ホロの軸/自分軸と実在軸
2023.06.19
[人類の叡智] ― どう生べき自分なのかを読む ―


デヴィネーションそれとも次元拡張したアストロロジー?



ご参考です。

“占い”ではないホロスコープからみたとき、どう生くべきかという「基本軸」が個人のネイタル・ホロスコープ(出生天球図)にあります。

聞き慣れないと存じますが、「自分軸」と「実在軸」とから成り立っていて、建築中のビルでいえば、鉄骨部分が基本軸で、縦横に組み合わさった鉄骨のように、ホロスコープの中心を成す骨格となっています。

最終的には、内装工事も終えて完成したビルディング、すなわち「ホロスコープ」全体から補足や裏付けのリーディングをしますが、骨格の「自分軸」と「実在軸」は「自分はどのように生きるべき存在なのか、また何をもって成すべき役割を果たしていくのか」などが象わされています。

人は、基本となる軸が定まらないと生きる方向性が定まらずにブレたり迷うことが起こりかねないので重要です。



≪「自分軸」は地平軸≫

ホロスコープにおける「自分軸」とは現実的には左右の水平軸が相当します。

一方、「実在軸」は上下天地の垂直軸です。

垂直軸は後述するとして、「自分軸」は“どのような自分で、何をターゲットや目標にして生きているのか”といった自分自身の生くべき方向性を示してくれます。

日常社会の現実生活を意味しますので、地上面で現わされており、ビルでいえば各フロアのヨコ組の“鉄骨”に当たります。

ホロスコープでは、「出生地」から見た東側の地平線を延長した黄道上の1点「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)と、西側の地平線を延長した黄道上の1点「DES」(Desendant:ディセンダント=下降点)を結ぶラインが象わします。

「基本三数」また「数理法則」から「ASC=上昇点」や「DES=下降点」の本来の意味を知ることでリーディングが可能です。


【One Point】 地上において生きていくうえで日常生活のスタンスとなる現実面です。

生きる方向性といってもかまいません。生きていく“スタート地点”と“目標ターゲット”といった水平方向の“軸”が象わされています。




≪「実在軸」は天地をつなぐ≫

次は「実在軸」です。

“内心でどう感じ、何を想って無意識の霊性意識を伴なっているのか。また社会的にどのように言動し活動をしていくべきなのか”を象わす基本軸です。

家事や仕事などの働き方や、社会的な役割や本分また天命などが、この「実在軸」によって象わされています。

これまた、「基本三数」や「数理法則」によって解釈することで、正しくリーディングすることができます。

ホロスコープでは、自分の足元を地球の裏側にまで垂直に延長して交わる黄道上の1点「IC」(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点) と、自分の頭上を垂直に天空に延長した黄道上の1点「MC」(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)を結ぶ垂直のラインで象徴されます。

ビルで言えば、タテ組みの“鉄骨”に当たり、これによって高さが決まります。

また、家事を含めた仕事などの「対外的な活動」のみならず、外からは見えない地中の土台部分に匹敵する「深層の精神意識」の両分野が象わされています。


【One Point】 ホロスコープの基本軸の2つを「基本三数」から正しく理解すると“軸”が定まります。

また、判断基準が定まり、生き方を迷いにくくなります。ただし、「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)は誰であっても不可避です。






≪人類の叡智の真骨頂≫

何の話か見えてこないという方がいらっしゃいましたら申し訳ありません。

既存の“ホロスコープ占い”こと現代占星術にはない「基本三数」による現実に即した解釈のお話です。

信じられないかもしれませんが、「基本三数」によってホロスコープはすべて際限なく解釈できます。

書いている本人でさえ100%は分かっていると断言できない奥深さがあります。

「基本三数」は、宇宙この世界の根幹法則なので、現実の地上世界にも、本来の正しいホロスコープにも、共通して貫かれており、新基軸の実際的な解釈が可能です。

以前、西洋占星術を学んできて、それはそれで参考になりましたが、初学の頃はともかく、私事ですが、学ぶほど過去の陳腐とも思える主観的な象意解釈に飽き足らなくなりました。

そのため、お話は飛びますが、「基本三数」による新基軸の解釈は現実に根付いてご自分で象意を極めていけますので、実生活に役立てようとされておられる方に至極おすすめできる根幹法則です。

ホロスコープ(アストロロジー)というのは、知る人ぞ知る「人類の叡智」ゆえに、今後の社会と個人の発展に役立つ内容でのご提供を考えています。


【One Point】 現代日本にホロスコープを広めた故ルル・ラブア師は、その著書の中で「人類の叡智」と表現していました。

まさにそのとおりで、占星術でさえそうなので、「基本三数」による本来のアストロロジーによる現実解釈は、究極的な「人類の叡智」といえます。




≪現実空間とホロスコープ≫

お話を戻します。

基本軸の2つは、私たちが住む現実空間では、地上の“水平軸”と天地の“垂直軸”に相当します。

現実空間がそうなので、出生地から見た位置関係をそのまま写しとった本来の「ホロスコープ」(出生天球図)も同様です。

ご注意すべきは、便宜的にプログラミングされたホロスコープは除きます。

ホロスコープは宇宙と同じ「基本三数」から成り立っており、ご本人との共鳴関係を「宇宙波動エネルギー」を介して位置関係そのままに象意としてもたらしているためです。

4つの「基本点」(Angle=アングル)のうち、「ASC=上昇点⇔DES=下降点」によって象わされる「自分軸」と、「IC=北中点⇔MC=南中点」の垂直ラインによって象わされる「実在軸」は、傾くことなく直角90度が本来のホロスコープです。

であってこそ、気づきにくいかもしれませんが、現実とマッチして共鳴波動が働きます。


【One Point】 平たく申し上げますと、直感が働きやすく正しい解釈やリーディングが可能になります。

一方、ナナメったホロスコープの場合、気づきにくいのですが、微妙に解釈のズレが生じていても、感知しにくくなっていきます。




≪「アストロロジー」の真意≫

「占星術」を正しく英訳すると、“Astro Divination”(アストロ・デビネーション:天体占い、星占い)になります。

決して「アストロロジー」(Astrology)ではありません。

なぜなら、「-logy」(~ロジー)は“占い”とは対極のカテゴリーを意味するからです。

客観的な現実分野の学術などが「~ロジー」と呼ばれています。

「ロゴス」や「ロジック」など“論理”や“理法”で、日本で「アストロロジー」といえば“占星術”と誤訳されていますが、歴史的な経緯や海外の事情があって致し方のない側面はあります。

ですが、その根底にあるアストロロジックな理由は、双魚宮時代末期の“事実誤認”や“勘違い”といった現代占星術の象意とオーバーラップしてもたらされていることに気づいている方はいません。

ちなみに、「四大元素説」とともに古代ギリシャ時代に発祥した「古典アストロロジー」は“占い”ではなく、当時は最先端の学問で世界的に活用されていました。

ただし、16世紀に“疑似科学”とされたことで、学術としての立場を失います。

そのとき、「四大元素説」の理論は引き継いだまま古典アストロロジーと現代占星術の中間に位置する占い稼業“擬似アストロロジー”に転化したのが、ケプラー(1571-1630)らによる「古典占星学」です。


