「奥義講座」第3期の概要
2023.03.01
[2023年4月開講] ― ご理解度に応じたスカイプ受講 ―
◆ 約2,000年ぶりの最先端ホロスコープの解釈理論
「奥義講座」第3期のスカイプ受講を今年2023年4月からはじめます。
ご受講をご希望のかたは「受講要項」をご高覧のうえ、このチャンスにお申し込みください。
電気代等高騰のおり、ささやかながら第3期特価でご奉仕させていただきます。
第1期、第2期と講座開始前に紙媒体でお送りしています全224ページ(A4判)の「講座テキスト」のリライトも完了いたしました。
同一テキストながら、スカイプ受講はマンツーマンによってご理解度に応じてゆるりと行なってまいります。
≪レベル別のレスポンス≫
「奥義講座」をご受講される方々のご理解度は実にさまざまです。
ご参考に3タイプのレスポンス例をご紹介いたします。
特徴的には次のとおりです。
1、初学者の方
「ふ~ん、ホロスコープ・リーディングってそういうものなのね」
…あれ? 反応が薄いなぁ。
2、一般的マニアの方
「納得できる部分は多いね。でも私の個別の象意解釈はこうよ!」
…はい、想定どおりのご反応ですね。ご自由に解釈されてOKです。
3、習熟者の方またホロスコープ研究家
「これなのよ! 私が探し求めていたものは! 基本三数か、なるほどね」
…ありがとうございます。
やや極端ですが、これまでの実施を踏まえると、深くホロスコープを探求されてこられた方ほど、スゴさにお気づきになられるようです。

【One Point】 根拠の乏しい“ホロスコープ占い”に限界を感じた方は、最先端の宇宙理論「基本三数」の解釈に驚嘆し感動されることになります。
「基本三数」を“マスター・キー”とした解釈がストンと腑に落ちるからでしょう。
≪最大のメリットは?≫
なかには「理論なんて、どうでもいい!」という方もいらっしゃるでしょう。
「これまで時間と経費をかけて占星術を学んできたけれど、それと何が違うの?」ということでしょう。
特徴やメリットは何なのかですね。
おススメの特長やメリットは次のようになります。
「ホロスコープの構成要素は、なぜそのような象意になっているのか」、その理由が宇宙法則に基づいてご理解できることです。
「アラ不思議!」宇宙の根幹法則「基本三数」によって象意の根本がまるっと見えてきます。
【One Point】 ご自分の頭で理解できるようになりますので挫折ということがなくなります。
世界に2つと同じものがないホロスコープに対して、根本の象意からご自身の頭でイメージすればいいからです。
学ぶ手間ひまが必要なくなりますので、時短修得も可能になります。
【ご参考:現代占星術の“虚構”】
19世紀後半に始まった現代占星術(秘境占星術)は、「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”を伴ないます。
その意味は、理屈が分からないゆえに、逆に神秘的な占い解釈に「スゴイ!」と興味を逆に持つことが起こります。
探求し続ければ、いずれは当たるようになると“まだ見ぬ理想”を抱くのです。
ですが、現代占星術は「解釈論」自体がメビウスの輪状態ゆえに実現不可能なことをやがて悟り、学ぶほどに壁にぶつかったり抜け出れないことを悟ります。
ご自由にチョイスされていいのですが「奥義講座」は異なります。
双魚宮時代から宝瓶宮時代に変わった以上、最先端の「アストロロジー」に、未来を見出すことができます。
≪最先端のホロスコープ解釈理論≫
個人的な体験談を少し書いておきます。
学生の頃、西洋占星術に興味を持って極めようと思い真剣に学びました。
分からないところは研究し、探究しつづけてきた結論は、古代ギリシャのアストロロジーはともかく、現代占星術は解釈の方法論に限界があるということです。
なぜなら、なぜ当たることがあるのか、逆になぜ当たらないのか、どのような根拠によって成り立っているのか、誰も答えられず、象意は「統計だ」という迷答もありました。
“当たる/当たらない”の不確実な占いから一生抜けられないことが分かったからです。
最終的には、西洋占星術をはぐくんできた双魚宮時代が終わることが決定的でした。
これ以上の発展は望めないと理解できたのですが、一筋の光明は、アストロロジカル・エイジが宝瓶宮時代に変わるということ、そして「基本三数」また「数理法則」を発見できたことです。
「数理法則」の1数~12数(宇宙森羅の最小象徴数)とホロスコープとが、共鳴関係にあるという驚愕の事実です。
【One Point】 以降、ホロスコープの謎がどんどん解けていきました。
いろんなホロスコープに適応して検証してきました。そして、最先端の「ホロスコープ理論」として間違いないことが確認できたのです。
≪かつての最先端の学問≫
一度は傾倒した西洋占星術(現代占星術)ですが残念です。
もはや宝瓶宮時代なので、次元拡張した本来の「アストロロジー」に移行せざるをえません。
双魚宮時代の“ホロスコープ占い”は、時代的な役割を終えて本来の「ホロスコープ」とは何か、宇宙的な叡智を伴なった新しい解釈に変わっていきます。
世の中から“ホロスコープ占い”が完全になくなるとは申しませんが、主流ではなくなりつつあります。
今後は事実や現実にそった宇宙の根幹法則「基本三数」を伴なうクオリアルな解釈のホロスコープになっていく宝瓶宮時代です。
趣味やビジネス、また人生や社会に役立てたいのであればベストチョイスの「ホロスコープ・マスター奥義講座」です。
【One Point】 宇宙太陽系の星の配置を写しとったホロスコープです。
その解釈は、人間が勝手に星をつなげて想像した星座ではなく、また創作された古代の神話でもなく、地上も宇宙の一員ですので、宇宙の根幹法則が見事に適用できます。
【ご参考:「基本三数」と光の「三原色」】
「基本三数」が、ホロスコープ解釈の“マスター・キー”になります。
その根拠は?
宇宙この世界の根本となる「光」をみても、根幹は三原色だからです。
なぜなら、宇宙この世界の根幹法則が「基本三数」なので、すべては三数によって構成され、宇宙波動エネルギーを伴なうようになっています。
そのため「基本三数」を光の三原色「R/G/B」のように「1数」「2数」「3数」といった基本象意を宇宙から正確に見出せば、12色の色相環のように、12サイン(宮)や12ハウス(室)といった「ホロスコープ12数」の本意がみえてきます。
それが「数理法則」の宇宙森羅の最小象徴数12数です。
≪ご受講要項≫
「講座お申込みフォーム」からお申込みが可能です。
「スカイプ受講」と「ペーパー受講」から選べます。
■第3期の受講要項
【スカイプ受講】
音声のみのスカイプで行ないます。
「講座テキスト」と「基礎資料+WEB資料」また「マイチャート」を用います。
※マンツーマンなので、気兼ねせずにごゆるりと受講できます。
【期間】 2023年4月中から約7か月間。
※ご都合のよい日時をメールにてすり合わせのうえ、開催日時を決定いたします。
【受講サイクル 】 隔週。
※土曜日~火曜日の10時半~2時のうち1時間ほど。
※先着順での決定になります。
【資料】 紙媒体の「講座テキスト」+「マイチャート2種」+基礎資料&WEB資料。
※初回「スカイプ・テスト」の後に、簡単な「マイチャート講座」を行ないます。
【料金】 一式28万円(税込)…第3期特価。
※電気代高騰の折、第3期割引価格です。
※「伝授講座」もしくは「実技講座」をご受講された方は、一部重複のため4万円の割引きになります。
【ペーパー受講 】
紙媒体の「講座テキスト」(A4判 228頁)がメインです。
※ご自分の好きな時間に読まれて学び、いつでもメール等でご質問をいただけます。
※スカイプ受講と兼用の「WEB資料」のURLもお伝えいたします。
【資料】 紙媒体の「講座テキスト」+「基礎資料」+「マイチャート2種」とネット上の「WEB資料」。
※「マイチャート」は、ソーラーチャートと通常のASCホロスコープです。
【料金】 一式21万円(税込)…第3期特価。
※電気代高騰の折、第3期割引価格です。
※「伝授講座」もしくは「実技講座」をご受講された方は、一部重複のため4万円の割引きになります。
【特商法表記】
※「鑑定メニューのご案内」ページ(本サイト)の最下段に記載いたしております。
【One Point】 クレジットでのお支払いをご希望の方は、お申込みの際にメッセージ欄でお知らせください。
ご確認のメールでご案内を差し上げます。
【ご参考:「「奥義講座」目次のご紹介】
◆ 約2,000年ぶりの最先端ホロスコープの解釈理論
「奥義講座」第3期のスカイプ受講を今年2023年4月からはじめます。
ご受講をご希望のかたは「受講要項」をご高覧のうえ、このチャンスにお申し込みください。
電気代等高騰のおり、ささやかながら第3期特価でご奉仕させていただきます。
第1期、第2期と講座開始前に紙媒体でお送りしています全224ページ(A4判)の「講座テキスト」のリライトも完了いたしました。
同一テキストながら、スカイプ受講はマンツーマンによってご理解度に応じてゆるりと行なってまいります。
≪レベル別のレスポンス≫
「奥義講座」をご受講される方々のご理解度は実にさまざまです。
ご参考に3タイプのレスポンス例をご紹介いたします。
特徴的には次のとおりです。
1、初学者の方
「ふ~ん、ホロスコープ・リーディングってそういうものなのね」
…あれ? 反応が薄いなぁ。
2、一般的マニアの方
「納得できる部分は多いね。でも私の個別の象意解釈はこうよ!」
…はい、想定どおりのご反応ですね。ご自由に解釈されてOKです。
3、習熟者の方またホロスコープ研究家
「これなのよ! 私が探し求めていたものは! 基本三数か、なるほどね」
…ありがとうございます。
やや極端ですが、これまでの実施を踏まえると、深くホロスコープを探求されてこられた方ほど、スゴさにお気づきになられるようです。

