天子の不徳「災異説」
2020.07.01
 
古来より支那では、「天子(皇帝)が不徳であると、地震や凶作などの災害が起こる」とされていました。

儒教のなかにこのような「災異説」(天譴論:てんけんろん、天人相関説)を持ち込んだのは、「前漢」の儒学者で紀元前2世紀に生きた董仲舒(とう ちゅうじょ)だとされます。

董仲舒がいうには、「天地も人も、ともに“陰陽”に支配されており、人君の政治が乱れると、天地の陰陽も乱れて、災異が生じる」という理論のようです。

最初は、何かの本でこういったことを読んで、「人の言動で自然科学の分野の災害が起きるのはヘンだ」と思っていました。

しかし、その後、何かの出来事などから、「もしかして、関係がある場合があるのかも…」と疑問をもつようになりました。

そして、「宝瓶宮占星学」や「数理法則とクオリアル・ワールド伝授講座」をはじめた今日では、“民族性”を蠍宮とする「支那」(今の中国)では、あってもおかしくないと考えるようになりました。


事実、数千万人を殺戮した旧ソ連のスターリンや、のべつまくなしにユダヤ人を殺害した第2次世界大戦のヒトラーに匹敵する現在の“人間の悪魔”「習近平」ひきいる共産党一党独裁政権「中国」の所業は、今般の“武漢ウイルス”の被害をみるまでもなく、もはや地上に存在してはならない非人道的な“国家”になっています。

今年2020年1月に、山羊宮22度で起きたトランシットの「土星」と「冥王星」のジャストの合(コンジャンクション=0度)によって、かねてよりの「組織運営変革の深化」のディレクションがピークを迎えた今年、もはやまったなしで「組織運営の変革」が中国のみならず、全世界に波及している今日です。

当初から「宝瓶宮占星学」サイトでお伝えしてきたとおり、国連も、国家も、また会社組織も、さらには国民生活も、これまでとは異なる「組織運営の変革」を“武漢ウイルス”はもちろん、“米中対立”のなかで否応なく行なわなければならない時代を迎えています。

一見、中国は、武漢での感染拡大以降、いかにも“コロナウイルス”を抑えこんだたかのような報道を行ない、数字を誤魔化して発表し続けています。

“親中反日”の日本のマスメディアは、そのような中国製の映像やニュースを垂れ流しにし、プロパガンダ(政治宣伝)の片棒をかついで国民をあざむき、中共にくみしてなんら恥じていないかのようです。

ただし、ネットでは、いくら中国が「感染者ゼロ」と発表しても、感染拡大の情報はどこかしら漏れ続け、事実、昨今では隠しきれなくなって武漢以外の都市や首都北京でも、感染が続いていることが明らかになり、“都市封鎖”の可能性さえウワサされています。


ことは、武漢ウイルスのみにとどまりません。

すでに、昨年2019年より、アフリカで発生したサバクトビ・バッタの大軍が、海を越えて中国に向かっていることが今年初めに流されていて、ついに先ごろには、中国都市部で大量発生に至り、主食のトウモロコシや小麦への被害が懸念されている現状です。

かと思えば、100万人単位の死者を出した1931年の中国大洪水に匹敵する大洪水が、先月6月に発生し、2009年に長江の中域に完成した570kmものダム湖を誇る巨大な「三峡ダム」が、“手抜き工事”のせいもあって歪みが生じていることが、衛星写真などでも確認されており、いまにも決壊するのではないかと心配されています。

