2021年のライン・ホロ
2020.11.07
毎年恒例の「2021年のライン・ホロスコープ」をご紹介します。
本品は、拡大してもキレイなベクター型式のPDFで、後日、いつもの宝瓶宮占星学サイトの「レクチャールーム」にアップする予定です。
ただ「レクチャールーム」は、『入門講座』を任意でフォローするページ(現在100記事ほど)なので、「入室」には『入門講座』のご購入後に送られてくる「IDとパスワード」が必要です。
それはともかく、「2021年のライン・ホロスコープ」と、重要な「ソーシャル・プラネット」の2021年の動きは次のとおりです。

※ 上の画像は、JPEGイメージです。拡大してキレイに見ることはできません。
【冥王星】
冥王星は、山羊宮24度から27度直前の26度をトランシットします。
この特徴は、あと3年で終わる「組織変革のディレクション」に続く重大な「精神意識の変革のディレクション」の影響圏に来年1月末以降、ついに入ることです。
「精神意識の変革のディレクション」については、後日、詳細をアップする予定です。
これは今回の「アメリカ大統領選挙」の結果によって、“ディレクション”は変わりませんが、現実的な出来事やその方向内容は大きく変わります。
たとえば、民主党のバイデン候補が勝利した場合、人類が最悪は、“第2次世界大戦”に匹敵する精神的な苦痛を、正式に「精神意識の変革のディレクション」がはじまる、2024年前後以降から体験せざるをえなくなります。
【海王星】
海王星は、魚宮の終盤、魚宮18度~魚宮23度をトランシットしていきます。
現在の「海王星」は、“双魚宮時代のリバイバル”となるディレクションをもたらしています。
新規アイドルブームはその一つですが、共産主義の復活となる共産党一党独裁の「中国」や、善悪闘争といった様相を招来して、自由な「宝瓶宮時代」を迎えるための“反面教師”のディレクションになっています。
今回のアメリカ選挙も同様で、中共とつるんだ旧態依然の民主党幹部と、キリスト教を基盤に正義のアメリカを目指すトランプ共和党との、人類の明暗をわける戦いともなっています。
【天王星】
「天王星」は、牡牛宮6度~牡牛宮14度をトランシットします。
日本にとっては、「令和」のはじまりでもあり、「日本」や「アメリカ」にとっては、新たな“現体制”を模索していく時代のスタートや出直しを意味します。
【土星】
「土星」は、水瓶宮2度~水瓶宮13度をトランシットします。
上述の「天王星」とも関係し、来年2021年は8月下旬~10月中旬を除く約10か月間、「土星」と「天王星」が矩(スクエア=90度)をとり続けます。
日本にとっては、「国体」と「現体制」のギャップといった“戦後体制の矛盾”を抱えてきましたが、それが際立つと同時に、クールにその現実を見つめて新たな「日本」を模索していく動きにつながっていきます。
【木星】
「木星」は今年2020年12月17日に水瓶宮に入宮します。
その2日後の19日には土星も相次いで水瓶宮入りをします。
来年2021年は、水瓶宮3度にはじまり、5月中頃に魚宮に入宮して3度まで進むと逆行に転じ、9月には再び水甕宮を年末12月29日までトランシットします。
《まとめ》
1、
結局、日本の“民族性”を象わす「魚宮」は、その共鳴星「海王星」がトランシットして、“日本人精神”(日本的霊性)を高めている昨今です。
2、
一方、日本の“国体”を象わす「水瓶宮」は、「土星」と「木星」といった正反対の象意をもった星がトランシットして、一例ですが“慎重”と“気まま”また“ネガティブ”と“ポジティブ”といった両面性をもたらしていくことになります。
個人においては、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によって、その両方を受けるのか、それともどちらか一方をより強く受けるのか、影響力がは異なることもあります。
3、
さらには、日本の“現体制”を象わす「牡牛宮」は、“個性”や“自由”また“改革”などを象わす「天王星」がトランシットして、日本の独自性をもたらすことになりますが、天王星は上述の「水瓶宮」の共鳴星でもあるために、日本の“国体”にもかかわっています。
4、
来年2021年1月は、水瓶宮の「木星&土星」また「水星」や「金星」を交えた合(コンジャンクション=0度)が適時、形成され、同時に牡牛宮の「火星&天王星」の合(0度)との、矩(90度)が続く期間になります。
これは、大統領選後の「大統領就任」にいたる混乱とゴタゴタを象わしているといえます。
そうでなくても、“改革と守旧”が入り乱れる混乱期です。
その直後、1月末には「冥王星」が「精神意識の変革のディレクション」の影響圏に入っていきます。
このディレクションを正しく乗り切るための「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)の意義と価値が、知る人ぞ知るかたちで漸次、クローズアップされていく時代に進んでいきます。
そういった“波乱”の1月から幕が開ける2021年は、“混迷”の一方で、上述の日本を象徴する「魚宮」(民族性)、「水瓶宮」(国体)、「牡牛宮」(現体制)の3つのサイン(宮)に、それぞれ「ソーシャル・プラネット」がトランシットしていきます。
それゆえ、意識の高いかたほど“本物”の精神意識(霊性、霊識)や世界(日本)のあり方を求められていく1年になっていくでしょう。
大筋の傾向はそうで、個人においては、生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)によって、受ける「星のディレクション」(運勢変化)もその影響力(強さ)も、千差万別に異なっていきます。
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