【One Point】 根拠の乏しい“ホロスコープ占い”に限界を感じた方は、最先端の宇宙理論「基本三数」の解釈に驚嘆し感動されることになります。
「基本三数」を“マスター・キー”とした解釈がストンと腑に落ちるからでしょう。
≪最大のメリットは?≫
なかには「理論なんて、どうでもいい!」という方もいらっしゃるでしょう。
「これまで時間と経費をかけて占星術を学んできたけれど、それと何が違うの?」ということでしょう。
特徴やメリットは何なのかですね。
おススメの特長やメリットは次のようになります。
「ホロスコープの構成要素は、なぜそのような象意になっているのか」、その理由が宇宙法則に基づいてご理解できることです。
「アラ不思議!」宇宙の根幹法則「基本三数」によって象意の根本がまるっと見えてきます。
【One Point】 ご自分の頭で理解できるようになりますので挫折ということがなくなります。
世界に2つと同じものがないホロスコープに対して、根本の象意からご自身の頭でイメージすればいいからです。
学ぶ手間ひまが必要なくなりますので、時短修得も可能になります。
【ご参考:現代占星術の“虚構”】
19世紀後半に始まった現代占星術(秘境占星術)は、「海王星」の古い象意“まだ見ぬ理想”を伴ないます。
その意味は、理屈が分からないゆえに、逆に神秘的な占い解釈に「スゴイ!」と興味を逆に持つことが起こります。
探求し続ければ、いずれは当たるようになると“まだ見ぬ理想”を抱くのです。
ですが、現代占星術は「解釈論」自体がメビウスの輪状態ゆえに実現不可能なことをやがて悟り、学ぶほどに壁にぶつかったり抜け出れないことを悟ります。
ご自由にチョイスされていいのですが「奥義講座」は異なります。
双魚宮時代から宝瓶宮時代に変わった以上、最先端の「アストロロジー」に、未来を見出すことができます。
≪最先端のホロスコープ解釈理論≫
個人的な体験談を少し書いておきます。
学生の頃、西洋占星術に興味を持って極めようと思い真剣に学びました。
分からないところは研究し、探究しつづけてきた結論は、古代ギリシャのアストロロジーはともかく、現代占星術は解釈の方法論に限界があるということです。
なぜなら、なぜ当たることがあるのか、逆になぜ当たらないのか、どのような根拠によって成り立っているのか、誰も答えられず、象意は「統計だ」という迷答もありました。
“当たる/当たらない”の不確実な占いから一生抜けられないことが分かったからです。
最終的には、西洋占星術をはぐくんできた双魚宮時代が終わることが決定的でした。
これ以上の発展は望めないと理解できたのですが、一筋の光明は、アストロロジカル・エイジが宝瓶宮時代に変わるということ、そして「基本三数」また「数理法則」を発見できたことです。
「数理法則」の1数~12数(宇宙森羅の最小象徴数)とホロスコープとが、共鳴関係にあるという驚愕の事実です。
【One Point】 以降、ホロスコープの謎がどんどん解けていきました。
いろんなホロスコープに適応して検証してきました。そして、最先端の「ホロスコープ理論」として間違いないことが確認できたのです。
≪かつての最先端の学問≫
一度は傾倒した西洋占星術(現代占星術)ですが残念です。
もはや宝瓶宮時代なので、次元拡張した本来の「アストロロジー」に移行せざるをえません。
双魚宮時代の“ホロスコープ占い”は、時代的な役割を終えて本来の「ホロスコープ」とは何か、宇宙的な叡智を伴なった新しい解釈に変わっていきます。
世の中から“ホロスコープ占い”が完全になくなるとは申しませんが、主流ではなくなりつつあります。
今後は事実や現実にそった宇宙の根幹法則「基本三数」を伴なうクオリアルな解釈のホロスコープになっていく宝瓶宮時代です。
趣味やビジネス、また人生や社会に役立てたいのであればベストチョイスの「ホロスコープ・マスター奥義講座」です。
【One Point】 宇宙太陽系の星の配置を写しとったホロスコープです。
その解釈は、人間が勝手に星をつなげて想像した星座ではなく、また創作された古代の神話でもなく、地上も宇宙の一員ですので、宇宙の根幹法則が見事に適用できます。
【ご参考:「基本三数」と光の「三原色」】
「基本三数」が、ホロスコープ解釈の“マスター・キー”になります。
その根拠は?
宇宙この世界の根本となる「光」をみても、根幹は三原色だからです。
なぜなら、宇宙この世界の根幹法則が「基本三数」なので、すべては三数によって構成され、宇宙波動エネルギーを伴なうようになっています。
そのため「基本三数」を光の三原色「R/G/B」のように「1数」「2数」「3数」といった基本象意を宇宙から正確に見出せば、12色の色相環のように、12サイン(宮)や12ハウス(室)といった「ホロスコープ12数」の本意がみえてきます。
それが「数理法則」の宇宙森羅の最小象徴数12数です。
≪ご受講要項≫
「講座お申込みフォーム」からお申込みが可能です。
「スカイプ受講」と「ペーパー受講」から選べます。
■第3期の受講要項
【スカイプ受講】
音声のみのスカイプで行ないます。
「講座テキスト」と「基礎資料+WEB資料」また「マイチャート」を用います。
※マンツーマンなので、気兼ねせずにごゆるりと受講できます。
【期間】 2023年4月中から約7か月間。
※ご都合のよい日時をメールにてすり合わせのうえ、開催日時を決定いたします。
【受講サイクル 】 隔週。
※土曜日~火曜日の10時半~2時のうち1時間ほど。
※先着順での決定になります。
【資料】 紙媒体の「講座テキスト」+「マイチャート2種」+基礎資料&WEB資料。
※初回「スカイプ・テスト」の後に、簡単な「マイチャート講座」を行ないます。
【料金】 一式28万円(税込)…第3期特価。
※電気代高騰の折、第3期割引価格です。
※「伝授講座」もしくは「実技講座」をご受講された方は、一部重複のため4万円の割引きになります。
【ペーパー受講 】
紙媒体の「講座テキスト」(A4判 228頁)がメインです。
※ご自分の好きな時間に読まれて学び、いつでもメール等でご質問をいただけます。
※スカイプ受講と兼用の「WEB資料」のURLもお伝えいたします。
【資料】 紙媒体の「講座テキスト」+「基礎資料」+「マイチャート2種」とネット上の「WEB資料」。
※「マイチャート」は、ソーラーチャートと通常のASCホロスコープです。
【料金】 一式21万円(税込)…第3期特価。
※電気代高騰の折、第3期割引価格です。
※「伝授講座」もしくは「実技講座」をご受講された方は、一部重複のため4万円の割引きになります。
【特商法表記】
※「鑑定メニューのご案内」ページ(本サイト)の最下段に記載いたしております。
【One Point】 クレジットでのお支払いをご希望の方は、お申込みの際にメッセージ欄でお知らせください。
ご確認のメールでご案内を差し上げます。
【ご参考:「「奥義講座」目次のご紹介】
プラネタリウムでは無理
2022.11.11
[基本の基 #07] ― ホロスコープである理由 ―
◆ 同じように星を写しとっているのに何が違うのでしょうか?
「ホロスコープ」と「プラネタリウム」の違いはどこにあるのでしょうか?
星の配置を同じように写しとっていますが、プラネタリウムから星の象意をリーディングすることはできません。
なぜ?
12サイン(宮)も、12ハウス(室)も、アスペクト(座相)もないからです。
逆に、ホロスコープには、12サイン(宮)と12ハウス(室)とアスペクト(座相)などがあるためにリーディングが可能です。
≪12数のコンポーネント≫
星の動きや配置をいくら忠実に写しとっても、「サイン(宮)」や「ハウス(室)」や「アスペクト(座相)」といったコンポーネント(構成要素:占星要素)がなければリーディングはできません。
さらには、単なる星の配置ではなく、「いつ」、地上の「どこ」(占星地)からみたコンポーネントの配置か、がなければ何のリーディングか誰をリーディングするのかが定まりません。
そういったことから、プラネタリウムではリーディングができないのです。
このことが分かれば、ホロスコープの秘密が見えてきます。
「春分点」を始点にした12サイン(宮)、「ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)」を始点にした12ハウス(室)、相対的な「位置関係」のアスペクト(座相)があるからこそ、それによってリーディングが可能になっていることがお分かりいただけると存じます。

