木原妻の元夫“不審死”を読む
2023.07.20
[新ホラリー占星学] ― イベントの時刻が未確定 ―


ホラリー・ホロスコープからイベントの時刻を絞り込む



話題の木原官房副長官の奥様の元ご主人が12年前の2006年に“不審死”した件がネットで話題沸騰しています。

1か月ほど前の「週刊文春」のスクープに端を発した話題ですが、不思議なことにオールド・メディアは現在まで取り上げようとしませんでした。

7月20日に遺族の涙の記者会見があって、現時点ではサンケイがようやく記事にしたようです。

一報に接した数週間前の時点で、本当はどうなのか、実状をリーディングしてみようと思ったのですが、調べてみても時刻が分かりませんでした。

しかし、これだけネットで話題になっていますので、推定できる範囲内でご参考に見てみることにしました。



≪当該ホラリー・ホロスコープ≫

「週刊文春」の記事では「2006年4月10日の未明」の出来事です。

深夜3時ごろに、木原氏の奥様X子さんの元夫安田種雄さん(享年28歳)に貸していた車「ハイエース」を取りに来た安田さんの父親によって、血まみれで倒れているのが発見され、妻のX子さんと子供は隣の部屋で寝ていたということです。

以上から深夜0時の前後~3時頃までの“イベント”(出来事)に絞られます。

正確な時刻は確定できませんので、まずは当日深夜0時のホラリー・ホロスコープを出してみました。



占いではない「基本三数」から申し上げますと、“イベント(出来事)の発端(意志)”を象わす「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、上掲のホロスコープでは、山羊宮こと「第10サイン(宮)」です。

ASC=上昇点が次の水瓶宮こと「第11サイン(宮)」に移るのは1時10分頃です。

【One Point】 参考に、ASC=上昇点「水瓶宮」の時刻のホロスコープを見てみましたが、迫力がなく、イベントの割には重要な4つのポイントへのアスペクトが弱いのです。

上掲の深夜0時のホロスコープのほうが、圧倒的にイベントが起きた可能性は高いものになっています。



【ご参考:当該“イベント”のあらまし】 

当該ホラリー・ホロスコープのイベント(出来事)のあらましです。

正確な時間は不明です。

木原誠二さんの奥様(X子さん)は、当該イベントで亡くなられた故安田種雄さんと2001年に結婚しました。

亡くなる半年ほど前に、安田種雄さんの友人Yさんと親密になり、子供2人を連れて家を出ます。

亡くなった前日の4月9日に安田種雄さんは、妻X子さんを家に連れ戻しました。

種雄さんは「離婚届」を書いたと、遺体発見者であり、本日7月20日に涙ながらの記者会見をしたお父さんに電話で話したそうです。

電話から数時間後、お父さんは種雄さんに貸していた車を返してもらおうと自宅に行くと首を切られ倒れていた息子さんを発見します。

警察は、種雄さんの体内から致死量の覚せい剤が検出されたことから「自殺」と見立てましたが、家族が納得していないことを考慮して“未解決事件”となっていたようです。



≪0時20分以前に発生≫

もう一つ、「基本三数」からみてイベントの“深層”を象わす「IC」(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点)をみると、「牡羊宮」24度で、こちらは0時20分頃に「牡牛宮」に変わります。

そうなると、やはり当該イベントの情況に合致しにくくなりますので、IC=北中点「牡羊宮」の時間の出来事のようです。

理由を簡単に申し述べておきますと次のとおりです。

1、
イベントの“深層”を象わすIC=北中点が「牡羊宮」の場合、そこに“闘争性”や“攻撃性”また“衝動”などがベースにあったことになります。

また、「牡羊宮」の共鳴星は「火星」なので、これは首から肺にまで達していたという“凶器”(ナイフ)を象わしますのでビンゴ!です。

ここでの最大のポイントは、当該ホラリー・ホロスコープにおいて、イベントがターゲットとする“被害者”などを象わす「DES」(Desendant:ディセンダント=下降点)近くに「火星」があって、“凶器”によるイベントまたターゲットとのかかわりが明示されていることです。

2、
一方、もしIC=北中点が「牡牛宮」の場合、“忍耐強さ”や“穏やかさ”がベースになり、当該イベントにマッチしません。

「牡牛宮」の共鳴星は「金星」で、金星は魚宮に位置し、「牡牛宮」の共鳴ハウス(室)「第2ハウス(室)」にあり、自損にせよ事故にせよ事件にせよ“狂気”が見えないのです。


【One Point】 重要なのは、「金星」はいずれの時刻においても「月」と衝(オポジション=180度)ということです。

第8ハウス(室)の「月」で、第8ハウス(室)の共鳴星「冥王星」と「火星」も衝=180度であることから“痴情のもつれ”で間違いありません。



【ご参考:書けない内容も多々あります】

掲載したホラリー・ホロスコープからリーディングできる内容は多々あります。

ですが、全部はご紹介できません。

解説を交えてこのまま掲載していくと、膨大になるためです。

何より、法的に“事件”を断定されたわけではありませんので、どうしても先走りして書くことはできません。

本文に書けるのは示唆となる一部のみなのでご了承いただきたく存じます。



≪“妻”を象わす「月」が語るもの≫

さらに重要なアスペクトがあります。

「金星」は、イベントのターゲットを象わす「DES」=下降点に上三分(アッパー・トライン=120度)のアスペクトをとっていて、スムーズに関連しています。

確定的ですね。

“浮気”など“痴情のもつれ”によるイベント(出来事)です。

しかも、なんと「金星」は、「土星」と「ドラゴンテール」を底辺とする特異なアスペクト・パターンのYOD=150/150/60度の頂点になっています。

もう一つは、その「土星」もまた「ASC=上昇点」と「金星」を底辺とするYOD=150/150/60度の頂点になっていて、避けがたく必然的に起きたイベント(出来事)だったことが象わされています。

