岸田新総裁を読む
2021.10.07
 
今般、めでたく自民党新総裁に選ばれ、第100代首相に首班指名が予定される岸田文雄氏のソーラーチャートをリーディングしてみました。

出生時間が不明なので、出生時の「太陽」をASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の位置におくイコール・ハウスシステムまたハウスホイールでの「ソーラーチャート」です。





先日、「2001総裁選どうなる?」の記事では、岸田氏について次のように書きました。

9月14日の記事です

“個人的主観ながら、どこかおっとりした感のある岸田氏でしたが、
ソーラーチャートによる内面性は、ソフトな面は象われているものの、
案外と「信念」があり「保守」と「改革」の両面をはじめ、
「パワフル」な側面をお持ちでした”


そうなんです。

今回、上掲の「ソーラーチャート」を正式に作成しながら、次のように思いました。

出生時間や状況によりますが、
「時と場合によっては、案外とものすごい“突破力”の首相を選んだのかもしれない…」

あくまでも、「時と場合によって」です。


というのも、たしかに今ひとつ優柔不断で“おとなしい”側面や、慎重に過ぎで“控えめ”といった側面をもつためです。

これまでの岸田氏は、リベラルで公家集団と揶揄される「宏池会」(通称:岸田派)の会長を務め、周囲の長老や先輩たちに気をつかって、あまり自己主張をしませんでした。

それは、上掲のソーラーチャートにも象われています。

出生時の「太陽」が「土星」を下三分(ロウアー・トライン=120度)とするために、上下関係や権威といった秩序を重んじ、慎重な内面性をもつためです。

さらには、「ケレス」が「海王星」に上三分(アッパー・トライン=120度)をとっているために、安易に“夢や願望”を抱くことなく、地に足をつけた“現実的”なご判断をしてきたからです。

ただ、それは、これまでの一派閥の領袖にすぎなかった岸田氏の言動であり、イメージです。


上掲のソーラーチャートには、まったく逆の特徴がみられます。


一つは、出生時の「太陽」に「天王星」が合(コンジャンクション=0度)をとっていることです。

一言でいえば、控えめどころか、“改革派”だったのです。

人々が思いもしない大胆な政策や言動を、ときに垣間みせるようになるでしょう。

なにせ、政権与党「自由民主党」のTOPに立ったのですから。

これまでとは異なります。


さらには、「月」「火星」「冥王星」を含めた、五重合(クインティプル・コンジャンクション=0度)をお持ちです。

このアスペクト・パターンは強力です。

一見、物静かでおとなしく見えたとしても、強烈な“突破力”を秘めています。

それは、困難なときほど、上述の「太陽&天王星」の合(0度)とともに、パワーがあふれてきて、危地を乗り越えて新たな局面を拓いていくことになります。

岸田氏が“ハイレベル”であるほどですが、平和時の現状維持と、緊急時への対応力をもつことになります。


見かけや過去の印象だけで、人は判断することはできない“見本”のようなソーラーチャートです。

上述のような心理面や内面性を、岸田新総裁は持っていることを象わしています。

有名な18世紀初頭「忠臣蔵」(赤穂四十七士)でいえば、TOPの「大石内蔵助」のようです。

討ち入りの思惑を隠すために、わざと“暗愚”をよそおい、「昼行灯」(ひるあんどん)と呼ばれたような感じにさえ思えます。










コメント一覧
コメント投稿

名前

URL

メッセージ

- CafeNote -