【One Point】 現代占星術は、正統な理論なき“ホロスコープ占い”で間違いありません。

どのように思われても、1846年の「海王星」の発見によってはじまった心霊系のアラン・レオによる秘境占星術が前身です。

※アストロロジーとは似て非なる別ものがその本体なのですが、知ってか知らずか、関係者は黙しているために一般の方が気づくことはありません。



【ホロスコープの“NEW HORIZON”】

●かつて、西洋占星術を探求していて“挫折”しました。

大ブームの中で混迷を深めていく占星術に「これはアカン!」と見切りをつけたのです。

“ホロスコープ占い”の現代占星術には数多(あまた)の“事実誤認”が認められていて、稀に指摘するマニアはいても、改善のきざしはなく放置状態でした。

それは現在も続いています。

後日、現実にマッチした納得のできるホロスコープ理論を自分で探究せざるをえなくなりました。

見出したのが「基本三数」です。

宝瓶宮時代の新しいアストロロジー「星学」の開眼で、現在は通称「宝瓶宮占星学」と称しています。

第1章「啓蒙編」、第2章「技術編」と続き、並行して第3章「宇宙波動編」をご紹介しています。



※新リーディング・メニューのご案内

新リーディング・メニュー「基本軸の鑑定(自分軸と実在軸)」のご紹介です。

“本来の自分はどのような「基本軸」をもっていて、どう生べき天運なのか”をホロスコープ(出生天球図)からリーディングするものです。

ご自身に相応しい“生き方”や“ターゲット”、また“深層の精神意識”をはじめとした“プライベート”や“仕事”また“対外的な社会活動”などを水平軸と垂直軸とから、基本となる運勢をお届けいたします。

ハンドメイドのホロスコープ(PDF)付きで、料金は5,000円(税込)です。

ご自身の正しい「ホロスコープ」(出生天球図)を抑えておくためにも役立ちます。

鑑定は、読みやすいように行間を設定したHTMLメールで、1週間前後を目安にお届けいたします。


※「鑑定メニューのご案内」← 宝瓶宮占星学サイト









解説:No.828今週の運勢
2023.06.08
[太古神“艮の金神”]― 「時代のうねり」を乗りこなそう ―


冥王星と海王星が主役のアスペクト・パターンの複合



歴史や時代の転換点は、一般的に“大きな出来事”が起こったときに認識されます。

ですが、一部の人は、見えない変化や予兆や前兆を見抜いて準備をします。

「パレートの法則」ではありませんが、約20%の人が何かしらの予兆を感じ、そのうちさらに80%の人は感じても言動に至らず、結局は全体の約96%の人がスルーしていきます。

でも大丈夫というしかありません。

これまでのリーディング体験から申し上げますと「星のディレクション」によって、心性面も現実社会面も見えない予兆や変化も含めて、おおむね本質面を見抜くことができるからです。



≪太古神“艮の金神”の復活≫

今回の「今週の運勢」No.828に次のように書きました。

「天王星を除いて、アスペクト・パターンが複合した見たこともない強烈な“コングロマリット”のようなアスペクトの今週です」

この異常なアスペクトを前に、エネルギー宇宙と物理宇宙そして共鳴関係をみたリーディングが可能です。

エネルギー的には太古神“艮の金神”(うしとらのこんじん)の復活ともなるキックオフで、物理的には“核戦争”を象わすアスペクト・パターンの複合という通常の解釈を含め、トータルでは「エポック・メイキング」のキッカケを象わすものになっています。

これまでおよそ18年間にわたって毎週、ホロスコープを作成してきましたが、見たこともない特別な複合なアスペクトになっていて、時代が決定的に移り変わっていくことを知るべきものになっています。

その予兆や前兆が、常ならぬ「大きなうねり」として現われていく昨今です。


【One Point】 いずれも「深層の精神意識」にかかわり、見えない世界での予兆でもあって「信じられない!」というかたもいらっしゃるでしょう。

日本人の深層の大本(おおもと)の太古神こと“艮の金神”にもかかわる“日本的霊性”へのキックオフです。




≪冥王星の大十字=90度×4≫

ホロスコープ的には、次のようなアスペクト・パターンの複合です。

時代変化のリーディングですので、NULL(ヌル)のホロスコープからお届けしています。

ポイントは水瓶宮0度の「冥王星」です。

「冥王星」は、昨今の大十字(グランド・クロス=90度×4)にも大三角(グランド・トライン=120度×3)にも共通してポイントとなる一角を占めています。

ホロスコープの位置的にもそうですし、冥王星自体の象意的にもそうですし、また昨今の「深層の精神意識の変革」のデレクション的にも最重要です。

1か月ほど前の5月10日~6月2日(蟹宮24度~獅子宮6度)まで「火星」が「冥王星」と衝(オポジション=180度)をとっていて、5月30日からは蟹宮24度を通過した「金星」が加わり、獅子宮に入宮しました。

この「冥王星と火星→金星」の衝=180度に対して、牡牛宮3度の「木星」と2度の「ドラゴン・ヘッド」の合(コンジャクション=0度)、また蠍宮の「ドラゴン・テール」とが大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成している昨今です。



【One Point】 「冥王星」が絡んだ1か月以上に及ぶ大十字(グランドクロス=90度×4)です。

その一角が惑星ではなく、太陽の黄道と月の白道との「交点」(ノード、ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール)ゆえなのか、話題にはなっていないようです。




≪冥王星の大三角=120度×3≫

「火星」が一角を占めた期間の大十字=90度×4は、星々の象意からみて“核戦争”が起きておかしくないほど重要なものでした。

ただし“幸運”なことに、2つの星によって相応ながら抑制が効いていたのも事実です。

その一つは“ポテンシャル”(潜在力)の星で、もう一つは冷静に現実判断をもたらす星でした。

もし、この2つの星がなければ、核攻撃に踏み切っていてもおかしくない状態が象わされていたのです。

当サイトの「今週の運勢」では、相応ながら2つの星によるセーブをリーディングしていたこともあって、不要な混乱を避けるためにあえて触れませんでした。

この大十字=90度×4に複数の「アスペクト・パターン」が絡んで複合アスペクトを形成しています。

その最右翼となるアスペクト・パターンは、次の大三角(グランド・トライン=120度×3)で、水瓶宮0度の「冥王星」、双子宮に入宮する「水星」、天秤宮の影響圏にある乙女宮の「ケレス」です。



次に、この大三角=120度×3は、上述いたしました大十字=90度×4の1角を占める「金星」、そして「ケレス」と衝=180度の魚宮27度の「海王星」の2つを尻尾として大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)を形成しています。



さらに、神秘長方形(ミスティック・レクタングル=120/60/120/60度)が、上述の「冥王星」や「海王星」と「ケレス」また「金星」とで形成されています。



加えて、魚宮の「土星」が「天王星&ドラゴンヘッド」と蠍宮の「ドラゴンテール」との衝=180度に、調停(メディエーション=60/120/180度)の座相を投げかけている昨今です。


【One Point】 これらは個人的な心理面のみでも、社会的な出来事面のみでもなく、見えない世界を交えた予兆を含めてリーディングができます。

単純には「冥王星」や「海王星」がもたらしている「星のディレクション」が陰に陽に強まることになります。




≪社会に起こるおかしな出来事≫

当該複合アスペクトの社会的な出来事面の特徴は上述しました。

心性面を含めた「星のディレクション」から申し上げます。

主役の「冥王星」による「深層の精神意識の変革」のディレクションと、「海王星」の「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションのキックオフです。

