陸自ヘリ墜落の原因を読む
2023.04.09
[新ホラリー占星学] ― 防衛省は「事故」と発表 ―


IC=北中点を頂点にしたYOD(ヨッド)がリーディング・ポイント



沖縄との間の海峡を中国軍艦が通過する宮古島で、幹部ら10人が乗った陸自ヘリが4月6日午後4時頃にレーダーから消え、墜落が確認されました。

現在も原因究明中ながら防衛省は墜落から5時間後「事故」と公表しました。

あたかも中国海軍空母「山東」などが近隣の公海上を航行するなか、あらぬ憶測を生まないためだと思われます。

それを知ってか知らずか、撃墜説や時限爆弾説、はたまたステルス・ドローン説などの推測が飛び出しており、急ぎホロスコープからホラリー・リーディングを試みてみました。





≪事故発生時のホロスコープ≫

下図は陸自ヘリ、通称「ブラックホーク」ことUH60が消息を絶った15時55分の現場、宮古島をイベント・ポイント(占星地)としたホロスコープです。



太陽と月のみ許容度数(オーブ)は10度、ほかは6度を標準とし、YOD(ヨッド=150/150/60度)を形成する転(クインカンクス、インコンジャクション=150度)は3度にしています。

ちなみに、「転」という日本語は、その象意内容から当サイトで名付けたものです。


【One Point】 「基本三数」理論に基づいて作成しています。

ハウスシステムは理論に最も近いレジオモンタナス(未修整)を用いており、アスペクトの種類や用いているプラネットも理論に即したハンドメイドです。




≪DES=下降点は“被害者”を象わす≫

まず、最初の解明のポイントは「事件」か「事故」か分かりませんので、その特定から入ることになります。

ポイントはASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)とその共鳴星です。

ASC=上昇点は「乙女宮6度」、共鳴星は「水星」で「牡牛宮4度」+「第9ハウス(室)」に位置し、アスペクトは解説しながら述べます。



被害者側を象わすのは、DES(Desendant:ディセンダント=下降点)です。

DES=下降点は、日本の“民族性”が象徴される「魚宮」で、共鳴星「海王星」もまた「魚宮」に位置し、しかも同じ「第7ハウス(室)」なので齟齬はみられません。

DES=下降点は、「火星」を下三分(ロウアートライン=120度)として、スムーズな象意の関係性を結んでおり“アクション”などをはじめ、ホラリーでは“武器”や“軍事関係”を象わすために、被害者は「自衛隊」で間違いはありません。


【One Point】 ちなみに、中国の“民族性”は「蠍宮」(共鳴星:冥王星)で“国体”は「獅子宮」(共鳴星:太陽)で象徴されます。

上掲のホラリー・ホロスコープでは、残念ながら? 直接的な関与は見られません。




≪世論の“暴騰”を防ぐ≫

多くの方は「事故」ではなく、「他国からの攻撃による墜落事件ではないか?」と疑念を持たれたことでしょう。

なぜなら、有事が生起した場合、南九州を管轄とする警備区域を超えて、沖縄方面にも緊急展開する「第8師団」に1週間ほど前に着任したばかりの師団長ら方面幹部らが多数同行していたためタイミングがよすぎるからです。

もし、当ホラリー・リーディングの結果を、“撃墜事件”と結論付ければ納得してもらいやすいかもしれません。

ですが、国際的な駆け引きが伴なう軍事情勢は、最も慎重な配慮が必要で、そんな単純な動きはありえません。

なぜなら、国家の存亡を決する紛争や戦争に結びつくためです。

相手国の国家の権力者の立場はもちろん、我が国においても日本国民を守ることが難しくなってしまいます。


【One Point】 軽々に判断できる問題ではありません。

防衛省が早々に「事故」と発表したのは、深い理由があって、憶測が憶測を呼んで世論が“暴騰”することを防ぐことが第一だからでしょう。




≪IC=北中点を頂点としたYOD≫

上掲のホラリー・ホロスコープをリーディングした結果は、90%以上の確率で“精神面が絡んだ事故”であることを示しています。

リーディングのポイントは、「IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点:天底)」 を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60度)です。

当該YOD=150/150/60度の底辺は「水星」と「火星」になっています。

「水星」は、今回の“イベント”の主体者側を象わすASC=上昇点の共鳴星です。

もう一方の「火星」は、被害者側を象わすDES=下降点にスムーズにかかわる下三分=120度をとっています。

その両星が「IC=北中点」を頂点としたYOD=150/150/60度を形成している意味は、当該イベントの主体者側と被害者側が同一であって、避けがたい「事故」であったことを象わしています。


【One Point】 宝瓶宮時代のアストロロジーによる「新ホラリー占星学」は、宇宙の根幹法則「基本三数」を適用し内情を含めた解明を行なえます。

イベントが生じた時間や空間(場所)また人間への「運命波動」をリーディングいたします。




≪残り10%の「陰謀論」の場合≫

最後に、10%に満たないレベルですが、第三者による撃墜の可能性に触れておきます。

日本の象意は読みとれても、中国の象意はほぼありませんでした。

しかし、アメリカの象意は案外と見事に読みとれました。

アメリカは“民族性”を「射手宮」(共鳴星:木星)とし、“国体”は日本と同じ「水瓶宮」(共鳴星:天王星)で、“現体制”は蟹宮(共鳴星:月)で象徴されています。

ASC=上昇点の共鳴星「水星」は、アメリカの“民族性”「射手宮」に共鳴する「第9ハウス(室)」に位置します。

当該イベントが起きた“深層”を象わすIC=北中点は「射手宮」自身になっています。

被害者側を象わすDES=下降点に下三分=120度の“武器”などを象わす「火星」は、アメリカの“現体制”を象徴する「蟹宮」に位置しているためです。


【One Point】 結論的に、90%は“逆噴射”で知られる「羽田沖日航機墜落事故」のような“メンタリティー”が絡んだ「事故」です。

残り10%は、日中のトラブルを誘引し、共倒れ狙いか、出張る口実をうかがった「陰謀論」的な見方も可能というものです。









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