、やってはいけないことをしたのがI K教授です。

なぜなら、危機管理に際して、複数の指揮系統があると情報混乱を起こして、かえって現場をメチャクチャにしてしまいます。

それでなくても、船内は「日本」ではなく、艦長の指示ものとに統制された他国(所有船籍は英国、運営は米国)の会社なので、依頼され、許可されたものでないと「指揮権」は認められません。

つまり、いくら善意や専門的見地とはいえ、I K教授は、あさはかにも“違法行為”を侵しかねなかったので退去を命じられたわけです。


それはともかく、クルーズ船の何が問題だったのでしょうか。

ポイントは密室空間です。

一等客室の場合、窓やベランダがありますので、いつでも新鮮な外気を取り込むことができます。
そのため、日本国内に感染を広げないためにも室内待機はベストでした。

しかし、窓はあっても開かない船室も多く、また廊下などは密閉空間のため、ウイルスが蔓延しかねず感染拡大や悪化を招きかねませんので、待機は最悪です。

ほかにも、狭い船内は動線がかぎられていて、手すりやエレベータのボタンなど共用部分が多く、接触感染をしやすい構造になっています。

そういった構造の船内で、すでに密かに感染が拡大していて、それが日本に寄航したのち、隔離期間14日のあいだに発症する人や感染確認された人が増えたようです。(この行のみ22日に追記)


ということで、ウイルスを狭い空間に閉じこめて蔓延させないためにも、広い大自然がベストですが、外気を取り入れたり、環流させることが有効な対策の一つになります。

もちろん、安眠などによる免疫力(体力)アップや、適度なストレス開放などとともに、不特定多数との接触をさけることも必要です。

で、星の動きからもいえますが、デートや性交渉も危険性が高いので、昨今は控えたほうが無難です。








2020.02.20 15:23 | 固定リンク | | コメント (0)
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