そして、6月25日には、首都北京で武漢ウイルスのように突起をもった野球ボール大の雹(ひょう)”が大量に降ってニュースになるなど、天変地異の様相をみせています。

ほかにも、昨今では“新型豚インフルエンザ”の発生とヒトへの感染が中国で確認されており、これまた世界的な感染拡大にいたるのではないかと心配されているところです。


広い国土をもった中国なので、どこかで何かが起きてもおかしくはないのですが、それでも異常です。

規模や状況がふだんとは違うのです。

やはり、古来からいわれているとおり、「天子(国家主席)の不徳が、天変地異を招いているのではないか」と考えたくなります。

というのも、“民族性”を蠍宮にもつ支那また中国の場合、宇宙の真実につうじる“聖人”か、犬畜生にも劣る“極悪人”かといった両極端になりやすいからです。

現在の“赤い皇帝”「習近平」(中国共産党)は、どうみても前者ではありえません。

宇宙創成の道理「数理法則」からみて“反面教師”にしても、“悪行”の度がすぎるのです。

まして、「組織運営変革の深化」のディレクションがピークを迎えた今年2020年である以上、もはや何が起きてもおかしくない状況に至っています。


中国は、昨今「戦狼作戦」を展開し強硬に出はじめていますが、これは追い詰められている証拠です。

老子や孫子の兵法でいうとおり、本来「水のごとく」が最強最善なのですが、その余裕もないほど完全に“柔軟性”を忘れ去っています。

お酒の銘柄にもあるように「上善如水」(上善は水の如し)と喝破したのは老子です。

また、孫子も「兵の形は水にかたどる。水の行くは高きを避けて低きにおもむく」と情勢に応じた戦略や兵の使い方を示しています。

ところが、現在の中国の「戦狼作戦」は、一か八かの体当たり戦法で、弱い相手や同程度の戦力の相手には功を奏しますが、トータルでみて3倍以上の戦力を有するアメリカに対抗しては、いつか強硬ゆえに“ポッキリ”と折れてしまう無謀な作戦でしかありません。

“老獪”だったかつての中国が、もはや習近平になって“裸の王様”とみまごう強気一辺倒の“バカ丸出し”の覇権侵出に陥っているのは、逆説的にいえば、世界人類にとっては「中共の終末」ともいえる“朗報”なのです。


ちなみに、日本でも「天子が不徳であると、地震や凶作などの災害が起こる」といったことに類する出来事が起きています。

55年体制以降、長きにわたって政権を担当し戦後日本の繁栄を築いてきた自民党政権から、初めて親中親北の「社会党政権」(1994~1998)が誕生したとき、直後に「阪神・淡路大震災」が1995年に起きています。

さらには、マスコミに踊らされて「民主党政権」(2009~2012)が誕生しましたが、そのとき鳩山首相は「これは(共産)革命です」と誇らしげに述べた、その1年半後、「3.11東日本大震災」が2011年に起きました。

人知れず1989年に正式にはじまった「宝瓶宮時代」に、ときの“天運”をもった日本が、民度に反する「容共的」な政権を選択したとき、時代の波動に合わずに、どこかしら歪(ひずみ)が生じて美しい日本の“大自然”に影響をもたらしたのかもしれません。









超越リーディングと「香港」
2020.06.10
  
ふだんの「ホロスコープ・リーディング」を越えた「超越リーディング」をお届けいたします。

先の全人代で採択された「香港国家安全法」にかかわる中国の“命運”のお話です。


ちなみに、「超越リーディング」というのは、「数理法則とクオリアル・ワールド」による宇宙この世界を貫く、見えない「運勢波動」によるリーディングといいかえてもさしつかえありません。

「香港「国家安全法」の“代償”」の記事(5月29日アップ)もあわせてご参照ください。


さて“ソ連共産主義”は、先の「双魚宮時代」の最後を飾った国家体制でした。

ですが、1989年に「宝瓶宮時代」が正式にはじまると、新しい時代の“運勢波動”とは相容れないために、巨大な帝国もあっけなく滅びていきました。

しかし、発展途上国だった“中国共産主義”は、ワケあって地道ながら生き残っていたのです。

というか、日米の支援もあって着々と力を蓄え、オバマの「アメリカは世界の警察官ではない」というマヌケ発言をキッカケに、ついに牙をむきはじめました。

共産党一党独裁による「世界覇権」の野望を具体的な言動にうつしはじめたのです。

今日に至るその状況は、皆さまもご存じのとおりです。


では、なぜ、「宝瓶宮時代」にありながら、先の“双魚宮時代”の遺物「中国共産主義」は、世界覇権への野望を発揮できるのでしょうか。

「星のディレクション」(運勢変化)から申し上げますと、双魚宮時代の共鳴星「海王星」が自らの共鳴サイン(宮)「魚宮」に入宮することによって、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションがはじまったからです。