少し謎解きのヒントです。

「月」は家庭においては“妻”などを象わし、その「月」が衝=180度をとっている“情愛”や当該ホロスコープでは“痴情のもつれ”にかかわる「金星」は、許容度数(オーブ)ギリギリながら“凶器”を象わす「火星」や“ターゲット”を象わす「DES=下降点」に上三分=120度をとってスムーズに関わっていることが状況を見事に象わしています。


【One Point】 詳しい時刻が分かりませんので、断定は避けざるをえません。

また夫婦関係では“妻”一般的には“感情”などを象わす「月」は、イベントの“意志”を象わす「ASC=上昇点」にも上三分=120度をとってスムーズに関わっています。




要点:「基本三数」の仕組み概説≫

「基本三数」による新ホラリー・リーディングのノウハウを少し解説しておきます。

「基本三数」の「1数=時間」は“意志”を原意とし、ホラリー・ホロスコープでは「ASC=上昇点」が象徴します。

「2数=空間」は“実体”を原意とし、「3数=人間」は“関係”や“作用”を原意とします。

詳細は講座などでご確認ください。

そのため宇宙この世界は、「1数」「2数」「3数」の一体不可分な「基本三数」を“光の三原色”などに見られるように根幹法則として成り立っているという事実があります。

「時間」の推移に伴なう「空間」の変化や「人間(関係性)」によって、さまざまなイベント(出来事)が生じ、宇宙的(運命的)にもたらされているのです。

この「基本三数」を知っておくことで、宇宙この世界の事実も、また“宇宙数理模式図”である本来のホロスコープもみえてきます。

そこにおいて、世界に2つと同じものがない位置関係(アスペクト)を「基本三数」から正しく解釈しリーディングしていけば“宇宙の意図”が見えてくる寸法になっています。


【One Point】 重要な事実は、ホロスコープに強制力はないということです。

最終的にはその方向に流れて抗しがたいのですが、基本は「基本三数」に伴なう時空を超越した「宇宙波動エネルギー」との共鳴関係によってイベントは相応にもたらされます。




≪ホラリーとネイタルの共通性≫

その瞬間、その場所、そのイベントを“宇宙数理模式図”から「基本三数」の適用によってリーディングする「新ホラリー・アストロロジー」は占いではなく「実学」です。

信じられないかもしれません。

受け入れられないかもしれません。

皆さまのご自由ですが知っておいて損はありません。

何にでもベースとなる多少の知識や、慣れ、またコツといった経験は必要ですが、シンプルさに驚かれ奥深さに気づくでしょう。

ちなみに、ホラリー・リーディングは基礎のリーディングなので、イベントを「個人の出生」に置き換えると、そのままネイタル・ホロスコープのリーディングに転用できます。

「基本三数」を伴なった人間個人そのもののリーディングですので、解釈の仕方は少し異なってきます。

人間は「宇宙波動エネルギー」の受容体となる“深層の精神意識”(霊性、潜在意識、深層心理)を併せ持つゆえです。


【One Point】 7月18日新月から正式にはじまった第3章「宇宙波動編」は、通称「宝瓶宮占星学」第2章「実技編」と並行して展開してまいります。

どちらにウエイトをおいてもいいのですが、宝瓶星学は前人未到ゆえ、ホロスコープ・リーディングに特化するなら「宝瓶宮占星学」でしょう。









突如反転-プリゴジンの乱
2023.07.07
[ワグネル] ― クーデター中止のワケを読む ―


進軍中止のホラリーとプリゴジンのネイタルとの共通点



驚愕のニュースが先月6月22日に飛び込んできました。

「ロシアの崩壊か?」といった論調で、大概はウクライナと戦闘中の民間傭兵部隊「ワグネル」を率いるプリゴジン氏がプーチン大統領に“反旗”をひるがえして、モスクワを目指して進軍しておりロシアが分裂しているといった内容です。

一報に接して、戦争中のありえざる“反乱”に「何をバカな!」と思いました。

翌23日(土)になって、モスクワへ約200キロメートルまで迫ったところで、突如、プリゴジン氏のワグネル部隊は進軍を停止。

「引き返している」との報道が流れ、大騒がせとなった国家反逆への大乱は1日で中止に至り、マスコミではその理由が不明という状況でした。



≪ターゲットは報道どおり軍部トップ≫

ロシア正規軍は、昨年2022年、ウクライナへの侵攻に及んだものの戦闘意欲はうすいように思われます。

これに対して「プーチンの料理人」といわれたプリゴジン氏が率いるビジネス傭兵部隊「ワグネル」の活躍は、一定の評価を得てきました。

ただし、世界各国がロシアへの経済制裁を続けていることから、長引く戦闘に弾薬や物資など兵站(へいたん)の不足が深刻なようです。

ロシアの正規軍は知りませんが、前線に立つ傭兵部隊「ワグネル」への補給が滞りがちなようで、戦死者が増えると補償も大きくなるためプリゴジン氏は、ロシア国防省の大臣ショイグに怒り心頭だったと伝えられています。