大十字=90度×4によってお互いのスタンスや考え方の相違が際立ち、新たなスタートや新展開がもたらされます。

大三角=120度×3によって、良し悪しはともかく拍車がかかります。

トライン・カイトは、目標やターゲットとなって作用し、神秘十字による交錯や重層化が起こり、個人的にも社会的にも内実を含めて“うねり”となります。

見えない世界の宇宙波動エネルギー的には、個々人に留まらず日本的にも深層の精神意識がかかわり、エポック・メイキングがもたらされます。

約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代よりも前、太古日本の深層の精神意識“る日本的霊性”や太古神“艮の金神”の顕現だといえば分かる方には何となくでも首肯いただけるでしょうか。


【One Point】 抽象的になりますが、初代神武以前の“ニギハヤヒ”にかかわり、(宇宙)大自然を崇める太古神道“惟神”(かんながら)の神なき古代神こと“艮の金神”にかかわり、新時代の「友愛精神」(和、絆、民度)にかかわっていくものです。




≪新たな時代の扉が開かれていく≫

で、そんなわけの分からないお話はどうでもいいという方を含めて、実際的に申し上げますと、いろいろと個々人の意に沿わないことが起こります。

「いやだ!」といっても宇宙波動エネルギーにともなう「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)は時代を進めるものなので、仕方がありません。

上掲の複合アスペクトや「星のディレクション」を知って、ふさわしいご対処を見出していくことです。

上述の両ディレクションは始まったばかりで、20年前後続きます。

地震も最初の揺れがいちばん大きいので、まずは2025年内ほどまでの“時代のうねり”をサーフィンよろしく楽しんで乗り切りましょう。

「個人ディレクション」ですので、自己責任というか、最後のご判断は個々人が見出されていくことになります。


【One Point】 未来宇宙の戦いを描いた映画「スターウォーズ」でいうフォースの暗黒面、恐れや怒り、憎しみ、攻撃性といった暗い感情などのダークサイドの“うねり”に落ち込まず、ジェダイの騎士にでもなったつもりで愉しみ、方途を見出していけばいいんです。








波に聞く小芝風花
2023.05.09
[女優] ― 牡羊宮(太陽)だけど牡牛宮 ―


現在は女優業などで社会のTOPに立つ運勢期



現在OA中の金曜ナイトドラマ「波よ聞いてくれ」(テレビ朝日)が好評の小芝風花のソーラーチャートのリーディングです。

金髪に染めて破天荒キャラを演じ、深夜ラジオの素人パーソナリティーを務めることになったお話です。

原作は、沙村広明(さむらひろあき)氏が「アフタヌーン」に連載したマンガで、2020年にはTVアニメにもなった人気作品です。

元アイススケーターの小芝風花は、オスカープロモーションの所属で、ちょい個性派の役が多いかも。

2020年には「波よ…」と同じ枠の「妖怪シェアハウス」で主役を務め、昨年2022年には続編「妖怪シェアハウス:帰ってきたん怪」が放送され、映画にもなりました。



≪小芝風花のソーラーチャート≫

下図は小芝風花のソーラーチャートです。

牡羊宮生まれ(太陽)ですが、実際のところはどうでしょうか。




【One Point】 日の出の時刻で度数を出し、動きの早い「月」のみ当日1日に動く度数を記しています。

出生時間が不明です。通常のホロスコープと異なり、ソーラーチャートは何をメインに象わすのかが分かれば、使い勝手が良いものです。





≪牡羊宮生まれだけど「牡牛宮」≫

上掲のソーラーチャートをみると、牡羊宮生まれ(太陽)ながら「牡牛宮」の象意が強いことが分かります。

このことは星にかぎらず、アスペクトの傾向をみても象われています。

「太陽」は牡羊宮に位置しますので、“牡羊宮生まれ”(太陽)の象意をお持ちであることは前提ですが、さほど強くあらわれてはいないのです。

つまり、太陽サイン(宮)の牡羊宮が突出しているとはいえず、強いて言えば「牡牛宮」生まれといっていい側面を案外とお持ちです。

全部で3つほど理由があって、その第1の理由は「太陽」が牡牛宮の影響圏がはじまる牡羊宮25度に位置し、「金星」と合(コンジャクション=0度)であることです。

第2に、乙女宮の「火星」がノーアスペクトであることです。

第3に、アスペクト全体の傾向として、牡羊宮よりも牡牛宮に共鳴しやすいために、ホロスコープ全体を「共鳴リーディング」でみると、牡羊宮の“主体性”が45%、牡牛宮の“客体性”が55%を占めているような感じです。


【One Point】 そういった事由によって、時と状況によっては「牡羊宮」の運勢よりも「牡牛宮」の運勢のほうが出やすいソーラーチャートになっています。




≪特徴からみたリーディング≫

次に、上述以外の特徴を以下、簡単に挙げておきます。

3つ見受けられます。

1、乙女宮27度の「ドラゴンヘッド」を頂点としたYOD(ヨッド=150/150/60度)。

底辺の星は、「太陽&金星」の合=0度と「ケレス」です。

自分でありつつも、自分をなくしてドラマの役柄を演じる女優にピッタリのYOD=150/150/60度をお持ちです。

また、「金星」を共鳴星とする天秤宮の影響圏にある乙女宮27度の「ドラゴンヘッド」がYOD=150/150/60度の頂点になっていることも適切です。

火星を共鳴星とする太陽サイン(宮)「牡羊宮」の自己主張を、抑制しがちになる温和な側面の“個性の核”を持つことも、相対的に「牡牛宮」の受け身的な個性を強めることになっています。


【One Point】 もし、上述のリーディングを読まれて「何を書いているのか分からない」という“ホロスコープ占い”に詳しい方がいらっしゃいましたら、それは理論なき現代占星術の解釈の限界によるものです。

悪しからずご了承ください。




≪吉凶では判断できない≫

2、「月」が「土星」ならびに「冥王星」と三分(トライン=120度)をとっている。

吉凶解釈では正しく占断できない星の位置関係になります。

現代占星術の一部に今も“化石”のように残っているようですが、「土星」や「冥王星」を“凶星”と解釈し、トライン=120度こと和名「三分」を“吉座相”と解釈することが以前はみられました。

ですが、この場合、“吉”なのか“凶”なのかご判断できず、さらには正しい象意を見出しにくいこともあって、占断に迷いやすいホロチャートではないでしょうか。

上掲のソーラーチャートは、「太陽」や「月」以外は許容度数(オーブ)6度でアスペクトをとっていますが、もし8度でとれば「月、土星、冥王星」の大三角(グランドトライン=120度×3)が形成されることになります。

ますますご判断しにくくなるでしょう。


【One Point】 吉凶は関係がありません。

上述の三分=120度の象意は、ほかの星との共鳴関係を含めて申し上げますと、女性らしさと同時に男性に負けない強さといった、女優に特有の気質を持たれていることになります。