「宝瓶宮占星学」サイト、もしくは当ブログをご高覧のかたであれば、ご存じと思いますが、2008年に影響圏入りし、2011年(2012年)に海王星が正式に「魚宮」に入宮しました。

このことによって、双魚宮時代の“運勢波動”が強まり、それと共鳴する「中国共産主義」が台頭することが可能になったからです。


しかし、もはや「宝瓶宮時代」なので、その大前提があります。

その最大の理由は「香港」です。

香港は、1997年に返還されましたが、中国にあって、その後、50年間、一国二制度のもと自由民主主義体制を維持存続できる約束だったからです。

本来、宝瓶宮時代の波動とあわず、滅んでもおかしくないはずの「中国共産主義」が生きながらえてきたのは、小さいながらも「香港」の存在があったからです。

それゆえ「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションに乗って、中国は“経済”でもって世界に覇をとなえることができたのです。


どこまでご納得をいただけるかはともかく、「超越リーディング」でみればそうなります。


「運勢」また「運勢波動」について、簡単にご説明しておきます。

「運勢」を100%なくした場合、国家にかぎらず会社組織も、次第に存続ができず、崩壊がはじまります。

それは、ときに個人にもあてはまることがあります。

このように、宇宙この世界をつらぬく「数理法則」にもとづいて“運勢波動”をみる超越リーディング(クオリアル・リーディング)を行なったとき、双魚宮時代の遺物「中国共産主義」が生き残り、大きくなれたのは、宝瓶宮時代の自由を掲げた「香港」があったからです。

適切なたとえかどうかはわかりませんが、“種子”や“卵”にたとえたとき、全体が「中国」で、そのなかで小さいながらも最初に“生命”(運勢)を宿す「胚」の立場が「香港」です。

なので、「香港」を失えば「中国共産主義」全体が“生命”(運勢)をなくしはじめます。

今般、中国全人代が採択した「香港国家安全法」という名の“支配法案”は、結局、自らの“生命”(運勢)を断つ、自殺行為の法案です。

習近平は、“武漢ウイルス”でとち狂ったのかキケンな手段に出ました。


もはや、一党独裁「中国共産主義」の“命運”は、「香港国家安全法」とともに、早ければ今年2020年にもつきかねません。

いずれであっても、「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションとともに消えていきますので、もはや時間の問題です。

日本が、自由の盟主“アメリカ”を選ぶのは懸命な判断で、アメリカが時代の“天運”をもつ日本とともにあるのは賢い判断です。


ちなみに、「中国共産主義」と類似の“運勢波動”のお話をすれば、韓国も同様です。

これまで韓国の経済的な繁栄は、「星のディレクション」によるものでした。

ですが、このディレクションは、国際ルールを無視し、自分がイチバンだと謙虚さを忘れると、あっというまに社会のどん底に転落しかねない“両極端”のディレクションなのです。

韓国は最近、ものの見事にそのドツボにはまっていることに早く気づかなければなりません。

自分の力だと過信し、“傲慢”になり、謙虚さを失うほど、“運勢波動”を失い地に落ちていきます。

先の選挙で、文在寅率いる与党が勝利したことが仇となって、ますます暴挙を重ねる韓国は、中国共産主義と歩を一にして、これまた命運がつきようとしているといって過言ではない昨今です。












超越リーディングで解明
2020.03.14
“武漢ウイルス”(COVID-19)の経緯を、“超越リーディング”でお届けいたします。

ちなみに、“超越リーディング”というのは、「クオリアル・リーディング」のことで、「数理法則」をベースに「数理法則とクオリアル・ワールド」による「霊識」(クオリチュアル)を交えたリーディングのことです。

なぜなら、この世の中は「物質」と「科学」だけで成り立っているわけではありません。

かといって、「精神」と「宗教」など「スピリチュアル」といった「心霊世界」だけで成り立っているわけでもありません。

両方が併存し、関係しあっているのが人間社会などの宇宙この世界=「クオリアル・ワールド」なので、とちらか一方に片寄りすぎて判断すると、事実から遠のくことがあるのです。


