随感11 ホロスコープ時計論
2022.02.08
 
ホロスコープ随感 その11 ホロスコープ時計論
― 愉しいリーディングのお話 ―


◆「簡単なお話がホロスコープは“宇宙時計”です」



占星術また占星学に興味をお持ちのかた、必見のお話です。

いずれも「ホロスコープ」を読めなければ、ご興味があっても楽しみが半減します。

というと、次のような声が聞こえてきそうです。

「興味はあるけど、ホロスコープって難しいいんでしょ。実際、どう読めばいいか分からないし…」

大丈夫、時計は読めるでしょ。

何時何分とか、それと同じです。



≪視認性は重要≫

面白いお話をします。

ホロスコープって実は「宇宙時計」なんです。

昨今は主流となった時刻が数字で直接に表示されるデジタル時計ですが、昔ながらに長短の針で読むアナログ時計も人気です。

時間の進み具合が、視覚的にここからここまで何時間や何分と直感的に把握できることもその一つです。

これって重要なんです。

同様に広い画面のデスクトップパソコンが、最近は人気なんだとか。

スマホは便利なのですが、画面サイズが小さいですよね。

それって一度に視認できる情報量が少ないということです。

なので「思考視野」に制限がかかりやすいこともあって、やっぱり広い画面のデスクトップが見直されているんだとか。



≪星は時計の針と同じ≫

ホロスコープも類似です。

一部だけを見ても、正しいリーディングまた“星読み”(占断)はできません。

アナログ時計も同じです。

秒針だけを見て「今、何秒」と分かっても、何時何分なのか分からなければ意味がありません。

ホロスコープの「星」は、時計のそれぞれの針と同じようなものというのが、ここでいう「ホロスコープ時計論」です。

実際の時計は「時分秒」と3つの針しかありませんが、ホロスコープには「太陽~冥王星」まで10個以上の「星」があります。

そのような違いなどから、少々複雑なのは事実です。

ですが、それぞれの針の位置によって「何時、何分、何秒」と分かるように、星の位置や関係性によって「今はこういう時代」だとか「だから今の状況なのね」とか「そういう運勢なのね」ということがわかります。



≪ホロスコープを読む≫

逆も読めます。

「ホロスコープ」(出生天球図)をみれば、その人が何年、何月、何日、何時頃に生まれたのかが分かります。

動きの早さが異なる星の位置関係から分かるのです。

時計の針と同じ役割をもっています。

違うのは、指し示す内容と、位置の関係性による象意があることです。

実は、そこにホロスコープ・リーディングのコツや秘密があります。

宝瓶宮時代の新しい「基礎理論」から、それが分かるのです。

やみくもに象意解釈による“星読み”をしても、かえって混乱するだけです。

ですが、だれでも時計を読めるように、ホロスコープとベースの「基礎理論」を知って、当てはめながらリーディングすればアバウトながらでも分かりますよ。



≪宇宙時計と天気予報≫

書いている意味は難しくはないですよね。

ホロスコープという時計や針が何を意味するのか、象意やリーディングのベースとなる「基礎理論」(ホロスコープ理論)があるということです。

現代占星術にはありませんが、宝瓶宮時代の新しいアストロロジー(通称:宝瓶宮占星学)には、「基礎理論」があるのです。

時計でいう何時、何分、何秒ということが、「基礎理論」(ホロスコープ理論)によって、たちどころに見えてきます。

なぜなら、ホロスコープの「マスター・キー」ともなっているので、開かない部屋(象意)はありません。

12サイン(宮)、12ハウス(室)、アスペクト、メイン・プラネット(十大惑星)等々、基本的な象意が全部みえてきます。

ただし、ご自分では読めても、ちゃんと相手に伝える難しさが、人によってはあるでしょう。

ホロスコープは、歴史や人生を読む「宇宙時計」です。それぞれの星の位置から、今または将来の「時代状況」や個々人の「運勢の状況」が、天気予報のようにみえてきます。


≪マスターキーとカーナビ≫

ご自分で読んでご納得するのは、基礎理論を知ればむずかしくはありません。

他人にご理解いただけるように、正しく伝えられるかという場合に、語彙力(ボキャブラリー)や表現力またカウンセリング能力などが必要になってきます。

それが課題なだけなので、基本のリーディングはできるのです。

また「基礎理論」(ホロスコープ理論)は、“マスター・キー”と同時に“カーナビ”でもあります。

目的地までの最短の道筋や、進むべき道路の状況や天候などを、星は時事刻々と動いて示唆しているからです。

それも「基礎理論」からリーディングが可能です。

さらには、隠された内面の心理状態や、相性また相性の変化までも、星の動きからリーディングすることが、案外と簡単にできます。

他人に伝える場合の言葉選びに若干の練度が必要ですが、ご自分で愉しむぶんには充分です。

要するに趣味もしくはアマチュアとしてホロスコープを読むぶんには、ホロスコープは「時計」と同じなので、基本三数(数理法則)による「基礎理論」を知ってしまえば、むずかしくはないのです。

また、「基礎理論」をもとにより多くのホロスコープをみて、ご自身の心と頭で、実際的な象意を考えていけば、応用解釈ができるようになります。

さまざまな人間関係で活用できるのです。









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