「宝瓶宮精神革命」スタート
2023.05.21
[新時代] ― イギリス革命、フランス革命、日本革命 ―


深層の精神意識の変革へファースト・アタック



宝瓶宮時代は、双魚宮時代の常識が通用しなくなっていく社会です。

流行りの言葉を用いれば想像の「ナナメ上」をいく社会だからです。

約2,000年ほど前、同じようなことが起こりました。

白羊宮時代(はくようきゅう じだい)から双魚宮時代へパラダイム・シフトが起きたからです。

双魚宮時代は宗教規範による「対立二元論」の時代だったので、仏陀に続くイエス・キリストは「悔い改めよ、天国は近づいた」と、当時としてはワケの分からないトンデモ宣布をしたようです。



≪奇人変人の「天王星」≫

そのような宗教規範も約2,000年の歴史を経て、自由民主主義の時代を迎え、次のステップとなる「友愛精神」(和、絆、民度)による宝瓶宮時代が始まりました。

すぐに古くなりますが現代天体学からアストロロジカルなお話をしてみます。

双魚宮時代の共鳴星(占星術では“支配星”)「海王星」も、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」も、ガスが凍った「天王星型惑星」に区分され、パッと見見分けがつきにくい兄妹星です。

ちなみに、木星と土星はガス惑星で「木星型惑星」に区分されています。

ホロスコープで用いる星たちの中で「天王星」のみが決定的に異なっているのは、過去を覆す“改革”などといった象意を実態的に象徴する「横倒し」の自転軸です。

そのため「天王星」を共鳴星とする宝瓶宮時代は、これまでの人類歴史の常識が通用しない社会へと変化してまいります。


【One Point】 “風の時代”といった双児宮時代や天秤宮時代にも当てはまるあいまいな言葉ではなく、正しく「宝瓶宮時代」とご認識を持たれることが重要です。

お好きにされていいのですが、宝瓶宮時代や天王星の象意を「基本三数」から知ることで、今後の時代の変化に対応しやすくなります。



≪宝瓶宮精神革命の時代≫

詳しくは皆さまご自身でもご研究されていただくとして、天王星を共鳴星とする宝瓶宮時代は、そのため想定外の事象が起こります。

かつての17世紀に起きた「イギリス革命」(ピューリタン革命、名誉革命)や、18世紀末の「フランス革命」など市民革命は、宝瓶宮時代を迎えた今日、精神意識革命へと次元拡張(上昇)して世界にかかわる総仕上げをしていくことになります。

名付けて「宝瓶宮精神革命」です。

別名、見えざる「日本革命」ともなります。

もともと宝瓶宮時代に通じる日本人の民度、また日本精神を世界に広げて新時代の礎としていくものです。

相応の紆余曲折はもちろん起こりますし、相応に時間を費やすことになりますが、ロングスパンで見た歴史プログラムはそのように定められています。


【One Point】 「基本三数」による歴史プロセスから申し上げますと、「イギリス革命」は「1数」の“方向性”にかかわり、「フランス革命」は「2数」の“実体性”にかかわり、両者は宝瓶宮時代に向かう制度上の社会改革です。

今後の「宝瓶宮精神(意識)革命」は「3数」の“関係性”にかかわり日本をメインに世界的に展開されることになります。



マリー・アントワネット:Marie Antoinette



≪イギリス革命とフランス革命≫

宇宙波動エネルギーにかかわる「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からご説明いたします。

紀元前2世紀(BC171年頃)に双魚宮時代が正式に始まりました。

ホロスコープの発祥とともに古典アストロロジーが始まった古代ギリシャ文明の末期です。

双魚宮時代の「0度」で、白羊宮の0度(双魚宮30度)に「春分点」が位置した時代です。

「春分点」は、地球の歳差運動に伴なって逆方向に約72年に1度ずつ移動し、双魚宮の5度すなわち「双魚宮時代の25度」あたりから、宝瓶宮時代へ向かう歴史的な動きが出はじめます。

宗教信仰が全盛だった中世から客観的な実験による「物理科学」をひらいたガリレオの生存時1630年頃のことです。

ここから「宝瓶宮時代の影響圏」へと人類歴史は進んでいきました。


【One Point】 この時期に起きたのが、“王の権威は神から与えられたもの”とする「王権神授説」から共和制への移行(ピューリタン革命:1642-1649年)が行なわれ、その後、王政復古をみるものの、今日の「立憲君主制」を確立(名誉革命:1688年)していった一連の「イギリス革命」でした。




≪自由民主主義プレ体制≫

宝瓶宮時代の影響圏入りとともに「イギリス革命」が起こり、そのイギリスからの独立をめざしたアメリカ独立戦争の最中1781年に宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」が発見されます。

イギリスに勝利して独立を果たしたアメリカに後年「自由の女神」を贈ったフランスでは、アメリカに刺激されて「自由、平等、博愛」で有名な「フランス革命」(1789-1795年)が起きています。

事実上の市民革命で、当時の国王ルイ16世と王妃マリー・アントワネットがギロチンの露と消えたことは少女漫画『ベルサイユの赤いバラ』でも描かれ、宝塚歌劇でも上演されて著名です。

これらは一部の王権や宗教的権威から、一般市民へと主権を取り戻していく社会制度の改革で、今日の「自由民主主義社会体制」の礎となっていったのはご存じのとおりでしょう。

このような自由民主主義体制への移行は、宝瓶宮時代の社会への流れであり、新時代を迎えるための下準備です。


【One Point】 自由民主主義体制にも課題があるのは事実です。

なぜなら、単なる社会制度にすぎず、そこに必要な“魂”までは強要できないからです。

賛否はあると存じますが、日本人が古来から有する“民度”といった宝瓶宮時代に通じる精神意識などが備わることによって、有効に機能していく制度です。



≪下方矩=90度の活性化≫

さて、人知れず宇宙波動の変化によって「宝瓶宮時代のビックバン」が起き、1989年に宝瓶宮時代が正式に始まりました。

そのことは、ホロスコープでも、天体現象でも、社会事象においても、間違いないことを当サイトでは確認済みです。

その後、「深層の精神意識の変革」のディレクションの始まりや、今年2023年3月の「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落したことによる「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションの開始などによって、この5月に「宝瓶宮精神革命」がスタートしました。

現在、宝瓶宮時代の共鳴星「天王星」がトランシット(運行、経過)している、水瓶宮の下方矩(ロウアー・スクエア=90度)で、戦後日本の“現体制”を象徴する「牡牛宮」に、5月17日「木星」が入宮しました。

その3日後の20日は、牡牛宮での「太陽&月」の合(コンジャクション=0度):「新月」によって、「深層の精神意識」が次元拡張(上昇)に向けスタートを切っていくことが象わされているためです。

ときあたかも広島において「G7サミット」が開催中で、世界の耳目が日本に集まり意識が注がれている中、“日本革命”とも言える日本をメインとした「宝瓶宮精神革命」が静かにはじまったものです。


【One Point】 意識ある日本人のお一人ひとりがSNSなどを駆使しつつ、世界を視野に良識ある言動を行なわれていくときが本格化したことを意味します。

日本の浮沈のみならず、世界の興亡が日本国民にかかっていると言っても過言ではない時代です。









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