事実、今回の「プリゴジンの乱」のターゲットは、下掲の「ホラリー・ホロスコープ」を読むと軍事関係で、国防大臣をはじめロシア軍のトップだったことが象わされています。

では、なぜクーデター勃発のニュースからわずか24時間後の翌日、23日土曜日の夜になって進軍を中止し、引き返したのでしょうか。

ネットやマスコミでも分からず、理由が不明なのでホロスコープから出してみようと思いました。


【One Point】 のちのニュースでは、ベラルーシのフルシェンコ大統領が仲介に乗り出し、身の安全を保障してプリゴジンを説得したという報道がなされています。

表向きはそうであっても、水面下の本当のお話ではありません。




≪ホラリーは“設時”を意味する≫

戦闘中だったウクライナの東方から、モスクワへ向けて約1,000キロ近くも進軍し、地域住民から英雄のように歓迎されるワグネルやプリゴジン氏の映像が流れていました。

ところが、モスクワまで約200キロメートルまで迫りながら、急遽、進軍をやめ、反転して引き返しはじめたのです。

「なぜ?」と理由が気になってホロスコープから確認しようと思いましたが、反転した「時間」が分かりません。

「ホラリー・ホロスコープ」は、その名のとおり「その時間において」といった“設時天球図”(by 宝瓶宮占星学)なので、イベントが起きた時間が分からなければお手上げです。

ところが、ひょんなことから夜8時半頃だと分かりました。

それならあとは簡単です。

「ホラリー・ホロスコープ」を作成して、宇宙この世界の根幹法則「基本三数」を当てはめて解釈していけば理由はもちろんのこと、深層が見えてきます。





【One Point】 西洋占星術では用いられませんが、現実に基づいた「基本三数」はホロスコープの卓越した根本理論です。

宇宙この世界もホロスコープも「基本三数」から成り立っているため当然で、隠された“深層”を明らかにできます。




≪反転時のホラリー・ホロスコープ≫

下図はワグネルが反転したときのホラリー・ホロスコープです。

「時間」は6月23日20時半頃、「場所」はモスクワの南約200キロメートルのトゥーラ州、イベントこと「関係や作用」は、ワグネル軍の進軍停止(反転)です。



上掲のホロスコープを見ても「意味不明!」というのがふつうですし、「そんなもので世の中の出来事などが読めるはずがない!」という古い物理科学の発想による観念的な方が大半です。

また、既存の占術師の中にも「基本三数? 新ホラリー占星学? ワケ分からん!」と古い“占い”の観点から抜け出れない方も多いのです。


【One Point】 もはや旧態依然の物理科学オンリーでも、心理に偏した神秘占星術(秘境占星術)でも、現実からズレていく時代です。

量子論のように「波であり粒である」といった超越的な実際解釈が必要です。




≪プーチン親分との心の絆≫

「ホラリー・ホロスコープから事件や事故をはじめ、地上の出来事の深層が分かる」などというとまゆつばものに思われるでしょう。

ですが「基本三数」を知れば、実在の宇宙に根差していて、時空を超越した働きが実在する以上、「なるほど、そうだったのね!」とご納得せざるをえないのです。

主観的な解釈の“ホロスコープ占い”ではなく、見えざる世界を含めた実在の「クオリアル宇宙」に基づいた本質的なリーディングを行なうべき宝瓶宮時代です。

プリゴジン氏は、1961年6月1日の双子宮生まれ(太陽)です。

彼のネイタル・ホロスコープ(出生天球図)と、上掲のホラリー・ホロスコープ(事件事故天球図、設時天球図)には共通点があり、そこに進軍中止と反転の深層が見事に象わされていました。

予定分量の残りが少ないので、結論のみを書きます。

“親分”プーチン大統領への反乱ではなく、ショイグ国防相への激怒であることに間違いはなく、むしろ“プーチン親分”との“心の絆”を確認できて鉾を収めたものです。


【One Point】 「何を言ってるの?」と首肯いただけないかもしれません。

プリゴジン氏は見かけとは異なり、プーチンと“親分子分”といった深い情動に根差し、裏切られれば激怒しますが、情愛や理解を確認できれば鉾を納めます。

それがフルシェンコの仲介によって確認できたのです。




≪想像以上の義兄弟の絆≫

プリゴジン氏は、なぜ「プーチンの料理人」と呼ばれていたのでしょうか?

いつ毒をもられるか分からないロシアで、用心深いプーチンが「料理」を任せられるほどビジネス絡みとはいえ信頼していたプリゴジン氏だったからです。

それゆえロシアの危機に立ち上がり、ウクライナでの戦闘に加わったものの、満足に武器弾薬を供給しないモスクワに反旗をひるがえしたものの“親分”プーチン大統領の意向ではないことが確認できたようです。

信じがたいと存じますが『イワンのばか』(ロシア民話:トルストイ)を生んだロシアでもあり、男どうし友情の深いベロキスを行なうほどのお国柄でもあり、プーチンとプリゴジンは信頼の絆で結ばれていたということです。

事実「天秤宮生まれ」(太陽)のプーチンですが「蠍宮」が上昇宮であり、プリゴジンは「双子宮生まれ」(太陽)ながら「蠍宮」に通じる強い情動や連帯の絆を心の奥底に持っています。