【One Point】 問題は、ホロスコープのコンポーネント(構成要素:占星要素)がどのように決まるのかです。
すべては「12数」によって成り立っています。
現代占星術で語られることはありませんが、12数で区分され、象意づけられ、解釈とリーディングが可能です。
≪宇宙森羅の最小象徴数≫
プラネタリウムには、12数もコンポーネントもありません。
一方、ホロスコープには、12サイン(宮)や12ハウス(室)があります。
ただし、現代占星術の場合、アスペクトは5つのメジャー・アスペクトと任意のマイナー・アスペクトに留まります。
定まっていないのです。
宝瓶宮時代のアストロロジー、通称:宝瓶宮占星学では、12種類のアスペクトを用い、星も12プラネットを用いてリーディングを行ないます。
12種類のアスペクト(座相)というのは、6つの単独アスペクトと6つのアスペクト・パターン(複合アスペクト)です。
12プラネット(星)は、現代占星術でいう「十大惑星」(メイン・プラネット)に「ケレス」と「ドラゴンヘッド&ドラゴンテール」を加えています。
12数は「宇宙森羅の最小象徴数」だからです。
リーディングをしようとするとき、12数が整わなければ全体像がみえてこないのです。
【One Point】 現代占星術は、19世紀後半に理論を捨ててはじまりました。
なので「何の話?」と思われるかもしれません。
地球を含めた現実宇宙は、12数を生みだした根幹法則「基本三数」によって成り立っていて、ホロスコープもまた「基本三数」による象意構造を持っています。
≪12数理はどこから?≫
現代占星術で語られることはありませんが、本来のホロスコープは「基本三数」また「数理法則」によって構成されています。
ですが、プラネタリウムは物理的に星の動きや配置を写しとっただけなので、リーディングは不可能です。
では、どのようにして「基本三数」また「数理法則」の12数は生じ、そこにはどんな本意(ほんとうの象意)があるのでしょうか。
それが分かれば、ホロスコープの謎はすべて解けます。
【One Point】 宇宙この世界も、地上の人間社会も、根幹法則「基本三数」によって貫かれています。
そのため、宇宙と地上とをつなぐ「基本三数」や「数理法則」によるホロスコープ・リーディングによって、人智を越えた個性や運勢の一端を解き明かすことができます。
≪ホロスコープの根本理論≫
では「数理法則」とは何でしょうか。
宇宙の根幹法則「基本三数」が基本三数の象意をもって基本三数展開されたものが、12数の「数理法則」です。
そのため、「基本三数」と「数理法則」には矛盾がなく、12数は「宇宙森羅の最小象徴数」になっています。
ホロスコープも同じ構造を持っていて、「基本三数」が二重三重に秘められています。
言い替えますと、ホロスコープの12数=「数理法則」の根本が「基本三数」で、「基本三数」は宇宙の根幹法則ゆえに、宇宙の一員である地球や地上の私たちのリーディングが可能になっています。
結局、「基本三数」には時空を超えた見えざる「宇宙波動エネルギー」が伴なっているために、地上の個々人との共鳴関係をリーディングできます。
【One Point】 プラネタリウムは、単に星を物理的に写しとったものです。
一方、ホロスコープは「数理法則」によるコンポーネントを持つゆえに、「基本三数」を“マスター・キー”のようにホロスコープに差し込むことで、すべての象意を垣間見ることができます。
≪アストロロジーの画期的転回≫
約2,000年前の古代ギリシャ時代に、「古典アストロロジー」は当時最先端の「世界観」を根本理論として、画期的なホロスコープを生みだしました。
当時の「世界観」は、近代科学の発達によって「疑似科学」(迷信)とされ通用しなくなりましたが、「熱冷乾湿/火土風水」といった四元素によって、この世界は成り立っているというものでした。
双魚宮時代の初期の頃のお話なので、笑わずにご理解ください。
それはともかく、アストロロジカル・エイジ(占星学的な時代区分)が変われば、アストロロジーも生まれ変わり進化発展していきます。
人知れず起きた1989年の波動エネルギーの変化によって、宝瓶宮時代は正式にはじまっていることは、宝瓶宮占星学サイトをご高覧の皆さまであればご存じのとおりでしょう。
そのため今後、「基本三数」(数理法則)による新しい「宇宙観」(クオリアル・ワールド)を伴ないつつ、宝瓶宮時代の「新しいアストロロジー」は漸次、本格化していくことになります。
【One Point】 今年2022年は「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最後のピークを迎えていますので古い社会風潮の波動の中にいると気づかないかもしれません。
ですが、同時に「深層の精神意識の変革」のデレクションが本格化していく交錯期となっている昨今です。
◆ 同じように星を写しとっているのに何が違うのでしょうか?
「ホロスコープ」と「プラネタリウム」の違いはどこにあるのでしょうか?
星の配置を同じように写しとっていますが、プラネタリウムから星の象意をリーディングすることはできません。
なぜ?
12サイン(宮)も、12ハウス(室)も、アスペクト(座相)もないからです。
逆に、ホロスコープには、12サイン(宮)と12ハウス(室)とアスペクト(座相)などがあるためにリーディングが可能です。
≪12数のコンポーネント≫
星の動きや配置をいくら忠実に写しとっても、「サイン(宮)」や「ハウス(室)」や「アスペクト(座相)」といったコンポーネント(構成要素:占星要素)がなければリーディングはできません。
さらには、単なる星の配置ではなく、「いつ」、地上の「どこ」(占星地)からみたコンポーネントの配置か、がなければ何のリーディングか誰をリーディングするのかが定まりません。
そういったことから、プラネタリウムではリーディングができないのです。
このことが分かれば、ホロスコープの秘密が見えてきます。
「春分点」を始点にした12サイン(宮)、「ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)」を始点にした12ハウス(室)、相対的な「位置関係」のアスペクト(座相)があるからこそ、それによってリーディングが可能になっていることがお分かりいただけると存じます。

【One Point】 問題は、ホロスコープのコンポーネント(構成要素:占星要素)がどのように決まるのかです。
すべては「12数」によって成り立っています。
現代占星術で語られることはありませんが、12数で区分され、象意づけられ、解釈とリーディングが可能です。
≪宇宙森羅の最小象徴数≫
プラネタリウムには、12数もコンポーネントもありません。
一方、ホロスコープには、12サイン(宮)や12ハウス(室)があります。
ただし、現代占星術の場合、アスペクトは5つのメジャー・アスペクトと任意のマイナー・アスペクトに留まります。
定まっていないのです。
宝瓶宮時代のアストロロジー、通称:宝瓶宮占星学では、12種類のアスペクトを用い、星も12プラネットを用いてリーディングを行ないます。
12種類のアスペクト(座相)というのは、6つの単独アスペクトと6つのアスペクト・パターン(複合アスペクト)です。
12プラネット(星)は、現代占星術でいう「十大惑星」(メイン・プラネット)に「ケレス」と「ドラゴンヘッド&ドラゴンテール」を加えています。
12数は「宇宙森羅の最小象徴数」だからです。
リーディングをしようとするとき、12数が整わなければ全体像がみえてこないのです。
【One Point】 現代占星術は、19世紀後半に理論を捨ててはじまりました。
なので「何の話?」と思われるかもしれません。
地球を含めた現実宇宙は、12数を生みだした根幹法則「基本三数」によって成り立っていて、ホロスコープもまた「基本三数」による象意構造を持っています。
≪12数理はどこから?≫
現代占星術で語られることはありませんが、本来のホロスコープは「基本三数」また「数理法則」によって構成されています。
ですが、プラネタリウムは物理的に星の動きや配置を写しとっただけなので、リーディングは不可能です。
では、どのようにして「基本三数」また「数理法則」の12数は生じ、そこにはどんな本意(ほんとうの象意)があるのでしょうか。
それが分かれば、ホロスコープの謎はすべて解けます。
【One Point】 宇宙この世界も、地上の人間社会も、根幹法則「基本三数」によって貫かれています。
そのため、宇宙と地上とをつなぐ「基本三数」や「数理法則」によるホロスコープ・リーディングによって、人智を越えた個性や運勢の一端を解き明かすことができます。
≪ホロスコープの根本理論≫
では「数理法則」とは何でしょうか。
宇宙の根幹法則「基本三数」が基本三数の象意をもって基本三数展開されたものが、12数の「数理法則」です。
そのため、「基本三数」と「数理法則」には矛盾がなく、12数は「宇宙森羅の最小象徴数」になっています。
ホロスコープも同じ構造を持っていて、「基本三数」が二重三重に秘められています。
言い替えますと、ホロスコープの12数=「数理法則」の根本が「基本三数」で、「基本三数」は宇宙の根幹法則ゆえに、宇宙の一員である地球や地上の私たちのリーディングが可能になっています。
結局、「基本三数」には時空を超えた見えざる「宇宙波動エネルギー」が伴なっているために、地上の個々人との共鳴関係をリーディングできます。
【One Point】 プラネタリウムは、単に星を物理的に写しとったものです。
一方、ホロスコープは「数理法則」によるコンポーネントを持つゆえに、「基本三数」を“マスター・キー”のようにホロスコープに差し込むことで、すべての象意を垣間見ることができます。
≪アストロロジーの画期的転回≫
約2,000年前の古代ギリシャ時代に、「古典アストロロジー」は当時最先端の「世界観」を根本理論として、画期的なホロスコープを生みだしました。
当時の「世界観」は、近代科学の発達によって「疑似科学」(迷信)とされ通用しなくなりましたが、「熱冷乾湿/火土風水」といった四元素によって、この世界は成り立っているというものでした。
双魚宮時代の初期の頃のお話なので、笑わずにご理解ください。
それはともかく、アストロロジカル・エイジ(占星学的な時代区分)が変われば、アストロロジーも生まれ変わり進化発展していきます。
人知れず起きた1989年の波動エネルギーの変化によって、宝瓶宮時代は正式にはじまっていることは、宝瓶宮占星学サイトをご高覧の皆さまであればご存じのとおりでしょう。
そのため今後、「基本三数」(数理法則)による新しい「宇宙観」(クオリアル・ワールド)を伴ないつつ、宝瓶宮時代の「新しいアストロロジー」は漸次、本格化していくことになります。
【One Point】 今年2022年は「双魚宮時代のリバイバル」のディレクションが最後のピークを迎えていますので古い社会風潮の波動の中にいると気づかないかもしれません。
ですが、同時に「深層の精神意識の変革」のデレクションが本格化していく交錯期となっている昨今です。
[更新]「奥義講座」のご案内
2022.10.01
[最短コースで修得] ― “マスター・キー”の基礎理論 ―
新しいホロスコープの読み方を学べる講座です。
膨大な象意解釈を覚える必要がなくなりました。
どなたにもリーディングを可能にする「奥義講座」です。
◆ 象意解釈を覚えなくてもリーディングができる講座
驚かれることと存じます
「えっ、こんなに簡単な基本三数法則でホロスコープがすべて分かるの!?」
今まで明かされなかったホロスコープ自体が持つ秘密の象意構造をお伝えするために、そうなっていきます。
また、宇宙の根幹法則「基本三数」とその展開「数理法則」の12数理によって、簡潔な「本意」(基本の象意+ほんとうの象意)がご理解できますので、過去の膨大な象意解釈の修辞をご参考にされても、覚える必要がなくなります。
根本の本意から、ご自分の頭で自在に解釈できるようになるためです。

