伊藤-山口 準強姦疑惑
2020.08.22
 
裁判でも争われた2015年の“事件”です。

両者の主張が真っ向から対立しているため「ホラリー・ホロスコープ」でみることにしました。

事件当時もそう考えていたのですが、肝心の“時間”が分かりませんでした。

今回、当該“事件”は、午前2時頃~3時頃の間に起きたことがハッキリしましたので、ホロスコープを作成してリーディングを行なうことにしました。


概容は、元TBS記者でワシントン支局長も務めた山口敬之氏(牡牛宮)が、当時ニューヨークでジャーナリストになりたいということで初めて会った伊藤詩織氏(不明)と、東京で再会。

そののち2015年4月3日の会食のあと、“泥酔”した伊藤氏と「シェラトン都ホテル東京」で未明(4月4日午前2時半頃)に起きた“出来事”(準強姦疑惑)です。

山口氏は、伊藤氏に“意識”(意思)があったと主張し、伊藤氏は朝5時頃に目覚めたら“痛み”を感じたと山口氏による“レイプ”を主張しました。

しかし、「刑事事件」としては“不起訴”になっています。

その後、伊藤氏は2017年9月に慰謝料1,100万円を求めて「民事裁判」を起こし、山口氏に330万円の支払を命じる判決が出ています。

これに対して山口氏は、月刊「Hanada」に“事実と異なる”として手記を発表し、二人の主張は真っ向から対立しています。


疑惑の「ホラリー・ホロスコープ」は、次のとおりです。




一見して特徴は、「YOD(60・150・150)」が3つもあることです。

ここから次のようなことが読みとれます。


1、つくられた“事件”

当該ホロスコープでの「YOD(60・150・150)」は、男女でいえば“女性”を象わす「月」や、“行動”を象わす「火星」といった「ホラリー・ホロスコープ」では重要な意味をもつ「星」を頂点としています。

さらに、“勘違い”や“事実誤認”また“欺瞞”などを象わす「海王星」を頂点としています。

そのため、“不可抗力”とは異なりますが、否応なく引き起こされた出来事(準強姦疑惑事件)ということがわかります。

伊藤氏にせよ、山口氏にせよ、自ら積極的に起こした出来事ではなく、何らかの“事情”や“強制力”があって、いわゆる“作為”された「準強姦疑惑」であることがリーディングできます。


2、出来事の主体は“女性”

双方の主張が異なる場合、いったいどちらが“意志”や“動機”をもっていたのかということが重要になります。

宝瓶宮占星学の「新ホラリー占星学」は、宇宙この世界をつらぬく「数理法則」によってホロスコープを解釈し、リーディングを導き出しています。

そこからいえるのは、“事件”の場合、その意志は「ASC(Ascendant アセンダント=上昇点)」が象わし、深層の動機は「IC(Imum Coeli イムン・コエリ=天底:北中点)」が象わすことになります。

「ASC(上昇点)」は水瓶宮6度で、「ケレス」が合(コンジャンクション=0度)です。

そして、「月&ドラゴン・ヘッド」がスムーズに影響をもたらす上三分(アッパー・トライン=120度)をとっています。

「月」は上述しましたように、ここでは“女性”を象わすことになります。

つまり、当該“事件”(出来事)の意志や主導権は“女性”がにぎっていたことがわかります。

しかし、ASC(上昇点)には「ケレス」が合(0度)をとっていますので、その事実は“隠され”て明らかになりにくいことが示されている「ホロスコープ」になっています。


3、動機は“双方”

事件(出来事)の“動機”を象わす「IC(北中点)」は、牡牛宮25度です。

IC(北中点)には、“若い女性”を象わす「金星」が合(0度)です。

「金星」には、“両極端”で“強い情動”を象わす「冥王星」が上三分(120度)です。

また「IC(北中点)」には、「ケレス」が上三分(120度)です。

この意味は、事件の“動機”が見えにくい(明らかになりにくい)ことを象わすと同時に、“若い女性”が動機をもつことを意味します。

また、「IC(北中点)」が「牡牛宮」で山口氏が「牡牛宮生まれ」(太陽)であることから、動機は山口氏自身に向けられたものであることを示しています。

と同時に、山口氏自身の“スケベ根性”がゼロではなかったことを象わすものとなっています。

この点では、意に反して起きた出来事“事件”ながら、双方に隠された“動機”があったことがリーディングできるものになっています。


4、事件の被害者は“両方”

“事件”の疑惑は、さらに深まります。

「新ホラリー占星学」では、“被害者”は「DES(Descendant ディセンダント=下降点)」から読みとります。

DES(下降点)は「獅子宮」です。

獅子宮の共鳴星「太陽」は、“記者”などを象わす「水星」を合(0度)としており、両星は「DES(下降点)」に上三分(120度)をとっています。

この点では、“被害者”は元TBS記者の山口氏で、上述のリーディングをふくめて、まんまと“ハメ”られたことが読みとれます。

しかし、ことはそう単純ではありません。

DES(下降点)には「木星」が合(0度)で、木星にはこの出来事の“意志”を象わす「ASC(上昇点)」の共鳴星「天王星」までもが上三分(120度)をとっているからです。

つまり、木星をワン・クッションおくものの伊藤氏もまた間接的ながら“被害者”となっています。

この意味は、“自分であって自分ではないが、やはり自分である”といった「YOD(60・150・150)」が3つもある「ホラリー・ホロスコープ」であることから、当該“事件”(準強姦疑惑)は、否応なく仕組まれたものであることがリーディングできます。

つまり、山口氏はもちろん、伊藤氏ご自身も、そうせざるをえない“事情”が隠されていて、いずれも“被害者”になってしまったということです。


5、事実と異なる“欺瞞”

なぜ、そのようなことに至ったのかというと、当該ホロスコープには“犯行”(出来事)の意志を象わす「ASC(上昇点)」にも、また“犯行”(出来事)の動機を象わ「IC(北中点)」にも、「ケレス」が強く働いています。

そのため、当該“事件”(準強姦疑惑)には、隠されてオモテには出てこない“経緯”があって、「月」や「火星」がYOD(60・150・150)の頂点であることから、そのように行動せざるをえない“仕組まれた”ものになっている“裏事情”があると解釈できるためです。

つまり、“真相”は隠されて闇に包まれており、それが山口氏も伊藤氏も“被害者”になっている理由です。

一つだけ“推測”を交えつつヒントを書いておきますと、結果的には“失敗”したものの、「ハニートラップ」に似た“某国のスパイ活動”が巧妙にかかわっていなければこのような事態にはなりません。


そういうことがありまして、“現実錯誤”を象わす「海王星」も、またYOD(60・150・150)の頂点となって、否応なく“事実誤認”や“欺瞞”によって「真相」が明らかにされない「ホロスコープ」になっています。

なぜなら、“誤魔化すことのできない現実”を象わす土星が、「海王星」と、“スタンス”が異なる「矩(スクエア=90度)」をとっていることから、明らかに事実と異なる“状況”を象わしているためです。

ということで、まさに“スパイ活動”のようにオモテに出にくく、“真相”が容易には明らかにならない出来事(準強姦疑惑)になっていました。










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