≪TOPクラスに立つ運勢期≫

3、「水星」を軸に、「月」と「天王星」の衝(オポジション=180度)とで形成されるT矩(Tスクエア=90/90/180度)。

これも彼女の場合は特徴になります。

「月」と衝=180度の「海王星」は、出生時の「太陽」に上方矩(アッパースクエア=90度)をとっているために虚業「女優業」に弾みがつきます。

神経症とまでは申しませんが、デリケートな感性や感受性をお持ちです。

重要なのは、トランシットの冥王星がおよそ2015年前後から彼女の「太陽」に上方矩=90度のディレクション(運勢変化)を投げかけていることです。

昨年2022年の前後はそのピークでした。

現在は、さらにトランシットの冥王星が「海王星」に合=0度のディレクションを投げかけていく都合10数年前後のピークのときにあります。

そのため、女優業など虚業の分野において、組織や社会の“頂点”に立てる運勢期になっています。


【One Point】 その点、彼女にはありえませんが、一般的には次の傾向が生じます。

もし、目的のために手段を選ばない違法な行ないや傲慢に過ぎる言動を続けてしまうと、「海王星」が衝=180度とする「月」と「土星」や「冥王星」との三分=120度をお持ちであることから、“頂点”に立つ運勢を継続していくことができなくなります。










こちら講座総合案内所
2023.05.04
[各種講座のご案内]


現代に活かす量子論的ホロスコープ・リーディングを学ぶ



時代を先駆ける宝瓶宮時代の新しい宇宙観による「アストロロジー」(星学)を学べる各種講座の概要紹介です。

既存の古典アストロロジーや“ホロスコープ占い”の現代占星術にはない、宇宙この世界に通底する根幹法則「基本三数」をベースとした量子論的な「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた宝瓶宮時代の最先端アストロロジーを論理的に学べる数々の講座になっています。

既存の星占いや占星術をご存じの方からすると、「えっ! 本来のホロスコープってこれほど合理的で、宇宙法則に基づいてリーディングができるものなの!」と目を丸くして驚かれる方も多いでしょう。

地上の人間と時空を超越して共鳴関係を結ぶ「宇宙波動エネルギー」を視野に論理的な「共鳴リーディング」を行うので当然のことです。



《 新時代のナビゲーター 》

「基本三数」は“世界で最も美しい方程式”と呼ばれる「E=mc2」のようにシンプルながら、物理宇宙に留まらず精神宇宙を含めたこの世界を貫く根幹法則です。

当然、ホロスコープ理論ともなっています。

「ホロスコープ基本三数講座」は、そのベースとなるもので、最先端のホロスコープの構造また構成要素の原意と、リーディングの概要を“宇宙根源”における成り立ちからご紹介いたします。

「ホロスコープ・マスター奥義講座」は、古来からの「天体観測」にはじまる「アストロロジー」の全体像を今日の「基本三数」解釈に及んで網羅するもので、さらには個別により深くリーディングの修得ができるように各種講座もご用意いたしております。

ホロスコープ・リーディングを先鋭化する要諦は「アスペクト完璧講座」です。

また、静止したネイタル・ホロスコープ(出生天球図)にとどまらず、時々刻々と変化していくダイナミックな星の動きに伴なう「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)の鑑定とリーディング・ノウハウが習得できる「マイ・ディレクション講座」など、当サイトでしか学べない秀逸なものばかりです。

“ホロスコープ占い”にはない宇宙この世界の深層に触れ、実学となりうる各種講座です。


【One Point】 宇宙哲理「基本三数」によって新しい未来を切り開くことが可能になるでしょう。

“事実誤認”や“勘違い”が多かったかつての双魚宮時代から、斬新な生き方が必要になる宝瓶宮時代のナビゲーターとしてお役立てください。







《 アスペクト完璧講座 》

リーディングの先鋭化に役立つ必修の最新「アスペクト完璧講座」です。

今年2023年5月25日から毎月1回、お好きなアスペクトをチョイスしてご受講も可能なメール講座です。

「数理法則」に基づいて12種類の主要な個別アスペクトと複合アスペクト(アスペクト・パターン)を毎月1年間にわたって下記のように詳細かつ網羅的にお届けいたします。

ホロスコープ・リーディングの本質は、“星読み”ではなく“アスペクト・リーディング”にあったことが明確にご理解でき、ご体験をいただけるでしょう。

豊富な実践リーディングの経験からお届けする講座ですので、ご受講されて損はない内容を得られます。


【こんな方におススメ】

…ホロスコープのご理解を究極的に深めて、先鋭化したリーディングができるようになりたい方に必須です。

※12種類の主要なアスペクトを「数理法則」に基づいた解釈理論から応用、実践展開まで網羅的にお届けするものです。

1、講座形式:イラスト付のHTMLメール講座です。

2、講座サイクル:月1回(25日~月末までに送信):全12講座。

3、主な内容:12種類のアスペクトの「理論、解釈、応用、実践例」。

4、ご受講料金:1講座ごと各1万円(税込)、全12講座セット10万円(税込)。
※「奥義講座」をご受講された方は、内容が一部重複する箇所がありますので40%OFFの料金で承らせていただきます。


【One Point】 詳細は「アスペクト完璧講座 Info_top」や「アスペクトのお話」また「今週の運勢」の見方」、毎月の「アスペクト完璧講座」のご案内をご参照ください。第1回講座は「合(コンジャンクション=0度)」です。




《 ホロスコープ基本三数講座 》

ホロスコープ解釈の基本となる宇宙の根幹法則「基本三数」の根本を、成り立ちからさらに「数理法則」の宇宙森羅の最小象徴数=12数の本意展開にいたるベースまで学べる講座です。

「光の三原色」などに展開されているように宇宙この世界に通底する根幹法則が「基本三数」なので、ホロスコープの解釈またリーディングのベースとなるキー・ポイントです。

当然ながら、ホロスコープにかぎらず日常生活や社会、宇宙この世界のすべての分野に応用展開が可能なので、学んでソンはない一生ものです。

最初に、通称「伝授講座」こと基本三数による宝瓶宮時代の新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」(WEB版)を予習としてご高覧いただきます。

“伝授講座”を含めてのご受講料金ですので「一粒で二度美味しい」(by Glico)といえる通称:宝瓶宮占星学の真髄を学べるお得な講座です。


【こんな方におススメ】

…ホロスコープはもちろんアストロロジーが成り立つ「宇宙この世界」の創生プロセスや根本様相また共鳴関係世界などの真実を知りたい方にもおススメです。

※当然、宇宙の真実とホロスコープは切っても切り離すことができない一体不可分の関係ですので、ホロスコープの象意構造や構成要素の本意(基本の象意、ほんとうの象意)をご理解や人生生活全般に役立つ宇宙哲理を学べます。