皆さまご存じの『三国志演義』になぞらえれば、“桃園の誓い”ともいえる義兄弟の絆で結ばれ、それによってクーデターを未遂に終わらせたものです。


【One Point】 未遂に終わらせても、“誤解”とはいえクーデターを起こした以上、プーチンがプリゴジンを許すかは分かりません。

そんなことは百も承知のプリゴジン氏で、それでも鉾を収めた“親分に従う子分”のような関係性があったようです。









JAL123便墜落事故の真相
2023.06.09
[新ホラリー占星学] ― 1985年8月12日相模湾上空 ―


やっぱり尋常ではなかった事故の真相をリーディング



ふと、いまだに疑惑の消えない日本航空123便の墜落事故をリーディングしてみようと思いました。

航空機事故では世界最大の犠牲者を出した痛ましい事故です。

あと約2か月後の8月12日で、1985年の事故から38年になります。

いつものようにハンドメイドでホラリー・ホロスコープを作成していて戦慄を覚えました。

そこに象われていたのは「やはり、そうだったのか…」という星の配置でした。



≪墜落事故のあらまし≫

予定時間を少し遅れて、夕方18時12分に羽田空港を離陸。

「航空事故調査報告書」には次のように記されています。

「推定墜落時刻は、18時56分ごろであった」

その2ページ前には「18時24分34秒、(中略)伊豆半島南部の東岸上空に差し掛かるころ、「ドーン」というような音とともに飛行の継続に重大な影響を及ぼす異常事態が発生し」と問題の瞬間が報告されています。

さて、どちらの時刻でホラリー・ホロスコープを作成すべきか。

事故の直接の原因は、異常事態が発生した18時24分です。

ビンゴ! でした。




【One Point】 墜落時刻の18時56分でも念のためにホロスコープを出してみたのですが、18時24分のホロスコープほど迫力はありませんでした。

事故原因については「後部圧力隔壁の損壊により(中略)操縦系統の損壊が連鎖的に発生した」と記されていました。




≪“自損事故”ではない≫

18時24分でのホラリー・ホロスコープは次のとおりです。



ASC=上昇点は「水瓶宮」、DES=下降点は「獅子宮」でした。

この組み合わせは、公権力サイドによって民間人が事件や事故に巻き込まれたケースに多いタイプです。

実際、当該ホロスコープにおいても、獅子宮の共鳴星「太陽」がDES=下降点に合(コンジャクション=0度)であるために間違いありません。

さらに「水星」と「火星」を交えて四重合(クワドラプル・コンジャクション=0度)を形成していることをみても“自損事故”というリーディングはできません。

なぜなら、この場合「水星」は、ほかの星とのかかわりから知的なオペレーションやシュミレーションなどIT(情報技術)を含めた“作戦”を象わします。

そして「火星」は、ホラリー・ホロスコープでは“凶器”や“武器”また“戦闘”や“軍隊”(日本では自衛隊)などを象わし、“組織の中心”といった「太陽」とともにDES=下降点に合=0度だからです。


【One Point】 一方、ASC=上昇点は、事故の当事者側を象わします。通常の事件の場合は、犯人側を象わすことが多いのですが、今回のように原因不明の事故の場合は、いずれなのか特定できないためにASC=上昇点でみてみます。




≪IC=北中点がYOD=150/150/60度の頂点≫

驚いたのは、「水瓶宮」の共鳴星「天王星」が、DES=下降点を含む四重合=0度に下三分=120度をとっていることです。

さらに、YOD(ヨッド=150/150/60度)の頂点になっていたことでした。

「天王星」は予期せぬ突発的な“トラブル”というだけでなく、航空機など“飛行体”を象わすために、間違いなく「JAL123便」を象徴しています。

DES=下降点に下三分=120度といい、YOD=150/150/60度の頂点といい、単なる事故ではなく、否応なく巻き込まれた“人為事故”の様相が見えてきます。

さらに、IC=北中点も別のYOD=150/150/60度の頂点になっており、こちらは「冥王星」と「海王星」を底辺の星としていることから、ご説明は省きますが、当面は“深層”が明かされることはないでしょう。


【One Point】 先日の宮古島での陸自ヘリ墜落事故も、IC=北中点を頂点とするYOD=150/150/60度が形成されていました。

底辺の星が「水星&ドラゴン・ヘッド」と「火星」と異なるために一律ではないのですが、回収されたフライトレコーダーから「事故は機体の不具合が発端で起きた可能性が高まった」とされています。




≪二重YODの「金星」の驚愕の意味≫

「天王星」を、“突発的なトラブル”や“アクシデント”と解釈することはふつうです。

間違いとまでは言えませんが、重要なのはDES=下降点を含む四重合=0度の下三分=120度で、YOD=150/150/60度の頂点となる位置関係がポイントです。

天王星の象意だけでなく、ほかの星とのアスペクトなど位置関係をみた解釈をしないと、単純解釈は占断ミスにつながります。

DES=下降点を含む四重合=0度の本意を知れば、戦慄の原因が見えてきます。

また「天王星」を頂点とするYOD=150/150/60度の底辺の一つ「金星」が、交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)の「木星」と「天王星」を底辺として、頂点の星ともなっていることは、驚愕の事故原因が秘められていることを象わしています。

これら複雑に絡み合ったアスペクトの意味を解釈できれば、ハッキリと事故の真相がリーディングできるホラリー・ホロスコープになっています。


【One Point】 蟹宮の「金星」で「木星」と「天王星」のM.R.が底辺のYOD=60/150/150度です。

このM.R.を含めた12種類のアスペクトの象意を知れば、ホラリー・ホロスコープにかぎらず、ネイタル、シナストリー、トランシットや星のディレクションなど全リーディングが可能です。




≪意図された墜落事故≫

“当事者”サイドを象わすASC=上昇点に「木星」が合=0度なのは“幸運”などではありません。

逆に、大惨事の事故になることが「木星」はもちろん、「DES=下降点」を含む四重合=0度(太陽&水星&火星)やドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テールを含めた大十字(グランドクロス=90度×4)を交えて意味されています。

間違えてはいけないのは、たとえ大十字=90度×4であっても「木星」がかかわっていなければ大惨事にはなりにくいことです。

また、蟹宮直前の“センシティブ”な「月」が“欺瞞”や“茫漠”とした「海王星」と衝=180度で、蠍宮でしかも第8ハウス(室)に位置する「冥王星」が三分(トライン=120度)の位置関係というのも、“両極端”ゆえに二重三重に被害が拡大されることを象わしています。

