宵の明星「金星」と「三日月」
2020.04.25
宵の明星といわれる「金星」と「月」の情報です。

最近、やけに明るく輝く星を西の空にみるので、最初、飛行機かと思いました。

でも、動かないので、プラネタリウム・ソフトて確認したところ「金星」でした。

それほど、いつも以上に明るいので、「金星」だと確信できなかったのです。

それもそのはずで「金星」は、今月4月28日に最大光度に達します。

なので、すでにマイナス4.5等星の明るさで観察できたわけです。

マイナス4.5等星というのは、1等星の100倍ほどの明るさです。

当日、月の左側に「オリオン座」をみることができますが、その右下部分)が全天で21個しかない「1等星」の一つ、オリオン座ベータ星の「リゲル」です。


「月」は、一昨日23日(木曜日)に、牡牛宮6度前後(星座では”おひつじ座”)にあり、「太陽&月&天王星」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0度)を形成していました。

「新月」です。

そして明日26日、双子宮16度(星座では“おうし座”)の「金星」と双子宮13度の「三日月」が、最接近してみえるわけです。

もちろん、西の空に雲がなければのお話です。


最接近といっても、「ホロスコープ」で3度の差がありますし、黄道上の上と下をトランシット中なので、相応の開きがあります

実際の最接近は、真夜中の午前0時前後です。

そのため、北半球の日本からみれば、地球の裏側なので、みることはできません。


※ご参考

4月26日 午後7時 東京から西の空をみたときの「月」と「金星」と「オリオン座」の位置関係









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