1、講座形式:音声とWEB資料によるスカイプ講座(2~3回ほど)。

2、講座テキスト:「数理法則とクオリアル・ワールド」(WEB版)+WEB資料。

3、主な内容:「基本三数」の成り立ちと12数理「数理法則」への象意展開。

4、ご受講料金:12万円(税込)。
※「奥義講座」をご受講された方は、一部重複箇所が生じるために9万4千円(税込)の割引料金で承らせていただきます。


【One Point】 社会の見方や見識が深まる「クオリアル・シンキング」(基本三数思考)を併せてお届けいたします。

双魚宮時代の「対立二元論」から宝瓶宮時代の「共鳴関係論」への思惟転換が可能になってまいります。





【ご参考:占星術の“未来予測”との違い】

「星のディレクション」は、現代占星術の“未来予測”と同じとお感じになられるかもしれません。

一見、似ているのですが“占術と学術”ほどの違いがあります。

“未来予測”には、なぜそう解釈できるのかといった根拠がありません。

そのため、過去の“占断”を経験則的にご参考にするしかなく、延々と「当たっている? 当たっていない?」と試行錯誤を繰り返し続けるしかありません。

一方「星のディレクション」は、宇宙の根幹法則「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」を論理的にリーディングをするものです。

そのため、次第に確度を高めていけるものになっているという大きな違いがあります。




《 マイ・ディレクション講座 》

過去と未来を併せて約30年間のご自身の運勢変化を鑑定またリーディングしつつ「星のディレクション」(運勢変化)のリーディングを学ぶ講座です。

運勢的に影響力が大きい土星外惑星(トランス・サタニアン)の冥王星、海王星、天王星をはじめ、土星、木星の5つのソーシャル・プラネットからディレクション・リーディングを体得します。

ご受講者の「ホロスコープ」(出生天球図)が生きたテキストになります。

最初に約30年間のソーシャル・プラネットの動きを記したご受講者のホロスコープを、拡大してもキレイなPDFファイルにてお送りいたします。

過去に受けた「星のディレクション」の内容や出来事をご参考に踏まえつつ、将来の「星のディレクション」のリーディングを学んでまいります。


【こんな方におススメ】

…約30年間のご自身の運勢変化をお知りになりたい方、「星のディレクション」(運勢変化)のリーディングをお知りになり、ご自分でも行なってみたい方が対象です。

※基本は両方をお伝えする講座になっていますが、ご要望がありましたらメインを選ぶこともできます。

1、講座形式:WEB資料を交えた音声のみのスカイプ講座(2~3回)。

2、講座テキスト:約30年間のトランシット・ホロスコープ+プレ・コメント+WEB資料。
※プレ・コメントは、「ソーシャル・プラネット」のディレクションの概説と過去に受けたディレクションの時期を記したものです。

3、主な内容:約30年間の運勢鑑定、ソーシャル・プラネットのディレクション・リーディングと対応など。

4、ご受講料金:8.5万円(税込)
※「奥義講座」をご受講された方は、一部重複箇所があるために7万円(税込)で承らせていただきます。


【One Point】 生まれもつ「ホロスコープ」(出生天球図)の運勢だけでなく、時々刻々と変化していくダイナミックな運勢変化を「基本三数」をベースに、ご自身のホロスコープから体験的に学ぶものです。




《 ホロスコープ・マスター奥義講座 》

白羊宮時代のアストロロジー「天体観測」にはじまる最先端の宝瓶宮時代のアストロロジー「宝瓶星学」通称:宝瓶宮占星学の理論と実践を総合的に学べます。

「基本三数」をホロスコープ解読の“マスター・キー”とすれば「ホロスコープ・リーディング」の集大成としていくことが可能です。

古代カルデア人からのアストロロジーの歴史をはじめ、宇宙の根幹法則「基本三数」から見事に“シンプル・イズ・ベスト”で解き明かせるホロスコープの象意とその構造をご納得のゆくまでご堪能ください。

実践的な知識やノウハウを幅広く学べるホロスコープ・マスターへの講座で、ご自分の頭脳で象意を解明しイメージできる講座になっています。

どこまで正しいのか確認できない過去の象意解釈ではなく、宇宙に基づいた「基本三数」また「数理法則」の本意(基本の象意、ほんとうの象意)によって、ご自身で論理的にリーディングをし、イメージできる画期的な奥義講座です。


【こんな方におススメ】

…旧来の“ホロスコープ占い”に行き詰りを感じておられる方、物足りなさを感じている方、“適性がない”と挫折された方におススメです。

※優れた感性や論理的な判断力また現実に根付いたお考えをお持ちなので、“まだ見ぬ理想”ではなく実際の「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」を視野に入れた論理的なリーディングがマッチします。

1、講座形体:次の2種類から選べます。
  A:講座テキストとWEB資料による独学系の「テキスト受講」
  B:講座テキストとWEB資料をベースにした音声のみの「スカイプ受講」(13回)。

2、講座テキスト:紙媒体の「講座テキスト+基礎資料」+WEB資料。

3、主な内容:「基本三数」と「数理法則」によるホロスコープの秘密の解明とリーディングの修得。
※宇宙森羅の最小象徴数=12数に含まれないアラビックパーツやサビアンシンボルなどは対象外です。

4、ご受講料金:ご受講形式により異なります。
  A:テキスト受講…21万円(税込)電気料金高騰のおり割引特価でのご奉仕です。
  B:スカイプ受講…28万円(税込)電気料金高騰のおり割引特価でのご奉仕です。


【One Point】 現代占星術の真偽不明の不確かな象意解釈の数々も、逆に「基本三数」また「数理法則」による本意に照らし合わせていくと、どれが正しいのかみえてくるようになります。

※詳細は「ホロスコープ・マスター奥義講座」のページをご参照ください。「伝授講座」もしくは「実技講座」をご受講された方、また前述の「アスペクト完璧講座」や「ホロスコープ基本三数講座」また「マイ・ディレクション講座」のいずれかをご受講された方は、一部重複する内容が見られるために4万円を割引した料金になります。






《 西洋占星術と宝瓶宮占星学による入門講座 》

西洋占星術をふまえつつも“占い”とは異なる解釈の宝瓶宮時代のアストロロジーをご紹介するものです。

「書籍案内」のページは、2009年の改訂版のままなので古くなっています。

信頼できる西洋占星術本を副読本としておすすめするもので、「基本三数」に基づいたホロスコープ解説をご紹介しています。
※「基本三数」そのものには触れていません。


【こんな方におススメ】

…過去の西洋占星術にはない現実的な視点からみたアストロロジー(ホロスコープ解釈)をお知りになりたい方、またその基礎と概要をお知りになりたい方。
※『入門講座』を理論面と実践面からフォローする「レクチャールーム」を閲覧できるID&パスワード付きです。

1、講座形式:PDF本の形式(序:はじめに、破:基礎編、急:実践編の三部作)

2、ご購入者のオリジナル・ホロスコープ2種を作成添付します。

3、料金:1万5千円(税込)

4、詳細ページ:「『入門講座』(PDF版)のご案内」ほか。


【One Point】 初期の価格2万1千円から値引きしています。

本来のアストロロジーは現実宇宙に基づいた解釈になっていることをご理解いただけます。


※現代占星術には、アスペクトはもちろんハウス(室)のご理解が充分ではありません。『入門講座』では12ハウス(室)を4つに分割した「クワドランド」(象限、象階)を「基本三数」に基づいて解釈ご紹介しています。


※お申込み → 「講座お申込みフォーム」。








2023-2024-2025
2023.04.07
[汽水域] ― 今後3年間の時代の推移 ―


新時代へのスタートダッシュを決めるとき



「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落しました。

時代が大きく動き出しています。

ただ、この時期は河口の汽水域に似て、現在は淡水の濃度がまだ高いことから古い時代の動きが逆に“悪目立ち”するような状況が起こります。

それゆえ、これまではさほど問題視されなかった言動や状況が通用しにくくなったことを何気に感知して悪あがきをしてしまう古いタイプと、無意識であっても未来を感知して広い大海をご認識されていくタイプに分かれます。