単なる「圧力隔壁」損壊による事故ではないことがリーディングできます。

意図されたもので、否応なく運命的な要素が大きい墜落事故といえます。


【One Point】 「時効」と同じで時を経なければ書けないことがあります。

ですが、真実が明らかになる宝瓶宮時代です。

TOPやオールド・メディアは立場があって書けないことも、新時代の主人公一般市民は異なるためです。









北朝鮮ミサイル行方不明
2023.04.19
[4月13日]― 固体燃料の多段式ICBMか? ―


Jアラート発出 レーダーから消えた火星-18の謎を解く



北朝鮮の平壌近くから発射されたミサイルがレーダーから消えて話題になっています。

打ち上げの初期の弾道計算から北海道への落下が懸念され、朝7時55分に北海道を中心に「Jアラート」(全国瞬時警報システム)が発出されました。

ところが、約50分後、北海道および周辺への落下の可能性がなくなったと確認され解除されました。

突如レーダーから消えた不可思議なミサイルに当初は、爆発したのではないかと考えられました。

ところが、北朝鮮の技術進歩は予想以上ですし、今回はいつでも発射可能な固体燃料の新型ミサイルで、これまでも途中で軌道を変えることがあったために、さらに改良が重ねられてレーダーで捕捉できずに見失ったのではないかという観測さえ出てきました。



≪「基本三数」によるホラリー・ホロスコープ≫

そうであれば大変なことです。

もし、軌道を途中で変更して目標に着弾できるミサイルであったり、レーダーから消えて補足できなくなる新型ミサイルであれば、従来の迎撃システムが使えないことになるからです。

早急に、敵基地反撃能力や報復可能な防衛システムを構築しなければならないのです。

実際のところはどうなのか、発射時のホラリー・ホロスコープからリーディングをしてみました。



宇宙の根幹法則「基本三数」にもとづいた新しいホロスコープ解釈ですので、既存の“ホロスコープ占い”では解釈できない、現実世界の深淵なリーディングが可能です。

そのため、既存のホロスコープに詳しい方ほど、「何でそういう解釈になるの?」といった箇所が出てくると存じますので、何卒よろしくご理解を賜りたく存じます。


【One Point】 時刻は当該ミサイルが発射された2023年4月13日朝7時22分(防衛省発表)です。

場所は北朝鮮で、「数理法則」12数理に基づいた新ホラリー・ホロスコープです。




≪画期的な技術革新のミサイル≫

リーディングのポイントをお伝えいたします。

ASCハウスシステムによるホロスコープの始まり、「ASC」(Ascendant:アセンダント=上昇点)は、当該宇宙理論ではミサイルを打ち上げた“意志”(意図や動機)などに共鳴します。

上掲のホロスコープでは牡牛宮15度です。

そこには上昇星の「天王星」とともに、同じく「ASC=上昇点」に合(コンジャクション=0度)をとる第2の上昇星となっている「水星」が位置し、双子宮の「金星」と特殊なアスペクト(位相、座相、局面)をもたらす交歓(ミューチュアル・レセプション:M.R.)を形成しています。

すなわち、「ASC=上昇点&水星&金星&天王星」の四重合(クワドラプル・コンジャクション=0度)が形成されていることになり、強い“意志”が読み取れます。

これらは「水星」や「金星」また「天王星」の象意から、端的には“画期的な技術革新”を意図して行なった新型ミサイルの発射であることになります。


【One Point】 おまけに此度のミサイル実験の“深層”に共鳴する「IC」(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点)もまた「金星」を共鳴星とする「天秤宮」です。

齟齬はみられませんので、初めて固体燃料を用いた変則軌道のミサイルの可能性は充分です。



≪激変をもたらす冥王星≫

一方、ミサイル発射実験の目的をはじめ、その結果や成果は「DES」(Desendant:ディセンダント=下降点)などによって示唆されてまいります。

ここに今回の結論が秘められています。

DES=下降点は「蠍宮15度」で、共鳴星は“両極端”の象意をもつ「冥王星」です。

“破壊と創造”や“大変革”などといった象意も“両極端”のあらわれであって、ASC=上昇点に合=0度の“飛行体”などを象わす天王星と複合して、軍事的なホラリー・ホロスコープでは“核兵器”すなわち戦術核ミサイルなどを象わすことになります。

いずれにしても、“大成功”か“大失敗”かを象わす「冥王星」が「MC」(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)にジャストの合=0度でもあるために、どこまで発表され、表出するのかはともかく、結果は両極端にもたらされます。

どちらでしょうか。

スタンスや分野によって両方なのですが、「冥王星」は「ケレス」を上三分(アッパー・トライン=120度)とし「金星」を下三分(ロウアートライン=120度)としており、さらには「IC=北中点」を尻尾とする大三角凧(トライン・カイト=120/120/60/60度)を形成していることから、潜在的なポテンシャルを秘めつつも、“喪失”が象わされています。




【One Point】 レーダーから消えたこともそうです。

有体にいえば目的を達成することができず“大成功”とはいえないのです。

ただし、もし、核弾頭を載せて飛翔実験を行なったということであれば、現実化でき“大成功”になります。




≪迎撃の可能性をリーディング≫

さて、もう一つ重要なポイントがあります。

軍事関係や事件などのホラリー・ホロスコープにおいては、“武器”を象わす「火星」が「DES」=下降点に上三分=120度のアスペクトをとっていることです。

さらにこの「火星」は、“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」を上三分=120度としているために、北朝鮮の新型ミサイルは迎撃ミサイルなどの武器によって撃墜されたことで、レーダーから消えたとリーディングすることも可能です。