《 「奥義講座」の特徴 》
当該「奥義講座」のいちばんの特徴は、「基本三数」による根本象意(本意)によって、誰かに教わらなくても、ご自身で応用展開してリーディングができるようになることです。
相応に個人差はありますが、膨大な象意解釈の奴隷になる必要がありません。
ご自分で応用展開して、象意解釈を極めていけるようになりますので、挫折することさえなくなります。
ホロスコープは世界に2つと同じものがない唯一の星の配置や位置関係を持っています。
その重要な意味は、過去の誰かのホロスコープに適用した“象意解釈”が、必ずしも当てはまるとは限らないことです。
そのような星の配置と位置関係をもつ個々のホロスコープを、実際に目の前にして、「基本三数」の本意から象意解釈が自在にできるようになっていき、最短コースでリーディングが可能になっていく講座です。
【One Point】 シンプルな原則であるほど応用展開が効きます。
実際のホロスコープは多種多彩です。
膨大な象意解釈を覚えても、当てはまるとはかぎらず、「基本三数」の本意からご自身で随意、展開解釈をされたほうが、次第に適切な解釈とリーディングが可能になってまいります。
《 こんな方にお奨めします 》
「ホロスコープ・マスター奥義講座」は、次のような方にお奨めいたします。
1、何が何でも、絶対的にホロスコープを読めるようになりたいという方に、ぜひお奨めいたします。
2、時短でホロスコープ・リーディングをマスターしたいという方は、経済効率も高くなりますので、ぜひともご受講ください。
3、現実社会において、ビジネスや人間関係のヒントにされたい方も、「基本三数」法則の適用がお役に立つことになります。
4、趣味や人生の友、また教養として生活を充実させたい方に、喜んでおすすめいたします。
単にホロスコープ・リーディングを学べるというだけに留まらない講座です。
宇宙の根幹法則が根底に備わっていますので、ホロスコープ・リーディングをとおして、時空を超越した人間や社会への関係性をご実感できるなど、重要なサジェスチョン(示唆)をもたらしてくれます。
【One Point】 「占星術を学んだけれども挫折した」とおっしゃる多くの方も、当講座をご受講されて満足されています。
ご自身で応用展開できるようになり、挫折するということがなくなるためです。
「このような星の配置や位置関係の場合、どのような象意の共鳴関係があるの?」といったことも、ご自身で解明できるようになってまいります。
《 根幹法則「基本三数」の価値 》
「基本三数」による象意解釈を知ると、面白いようにホロスコープの謎が解けていきます。
ホロスコープにかぎらず、実際の生活にも役立てることができます。
「基本三数」によってホロスコープをリーディングできるということは、そういうことだからです。
早いお話が、宇宙と地上を時空を超えてつなぐものであるために、ホロスコープの解明やリーディングにかぎらず、現実生活にも適用できる基本三数法則になっています。
「信じられない!」というかたがいらっしゃるかもしれませんが、本当です。
宇宙もホロスコープも地上も、対立や相反しているのではなく、「基本三数」を根幹法則として共鳴関係にありますので、当然なのです。
【One Point】 異なるすべての部屋の扉を、一つの鍵で開けることができる“マスター・キー”のような「基本三数」になっています。
12サイン(宮)や12ハウス(室)をはじめ、代表的な12アスペクト(座相)や12プラネット(星)の根本の意味象意が、「基本三数」によって、驚くほど簡単に見えてきます。
《 根幹法則「基本三数」 》
ホロスコープ自体が「基本三数」によって作成されています。
第1に「時間」に伴なう星の動きと、第2に「空間」の星の位置を、第3に「人間」の地上の出生地など占星地との「関係」から忠実に写しとったものだからです。
出生データも同様なのです。
第1に生まれた「時間」(生年月日、出生時間)が必要で、第2に生まれた場所「空間」(出生地)が必要で、第3に誰「人間」(名前)のホロスコープを作成するのかといった三つの要素がひつようになっています。
これらの三つは、「基本三数」と同じ構成要素です。
「1数=時間」「2数=空間」「3数=人間(関係)」によって成り立っているためです。
ホロスコープの内部自体の象意構造も同様です。
ごく一例ですが、12サイン(宮)、12ハウス(室)、また12アスペクト(座相)や12プラネット(星)など、12数理は元をただせば、「基本三数」がベースになって展開されています。
そのような「基本三数」によって内外ともに成立するホロスコープなので、「基本三数」の本意をもって解釈やリーディングをしていけば、隠された象意の扉を次々と開いて、リーディングが可能になっていきます。
【One Point】 ちなみに、そのようにリーディングをされ、ご理解した内容を、第三者に正しく伝えるには、何でも同じですが、言語化のノウハウやボキャブラリー(語彙)など表現力が相応に必要になってまいります。
こちらは個々人の資質や人生経験の度合いも大きいのですが、心の通い合ったお相手であれば容易でしょう。
→ ご受講のお申し込みは「講座お申込みフォーム」からお願いいたします。
新しいホロスコープの読み方を学べる講座です。
膨大な象意解釈を覚える必要がなくなりました。
どなたにもリーディングを可能にする「奥義講座」です。
◆ 象意解釈を覚えなくてもリーディングができる講座
驚かれることと存じます
「えっ、こんなに簡単な基本三数法則でホロスコープがすべて分かるの!?」
今まで明かされなかったホロスコープ自体が持つ秘密の象意構造をお伝えするために、そうなっていきます。
また、宇宙の根幹法則「基本三数」とその展開「数理法則」の12数理によって、簡潔な「本意」(基本の象意+ほんとうの象意)がご理解できますので、過去の膨大な象意解釈の修辞をご参考にされても、覚える必要がなくなります。
根本の本意から、ご自分の頭で自在に解釈できるようになるためです。

《 「奥義講座」の特徴 》
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ホロスコープは世界に2つと同じものがない唯一の星の配置や位置関係を持っています。
その重要な意味は、過去の誰かのホロスコープに適用した“象意解釈”が、必ずしも当てはまるとは限らないことです。
そのような星の配置と位置関係をもつ個々のホロスコープを、実際に目の前にして、「基本三数」の本意から象意解釈が自在にできるようになっていき、最短コースでリーディングが可能になっていく講座です。
【One Point】 シンプルな原則であるほど応用展開が効きます。
実際のホロスコープは多種多彩です。
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4、趣味や人生の友、また教養として生活を充実させたい方に、喜んでおすすめいたします。
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【One Point】 「占星術を学んだけれども挫折した」とおっしゃる多くの方も、当講座をご受講されて満足されています。
ご自身で応用展開できるようになり、挫折するということがなくなるためです。
「このような星の配置や位置関係の場合、どのような象意の共鳴関係があるの?」といったことも、ご自身で解明できるようになってまいります。
《 根幹法則「基本三数」の価値 》
「基本三数」による象意解釈を知ると、面白いようにホロスコープの謎が解けていきます。
ホロスコープにかぎらず、実際の生活にも役立てることができます。
「基本三数」によってホロスコープをリーディングできるということは、そういうことだからです。
早いお話が、宇宙と地上を時空を超えてつなぐものであるために、ホロスコープの解明やリーディングにかぎらず、現実生活にも適用できる基本三数法則になっています。
「信じられない!」というかたがいらっしゃるかもしれませんが、本当です。
宇宙もホロスコープも地上も、対立や相反しているのではなく、「基本三数」を根幹法則として共鳴関係にありますので、当然なのです。
【One Point】 異なるすべての部屋の扉を、一つの鍵で開けることができる“マスター・キー”のような「基本三数」になっています。
12サイン(宮)や12ハウス(室)をはじめ、代表的な12アスペクト(座相)や12プラネット(星)の根本の意味象意が、「基本三数」によって、驚くほど簡単に見えてきます。
《 根幹法則「基本三数」 》
ホロスコープ自体が「基本三数」によって作成されています。
第1に「時間」に伴なう星の動きと、第2に「空間」の星の位置を、第3に「人間」の地上の出生地など占星地との「関係」から忠実に写しとったものだからです。
出生データも同様なのです。
第1に生まれた「時間」(生年月日、出生時間)が必要で、第2に生まれた場所「空間」(出生地)が必要で、第3に誰「人間」(名前)のホロスコープを作成するのかといった三つの要素がひつようになっています。
これらの三つは、「基本三数」と同じ構成要素です。
「1数=時間」「2数=空間」「3数=人間(関係)」によって成り立っているためです。
ホロスコープの内部自体の象意構造も同様です。
ごく一例ですが、12サイン(宮)、12ハウス(室)、また12アスペクト(座相)や12プラネット(星)など、12数理は元をただせば、「基本三数」がベースになって展開されています。
そのような「基本三数」によって内外ともに成立するホロスコープなので、「基本三数」の本意をもって解釈やリーディングをしていけば、隠された象意の扉を次々と開いて、リーディングが可能になっていきます。
【One Point】 ちなみに、そのようにリーディングをされ、ご理解した内容を、第三者に正しく伝えるには、何でも同じですが、言語化のノウハウやボキャブラリー(語彙)など表現力が相応に必要になってまいります。
こちらは個々人の資質や人生経験の度合いも大きいのですが、心の通い合ったお相手であれば容易でしょう。
→ ご受講のお申し込みは「講座お申込みフォーム」からお願いいたします。
蟷螂窺蝉と占星術の象階
2022.09.16
[奥義講座のための基本の基#06] ― 理論を伴なうことの重要性 ―
◆ 太陽→ホロスコープ→根幹法則→その次
蟷螂窺蝉(とうろうきせん)という四文字熟語があります。
老荘思想に出てくるお話を熟語にしたものです。
「カマキリ、セミをうかがう」と読み下します。
一度は聞いたことがあるお話だと存じます。
「星占い」と「現代占星術」と本来の「アストロロジー」にも当てはまります。
≪蝉を狙う蟷螂を狙う鵲≫
蟷螂窺蝉(とうろうきせん)というのは、次のようなお話です。
一匹のセミ(蝉)が夏を謳歌しています。
見ると、カマキリ(蟷螂)が葉陰に潜んで、セミを捕食しようとしています。
そのカマキリを捕えようと、カササギが空を飛んでいます。
自分(荘周)はというと、先ほど自分を襲ってきたそのカササギを射止めようと、矢をつがえて弓を引き絞っているところです。
セミを狙うカマキリも、カマキリを狙うカササギも、目の前の獲物に夢中で、自身の身に迫る危険に気がついていません。
そこで荘周は「ハッ!」と気づきます。
自分も宮中の苑にいて弓矢を持ち、同じような立場に陥っているのではないか。
そう考えて弓矢を投げ捨て、その場から逃げ出した…というお話です。