双魚宮時代の社会通念から離れ、大海のごとく広がる宝瓶宮時代の方向性を意識していかれることで、時代の流れとともにある「天運」をつかみやすくなります。



≪今後3年間の傾向≫

というわけで、今年2023年~再来年2025年まで今後3年間の傾向です。

双魚宮時代の末期の“支配星”(共鳴星)「海王星」が、去る3月13日に「魚宮25度」を通過して、今後は12サイン(宮)がはじまる「春分点」の牡羊宮0度に至る約3年間です。

19世紀に発見された海王星の古い象意“まだ見ぬ理想”から、宝瓶宮時代の海王星の新しい象意“実現可能なヴィジョン”への移行期です。

海王星の象意からはそういえますし、宇宙波動エネルギーを伴なった「星のディレクション」(運勢変化、時代変化)からみれば“雨降って地固まる”出来事が生じます。

“雨”が降ったからといって騒がず、その反作用で“地面が固まる”ように宝瓶宮時代の「深層の精神意識」へ大なり小なり変革が進んでいくことになります。


【One Point】 「星のディレクション」に馴染みのない方には申し分けありません。

トランシット(運行)の海王星による古いディレクションが一段落し、新しいディレクションが始まっていくお話です。






≪双魚宮時代の終焉ターン≫

簡単にご説明をさせていただきます。

今後の3年間は、河川の上流から流れてきた淡水と大海の塩水とが交わる河口付近の“汽水域”のような時代です。

海王星が魚宮25度を超えて、魚宮の影響を弱めていく新たな段階の牡羊宮の影響圏に入ったことで、「対立二元論」を歴史パラダイムとしてきた双魚宮時代が終焉ターンに入りました。

これによって古代ギリシャ文明の前2世紀以来、約2,160年間(計算値)続いてきた双魚宮時代から、1989年以降、約2,160年続く宝瓶宮時代の社会体制へと進んでいくことになります。

海王星の魚宮トランシット(影響圏を含む)によって、2009年から始まった「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが一段落し、再来年2025年には双魚宮時代の宇宙波動が完全に終わります。


【One Point】 「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)や「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)という呼び名は、地球の歳差運動に伴なう「春分点」の移動によるプラトン月(グレート・マンス)こと「アストロロジカル・エイジ」(占星学的な時代区分)の一つです。



≪立憲民主党の運勢転落≫

宝瓶宮時代が波動的ながら正式に始まった1989年は、東西冷戦の終結宣言が米ソ首脳によって12月に行なわれました。

世界的な「対立二元論」の幕引きです。

日本では、1月に昭和天皇が崩御され、元号が昭和から平成に変わりました。

一方、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが始まった2009年は、戦後政治を担ってきた自民党が第45回衆議院議員総選挙で大敗をし、海王星の“まだ見ぬ理想”を抱く民主党が大勝利をすることによって、政権交代が起きた年です。

その後、民主党は解党に至りますが、その流れを引くのが今年2023年3月にお騒がせ議員として名を馳せた小西参議院議員が所属する立憲民主党です。

結局、海王星の魚宮トランシットとともに民主党は頂点を極め、その流れを引く立憲民主党は海王星によるリバイバルのディレクションが一段落した今年3月以降、終落に向かうことになります。


【One Point】 どこまでご納得していただけるのかはともかく、歴史の流れは宇宙の根幹法則「基本三数」にもとづいた「星のディレクション」によって変遷しています。



【ご参考:「アメリカは世界の警察官ではない」】

国際情勢の動きもご紹介しておきます。

「宝瓶宮時代のビッグバン」に伴なう1989年12月の「東西冷戦の終結宣言」ののち、共産主義国ソ連は1992年に崩壊しました。

終わったかに見えた共産陣営でしたが「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがはじまった2009年の4年後、再び蠢動をはじめましたのです。

それはオバマ元大統領のシリア攻撃の前言撤回とアメリカは世界の警察官ではないことに同意すると言った“マヌケ発言”によって、ロシアは中東へ中国は南シナ海へ世界覇権の野望をむき出しにしはじめました。

世界的な“支配/被支配”の「対立二元論」による国際情勢が、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションによって再燃した混迷期です。






≪新時代へのスタートダッシュ≫

今後3年間は上述いたしましたように“汽水期間”ですが、私たちはどのようにすればいいのでしょうか。

極論的に申し上げますと、双魚宮時代の過去を捨てればいいのです。

“善悪”や“吉凶”また“支配/被支配”の価値観や考え方や生き方、これまでの社会通念に必要以上にこだわらないことが第一です。

ちなみに、多様な個々人の立場や見解にあふれるネットは良し悪しはともかく時代の流れに沿っていますので、適切にご参考にされればよく、逆に従来のトップダウン方式の支配されたマスコミは、古い社会通念が強く、一朝一夕には変わりません。

にもかかわらず困ったことに、人心誘導の経験豊富なプロ集団ゆえに、面白おかしく興味を惹くエンタメ仕立ての記事や番組によって、国民を洗脳していく大ベテランです。

物品による断捨離にかぎらず、そのようなオールド・メディアを含めて精神意識を含めた断捨離を視野に入れておかれるとよいでしょう。

固定観念を捨てて、来るべき新時代はどのような社会なのか、タテのものがヨコになるような想定外の転換が社会に起きていくことを含めて、柔軟にご対応されていかれるとスタートダッシュを図れます。


【One Point】 「深層の精神意識の変革」のデレクションはすでに始まっています。

今年3月からは「新しい霊性意識の覚醒」(目覚め)のディレクションも始まりました。

自覚しにくい内面の意識分野が今後は問われていくことになる時代です。




≪個々人のメンタリティー≫

海王星の発見や冥王星の発見以来、これまで「星のディレクション」は双魚宮時代から宝瓶宮時代への社会変化がメインでした。

約2,160年ぶりの歴史パラダイムの転換期にあったので当然です。

ですが、双魚宮時代が一段落していく今後は個々人がメインになります。

国民の一人ひとりが主人公で主体的にクローズアップされていく宝瓶宮時代へと進んでいるためです。

それゆえ、個々人のメンタリティー(心性、精神性)や運勢を象る「深層の精神意識」をその方向に次元拡張(上昇にとどまらない)していくことが、ご本人の運勢や日本また世界の命運にとっても重要になっています。

既成の観念をいったん脇におかれて、「基本三数」に沿った宝瓶宮時代の新しい「深層の精神意識」をフリーなお気持ちで個人的に見出すことです。

ご自分の「深層の精神意識」は、他人にはどうすることもできませんので、すべて自己の責務になっているからです。


【One Point】 今後の3年間は、新時代に向けたメンタリティーの“次元拡張”やスタートダッシュを図れる準備をされるとよいのです。

その後の命運を左右することになります。

そこにおいて他人は関係がなく、何を選択されるかは個々人のご判断と選択にかかっています。



【ご参考:国民主権の自主的裁量】

左巻きの人々がよく言っている「政府が悪い、国が悪い」というのは、一つは制度上の不備や職務上の責任のケースがなくはありません。

ですが、それゆえ自分が悪くない間違っていないということとは別の問題です。

お互いに国民の一人で、その精神意識が今後、問われていくことが起こる新時代です。

私たち国民の一人ひとりが主権者のこの国なので、議会制民主主義の日本においては、議員を選ぶ自由なご判断による1票を有し、誰でもなく自分自身の精神意識の問題になっています。