かなりシビアな解釈ですが、「北海道に着弾する可能性がある」と判断されたことは、もはや実験ではなく戦闘行為を意味します。

そのため、洋上に展開されているイージス・システムが働いて“自動的”に迎撃した“可能性”さえリーディングできます。

仮に、そうであっても、国際関係や軍事機密の関係上、発表されることはありません。

公式に「レーダーから消えた」というアナウンスに留まるでしょう。


【One Point】 もう一つは、北海道ないし近辺への着弾の初期軌道で打ち上げ、途中で軌道変更するようにしつつステルス弾頭にしていたのか、このままだとヤバイと思って自爆させた可能性も考えられなくはありません。




≪Jアラートのメッセージ内容≫

いずれにしても、蟹宮9度に位置し、第3ハウス(室)のカスプ(尖点:象意の最も強い点:境界線)上の「火星」は強力です。

端的に“防衛技術”による武器などを象わすために、当該リーディングでは、国土防衛(国民防衛)のためのイージス・システムによる迎撃、撃墜の可能性は高いと考えています。

ちなみに、7時55分のJアラートのメッセージは、北海道の方なら直接体験された方も多く、怖い思いもされたと存じます。

次のような内容でした。

■Jアラートにより発信された「国民保護情報」

【政府発表】 直ちに非難。直ちに非難。直ちに建物の中、又…

4月13日 7:55発令

【発表時間】
2023年04月13日 7時55分
政府発表

【内容】
直ちに非難。直ちに非難。直ちに建物の中、又は地下に避難して下さい。
ミサイルが、08時00分頃、北海道周辺に落下するものとみられます。直ちに非難して下さい。

(以下、略)


【One Point】 ドラマや架空のお話ではありません。北海道および近隣とはいえ、日本に起きた現実の出来事です。









陸自ヘリ墜落の原因を読む
2023.04.09
[新ホラリー占星学] ― 防衛省は「事故」と発表 ―


IC=北中点を頂点にしたYOD(ヨッド)がリーディング・ポイント



沖縄との間の海峡を中国軍艦が通過する宮古島で、幹部ら10人が乗った陸自ヘリが4月6日午後4時頃にレーダーから消え、墜落が確認されました。

現在も原因究明中ながら防衛省は墜落から5時間後「事故」と公表しました。

あたかも中国海軍空母「山東」などが近隣の公海上を航行するなか、あらぬ憶測を生まないためだと思われます。

それを知ってか知らずか、撃墜説や時限爆弾説、はたまたステルス・ドローン説などの推測が飛び出しており、急ぎホロスコープからホラリー・リーディングを試みてみました。





≪事故発生時のホロスコープ≫

下図は陸自ヘリ、通称「ブラックホーク」ことUH60が消息を絶った15時55分の現場、宮古島をイベント・ポイント(占星地)としたホロスコープです。



太陽と月のみ許容度数(オーブ)は10度、ほかは6度を標準とし、YOD(ヨッド=150/150/60度)を形成する転(クインカンクス、インコンジャクション=150度)は3度にしています。

ちなみに、「転」という日本語は、その象意内容から当サイトで名付けたものです。


【One Point】 「基本三数」理論に基づいて作成しています。

ハウスシステムは理論に最も近いレジオモンタナス(未修整)を用いており、アスペクトの種類や用いているプラネットも理論に即したハンドメイドです。




≪DES=下降点は“被害者”を象わす≫

まず、最初の解明のポイントは「事件」か「事故」か分かりませんので、その特定から入ることになります。

ポイントはASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)とその共鳴星です。

ASC=上昇点は「乙女宮6度」、共鳴星は「水星」で「牡牛宮4度」+「第9ハウス(室)」に位置し、アスペクトは解説しながら述べます。



被害者側を象わすのは、DES(Desendant:ディセンダント=下降点)です。

DES=下降点は、日本の“民族性”が象徴される「魚宮」で、共鳴星「海王星」もまた「魚宮」に位置し、しかも同じ「第7ハウス(室)」なので齟齬はみられません。

DES=下降点は、「火星」を下三分(ロウアートライン=120度)として、スムーズな象意の関係性を結んでおり“アクション”などをはじめ、ホラリーでは“武器”や“軍事関係”を象わすために、被害者は「自衛隊」で間違いはありません。


【One Point】 ちなみに、中国の“民族性”は「蠍宮」(共鳴星:冥王星)で“国体”は「獅子宮」(共鳴星:太陽)で象徴されます。

上掲のホラリー・ホロスコープでは、残念ながら? 直接的な関与は見られません。




≪世論の“暴騰”を防ぐ≫

多くの方は「事故」ではなく、「他国からの攻撃による墜落事件ではないか?」と疑念を持たれたことでしょう。

なぜなら、有事が生起した場合、南九州を管轄とする警備区域を超えて、沖縄方面にも緊急展開する「第8師団」に1週間ほど前に着任したばかりの師団長ら方面幹部らが多数同行していたためタイミングがよすぎるからです。