「ホロスコープ・リーディング」も本来、同様です。

ただし、「数理法則」にはその両方以上に「三数」がふくまれますので、日常を超越したリーディングが可能になっています。

ふだんは単純に「数理法則によるリーディング」をご紹介していますが、今回はさらに奥深い「霊識」(クオリチュアル)を付加した“武漢ウイルス”のリーディングをお届けいたします。


現在の「パンデミック」(世界広域感染)にいたる最初のキッカケは、昨年2019年11月10日前後にはじまりました。

これは“パンデミック”を象意の一端とする木星が、山羊宮の影響圏に入って“社会現実化”の先鞭をつけた時期です。

具体的には、それまで研究室の中で増殖されていた生物兵器由来の“ウイルス”が、はじめて武漢病毒研究所からこの世の中に漏れ出た時期を象わします。

ときあたかも、太陽と海王星を交えジャストの小三角(ミニ・トライン=120/60/60)の頂点に山羊宮の土星が位置し4度ちがいで冥王星が合(0度)の時期でした。


そういうこともありまして、このウイルスは“誤操作”によって、中国および中国政府への“激しい怨念”を一部にともないつつ、世に放たれたことがリーディングできます。

それは、12月1日に原因不明の肺炎患者が発見されたことに続き、同8日最初の新型肺炎患者の公表につながります。

※追記(20.03.15):11月17日に最初の感染者が確認されたとの情報が出たので追記しておきます。

その後、12月末にかけて注意や警告また緊急通知が、医師仲間らによってネット上に広まりますが、中国共産党は隠蔽と口止めをはかり、「人から人への感染はない」とウソの情報を流して沈静化をはかります。


しかし、今年2020年1月13日、土星&冥王星&太陽&水星&ケレスのジャストの五重合(クインティプル・コンジャンクション=0度)を機に、最初の国外感染者がタイで確認されると、翌々日15日には来日中の中国人の感染者をはじめ、すでに武漢市内で、またたく間に感染は広がりました。

中国は、「組織運営の変革」に失敗したのです。

これによって「天運」は完全に中国から離れます。

それは、目には見えない“煉獄の炎”が“武漢ウイルス”という姿にのりうつって現実化した状態でした。


それから約1週間後に武漢の現状をネット動画などで目にしたとき、“武漢ウイルス”には、大きく分けて2パターンがあると感じていました。

なぜなら、異なる星の動きがあって「ホロスコープ」からは、その可能性を予見できていたからです。

実際の現実面でいえば、その一つは、突然に動けなくなったりバタリと倒れる劇症型“武漢ウイルス”です。

こちらには、目には見えない“怨念”や“復讐心”がのっています。

もう一つは、インフルエンザ同然というと軽すぎですが、充分に注意をすれば、そこそこに防げる在来型“武漢ウイルス”です。

ただし、どちらも「生物兵器」由来の“武漢ウイルス”に変わりはありませんので、現段階では、感染拡大しないように慎重に言動しなければなりません。

それを、ただのインフルエンザかのように安易にとらえると、2月下旬以降の星の動きからリーディングしてお伝えしていたように、必要以上の感染拡大を招きます。

たとえば、「子供や若い人はかかりにくい」「軽症で済む」といったことですが、まったく感染しないということではないし、絶対に重症化しないということでもありません。

まして、一人暮らしならともかく、学校や会社また家庭で、自覚症状のないまま高齢者に感染拡大してしまうことがありますので、元WHOコンサルタントで元厚労省出身のKM氏など、既存の観点からの安易な発言は、まんまと中国の意向にそっていることを気づかなければなりません。


それはともかく、日本に入ってきている“武漢ウイルス”は、前者の劇症型はゼロではありませんが少なくて、大半は後者の在来型です。

それゆえ、安倍首相の「大英断」によって、一気に国民の耳目を集めて注意喚起をうながし、感染拡大防止が一気に可能になりました。

それは、注意すれば防げる後者の在来型ウイルスが大半であったからで、事実、「大英断」を機に日本における見えない「波動世界」の流れから、もう一方の少数だった“怨念”がのった劇症型が消えました。


