天子の不徳「災異説」
2020.07.01
 
古来より支那では、「天子(皇帝)が不徳であると、地震や凶作などの災害が起こる」とされていました。

儒教のなかにこのような「災異説」(天譴論:てんけんろん、天人相関説)を持ち込んだのは、「前漢」の儒学者で紀元前2世紀に生きた董仲舒(とう ちゅうじょ)だとされます。

董仲舒がいうには、「天地も人も、ともに“陰陽”に支配されており、人君の政治が乱れると、天地の陰陽も乱れて、災異が生じる」という理論のようです。

最初は、何かの本でこういったことを読んで、「人の言動で自然科学の分野の災害が起きるのはヘンだ」と思っていました。

しかし、その後、何かの出来事などから、「もしかして、関係がある場合があるのかも…」と疑問をもつようになりました。

そして、「宝瓶宮占星学」や「数理法則とクオリアル・ワールド伝授講座」をはじめた今日では、“民族性”を蠍宮とする「支那」(今の中国)では、あってもおかしくないと考えるようになりました。


事実、数千万人を殺戮した旧ソ連のスターリンや、のべつまくなしにユダヤ人を殺害した第2次世界大戦のヒトラーに匹敵する現在の“人間の悪魔”「習近平」ひきいる共産党一党独裁政権「中国」の所業は、今般の“武漢ウイルス”の被害をみるまでもなく、もはや地上に存在してはならない非人道的な“国家”になっています。

今年2020年1月に、山羊宮22度で起きたトランシットの「土星」と「冥王星」のジャストの合(コンジャンクション=0度)によって、かねてよりの「組織運営変革の深化」のディレクションがピークを迎えた今年、もはやまったなしで「組織運営の変革」が中国のみならず、全世界に波及している今日です。

当初から「宝瓶宮占星学」サイトでお伝えしてきたとおり、国連も、国家も、また会社組織も、さらには国民生活も、これまでとは異なる「組織運営の変革」を“武漢ウイルス”はもちろん、“米中対立”のなかで否応なく行なわなければならない時代を迎えています。

一見、中国は、武漢での感染拡大以降、いかにも“コロナウイルス”を抑えこんだたかのような報道を行ない、数字を誤魔化して発表し続けています。

“親中反日”の日本のマスメディアは、そのような中国製の映像やニュースを垂れ流しにし、プロパガンダ(政治宣伝)の片棒をかついで国民をあざむき、中共にくみしてなんら恥じていないかのようです。

ただし、ネットでは、いくら中国が「感染者ゼロ」と発表しても、感染拡大の情報はどこかしら漏れ続け、事実、昨今では隠しきれなくなって武漢以外の都市や首都北京でも、感染が続いていることが明らかになり、“都市封鎖”の可能性さえウワサされています。


ことは、武漢ウイルスのみにとどまりません。

すでに、昨年2019年より、アフリカで発生したサバクトビ・バッタの大軍が、海を越えて中国に向かっていることが今年初めに流されていて、ついに先ごろには、中国都市部で大量発生に至り、主食のトウモロコシや小麦への被害が懸念されている現状です。

かと思えば、100万人単位の死者を出した1931年の中国大洪水に匹敵する大洪水が、先月6月に発生し、2009年に長江の中域に完成した570kmものダム湖を誇る巨大な「三峡ダム」が、“手抜き工事”のせいもあって歪みが生じていることが、衛星写真などでも確認されており、いまにも決壊するのではないかと心配されています。

そして、6月25日には、首都北京で武漢ウイルスのように突起をもった野球ボール大の雹(ひょう)”が大量に降ってニュースになるなど、天変地異の様相をみせています。

ほかにも、昨今では“新型豚インフルエンザ”の発生とヒトへの感染が中国で確認されており、これまた世界的な感染拡大にいたるのではないかと心配されているところです。


広い国土をもった中国なので、どこかで何かが起きてもおかしくはないのですが、それでも異常です。

規模や状況がふだんとは違うのです。

やはり、古来からいわれているとおり、「天子(国家主席)の不徳が、天変地異を招いているのではないか」と考えたくなります。

というのも、“民族性”を蠍宮にもつ支那また中国の場合、宇宙の真実につうじる“聖人”か、犬畜生にも劣る“極悪人”かといった両極端になりやすいからです。

現在の“赤い皇帝”「習近平」(中国共産党)は、どうみても前者ではありえません。

宇宙創成の道理「数理法則」からみて“反面教師”にしても、“悪行”の度がすぎるのです。

まして、「組織運営変革の深化」のディレクションがピークを迎えた今年2020年である以上、もはや何が起きてもおかしくない状況に至っています。


中国は、昨今「戦狼作戦」を展開し強硬に出はじめていますが、これは追い詰められている証拠です。

老子や孫子の兵法でいうとおり、本来「水のごとく」が最強最善なのですが、その余裕もないほど完全に“柔軟性”を忘れ去っています。

お酒の銘柄にもあるように「上善如水」(上善は水の如し)と喝破したのは老子です。

また、孫子も「兵の形は水にかたどる。水の行くは高きを避けて低きにおもむく」と情勢に応じた戦略や兵の使い方を示しています。

ところが、現在の中国の「戦狼作戦」は、一か八かの体当たり戦法で、弱い相手や同程度の戦力の相手には功を奏しますが、トータルでみて3倍以上の戦力を有するアメリカに対抗しては、いつか強硬ゆえに“ポッキリ”と折れてしまう無謀な作戦でしかありません。

“老獪”だったかつての中国が、もはや習近平になって“裸の王様”とみまごう強気一辺倒の“バカ丸出し”の覇権侵出に陥っているのは、逆説的にいえば、世界人類にとっては「中共の終末」ともいえる“朗報”なのです。


ちなみに、日本でも「天子が不徳であると、地震や凶作などの災害が起こる」といったことに類する出来事が起きています。

55年体制以降、長きにわたって政権を担当し戦後日本の繁栄を築いてきた自民党政権から、初めて親中親北の「社会党政権」(1994~1998)が誕生したとき、直後に「阪神・淡路大震災」が1995年に起きています。

さらには、マスコミに踊らされて「民主党政権」(2009~2012)が誕生しましたが、そのとき鳩山首相は「これは(共産)革命です」と誇らしげに述べた、その1年半後、「3.11東日本大震災」が2011年に起きました。

人知れず1989年に正式にはじまった「宝瓶宮時代」に、ときの“天運”をもった日本が、民度に反する「容共的」な政権を選択したとき、時代の波動に合わずに、どこかしら歪(ひずみ)が生じて美しい日本の“大自然”に影響をもたらしたのかもしれません。









コメント一覧
名無し - 2020年07月03日 05:35
1989年、2019年と日本の天皇の代替わりが、いづれも世界的大変革の出来事と大きく関わっている事に改めて驚かされました。
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