随感4:ホロスコープ究極論
2021.12.25
 
◆ホロスコープ随感 その4「ホロスコープ究極論」
― 西洋の「神観」による“信仰” ―


「ホロスコープ・リーディングの根幹問題」



少々、堅くるしいのですが、「ホロスコープ究極論」をお届けいたします。

「アストロロジー」また“占星術”には根本命題があります。

「空の星から、なぜ地上のことがわかるのか」といことです。

つきつめると、それは「ホロスコープとは何か?」ということになります。


宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)の新しいアストロロジー「宝瓶星学」(ほうへい ほしがく)からみた「究極的ホロスコープ論」です。

一方、ホロスコープ・リーディングのノウハウは、宝瓶宮時代の新しい「基礎理論」をベースにした「奥義講座」でお届けしています。



≪ホロスコープとは何か?≫

「ホロスコープ」とは何でしょうか。

一緒にお考えください。

技術的なハウツーはさておき、「宇宙」(太陽系)と「地上」をつなぐ星図(アストロ・チャート)です。

当然ですね。

宇宙太陽系の「星」(アストロ)の動きや配置から、地上の「人間」や「人類社会」の動きを読みとる「図」(チャート)、また「学」(ロジー)ですから。

そのリーディングが、どこまで可能かはともかくツールの星図です。

ここには重要な示唆(しさ)があります。

地上(地球)もまた「太陽系惑星」の一つだからです。

同様に「人間」や「人類社会」も、宇宙に発祥した稀有(けう)な存在だということです。



≪宇宙波動エネルギー≫

これがわかれば、「ホロスコープとは何か」の大局がみえてきます。

かつての双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)の「対立二元論」で、「宇宙」(太陽系)と「地上」(人間)を対立する別個の存在と分けてとらえると、本質がみえなくなります。

新しい「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)の「共鳴関係論」でとらえると、“真実”がみえてくるのです。

「星」と「人間」(人類社会)は、見えない世界において、ワンクッションおきつつ共鳴する“関係性”にあるためです。

つまり、物理的には別個体ですが、すべては宇宙の一員だという点で、“波動エネルギー”の共通項をもます。

そのため、直接か間接かをとわず“共鳴関係”にあります。

現代科学では、「量子力学」の考えが近いといえます。

結局、「奥義講座」実際編J「占星要素の共鳴関係論」で述べているとおり、“宇宙波動エネルギー”が関係しているのです。



≪宇宙をつらぬく基本法則≫

お気づきでしょうか?

厳密には“誤訳”といえる「占星学」をふくめてもいいのですが“占星術”と日本語訳される「アストロロジー」(Astrology:天体学、星の科学)で用いられる「ホロスコープ」に、秘密が隠されています。

結局、「大宇宙と人間」(宇宙この世界)がみえれば、ホロスコープの謎もとけてくるのです。

宝瓶宮時代の新しい宇宙観=「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)をご受講されている皆さまは、すでにお気づきかもしれません。

宇宙この世界は、「基本三数」(ホロスコープでは「数理法則」)によってつらぬかれています。

そのため、宇宙太陽系の星の配置を忠実に写しとった「ホロスコープ」も、「基本三数」3(4)数ならびに「数理法則」12数によって構成されています。

そのような“マスター・キー”の「基礎理論」によって、「ホロスコープ」のすべての“秘密の扉”が開かれます。

「基本三数」と「数理法則」の関係は、“基礎”と“展開”という点で同じです。

この法則によって「宇宙」はもちろん「地球」も、地上の「人間」や「人類社会」も、また「ホロスコープ」もつらぬかれているという点が、根本的に重要なのです。



≪双魚宮時代の神観≫

さて、お話は大詰めに入ります。

双魚宮時代(およそBC191~1989)を築いた西洋文明は、「神が宇宙や人間=創造物を創った」と教えらきました。

代表的にはキリスト教なのですが、『聖書』(旧約聖書)にそう書いているからです。

一方、東洋の仏教や大自然を崇拝する神道の日本においては、「神」(The GOD=創造神)という概念はありません。

「神」(創造神)は、馴染みがうすいのです。

ですが欧米では主流です。

現在は「信教の自由」なので、どちらでもいいでしょう。

ただ、双魚宮時代の「神観」は、“唯一にして絶対なる創造神”(超越神)ゆえ、人間(人類)は近づくことさえできず、崇めることしかできないとされています。

双魚宮時代の歴史パラダイムは「対立二元論」なので、神は“絶対善”であり、人間は“罪人”(つみびと)と別存在とされたのです。

宇宙を創られた「神」は、“雲の上の存在”として分離対立してとらえられてきました。



≪宝瓶宮時代の“神観”≫

上述の西洋社会の「神観」や「宗教観」のため、双魚宮時代に奈辺で発達した「ホロスコープ」の解釈も、結論的に次のようになりました。

「ホロスコープは、唯一にして絶対かつ万能の神を冒涜するもの」ととらえられたのが第1点。

第2点は、逆に、無意識のうちに「信教の自由によって、ホロスコープそのものを神秘的な立場において“信仰”する」という立場です。

しかし、そのような「対立二元論」の双魚宮時代は、もはや終わったのです。

「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする新しい「宝瓶宮時代」がはじまり、実際的なスタートや定着に向けて、漸次、進展しつつあります。

そのため、「ホロスコープ」を無意識ながら“神”や“信仰”の対象とした占星術はいかがでしょう?

宝瓶宮時代の新しい「共鳴関係論」による自由、対等かつ友愛精神(和、絆、民度)による、次元上昇した「ホロスコープ解釈」の時代がはじまっています。

宝瓶宮時代の“神観”というと、信仰や宗教の時代ではないので語弊(ごへい)が生じますが、「宇宙この世界」はどのように創成されたのか、“宇宙根源”かつ“宇宙集合体”をみれば、すべてのナゾが解けてくるのです。

宇宙太陽系の星を写しとった「ホロスコープ」の根幹もみえてきます。

上述の宇宙この世界の「根本法則」が、「ホロスコープ理論」と重なっているためにそういえます。










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