その一方で、イランやイタリアなど、中国と関係の深い国々や都市での感染拡大を引き起こしている“武漢ウイルス”は、前者の“怨念”の波動をともなった劇症型“武漢ウイルス”が比較的多数です。

「霊識」(クオリチュアル)を交えたホロスコープ・リーディングによると、中国とかかわるほど“武漢ウイルス”は負の波動と共鳴して、“劇症化”をともないやすくなることがわかります。

そうでなくても、もともと共産党一党独裁の中国は、「宝瓶宮時代」の社会体制に向かう歴史の流れをもたらしている“波動”に合いません。

そのため、「組織運営変革の深化」のディレクションが最大のピークを迎えた上述の「1月13日」の時点で、“組織運営の変革”をしなければ「運勢」(天運)を失っていく段階に入っていたのです。

もはや、中国が“反面教師”の役割を果たす時期も、“モラトリアム”(執行猶予)の期間も過ぎました。

今後は、中国共産党政権はもちろん経済をふくめ中国企業とかかわるほど、時代の流れに逆行し、歴史とともにある「天運」すなわち運勢を失っていきます。


それは、個人も類似で、「運勢」(宇宙生命波動)を失うと、生き続けることが次第にむずかしくなっていくのです。

組織や国家はとくにそうで、「運勢」(天運)を失うと、不祥事が明らかになったり、単に評判が落ちるといったことだけではなく、発展や存続がむずかしくなり、最悪は崩壊していくことが起こります。

すでに中国は、「組織運営変革の深化」のピークの2018年~2020年の最後の3年間で、自主的な組織変革ができないことが明確になりましたので、結局、「運勢」(天運)を失い“強制執行”の段階に入りました。

「香港」への対応が、その試金石の一つだったのですが、中国政府は、約束を守らないし、変わらないことがハッキリしましたので、「宝瓶宮時代」の社会体制に向かう歴史的な「波動変化」に相反する国家であることが確定的になったのです。

もはや、「中国」が変わらなければ、あとは1年10か月内外に瓦解を起こすしかありません。

ちなみに、その“小中華”バージョンが、星の作用は異なりますが、文在寅政権の韓国です。


では、今後、“武漢ウイルス”はどうなるのでしょうか。

年内に何度が“終息”に向かうチャンスの時期が星のトランシットによる「ディレクション」からリーディングできます。

ただし、実際は、星が象わす「宇宙波動」だけではなく、人間の「意志波動」とのバランスの関係で末端の現実的な事象は動きますので、“終息”のチャンスの時期にどのような選択と行動をするのか、つまり、活かせるのか、逆に逃してしまうのかによって、長びく国では、年内は“武漢ウイルス”騒動が継続します。


日本では、国民の“民度”が高いことや、衛生環境に恵まれているのと同時に、何よりも「天運」がともなう民族性と国体をもつことから、個々人の「精神意識」次第ながら、世界の見本となるような早期の“終息傾向”が可能になっています。










「土星外惑星」の世紀
2020.02.21
宝瓶宮占星学サイトに「土星外惑星の世紀―天王星、海王星、冥王星の時代―」をアップしました。

「宝瓶宮時代」の影響圏に入って発見された「土星外惑星」(トランス・サタニアン)は、「宝瓶宮占星学」の“キモ”となる星たちです。

それは、これらの星たちによる“世紀的”(時代的な)ディレクションが、「双魚宮時代」から「宝瓶宮時代」への移行を象わすディレクションをもたらしているです。

ポイントのみを書きますと、「天王星」の発見は、“アメリカ独立戦争”と、それに続く“フランス革命”をもたらし、人類に“自由”への扉を開いていきました。

天王星の20年後に発見された「ケレス」も重要な意味があるのですが、「土星外惑星」ではないことから、ご説明は宝瓶宮占星学サイトの記事にゆずります。

次に発見された「海王星」は、“心霊主義”(スピリチュアリズム)と“共産主義”また“西洋占星術”を生むことにつながりますが、これには善悪正邪、相反する深い意味があります。

宝瓶宮占星学サイトには書きませんでしたが、19世紀の技術的な科学万能主義ともいえる工業化社会の弊害から、人々の目を“夢”や“神秘世界”また“共産主義理想社会”へと良し悪しはともかく、次元上々(アセンション)させる役割を果たしました。