【One Point】 老荘思想を著した『荘子』の一節です。
ゾッとした荘周は、「利と害とは互いに呼び合うのだ」と言うと弓矢を投げ捨て、身をひるがえして逃げ出しました。
それを禁苑の番人が怪しんで追いかけ、彼を厳しく詮議したと続きます。
≪大同小異の星占いと占星術≫
ご自分の関心がある範囲しか視野に入らない、または話を聞いても理解できない、ということはよくあることです。
身につまされるお話です。
ここでは、「星占い」と「占星術」と本来の「アストロロジー」にたとえて、論旨を展開させていただきます。
太陽サイン(宮)しか用いない星占いを、現代の西洋占星術は、子供だましの占いのように見なしているのを聞いたことがあります。
いわく「星占いは太陽星座しか用いないため、一部にすぎず、占星術とは異なり、当たらないことがある」といったようなことです。
間違ってはいないのです。
ですが、首肯するのも釈然としないものを感じます。
なぜなら、現代占星術もまた同様だからです。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジーからみると、そう見えます。
ホロスコープを用いてはいるものの、「12サイン(宮)」と「星」の解釈に偏重しており、ホロスコープ全体をリーディングしているとは言いがたいからです。
【One Point】 「アスペクト」の解釈は部分的ですし、「12ハウス(室)」に対しては、ほとんど歯が立っていません。
一部でしか占断していないのですから、ホロスコープ(出生天球図)を一人の人間としてみたとき、星占いも占星術も大同小異です。
≪占星術の知られざる陥穽≫
現代占星術にはさらなる根本的な弱点があります。
「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープは、最新科学に基づいています。
その一方で、解釈や占断には客観的な論拠がなく、個々人の主観的解釈に頼らざるをえないという状態です。
結果、正しいかどうか分からない過去の誰かの象意解釈をご参考に、占断を今も未来も繰り返さざるをえないからです。
今後、何十年が経っても、主観的な解釈でもって占断を続けるしかなく、延々と試行錯誤をされていくことでしょう。
【One Point】 古代ギリシャの古典理論を捨てて、19世紀後半にはじまったのが現代占星術です。
海王星の初期の象意に基づいて“まだ見ぬ理想”(幻想)を抱いているのです。
≪本来のアストロロジー≫
さて、冒頭の「蟷螂窺蝉」からいえば、本来のアストロロジーとはいえ他人事ではありません。
それはあとで触れるとして、客観的な科学的論拠を持つのが本来のアストロロジー(Astrology)です。
「アストロ」(Astro)=星、天体+「ロジー」(-logy)=~論、~学、~科学ゆえに、どこにも占いという意味は含まれていません。
では、どのような科学的な論拠があるというのでしょうか。
「物理科学」がその理論になることはありえません。
なぜなら、物理科学がアンタッチャブルとする精神意識や心理面を含めてホロスコープはリーディングするからです。
その一方で、最先端科学の「量子論」がようやく扉を開きつつある“波”の分野、すなわち時空を超えた見えざる波動共鳴などの関係性は大きなヒントをもたらすでしょう。
【One Point】 量子論(量子力学)では、量子は“粒”であり“波”であるとされます。
さらには「量子もつれ」などのように、時空を超えた共鳴関係が量子間に内包されています。
ホロスコープ理論もこれに類似しているのです。
≪根幹法則の次にあるもの≫
最先端のホロスコープ理論は、宇宙の根幹法則「基本三数」になります。
「基本三数」またその展開である「数理法則」の12数理によって、12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト(座相)、12プラネット(星)すべての解釈が可能になります。
ホロスコープ自体の象意構造も明らかにされます。
そのため、「基本三数」を“マスター・キー”としてホロスコープのすべての秘密の扉を開くことができます。
重要な事実は、世界に2つと同じものがない個々に異なるホロスコープだということです。
過去の誰かのホロスコープに適応させた象意解釈が、ほかの誰かのホロスコープにそのまま適合するとはかぎらないという懸念です。
自由自在に応用展開できる本意(基本の象意、ほんとうの象意)から、ご自身で適切に応用展開させたほうが簡単になっていきます。
【One Point】 蟷螂窺蝉から申し上げますと、本来のアストロロジーもまた、さらに広い視野から自身を客観視して、理論に留まらないようにすることがありえるでしょう。
そのヒントは「奥義講座」の最後にご説明を差し上げていますので、ご安心ください。
◆ 太陽→ホロスコープ→根幹法則→その次
蟷螂窺蝉(とうろうきせん)という四文字熟語があります。
老荘思想に出てくるお話を熟語にしたものです。
「カマキリ、セミをうかがう」と読み下します。
一度は聞いたことがあるお話だと存じます。
「星占い」と「現代占星術」と本来の「アストロロジー」にも当てはまります。
≪蝉を狙う蟷螂を狙う鵲≫
蟷螂窺蝉(とうろうきせん)というのは、次のようなお話です。
一匹のセミ(蝉)が夏を謳歌しています。
見ると、カマキリ(蟷螂)が葉陰に潜んで、セミを捕食しようとしています。
そのカマキリを捕えようと、カササギが空を飛んでいます。
自分(荘周)はというと、先ほど自分を襲ってきたそのカササギを射止めようと、矢をつがえて弓を引き絞っているところです。
セミを狙うカマキリも、カマキリを狙うカササギも、目の前の獲物に夢中で、自身の身に迫る危険に気がついていません。
そこで荘周は「ハッ!」と気づきます。
自分も宮中の苑にいて弓矢を持ち、同じような立場に陥っているのではないか。
そう考えて弓矢を投げ捨て、その場から逃げ出した…というお話です。

【One Point】 老荘思想を著した『荘子』の一節です。
ゾッとした荘周は、「利と害とは互いに呼び合うのだ」と言うと弓矢を投げ捨て、身をひるがえして逃げ出しました。
それを禁苑の番人が怪しんで追いかけ、彼を厳しく詮議したと続きます。
≪大同小異の星占いと占星術≫
ご自分の関心がある範囲しか視野に入らない、または話を聞いても理解できない、ということはよくあることです。
身につまされるお話です。
ここでは、「星占い」と「占星術」と本来の「アストロロジー」にたとえて、論旨を展開させていただきます。
太陽サイン(宮)しか用いない星占いを、現代の西洋占星術は、子供だましの占いのように見なしているのを聞いたことがあります。
いわく「星占いは太陽星座しか用いないため、一部にすぎず、占星術とは異なり、当たらないことがある」といったようなことです。
間違ってはいないのです。
ですが、首肯するのも釈然としないものを感じます。
なぜなら、現代占星術もまた同様だからです。
宝瓶宮時代の新しいアストロロジーからみると、そう見えます。
ホロスコープを用いてはいるものの、「12サイン(宮)」と「星」の解釈に偏重しており、ホロスコープ全体をリーディングしているとは言いがたいからです。
【One Point】 「アスペクト」の解釈は部分的ですし、「12ハウス(室)」に対しては、ほとんど歯が立っていません。
一部でしか占断していないのですから、ホロスコープ(出生天球図)を一人の人間としてみたとき、星占いも占星術も大同小異です。
≪占星術の知られざる陥穽≫
現代占星術にはさらなる根本的な弱点があります。
「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープは、最新科学に基づいています。
その一方で、解釈や占断には客観的な論拠がなく、個々人の主観的解釈に頼らざるをえないという状態です。
結果、正しいかどうか分からない過去の誰かの象意解釈をご参考に、占断を今も未来も繰り返さざるをえないからです。
今後、何十年が経っても、主観的な解釈でもって占断を続けるしかなく、延々と試行錯誤をされていくことでしょう。
【One Point】 古代ギリシャの古典理論を捨てて、19世紀後半にはじまったのが現代占星術です。
海王星の初期の象意に基づいて“まだ見ぬ理想”(幻想)を抱いているのです。
≪本来のアストロロジー≫
さて、冒頭の「蟷螂窺蝉」からいえば、本来のアストロロジーとはいえ他人事ではありません。
それはあとで触れるとして、客観的な科学的論拠を持つのが本来のアストロロジー(Astrology)です。
「アストロ」(Astro)=星、天体+「ロジー」(-logy)=~論、~学、~科学ゆえに、どこにも占いという意味は含まれていません。
では、どのような科学的な論拠があるというのでしょうか。
「物理科学」がその理論になることはありえません。
なぜなら、物理科学がアンタッチャブルとする精神意識や心理面を含めてホロスコープはリーディングするからです。
その一方で、最先端科学の「量子論」がようやく扉を開きつつある“波”の分野、すなわち時空を超えた見えざる波動共鳴などの関係性は大きなヒントをもたらすでしょう。
【One Point】 量子論(量子力学)では、量子は“粒”であり“波”であるとされます。
さらには「量子もつれ」などのように、時空を超えた共鳴関係が量子間に内包されています。
ホロスコープ理論もこれに類似しているのです。
≪根幹法則の次にあるもの≫
最先端のホロスコープ理論は、宇宙の根幹法則「基本三数」になります。
「基本三数」またその展開である「数理法則」の12数理によって、12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト(座相)、12プラネット(星)すべての解釈が可能になります。
ホロスコープ自体の象意構造も明らかにされます。
そのため、「基本三数」を“マスター・キー”としてホロスコープのすべての秘密の扉を開くことができます。
重要な事実は、世界に2つと同じものがない個々に異なるホロスコープだということです。
過去の誰かのホロスコープに適応させた象意解釈が、ほかの誰かのホロスコープにそのまま適合するとはかぎらないという懸念です。
自由自在に応用展開できる本意(基本の象意、ほんとうの象意)から、ご自身で適切に応用展開させたほうが簡単になっていきます。
【One Point】 蟷螂窺蝉から申し上げますと、本来のアストロロジーもまた、さらに広い視野から自身を客観視して、理論に留まらないようにすることがありえるでしょう。
そのヒントは「奥義講座」の最後にご説明を差し上げていますので、ご安心ください。
春分点歳差の仕組み
2022.08.11
[奥義講座のための基本の基 #03]― ホロスコープ作成ソフトの根本 ―
◆ 地球の首振り運動に伴ない「春分点」は移動している
知らなくても差し支えは少ないのですが、ホロスコープの作成において「春分点歳差」は根本中の根本です。
正確に理解しておかないと「ホロスコープ作成ソフト」のプログラムを正しく組めないからです。
なぜなら、12サイン(宮)は「春分点」を始点に12区分されていて、ややこしいことに「春分点」はわずかずつですが移動しているためです。
これを「春分点歳差」(歳差運動)と言います。
その仕組みをご紹介してまいります。
≪「春分点」は牡羊宮0度≫
ホロスコープは、黄道上の12星座やへびつかい座を入れた13星座ではなく、「春分点」を始点に30度ずつに等分された12サイン(宮)を用います。
「春分点」が12サイン(宮)のはじまりで、牡羊宮0度になっています。
空の星座(Constellation)、おひつじ座やおうし座などの名称のみを、12サイン(Sign=宮)が流用しているだけです。
空の星座というのは、地上からの見た目で、それぞれに距離がまったく異なる星を勝手につなげた想像の産物です。
しかも、人間が創作したギリシャ神話やローマ神話になぞらえて、イメージし命名したものでホロスコープ12サイン(宮)の象意とは関係がありません。
19世紀中ごろに発見された海王星の影響を受けてはじまりはぐまれてきた現代占星術は、海王星の象意に即して“誤解”や“勘違い”また“事実誤認”や“幻想”を、現実や事実かのように信じ込んでしまうケースが多々みられます。
【One Point】 夜空の星座は「Constellation」で、12サイン(宮)は「Sign」です。
Astrologyの内容だと分かっていれば、Signをつけずに表記されることがありますので、誤解も多いのですが、12サイン(宮)は、黄道12星座(Zodiac 12 Constellations)とは名称以外は関係がありません。
≪ホロスコープの春夏秋冬≫
では、「春分点」とは何でしょうか。
太陽が「春分点」を通過していく日が「春分の日」になりますが、地球の公転と自転とによって「春分点」は決まります。
地球が太陽を公転する面、すなわち地球からみれば太陽の通り道「黄道」と、地球の赤道を宇宙に投影した「天の赤道」とが、黄道上で交わる2点のうちの1つが「春分点」です。
もう1つが「秋分点」で、春分点の正反対の位置になります。
12サイン(宮)でいえば「春分点」は牡羊宮0度で、「秋分点」は天秤宮0度にあたります。
【One Point】 当サイトの「今週の運勢」で書いていますように、太陽が牡羊宮に入宮する日が「春分の日」で、太陽が天秤宮に入宮する日が「秋分の日」です。
ちなみに蟹宮に入宮する日が「夏至」で、山羊宮に入宮する日が「冬至」になります。
≪地球の歳差運動≫
「春分点」が動かなければ、お話は簡単です。
ですが、地球の「歳差運動」(首振り運動、すりこぎ運動)に伴なって、約72年に1度ずつ黄道上を太陽の移動方向とは逆向きに移動していきます。
12サイン(宮)を逆順に進むわけです。
たとえば、現在の牡羊宮0度(=魚宮30度)の「春分点」は、約72年前には魚宮29度だった位置にあたります。
そのため「春分点」が、黄道(360度)を1周していく期間は、約25,920年(計算値:72度×360度)になります。
実際はもう少し短いのですが、これを「プラトン年」(グレート・イヤー)と言います。
【One Point】 プラトン年を12等分したものが「プラトン月」(グレート・マンス)です。
約2,160年(計算値:72度×30度)になります。
古代ギリシャ当時の「春分点」は現在、「宝瓶宮29度」付近に進んできていますので、現代は宝瓶宮時代の緒にあります。
≪春分点の移動を図示≫
地球の自転軸の首振り運動こと「歳差運動」によって、地球の赤道を宇宙に投影した「天の赤道」も少しずつ動いていきます。
そのため、「天の赤道」と「黄道」との交点「春分点」&「秋分点」も、少しずつ移動しています。
次のようにです。