もし、当ホラリー・リーディングの結果を、“撃墜事件”と結論付ければ納得してもらいやすいかもしれません。

ですが、国際的な駆け引きが伴なう軍事情勢は、最も慎重な配慮が必要で、そんな単純な動きはありえません。

なぜなら、国家の存亡を決する紛争や戦争に結びつくためです。

相手国の国家の権力者の立場はもちろん、我が国においても日本国民を守ることが難しくなってしまいます。


【One Point】 軽々に判断できる問題ではありません。

防衛省が早々に「事故」と発表したのは、深い理由があって、憶測が憶測を呼んで世論が“暴騰”することを防ぐことが第一だからでしょう。




≪IC=北中点を頂点としたYOD≫

上掲のホラリー・ホロスコープをリーディングした結果は、90%以上の確率で“精神面が絡んだ事故”であることを示しています。

リーディングのポイントは、「IC(Immn Coeli:イムン・コエリ=北中点:天底)」 を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60度)です。

当該YOD=150/150/60度の底辺は「水星」と「火星」になっています。

「水星」は、今回の“イベント”の主体者側を象わすASC=上昇点の共鳴星です。

もう一方の「火星」は、被害者側を象わすDES=下降点にスムーズにかかわる下三分=120度をとっています。

その両星が「IC=北中点」を頂点としたYOD=150/150/60度を形成している意味は、当該イベントの主体者側と被害者側が同一であって、避けがたい「事故」であったことを象わしています。


【One Point】 宝瓶宮時代のアストロロジーによる「新ホラリー占星学」は、宇宙の根幹法則「基本三数」を適用し内情を含めた解明を行なえます。

イベントが生じた時間や空間(場所)また人間への「運命波動」をリーディングいたします。




≪残り10%の「陰謀論」の場合≫

最後に、10%に満たないレベルですが、第三者による撃墜の可能性に触れておきます。

日本の象意は読みとれても、中国の象意はほぼありませんでした。

しかし、アメリカの象意は案外と見事に読みとれました。

アメリカは“民族性”を「射手宮」(共鳴星:木星)とし、“国体”は日本と同じ「水瓶宮」(共鳴星:天王星)で、“現体制”は蟹宮(共鳴星:月)で象徴されています。

ASC=上昇点の共鳴星「水星」は、アメリカの“民族性”「射手宮」に共鳴する「第9ハウス(室)」に位置します。

当該イベントが起きた“深層”を象わすIC=北中点は「射手宮」自身になっています。

被害者側を象わすDES=下降点に下三分=120度の“武器”などを象わす「火星」は、アメリカの“現体制”を象徴する「蟹宮」に位置しているためです。


【One Point】 結論的に、90%は“逆噴射”で知られる「羽田沖日航機墜落事故」のような“メンタリティー”が絡んだ「事故」です。

残り10%は、日中のトラブルを誘引し、共倒れ狙いか、出張る口実をうかがった「陰謀論」的な見方も可能というものです。









小西議員のソーラーチャート
2023.03.08
[権勢欲と冥王星] ― 毎度お騒がせの理由は? ―


冥王星のディレクションを受けはじめた変革期



まるで「売り言葉に買い言葉」です。

一部に推測交じりの捏造が仕組まれた総務省の内部文書を片手に、3月3日参議院予算委員会で高市大臣に迫った毎度お騒がせ小西洋之議員。

自信満々の総務省文書を高市氏に頭から否定されて、思わず「本物だったら大臣も議員も辞任するか?」と問い掛け、身に覚えのない高市氏も「結構です」と受けて立った格好です。

それはそれとして、なぜ小西議員はたびたび問題発言を行なうのか「ソーラーチャート」からみてみました。






≪高市大臣とのやりとり≫

真偽はともかく、ポイントは次のようなやりとり、です。

「それは捏造文書だと私は考えております」

「仮にこれが捏造の文書でなければ、大臣そして議員を辞職するということでよろしいですね?」

「結構ですよ」

といった高市大臣と小西議員のやりとりがありました。

事実は下の【ご参考】に書いたようなことだと思いますが、なぜ小西議員ってイージーミスを連発するのか「ソーラーチャート」を作成してみました。


【One Point】 高市氏は、終始落ち着いた口調で答弁し、自信をもって「結構ですよ」と答えていました。

一方、小西議員は自信満々の内部文書を「捏造」だと否定されて赤っ恥をかくわけにもいかないので、思わず「辞職でいいですね?」と言ったようです。



【ご参考:総務省の“内部文書”】

小西議員は、持ち前の“権勢欲”や“目立ちたがり屋”ゆえのスタンドプレーの性向を、誰かに利用されたのかもしれません。

一方で、楽観的で受け身的な人の好さや情にほだされる側面をイージーにお持ちでもあるためです。

いずれにしても、相応の「ホロスコープ」(出生天球図)をお持ちなのですが未熟です。

件の総務省の内部文書は全78ページほどで、大半が“本物”のようです。

ですが、最初の高市大臣に関する2~4ページは、推測を交えた“メモ”程度のもので、ありていに言えば“捏造”です。

高市氏は、ご自分について書かれた最初の4ページしか読んでいないと答弁していて、身に覚えがないために捏造文書だと述べています。

一方、小西議員は、残りの74ページほどは“本物”なので、高市氏について書かれた最初の部分までも、本物だと自信をもっているようです。

でも、そういった「取扱厳重注意」の総務省の文書が、省内の“エース課長”から議員に渡って、予算委員会で使われるって、もともとたいした文書ではないから渡したのか、明確な違反なのか、どっち?