「土星外惑星」最後の「冥王星」の発見は、今年2020年でまだ90年しか経っておらず、「ホロスコープ」の12サイン(宮)からみても、「蟹宮」中頃から「山羊宮」終盤と、半分しかトランシット(運行)しておらず、人類は「冥王星」がもたらすディレクションの対外的な「社会面」を主に体験したにすぎません。

しかし、今年2020年末から「霊識開元」の影響圏に入ることもあって、冥王星はいよいよ正式にもう一方の“内面的”な「精神意識面」(霊性面)のディレクションを、2024年から30年ほどかけて人類に徐々にもたらしていきます。

これまでにない体験を人類はしていくようになりますので、その意識や心構えは重要になっていきます。

詳しいお話はともかく、ここに「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座の意義と価値が秘められていることを知る人は、そう多くはありません。

ご興味のある方は、ぜひご高覧ください。







2020年度版「伝授講座」
2020.02.19
宝瓶宮占星学サイトに「2020年版「伝授講座」のご案内」をアップしました。

「霊識元年」の2010年(~2012年)とともに、モニター的にはじまった「数理法則とクオリアル・ワールド」伝授講座は、昨年2019年版で、基礎となる講座のリライトが終わりベースがほぼ完成した状態です。

今年2020年(令和2年)年末には、「霊識開元」の影響圏に入っていくこともあり、さらにグレードアップした次の段階へと、いっそう身近な「応用編」(現実編)を漸次、充実していく予定です。


比較的に一般的な内容の「基礎編」はともかく、新たな概念をともなった「数理法則」をご紹介する「理論編」は、慣れないととっつきにくかったりする方もいらっしゃるのではないかと思います。

それも、次の「解説編」へと進み、さらにご受講が進んでいくほど、次第に「数理法則」は宇宙この世界はもちろん人類や個人と深くかかわり、それゆえ宇宙太陽系を写しとった「ホロスコープ」を構成して、リーディングを可能にしていることが実感できるようになっていくと存じます。

そういったホロスコープ(占星学)の真髄を知るだけではなく、人間に必要な「精神意識世界」(スピリチュアルな世界)を、観念によらず理論的にご納得しご理解され開眼して、「クオリチュアル」(霊識)の開元をもたらすものにもなっていきます。


ホロスコープ(占星学)を超えたハイアーな世界を「伝授」するために、宇宙波動による「星のディレクション」をご理解できるものにもなっているわけです。

なによりも、「伝授講座」は、これから日本人をはじめ人類が受けていく、21世紀前半のメイン・ディレクションとなる「精神意識の変革」のディレクションを、前もって理論的に認識しそなえていくものにもなっています。

詳しい「受講要領」は、宝瓶宮占星学サイトをご高覧ください。




新しい日本の“誕生日”
2020.02.11
本日「建国記念の日」は、新しい日本の“誕生日”です。

『日本書紀』に記される神武天皇のご即位から、今年、西暦2020年は「皇紀2680年」にあたります。

“皇紀元年”の紀元前660年は、紀元前530年頃(計算値)に「双魚宮時代」の影響圏に入る約130年前でした。

『日本書紀』の記述が、どこまで正しいのかはともかく、日本が“民族性”を「魚宮」をとする原点が「双魚宮時代」が正式にはじまる紀元前171年(計算値)前後までの時期にあります。


それはともかく、遅くても7世紀の「天智天皇」と「天武天皇」にはじまる以降の皇統は、確実に「万世一系」なので、1,300年以上も男系による「万世一系」の天皇家が相応の紆余曲折はありつつも続いていることになります。

では、なぜ世界最古の「皇統」が続いているのでしょうか。

皇統の成立過程や、今日までの天皇史をみたとき、宇宙この世界の“根本法則”の「数理法則」(基本三数)にのっとって「万世一系」が成立しているからです。

その概容は、「天皇と数理法則」と題して昨年5月、皇居近くのホテルでの“日本龍体特別トークイベント”でお話させていただきました。

また、詳しいお話は「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)「応用編」で今後お伝えする予定です。