地球の自転軸は、地球の公転軸に対して約23・3度の傾きを保ったまま、ゆっくりと首を回すように約25,920年という長いときをかけて一回りします。
これを歳差運動(Precession)といいますが、それに伴なって交点の「春分点」も少しずつ黄道上を移動していくことになります。
「春分点歳差」とも呼ばれています。
それゆえ、地球の自転軸の延長上、北方向には現在「北極星」(polaris)が位置しており、地球の自転に伴なって星たちは北極星を中心に回っているかのように見えます。
ところが、約12,460年ほども経つと、地球の自転軸の延長上は上図の「ベガ」の付近に移っていきます。
【One Point】 ベガは、「こと座」の一等星で「夏の第三角」の1つです。
七夕の織姫星としても知られています。
つまり、現在の秋分点がある位置に、春分点が移動していくことになります。
ただし、12サイン(宮)は常にいつも「春分点」を牡羊宮0度とします。
≪トロピカルとサイデリアル≫
おまけの関連知識です。
西洋占星術は、今現在の「春分点」を12サイン(宮)の始点とする「トロピカル方式」を多くの場合、採用しています。
一方、インド占星術(ジョーテッシュ)は、古代ギリシャ時代の当時のままの春分点の位置を始点とする「サイデリアル方式」を採用しています。
夜空の星座でいえば、おひつじ座とうお座の境あたりになるため、サイデリアル方式は星座と12サイン(星座宮)がほぼ重なっています。
結果、トロピカル方式とは現在、1サイン分(1星座分)ほどズレることになりますが、この差を「アヤナムシャ」と呼んでいます。
【One Point】 「あなたはおひつじ座生まれね」(太陽)というとき、インド占星術では、そのままおひつじ座(Constellation)に位置する太陽ですが、西洋占星術の場合は、おひつじ座ではなく、うお座に位置する太陽になります。
正確には、ホロスコープの「牡羊宮」に位置する太陽です。
※宝瓶宮占星学では、混乱を避けるためホロスコープの12サイン(宮)は「漢字」で表記しています。空の星座は「ひらがな」です。春分点の移動に伴なうプラトン月は、伝統的な12サイン(宮)の呼称で「白羊宮」「双魚宮」「宝瓶宮」「磨羯宮」などと表記しています。
◆ 地球の首振り運動に伴ない「春分点」は移動している
知らなくても差し支えは少ないのですが、ホロスコープの作成において「春分点歳差」は根本中の根本です。
正確に理解しておかないと「ホロスコープ作成ソフト」のプログラムを正しく組めないからです。
なぜなら、12サイン(宮)は「春分点」を始点に12区分されていて、ややこしいことに「春分点」はわずかずつですが移動しているためです。
これを「春分点歳差」(歳差運動)と言います。
その仕組みをご紹介してまいります。
≪「春分点」は牡羊宮0度≫
ホロスコープは、黄道上の12星座やへびつかい座を入れた13星座ではなく、「春分点」を始点に30度ずつに等分された12サイン(宮)を用います。
「春分点」が12サイン(宮)のはじまりで、牡羊宮0度になっています。
空の星座(Constellation)、おひつじ座やおうし座などの名称のみを、12サイン(Sign=宮)が流用しているだけです。
空の星座というのは、地上からの見た目で、それぞれに距離がまったく異なる星を勝手につなげた想像の産物です。
しかも、人間が創作したギリシャ神話やローマ神話になぞらえて、イメージし命名したものでホロスコープ12サイン(宮)の象意とは関係がありません。
19世紀中ごろに発見された海王星の影響を受けてはじまりはぐまれてきた現代占星術は、海王星の象意に即して“誤解”や“勘違い”また“事実誤認”や“幻想”を、現実や事実かのように信じ込んでしまうケースが多々みられます。
【One Point】 夜空の星座は「Constellation」で、12サイン(宮)は「Sign」です。
Astrologyの内容だと分かっていれば、Signをつけずに表記されることがありますので、誤解も多いのですが、12サイン(宮)は、黄道12星座(Zodiac 12 Constellations)とは名称以外は関係がありません。
≪ホロスコープの春夏秋冬≫
では、「春分点」とは何でしょうか。
太陽が「春分点」を通過していく日が「春分の日」になりますが、地球の公転と自転とによって「春分点」は決まります。
地球が太陽を公転する面、すなわち地球からみれば太陽の通り道「黄道」と、地球の赤道を宇宙に投影した「天の赤道」とが、黄道上で交わる2点のうちの1つが「春分点」です。
もう1つが「秋分点」で、春分点の正反対の位置になります。
12サイン(宮)でいえば「春分点」は牡羊宮0度で、「秋分点」は天秤宮0度にあたります。
【One Point】 当サイトの「今週の運勢」で書いていますように、太陽が牡羊宮に入宮する日が「春分の日」で、太陽が天秤宮に入宮する日が「秋分の日」です。
ちなみに蟹宮に入宮する日が「夏至」で、山羊宮に入宮する日が「冬至」になります。
≪地球の歳差運動≫
「春分点」が動かなければ、お話は簡単です。
ですが、地球の「歳差運動」(首振り運動、すりこぎ運動)に伴なって、約72年に1度ずつ黄道上を太陽の移動方向とは逆向きに移動していきます。
12サイン(宮)を逆順に進むわけです。
たとえば、現在の牡羊宮0度(=魚宮30度)の「春分点」は、約72年前には魚宮29度だった位置にあたります。
そのため「春分点」が、黄道(360度)を1周していく期間は、約25,920年(計算値:72度×360度)になります。
実際はもう少し短いのですが、これを「プラトン年」(グレート・イヤー)と言います。
【One Point】 プラトン年を12等分したものが「プラトン月」(グレート・マンス)です。
約2,160年(計算値:72度×30度)になります。
古代ギリシャ当時の「春分点」は現在、「宝瓶宮29度」付近に進んできていますので、現代は宝瓶宮時代の緒にあります。
≪春分点の移動を図示≫
地球の自転軸の首振り運動こと「歳差運動」によって、地球の赤道を宇宙に投影した「天の赤道」も少しずつ動いていきます。
そのため、「天の赤道」と「黄道」との交点「春分点」&「秋分点」も、少しずつ移動しています。
次のようにです。

