「三数思考」による捉え方例
2020.04.08
先にご紹介いたしました「三数思考」(クオリアル・シンキング)による、“武漢ウイルス”の感染対策のとらえ方の一例です。


都市部をはじめ、「緊急事態宣言」が発出されるほ感染が拡大すると、もはや都市部に住む以上、だれでも“武漢ウイルス”に触れていますし、相応に体内に持っていると考えるのが正解です。

もっとも、近隣に感染者が一人も出ていないような大自然に囲まれた田舎に住んでいる人を除いてですが、そう考えるほうが実際的で現実にそった状況なのです。

にもかかわらず、対立二元論で「感染した」「感染していない」ととらえると、対応を間違えやすくなります。


もはや、都市部やその近隣に住む以上、量の大小はともかく、だれでも多少なりとも見えない“武漢ウイルス”に触れていますし、接触している可能性が高く、実際に体内に取り込んでいるといえます。

ただし、重要なのは、その数量です。

接触した“武漢ウイルス”や体内に入ったウイルスが、極微少量であれば、通常の免疫力をもった人ならさほど心配はいりません。

とくに免疫力の高い人であれば、体内での増殖を抑えることができますし、発病にまではいたりにくくなります。

うまくいけば、体内で撲滅させることも可能なのです。


ですが、そうであっても「自分は大丈夫だ」と“過信”したり、イージーな行動によって、見た目では判別できない潜在感染者と過剰に接触したり、その回数や時間が長すぎるると逆に危ないのです。

免疫力が高いぶん、より多くの“武漢ウイルス”を知らずに体内に取り入れてしまうことが起こるためです。

そうなると、いくら免疫力が高くても“武漢ウイルス”の増殖力のほうが上回っていくことが起こりますので、自分の免疫力を一気に超えて発症にいたったり、最悪はかえって重症化することになります。

なぜなら、免疫力の高さは“高い堤防”にたとえることができるからです。

堤防が高ければ、通常の増水には充分に対応できます。

ですが、それ以上に“堤防”を超えるほどの高波や増水量に直面したとき、高い堤防でもアリの一穴状態から崩壊を起こしていくことが起こりえます。

そうなると、もはや役に立たず、かえって莫大な洪水被害を受けることになるからです。

“武漢ウイルス”も同様で、免疫力の高い人ほど、それを超える感染者との接触を知らずに続け体内に取り入れてしまうと、急速に増殖作用を起こして、かえって危ないということがいえるのです。


なので、都市部やその近隣で生活する以上、“武漢ウイルス”と日常的に接しているし、すでに自分の体内にも相応に持っていると考えて、正しく対応しご判断することが必要です。

免疫力の高低にかかわらず、これ以上、外部からウイルスを取り込まないようにすることです。

よく言われているように、どうしても必要なとき以外は、外出を控えることです。

どうしても外出しなければならない際も、ふだんどおり10人の人と接触するのではなく、2人程度(8割)程度にとどめるよう工夫や注意をしておくことで、体内に取り入れるウイルスの数量や確率を低くすることができます。

また、逆に、免疫力で抑えらえる微量の“武漢ウイルス”だとしても、もはや自分や周囲が体内に持っていると考えておけば、事実、その可能性は高いのですが、適切な行動をとれるようになります。

家庭や会社において、家族や社員が共用的に触れるドアノブや取っ手またトイレの水洗レバーや機器の操作ボタンなど、さまざまな日用用品をふくめて、つねに除菌したり、頻繁に取り替えたり、洗濯するなど、できるだけ接触する量や回数を減らそうと努力することになります。


結局のところ、自分にとって最も有効なその手段は、モノに触れたら石鹸などで手洗いをすることで、1日のなかでも繰り返し行ない続けることです。

そういった日常習慣が身につけば、体内に取り込む量を減らすことができます。

家族や同居者また社員全員が、日常的にそうすれば、体内に取り込む量はもちろん、室内の“武漢ウイルス”を徐々に減らしていくことができるのです。

なぜなら、“武漢ウイルス”は人間にとりつくか、体内でしか増殖できないために、服やモノに付着した場合、通常は数時間~3日程度で感染力を徐々に失っていくからです。


このように、「感染する」「感染しない」ではなく、「三数思考」(クオリアル・シンキング)によって「3数」の共鳴関係論から“武漢ウイルス”の実際と現実をリアルにとらえていと、マインド(精神意識)や対処法が明確になっていきます。

「ウイルス・ゼロ」(撲滅)を目指しつつも、周囲や自体内にすでにある“武漢ウイルス”を、いかに低い数字のままにとどめていくか、免疫力を超えないように抑制し続けていくことで、いずれは抗体や免疫力によってゼロにしていくことが可能になります。

その途中で“他人”と接触しないことはもちろん、ご自分もごく微量だとはいえ体内に“武漢ウイルス”を持っていることを自覚して、極力、周囲に撒き散らかさないようにしていけば、もともと生活環境が衛生的な日本においては、次第におさまっていくことが可能になります。










2020.04.08 20:08 | 固定リンク | | コメント (0)
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