そのような個々人の自由や個性(才能)や友愛精神(和、絆、民度)はもちろん、深層の精神意識を含めた責任意識が問われていく“汽水期”の今後3年間だというお話です。









相性 水卜麻美&中村倫也
2023.04.02
[相性リーディング] ― 2年目が最初の試練のとき ―


恋愛相性は良いけれど結婚相性はいくぶん複雑



皆さまご存じのお二人の結婚が先月2023年3月25日に発表されました。

ひさびさに生年月日を確認できる有名人どうしのカップルで、リクエストも頂いたことから相性リーディングをご紹介いたします。

乙女宮の象意を持つ「月」に加えて、出生時の「土星」を「太陽」が上三分(アッパー・トライン=120度)とする水卜麻美アナは、異性を用心するところもあって、昨今のトランシットの木星が出生時の「太陽」に合(コンジャクション=0度)をとる時期でないと結婚を決められません。

そういった重要な「星のディレクション」による相性変化を含めて、準主役が多い俳優・中村倫也氏との複雑さのある結婚相性リーディングをお届けいたします。



≪お二人の相性ホロスコープ≫

出生時間が分かりませんので、下掲の相性ホロスコープは、水卜アナのソーラーチャートをベースに中村倫也氏の星を書き加えました。



相性は人と人との関係性なので、アスペクトが重要です。

ただ全部の相性アスペクトのラインを記入すると、見にくくなりますので影響力が大きい基本の四つのアスペクトに絞って記載しています。

外側の円には、ご結婚の背景を知るのに必要なので、結婚発表時の星の配置を記しています。


【One Point】 「ソーラーチャート」の相性ホロスコープは、出生時間が分からなくても作成できますので重宝です。

当サイトでは、一般的なお昼の12時ではなく、日の出の時刻で作成して動きの早い月のみ1日に動く範囲の度数を表記して、正確なリーディングができるようにしています。




≪お二人の相性ポイント≫

お二人の相性のポイントは代表的には次の3つです。

1、
恋愛相性はかなり良い。

2、
結婚相性は両側面があり、複雑で、そのときの星の動きによる相性変化によって大きく左右されます。

3、
現在は、ベストに近い相性の時期にありますが、最初の試練は来年2024年になっています。


水卜アナは、比較的ながら誰とでもうまく体裁をつくろえて離婚を認めにくい運勢をお持ちです。

また中村氏とは、ケンカしても離れにくい相性がありますので、その限度を超えるトラブルが起こらなければいいのですが、問題は中村氏の離婚運です。


【One Point】 さらには復縁運をお持ちの中村氏です。

これまでの恋愛関係で疎遠になっても、水卜アナとはケンカしても離れがたい相性があることから、断定はいたしませんが、水卜アナはこの時期に“何とかなる”と前向きにご結婚を決められたようです。




≪たいへんに良い恋愛相性≫

上掲の相性ホロスコープには、◎や■などの記号を付けています。

二重丸(◎)は大変に良い相性の部分で、黒四角(■)はご注意が必要な相性の部分です。

お二人の「金星」は三分(トライン=120度)で、お互いに相手の情愛をスムーズに感じとれてご理解し合える相性になっています。

そのうえ、彼の「火星&木星」は、水卜アナの「金星」と三重合(トリプル・コンジャクション=0度)を形成して、これはベストに近い恋愛相性の一つです。

彼は、本質的にはストレートな水卜アナの意外と細やかなところのある愛情表現や気配りなどに男心を奪われ、多少がさつな部分があっても目に入らず、ご自分でも気づかずにスルーしてしまう相性になっています。

年齢が年齢だけに「恋は盲目」とまでは言いにくいのですが、そういった部分があって気にならずに受け入れてしまう“倫クン”になっています。


【One Point】 昨今は恋愛結婚の時代ですので、恋愛相性が良くないと結婚に至れません。

それはそれでいいのですが、良し悪しはともかく恋愛相性=結婚相性ではない事実があります。

次に、肝心かなめのお二人の結婚相性をお届けいたします。





≪いささか複雑な結婚相性≫

恋愛相性は良いものの結婚相性は両方があっていささか複雑です。

ポイントは3つ。

お二人には「夫唱婦随」となる夫婦相性があるため、しぜんと惹かれ合います。

その一方、もし中村氏が午後6時頃以前のお生まれの場合、ご結婚は破局に至る避けたほうがよい相性も見られます。

ただし、相性アスペクトの許容度数(オーブ)ぎりぎりながら、一度深く縁を結んでしまうとケンカして離れても、なぜか会いたくなってしまう“腐れ縁”となる相性があります。

水卜アナは絶対ではありませんが、オモテ向き仮面夫婦でも続けられる運勢をお持ちなので、オモテだった離婚を選択するかは微妙な星の動きに委ねられています。


【One Point】 思春期とは違ってお互いに芸能界に身をおき、社会的な分別を伴なったいい大人のお二人です。

夫婦の愛情が冷めてもオモテだった離婚がマイナスになるとご判断すれば、相応に継続は可能なお二人です。




≪乗り越えるべき最初の試練≫

上述のような両方の結婚相性がある場合、そのときどきの相性変化をもたらす「星のディレクション」のリーディングが重要になります。

現在は、冥王星が一時的に水瓶宮に入宮し、木星が水卜アナの出生時の「太陽」に合=0度をとるために、お二人の結婚相性は最高度にも高まっています。

中村氏の「月」と水卜アナの「火星」の三分=120度の相性に、現在、水瓶宮に入宮した冥王星が同じく三分=120度をとって大三角(グランドトライン=120度×3)を形成し、夫婦蜜月のご結婚にいたる相性変化をもたらしているのが第1点です。

さらに水卜アナの出生時の「太陽」は、中村氏の星とたいへんに良い二重丸(◎)や丸(〇)の相性を持ちますが、それが120%発揮される相性満開のときになっているためです。

現在はそうですが、問題は星たちが動いて、ふだんのお二人の結婚相性に戻るだけでなく、来年2024年になると唯一、お二人の間にある破局の相性を強める時期が訪れることです。

出生時間によって多少時期はズレますが、だいたい来年2024年春頃~再来年2025年春頃までの1年間ほどと、その直後のご対応次第がポイントです。

最初の危機をどう乗り越えられるかが課題です。


【One Point】 仮面夫婦でも続けていく可能性はあります。

ですが、中村氏は破局運ともいえる離婚しやすい結婚夫婦運を生まれ持ちます。

その反面、復縁の運勢を持ち、腐れ縁の相性もあることから複雑で、結局はイージーな中村氏の素行がカギを握ることになります。









アスペクトのお話
2023.03.30
[局面] ― なぜそのような象意になるのか? ―

“アスペクト”が理解できればリーディングは90%可能



ホロスコープの象意を見抜くカギは“アスペクト”にあります。

英語の「Aspect」は“局面”や“状況”といった意味を持ち「象意解釈」とほぼ同義語でもあるのです。

一方、現代占星術は星どうしがとる角度をアスペクト“座相”としてとらえています。

ですが「共鳴関係論」を歴史パラダイムとする宝瓶宮時代でクローズアップされていくのは、相互の“関係性”なので、ホロスコープにおいて“アスペクト”が意味する「位置関係」は重要になってきます。