地球の自転軸は、地球の公転軸に対して約23・3度の傾きを保ったまま、ゆっくりと首を回すように約25,920年という長いときをかけて一回りします。
これを歳差運動(Precession)といいますが、それに伴なって交点の「春分点」も少しずつ黄道上を移動していくことになります。
「春分点歳差」とも呼ばれています。
それゆえ、地球の自転軸の延長上、北方向には現在「北極星」(polaris)が位置しており、地球の自転に伴なって星たちは北極星を中心に回っているかのように見えます。
ところが、約12,460年ほども経つと、地球の自転軸の延長上は上図の「ベガ」の付近に移っていきます。
【One Point】 ベガは、「こと座」の一等星で「夏の第三角」の1つです。
七夕の織姫星としても知られています。
つまり、現在の秋分点がある位置に、春分点が移動していくことになります。
ただし、12サイン(宮)は常にいつも「春分点」を牡羊宮0度とします。
≪トロピカルとサイデリアル≫
おまけの関連知識です。
西洋占星術は、今現在の「春分点」を12サイン(宮)の始点とする「トロピカル方式」を多くの場合、採用しています。
一方、インド占星術(ジョーテッシュ)は、古代ギリシャ時代の当時のままの春分点の位置を始点とする「サイデリアル方式」を採用しています。
夜空の星座でいえば、おひつじ座とうお座の境あたりになるため、サイデリアル方式は星座と12サイン(星座宮)がほぼ重なっています。
結果、トロピカル方式とは現在、1サイン分(1星座分)ほどズレることになりますが、この差を「アヤナムシャ」と呼んでいます。
【One Point】 「あなたはおひつじ座生まれね」(太陽)というとき、インド占星術では、そのままおひつじ座(Constellation)に位置する太陽ですが、西洋占星術の場合は、おひつじ座ではなく、うお座に位置する太陽になります。
正確には、ホロスコープの「牡羊宮」に位置する太陽です。
※宝瓶宮占星学では、混乱を避けるためホロスコープの12サイン(宮)は「漢字」で表記しています。空の星座は「ひらがな」です。春分点の移動に伴なうプラトン月は、伝統的な12サイン(宮)の呼称で「白羊宮」「双魚宮」「宝瓶宮」「磨羯宮」などと表記しています。
構成要素のすべてが重要
2022.08.04
[基本の基#02] ― 星と12サイン(宮)だけでなく ―
◆ 12ハウス(室)や12アスペクトも含めたご理解
「奥義講座のための基本の基(き)」の第2回めです。
「あなたは〇〇座生まれね」と言うときは、「12サイン(宮)」と「太陽」をみたものです。
それだけで、ホロスコープ・リーディングは完璧でしょうか。
もちろん違いますよね。
「12ハウス(室)」はもちろん「アスペクト(座相)」を含めて、「太陽」以外の「プラネット(星)」も交えてリーディングをするためです。
≪フル・コンポーネントの本意≫
さて、「奥義講座のための基本の基(き)」の#01「誤解されるホロスコープ」で次のように述べました。
以上の内実というのは、すべての占星要素の象意を、「奥義講座」においては、お伝えしてまいりますよということです。
この意味は、「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープ自体が、片寄ってプログラミングされ出力設定になっているので、サイン(宮)に偏重した解釈になってしまうということです。
正しい理論がないので気づいておらず、「ホロスコープって、そういうものです」と思い込んでいます。
詳細は、基本の基#01をご参照ください。
【One Point】 重要なポイントです。
4種類の占星要素のすべてを用い、ご理解してリーディングしなければなりません。
「奥義講座」では、宇宙の根幹法則「基本三数」からフルスペックでの象意をお伝えしています。
≪4種類のコンポーネント≫
さて、たびたび出てくる「基本三数」とはなんでしょうか。
つまるところ「色の三原色」のように、宇宙この世界の最小単位の三要素の総称です。
パソコン・プリンターなどで、フルカラー印刷をしようとするとき、色の三原色に黒を加えた「3色+1色」の4つのインクを使わないと正しく再現することができません。

ホロスコープ・リーディングも同様です。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
4種類の占星要素を、欠けることなく用いないと正しいリーディングにならないのです。
1、12サイン(宮)
2、12ハウス(室)
3、12アスペクト(位相、座相)
4、12プラネット(星)
【One Point】 4種類です。
これらの占星要素が、「奥義講座」ではすべて「12」になっているのは、宇宙森羅の最小象徴数だからです。
サイン(宮)とハウス(室)だけでなく、アスペクトとプラネットも12数である必要性があります。
≪現代占星術での体験談≫
お話は変わりますが、ホロスコープに興味を持って西洋占星術(現代占星術)を学んだことがあります。
学んでいくほどに困りました。
12サイン(宮)は、詳しくご紹介されているものの、12ハウス(室)を丁寧に解釈したものが見つかりませんでした。
アスペクトも同様で、詳しく書かれているものがなかったのです。
そのうち、吉座相や凶座相といった“吉凶解釈”は誤まっていることに気づきました。
気づいたのはいいのですが、その「解釈グセ」を直すのに“タテの頭をヨコ”にするような苦闘をしたことを覚えています。
【One Point】 とある先輩占術師が、「占星術はもう一度、一から再構築され直さなければならない」と言っていたとおりでした。
それを「基本三数」の発見によって、ホロスコープ理論から再構築し、「奥義講座」でお伝えしています。
≪ホロスコープ・マスター≫

4種類の占星要素をすべて用い、個別に12個全部を象意解釈できることが、基本を言えば必要になっているという結論です。
12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト、12プラネットの4種類です。
すべて、簡潔に基本象意を学べる「奥義講座」です。
それだけではなく、ホロスコープ自体も「基本三数」による象意構造を持っています。
それらをホロスコープに応じて自在に組み合わせられる応用展開した解釈ができなければ、どんなホロスコープに対してもリーディングできるということにはなりません。
「基本三数」とその展開の「数理法則」を知れば、簡単にご理解できるようになれます。
【One Point】 印刷においてもCMYKのうち2色しか使わなければ、フルカラーでの再現はできないのと同じです。
「基本三数」はCMYKで、「数理法則」は12色の色相環に例えられます。
≪歴史的な価値ある快挙≫
そうなると、膨大な象意を丸暗記する必要がありません。
「基本三数」と「数理法則」による基本の象意や本当の象意から、ご自身で応用展開して、唯一の解釈が見出せるようになるからです。
それを誰かに正しくお伝えしようとするとき、別途、表現力が必要になります。
その際に、過去の象意解釈の中から単語や語彙をご参考にチョイスされるのは有意義です。
いずれにしましても、ホロスコープが発祥して以来、約2,000年ぶりの歴史的快挙です。
時短モードでの修得が可能ですし、この価値をご理解される方はぜひともご受講ください。
【One Point】 ちなみに「奥義講座」の基本の象意に照らし合わせると、過去の象意解釈のどれが正しいのか見抜くことができ、その表現をご参考にされるなど活用することができるようになります。
◆ 12ハウス(室)や12アスペクトも含めたご理解
「奥義講座のための基本の基(き)」の第2回めです。
「あなたは〇〇座生まれね」と言うときは、「12サイン(宮)」と「太陽」をみたものです。
それだけで、ホロスコープ・リーディングは完璧でしょうか。
もちろん違いますよね。
「12ハウス(室)」はもちろん「アスペクト(座相)」を含めて、「太陽」以外の「プラネット(星)」も交えてリーディングをするためです。
≪フル・コンポーネントの本意≫
さて、「奥義講座のための基本の基(き)」の#01「誤解されるホロスコープ」で次のように述べました。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」では、「基本三数」による4大占星要素のご説明とともに、以上の内実をしっかりとお伝えしてまいります。
以上の内実というのは、すべての占星要素の象意を、「奥義講座」においては、お伝えしてまいりますよということです。
重要なことは、そんな12サイン(宮)に偏重したホロスコープを「無意識」に使い続けていくと、知らないうちにズレた解釈になっていきます。
12ハウス(室)が意識にのぼらなくなったり、アスペクトが部分的になるなど、サイン(宮)や星に偏ったホロスコープ解釈になってまいります。
この意味は、「ホロスコープ作成ソフト」で出力されたホロスコープ自体が、片寄ってプログラミングされ出力設定になっているので、サイン(宮)に偏重した解釈になってしまうということです。
正しい理論がないので気づいておらず、「ホロスコープって、そういうものです」と思い込んでいます。
詳細は、基本の基#01をご参照ください。
【One Point】 重要なポイントです。
4種類の占星要素のすべてを用い、ご理解してリーディングしなければなりません。
「奥義講座」では、宇宙の根幹法則「基本三数」からフルスペックでの象意をお伝えしています。
≪4種類のコンポーネント≫
さて、たびたび出てくる「基本三数」とはなんでしょうか。
つまるところ「色の三原色」のように、宇宙この世界の最小単位の三要素の総称です。
パソコン・プリンターなどで、フルカラー印刷をしようとするとき、色の三原色に黒を加えた「3色+1色」の4つのインクを使わないと正しく再現することができません。

ホロスコープ・リーディングも同様です。
ホロスコープ・リーディングも同様です。
4種類の占星要素を、欠けることなく用いないと正しいリーディングにならないのです。
1、12サイン(宮)
2、12ハウス(室)
3、12アスペクト(位相、座相)
4、12プラネット(星)
【One Point】 4種類です。
これらの占星要素が、「奥義講座」ではすべて「12」になっているのは、宇宙森羅の最小象徴数だからです。
サイン(宮)とハウス(室)だけでなく、アスペクトとプラネットも12数である必要性があります。
≪現代占星術での体験談≫
お話は変わりますが、ホロスコープに興味を持って西洋占星術(現代占星術)を学んだことがあります。
学んでいくほどに困りました。
12サイン(宮)は、詳しくご紹介されているものの、12ハウス(室)を丁寧に解釈したものが見つかりませんでした。
アスペクトも同様で、詳しく書かれているものがなかったのです。
そのうち、吉座相や凶座相といった“吉凶解釈”は誤まっていることに気づきました。
気づいたのはいいのですが、その「解釈グセ」を直すのに“タテの頭をヨコ”にするような苦闘をしたことを覚えています。
【One Point】 とある先輩占術師が、「占星術はもう一度、一から再構築され直さなければならない」と言っていたとおりでした。
それを「基本三数」の発見によって、ホロスコープ理論から再構築し、「奥義講座」でお伝えしています。
≪ホロスコープ・マスター≫