結局、『日本書紀』による日本の誕生も、初期の「天皇」も、また実際に「万世一系」が確立された天皇も、さらには現代日本がはじまる「明治天皇」の御世の“ご一新”にいたる天皇史も、すべて「基本三数」によって成り立っています。


ここに、今後の宇宙的「人類歴史的」な「日本の役割」が秘められているのをみことができます。

その発現は、“霊識開元”の影響圏に入る今年2020年の現在、もはや時間の問題です。

重要なことは、日本の“天運”がそこに伴うことです。

そういった状況の現在ゆえに、令和2年(皇紀2680年、西暦2020年)の「2月11日」は、新しい日本の“誕生日”となる(1年の)「建国記念の日」なのです。


詳しいお話は、機会をみてお伝えいたします。






「アキレスと亀」の論理誤謬
2020.01.19
有名なゼノンのパラドックスの一つ、「アキレスと亀」をご存じの方も多いと思います。

走るのが速いことで定評がある「アキレス」であっても、100メートル先ののろい「亀」には、絶対に追いつけないということを、論理的に“証明”したものです。

かんたんにご紹介しておきます。

俊足の「アキレス」と遅速の「亀」が100メートルのハンデをもって競争しました。
ところがアキレスは、絶対に亀を追いこせないのです。

なぜなら、アキレスが100メートル先の亀がいた場所に着いたときには、亀はその間、100メートルの地点より先に進んでいます。

その位置にアキレスが到着したときには、亀はさらに進んでいます。

アキレスがふたたびその位置に到着したときには、亀はさらに進んでいますので、このような“論理”によって、アキレスは絶対に亀に追いつくことができないというものです。



事実と異なることは誰にでもわかるのですが、理論(理屈)的には間違っていないのです。

では、どこに論理の誤謬(ごびゅう)が潜んでいるのでしょうか。
解釈はいくつかなされているのですが、誰もが納得できる「正解」が見つかっていないのです。

複雑な数式をもちいれば説明できなくはないとのことですが、「論理」に対して「数式」をもちいて説明しても、それはいわば場違いで、誰もが理解できる数式ではないために理解が難しいものです。

第一、論理でもって“パラドックス”を解いていないので、“フェア”とはいえません。

このパラドックスは、日常の論理からは難しいのですが、「数理法則」(基本三数)からみれば答えはかんたんです。

宇宙この世界は、「1数=時間(意志)」「2数=空間(実体)」「3数=人間(関係)」から成り立っています。

この本質は、主体が「1数=時間(意志)」で、「2数=空間(実体)」は客体です。それが基本なのです。

にもかかわらず、「アキレスと亀」は「距離」という「2数=空間(実体)」をメイン(主体)に論理を組み立てていますので、上述の“パラドックス”(逆説)が成り立ってしまいます。

もっとも、「数理法則とクオリアル・ワールド」(伝授講座)をご受講されておられる方しか、ご納得されないかもしれません。

ですが、占星学でもちいる「ホロスコープ」は、12数(13数)の「数理法則」によって構成されていますので、「基本三数」は重要な根本概念をもちます。

宝瓶宮時代の新しい西洋占星術=「宝瓶宮占星学」は、この「数理法則」を基礎理論としています。
そのリーディング(占断、鑑定)のバックボーンが「数理法則とクオリアル・ワールド」です。

「数理法則とクオリアル・ワールド」は、宝瓶宮時代の新しい宇宙観となるもので、双魚宮時代の西洋占星術(古典占星学)が“基礎理論”としてきた古代ギリシャの世界観「四大元素説」に替わるものです。

どういうことかというと、現代に通用しない“疑似科学”の「四大元素説」のみでホロスコープを解釈しても、もはや限界にきています。

西洋占星術には現代に通用する「理論」がありませんので、あくまでも個人の特殊な才能といった“術”を体得した人でないと占えません。なので「師」(マスター)と呼ばれます。

このことをご理解できないと、西洋占星術は天王星が発見された18世紀以降、“秘教占星術”(オカルト占星術)のまま、「術」の継承は個人差が大きいために、いずれ宝瓶宮時代の流れにとりのこされていきます。









- CafeNote -