なぜなら、すべて「位置関係」によってホロスコープのサイン(宮)やハウス(室)などの構成要素(占星要素)も象意も定まっているからです。






≪アスペクト=位置関係≫

「え? ホロスコープは“アスペクト”がすべてなの?」

「ほんと? じゃ、サイン(宮)やハウス(室)は?」

黄道上の「春分点」を始点に牡羊宮→牡牛宮→双子宮→蟹宮…そして最後の魚宮まで12サイン(宮)はすべて「位置関係」が決まっており、それによって象意も定まっています。

また、東の地平線上のASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)を始点に空間を位置的に第1ハウス(室)~第12ハウス(室)に12区分したハウス(室)も同様に位置関係で象意が定められています。

ホロスコープの各構成要素は、すべて出生地などの「イベント・ポイント」からみた位置関係によって決まり、それに伴なって象意も規定されています。

その象意の根っことなっているのが“宇宙の根幹法則”と“12数理”です。


【One Point】 「では、動き回るプラネット(惑星)はどうなるの?」、そう疑問をお感じの方がいらっしゃるでしょう。

星たちも太陽から冥王星まで並び順による「配列法則」すなわち位置関係によって、やはり象意が規定されています。



【ご参考:原意、本意、象意があるけれど】

当記事では、すべて「象意」と表記させていただきました。

厳密には、ホロスコープまた構成要素には「原意」や「本意」があります。

それをベースとして、個々に象意展開されますが、宇宙の根幹法則に基づいた“基本の象意”や“ほんとうの象意”を「本意」と呼んでいます。

また、それらの根本となる象意を「原意」と呼ぶことがあります。

厳密にはそういえますが、本文では象意解釈を含めてすべて「象意」とのみ表記しています。

なぜなら細かく厳密に用いると、ご説明が長くなり本旨が分かりにくくなるためです。




≪宇宙森羅の最小象徴数=12数≫

「奥義講座」をご受講された方はご存じのとおりです。

ホロスコープ・リーディングの“マスター・キー”となっている宇宙の根幹法則「基本三数」によって、象意のすべては展開され、位置関係に伴なって定められています。

「基本三数」をベースに「数理法則」の12数によって、個々の構成要素の象意は定まっています。

“占い”となった既存の占星術にはない、現実宇宙に基づいた最先端の解釈です。

ちなみに、「数理法則」というのは「基本三数」が基本三数展開した“宇宙森羅の最小象徴数=12数”から成り立っています。

「アスペクト=位置関係」の象意も同様に12種類によって最小限に象徴されており、ホロスコープのすべての解釈が可能になっています。


【One Point】 ホロスコープ・リーディングは、宇宙の根幹法則に象意の根因があります。

地球上の人間も宇宙の一員なので、それに基づいた「宇宙波動エネルギー」との共鳴関係によって運勢作用を受け存続しています。




≪新しい「ホロスコープ理論」≫

もう少し申し述べさせていただきます。

宇宙太陽系の星との位置関係を写しとったホロスコープは、「基本三数」にのっとった象意構造を持ちます。

さらには「数理法則」の12数によって、個々に象意展開されています。

文章にすると難しく思えるかもしれませんが、実は滅茶苦茶シンプルです。

「光の三原色」(色の三原色)から「12色の色相環」が展開されているのと同じです。

というか、宇宙の根幹法則「基本三数」から12数の「数理法則」への展開が宇宙の根本原則として先にありました。

「光の三原色」はその実際的な展開例の一つです。

地上からみた宇宙太陽系を写しとった「ホロスコープ」も同様です。

そこに秘められているのが「基本三数」に伴なう「宇宙波動エネルギー」で、地上との共鳴関係によって、時空を超越した影響をもたらしています。


【One Point】 重要なことは“当たる/当たらない”のホロスコープ占いをはぐくんできた双魚宮時代は、先頃、一段落したことです。

今後は宇宙法則に基づいた「宝瓶宮時代のアストロロジー」へと漸次、移行していくことになります。



【ご参考:“疑似科学”とされた「四大元素説」】

古代ギリシャの世界観は「四大元素説」(熱冷乾湿/火土風水)でした。

いくつか解釈がありますが、世界は熱冷乾湿に伴なう火土風水の四元素から成り立っているという考えです。

その「四大元素説」は、古典アストロロジーにおいて四角い「ホロスコープ」を解読する基礎理論になりました。

しかし、近代科学の発達とともに“疑似科学”すなわち迷信とされ、学問的には通用しなくなって古典理論は終わったのです。

その後、古典占星術も18世紀末期の天王星の発見によって理論破綻をきたしています。

ところが、19世紀中頃に海王星が発見されるとその象意“事実誤認”や“まだ見ぬ理想”などによって、理論なき秘境占星術“ホロスコープ占い”(現代西洋占星術)が萌芽しました。




≪アスペクトを理解する≫

早いお話が、アスペクトの正しい象意を知れば、ホロスコープは90%以上ご理解できます。

残り10%は適用の仕方や、実際的なリーディングの経験です。

といったことから、12種類のアスペクトの象意をどのような方法で皆様にお伝えすればよいのかが人類の英知「アストロロジー」(星学)を実学として活かすリーディングにつなげる道になります。

宇宙この世界の根幹法則は「基本三数」で、そこにすべての答えがあります。

「数理法則」によって、1数~12数まで宇宙森羅の最小象徴数の象意を知れば、案外と簡単にご理解いただけます。

それを、2つと同じものがない個々のホロスコープに自在なリーディングとともに応用展開していただき、日常生活や社会活動に役立ていただきたく存じます。

後日、12数のアスペクトの象意に関する講座などをご提示いたしたいと考えています。


【One Point】 「奥義講座」をご受講された方には一部を除いて重複した内容になります。

時代変化に伴なう新しい解釈を含めて、深層の精神意識の変革や実践リーディングに役立つ解説講座を考案中です。



【ご参考:時代区分とアストロロジーの変遷】

本来のアストロロジー(星学)は、アストロロジカル・エイジ(占星学的な時代区分)とともに変遷しています。

紀元前の「白羊宮時代」(はくようきゅう じだい)のアストロロジーは、古代カルデア人による「天体観測」でした。

紀元前2世紀頃~先頃の20世紀末1989年までの「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)は、古代ギリシャに発祥したホロスコープを用いた「古典アストロロジー」でした。

当時は最先端の学問だったのですが、16世紀に“疑似科学”とされ、海王星の発見によって“占い”と誤認されるに至ったのです。

昨今の「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)は、宇宙この世界の現実に根差した根幹法則「基本三数」また新しい宇宙観「数理法則とクオリアル・ワールド」をバックボーンとした「新しいアストロロジー」(宝瓶星学、通称:宝瓶宮占星学)になります。









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