橋下「炎上商法」を読む
2022.04.06
 
橋下「炎上商法」を読む
― 変節ではなく彼の性分と作戦 ―



◆「ナナメった発言で注目を集めるのが狙い?」



またぞろ橋下発言が話題になりました。

「ウクライナはロシアに降伏せよ!」といった1か月ほど前の発言です。

これは彼の「炎上商法」(作戦)ともいえそうです。

周囲が騒ぐほど話題になり、マスメディアへの露出や登場頻度が増えるという狙いが、どこか透けてみえるからです。



≪茶髪の風雲児≫

彼がマスメディアに登場したのは、以前は知りませんが、「行列のできる法律相談所」に弁護士としてのレギュラー出演でした。

当時、真面目でお堅いイメージのある弁護士らしからぬ“茶髪の風雲児”と呼ばれていたのを覚えています。

その発言は、意外性のある果敢なもので、一定の人気があり、評価を得ていました。

その後、「大阪都構想」とともに大阪維新の会を立ち上げ、知事選に打って出ると、見事、当選を果たしたのはご存じのとおりです。

結局、2020年11月1日に「大阪都構想」の是非を問う住民投票が行なわれ、僅差で敗れると、当時の役職大阪市長をあっさりと辞めて政界を引退しました。

投票数に対してわずか1.26%差、17,167票での敗北でした。



≪非常識な発言を狙ってる≫

その後、大阪維新の会の法律顧問に収まっていました。

この頃は国政選挙以外、大きな話題にはならなかったと記憶しています。

その法律顧問も、先月3月(平成3年度)をもって契約終了しました。

彼のことです。

人並の発言をしても話題にはのぼらず、マスコミへの露出は望めません。

なので「それおかしいよ」「ちょっと違うんじゃない」というナナメった発言を半分ホンネで、半分意図的にしているようです。

“茶髪の風雲児”と呼ばれて弁護士らしからぬ言動をしていた彼です。

頭はいいので、それぐらいは考えるでしょう。

もっとも、考えなくてもふつうにできるタイプです。

なぜなら、彼のホロスコープ(出生天球図)からそれがリーディングできるからです。



≪橋下氏のソーラーチャート≫

下図は、彼のホロスコープ(出生天球図)です。




出生時間が分かりませんので、出生時の「太陽」をASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置におく「ソーラーチャート」で作成しています。

サイン(宮)とハウスを、ともに30度ずつにしたイコール・ハウスシステム「ハウス・ホイール」でのソーラーチャートです。



≪「天王星」と神秘長方形≫

彼のホロスコープ(出生天球図)をみると、蟹宮6度の「太陽」に対して「天王星」が下方矩(ロウアー・スクエア=90度)です。

直前に「冥王星&ドラゴンテール&木星」の三重合(コンジャクション=0・0・0度)をもちます。

これと、衝(オポジション=180度)の「ドラゴンヘッド」、また「金星」と「海王星」の衝=180度を交えた6つの星で、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60)を形成しています。

これらによって彼が、“奇抜”な内面性をもつことがリーディングできます。

世間一般の考え方や、ものの見方からからは、少々外れた言動をしやすいことが分かるのです。

さらには、ほかの要素からも、無意識か意図的かはともかく、彼の生まれもつ“性分”からみても、奇をてらった考えや言動をされることが透けてみえます。



≪彼の“性分”としてもあらわれる≫

さらにリーディングを続けます。

上述の三重合=0・0・0度の終盤にある乙女宮28度の「木星」は、「天王星」と合(コンジャクション=0度)です。

これらに対して、射手宮22度の「月」が「冥王星&ドラゴンテール&木星」また「天王星」を上方矩(アッパースクエア=90度)としているのです。

これらのことから、蟹宮生まれ(太陽)の彼にとって、その“性分”が世間一般の常識やふつうの考え方からは、外れやすいものとなっていて、情動としてオモテに現われやすいことがリーディングできます。

要は、意図するしないは別にして、“深層の内面性”や“性分”が、世間やマスコミの注目を集めるような奇をてらったものになりやすいタイプなのです。

結局、それによってマスコミ露出度アップを狙う「炎上商法」になっています。

世間が「非常識だ!」「橋下さんやめて!」と騒ぐほど彼の思うツボで、その術中にはまっていることになるといえそうです。









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