【追記:23.03.12】
3月10日、総務省による国会答弁が行われ、「行政文書」ではあるものの内容については「認識が異なる」「事実か確認できない」「作成者が不明」などの部分が相当数あるとのことでした。
要は、真偽不明の部分があるために取扱厳重注意のようですが、小西議員は「これは超一級の文書です」と述べていたのですが…。





≪小西議員のソーラーチャート≫

それはともかく、で、小西議員のソーラーチャートは次のとおりです。



出生時間が不明なので、日の出の時刻7時7分で作成しました。

その場合だと、出生時の「月」は蟹宮5度になりますが、正確を期すために「月」のみ当日に移動する度数を記しています。


【One Point】 上掲の「ソーラーチャート」は、出生時間が不明なために、ハウスシステムを用いた一般的なホロスコープではありません。

一般的なホロスコープで最左端となるASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)の位置に、出生時の「太陽」を置いたハウスホイール(イコールハウス)のソーラー・チャートで作成しています。




≪“権勢欲”と“自己顕示欲”≫

今般の出来事に関連して、上掲の小西議員の「ソーラーチャート」の特徴は次のとおりです。

1、
水瓶宮7度の「太陽」が、天秤宮1度の「冥王星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とし、獅子宮5度の「ドラゴンテール」を衝(オポジション=180度)としていること。

また「太陽」は牡牛宮29度の土星を交えて、太陽&ドラゴンヘッド/土星/冥王星のパワフルな大三角(グランドトライン=120度×3)を形成しています。

2、
さらに「太陽」は、牡羊宮20度の「火星」と五分(クインタイル=72度)を形成しています。

3、
次に、小西議員が受けはじめている「冥王星のディレクション」(運勢変化)が重要で、山羊宮29度に進んだ冥王星は、彼の出生時の「太陽」に合(コンジャクション=0度)をとりはじめており、なおかつ出生時の「冥王星」に三分(トライン=120度)の昨今です。

太陽の許容度数(オーブ)10度の場合はそうで、彼にとって“権勢欲”や“自己顕示欲”などが爆上げ中の人生期になっています。


【One Point】 もともと“権勢欲”が強く、周囲から注目されて中心にいたいタイプでもあり、奇をてらった“スタンドプレー”に走る傾向を持ちます。

それが昨今は「冥王星のディレクション」を受けて強まっています。

そのため重要なのは、逆に心の内面の「深層の精神意識」の分野に移ってきている昨今の彼の運勢期です。



≪そのほかの特徴の一例≫

ほかのポイントとなる特徴もご参考に書いておきましょう。

4、
「冥王星」を軸に、「金星」を上三分(アッパー・トライン=120度)とする「月」と、「木星」との衝=180度によるT矩(Tスクエア=90/90/180度)があります。

失礼な言い方ですが、これはニヤけた表情の一因になっています。

5、
また、山羊宮23度の「水星」を軸に、上述の「火星」と、天秤宮18度の「天王星」のT矩=90/90/180度もお持ちです。

奇をてらいマウントをとりたがるスタンドプレーの言動が未熟なときほど出やすくなります。


【One Point】 ほかにも、出生時の「太陽」と「海王星」を底辺とし「月」を頂点とするYOD(ヨッド=150/150/60度)の可能性があります。

また「太陽」が「土星」と「海王星」を交えた神秘長方形(ミスティック・レクタングル=60/120/60/120度)を形成していることも、彼の星の配置においてはポイントです。





≪冥王星のディレクション≫

さて、最後は「星のディレクション」(運勢変化)です。

トランシットの冥王星は、昨年2022年から歴史的な「深層の精神意識の変革」のデレクションを社会に投げかけはじめました。

小西議員に対しては、出生時の「太陽」や「冥王星」にアスペクトをとって、強く働きはじめている昨今で、持ち前の“権勢欲”や“自己顕示欲”をプッシュしているのですが、残念ながら今は、逆に“深層の精神意識”などの内面性を高めていくことが優先になっています。

そのため彼は議員辞職をするしないにかかわらず、今般の出来事を“心の糧”として「深層の精神意識の変革」のデレクションに沿っていかざるをえない人生期に突入しているのが本当のところです。

今は内面性を見つめていくとよい人生期です。

“権勢欲”などをお持ちになるのは悪いことではないのですが、まずは内面性を整えておかないと、運勢的に齟齬が生じ、仮にトップに立っても足元をすくわれるなど長続きしません。

以上、ほんの一例です。

ご参考になればと存じます。


【One Point】 一方、トランシットの土星は、昨日3月7日に魚宮に入宮しました。

そのこともあって、昨日が誕生日で魚宮生まれ(太陽)の高市早苗氏は、冷静に誤魔化すことなく現実をみて、クールにご対応できる人生期にあります。









安倍晋三写真展in下関
2023.02.14
[躍動]― 月刊「正論」主催 ―


~産経新聞カメラマンがとらえた勇姿~



昨年11月19日~12月1日の東京に続いて、安倍元首相の地元下関で「安倍晋三写真展」が開かれました。

JR下関駅に隣接する複合商業施設「シーモール」で、建国記念の日を挟む2月9日~12日までの4日間です。

主催は月間「正論」で、サブタイトルは「産経新聞カメラマンがとらえた勇姿」でした。





それ以外にも、昭恵夫人によるプライベートを含む秘蔵写真や萩生田光一政調会長による訪米時のショットも展示されていました。

会場の撮影はOKで、写真のみの撮影はNGとのことです。

安倍氏の「腹心」萩生田氏との2ショットが目を引いたので、周囲を含めて「パチリ」(古ッ!)。





隣の部屋では自衛隊での訓示のときのものと思われる映像が流されていました。

多くの方は照明が明るい写真展示会場に気をとられていて、気づかなかったようです。





JR下関の改札から、そのまま徒歩1~2分ほどでいけるシーモール4階の奥まったレンタル・ホールでの開催でした。

建国記念の日の11日 午前11時過ぎには昭恵夫人も来場し、来場者からの拍手や「アッキー」との声掛けが起き、握手を求められていたようです。



[会場のシーモール外観]










- CafeNote -