4種類の占星要素をすべて用い、個別に12個全部を象意解釈できることが、基本を言えば必要になっているという結論です。
12サイン(宮)、12ハウス(室)、12アスペクト、12プラネットの4種類です。
すべて、簡潔に基本象意を学べる「奥義講座」です。
それだけではなく、ホロスコープ自体も「基本三数」による象意構造を持っています。
それらをホロスコープに応じて自在に組み合わせられる応用展開した解釈ができなければ、どんなホロスコープに対してもリーディングできるということにはなりません。
「基本三数」とその展開の「数理法則」を知れば、簡単にご理解できるようになれます。
【One Point】 印刷においてもCMYKのうち2色しか使わなければ、フルカラーでの再現はできないのと同じです。
「基本三数」はCMYKで、「数理法則」は12色の色相環に例えられます。
≪歴史的な価値ある快挙≫
そうなると、膨大な象意を丸暗記する必要がありません。
「基本三数」と「数理法則」による基本の象意や本当の象意から、ご自身で応用展開して、唯一の解釈が見出せるようになるからです。
それを誰かに正しくお伝えしようとするとき、別途、表現力が必要になります。
その際に、過去の象意解釈の中から単語や語彙をご参考にチョイスされるのは有意義です。
いずれにしましても、ホロスコープが発祥して以来、約2,000年ぶりの歴史的快挙です。
時短モードでの修得が可能ですし、この価値をご理解される方はぜひともご受講ください。
【One Point】 ちなみに「奥義講座」の基本の象意に照らし合わせると、過去の象意解釈のどれが正しいのか見抜くことができ、その表現をご参考にされるなど活用することができるようになります。
誤解されるホロスコープ
2022.07.28
[奥義講座 基本の基 #01] ― 正しいMC=南中点の位置 ―
◆ 宇宙の事実に即した実際の現実的なホロスコープ
奥義講座のための基本の基(き)です。
初回は、すべての基本となるホロスコープの作成についてです。
お使いの「ホロスコープ作成ソフト」の設定は、デフォルトで正しいのでしょうか?
もし間違っていれば、そのあとの解釈や占断のすべてが意味のないものになってしまいます。
ここでは、基本に立ち返ってご説明をしてまいりたいと存じます。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」の前提です。
≪正解のホロスコープはどれ?≫
次の3つのホロスコープをご高覧ください。
正しいホロスコープはどれでしょうか。

左端の「A」はよく見かけるホロスコープですが、実は間違いです。
デザインは、「ホロスコープ作成ソフト」によってそれぞれありますが、デフォルト(初期値、初期設定)で出力されたものは、だいたいこのタイプです。
実践的なホロスコープをネットで検索すると、このタイプのものがそれぞれ「ホロスコープ作成ソフト」のデザインでアップされています。
ですが、「ホロスコープ作成ソフト」が普及したことで広まった誤ったホロスコープです。
正しいホロスコープは「B」もしくは「C」です。
「B」のホロスコープは、「A」をハウスホイールで出力しなおしたもので、「C」はそれを見やすいようにハンドメイドで作成しなおしたものです。
【One Point】 上掲のホロスコープは、シンプルな機能重視のデザインでプロ・ユースといっても過言ではない英語版のフリーソフト「ASTROLOG」です。
オープン・ソースなので、いろんなかたがチェックしていて、修正やバージョンアップが繰り返されている多機能なソフトです。
※すべて英語で専門用語などが多く機能的にも多彩で初心者には難しいかもしれません。
≪本物と偽物はどこが違う≫
「A」と「B」(または「C」)の違いは、ひとことで言えば、MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)の位置です。
MC=南中点というのは、俗にいう「天頂」のことで、別名:ミッドヘブンと呼ばれることがあります。
なぜ、MC=南中点の位置が重要なのでしょうか。
日本でよく使われているプラシーダス・ハウスシステムにせよ、コッホ・ハウスシステムにせよ、レジオモンタナス・ハウスシステムにせよ、キャンパナス・ハウスシステムにせよ、ハウスシステムは、ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)とMC=南中点を基準にして、12ハウス(室)を決定しているためです。
そのため、MC=南中点が正しくないと、ハウス(室)そのものが間違ってしまいます。
太陽の通り道である「黄道」は、日本では天頂にかかることはありません。
地上からみると、黄道は1日のうちに上下左右に位置を変えながら移動しており、その移動範囲は約46・6度の幅があります。
【One Point】 地球の自転軸は23・3度傾いています。
そのため地上から黄道を見ると、時間によって大なり小なり楕円状に歪んで見えます。
黄道が移動していくそのゾーンの中を、太陽や月や惑星はきれいな半円形を描いて進んでいます。
※→奥義講座「基礎資料」図8ご参照。
※黄道の上下約8度の幅をもった黄道帯(zodiac)のお話ではありません。
≪実際の「天頂」の位置≫
天文学において天頂といえば、頭の真上で地表に対して直角90度の方向になります。
地球上のどこにいて生まれようと、天頂は真上で地表に対して垂直です。
北緯35度の明石市をはじめ日本の場合、赤道に最も近い北緯24度の石垣島といえども、ギリギリながら黄道が天頂を通ることはありません。
そのため、星の動きと配置を写しとったホロスコープは、天頂の真南の黄道上を天頂の代理としてMC=南中点と呼んでいます。
MC=南中点と、その正反対に位置するIC=北中点の軸は、東の地平線上のASC=上昇点と、西の地平線上のDES=下降点の水平軸に対して、直角90度で交わっています。
「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルト設定は、そのようにはなっておらず、事実と異なるために間違っているのです。
【One Point】 現実と異なれば、もはや本来のホロスコープではありません。
空の星の配置を忠実に写しとったホロスコープを解釈しリーディングするのがアストロロジーです。
さらには、占星術のはずなのですが、どうやら間違っていることにさえ気づいていないようです。
≪利便性に伴なう戦慄の弊害≫
パソコンの普及によって「ホロスコープ作成ソフト」は生まれました。

パソコンが普及しはじめたのは、1990年代中頃のWindows95あたりからです。
専門知識を必要とせず、出生データさえ打ち込めば、誰でもホロスコープを手にすることができるようになりました。
便利になったのですが、ホロスコープの基礎を知らない人が増えて、昨今ではデフォルトで出力されたホロスコープが正しいと思っている占星師もいらっしゃるようです。
戦慄が走りました。
もはや現代占星術はそこまで堕落し、現実離れしたオカルトチックなものになりつつあるのかと…。
皆さまはそんなことはないと存じます。
【One Point】 ちゃんとしたホロスコープはどういうものか、プロであれば知っています。
「ホロスコープ作成ソフト」が登場する以前に、専門知識を持たれて手計算でホロスコープを作成しておられたかたなら、とくにそうです。
上述は、近年まれに聞いた“ビックリ”ニュースでした。
≪ハウスシステムを用いる≫
「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルト出力は、なぜ間違っているのでしょうか。
「ハウスシステム」を用いながらサイン(宮)で出力しているからです。
当然ですが、ハ・ウ・ス・シ・ス・テ・ムなので、ホロスコープはハウス(室)をメインとしたものでなければなりません。
ところが、「ホロスコープ作成ソフト」はプログラム上の都合もあってか、12サイン(宮)のほうを30度ずつに表示するように設定されているのです。
そのためネットには、いびつなホロスコープが当然かのようにアップされ、出まわっています。
重要なことは、そんな12サイン(宮)に偏重したホロスコープを無意識にでも使い続けていると、知らないうちにズレた解釈になっていくことです。
12ハウス(室)が意識にのぼらなくなったり、アスペクトが部分的になるなど、サイン(宮)や星に偏ったホロスコープ解釈になってまいります。
【One Point】 すると、ホロスコープを正しくリーディングすることはできません。
もとより、現代占星術にはそのような弊害が認められました。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」では、「基本三数」による4大占星要素のご説明とともに、上記の内実をしっかりとお伝えしてまいります。
◆ 宇宙の事実に即した実際の現実的なホロスコープ
奥義講座のための基本の基(き)です。
初回は、すべての基本となるホロスコープの作成についてです。
お使いの「ホロスコープ作成ソフト」の設定は、デフォルトで正しいのでしょうか?
もし間違っていれば、そのあとの解釈や占断のすべてが意味のないものになってしまいます。
ここでは、基本に立ち返ってご説明をしてまいりたいと存じます。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」の前提です。
≪正解のホロスコープはどれ?≫
次の3つのホロスコープをご高覧ください。
正しいホロスコープはどれでしょうか。

左端の「A」はよく見かけるホロスコープですが、実は間違いです。
デザインは、「ホロスコープ作成ソフト」によってそれぞれありますが、デフォルト(初期値、初期設定)で出力されたものは、だいたいこのタイプです。
実践的なホロスコープをネットで検索すると、このタイプのものがそれぞれ「ホロスコープ作成ソフト」のデザインでアップされています。
ですが、「ホロスコープ作成ソフト」が普及したことで広まった誤ったホロスコープです。
正しいホロスコープは「B」もしくは「C」です。
「B」のホロスコープは、「A」をハウスホイールで出力しなおしたもので、「C」はそれを見やすいようにハンドメイドで作成しなおしたものです。
【One Point】 上掲のホロスコープは、シンプルな機能重視のデザインでプロ・ユースといっても過言ではない英語版のフリーソフト「ASTROLOG」です。
オープン・ソースなので、いろんなかたがチェックしていて、修正やバージョンアップが繰り返されている多機能なソフトです。
※すべて英語で専門用語などが多く機能的にも多彩で初心者には難しいかもしれません。
≪本物と偽物はどこが違う≫
「A」と「B」(または「C」)の違いは、ひとことで言えば、MC(Medium Coeli:メディウム・コエリ=南中点)の位置です。
MC=南中点というのは、俗にいう「天頂」のことで、別名:ミッドヘブンと呼ばれることがあります。
なぜ、MC=南中点の位置が重要なのでしょうか。
日本でよく使われているプラシーダス・ハウスシステムにせよ、コッホ・ハウスシステムにせよ、レジオモンタナス・ハウスシステムにせよ、キャンパナス・ハウスシステムにせよ、ハウスシステムは、ASC(Ascendant:アセンダント=上昇点)とMC=南中点を基準にして、12ハウス(室)を決定しているためです。
そのため、MC=南中点が正しくないと、ハウス(室)そのものが間違ってしまいます。
太陽の通り道である「黄道」は、日本では天頂にかかることはありません。
地上からみると、黄道は1日のうちに上下左右に位置を変えながら移動しており、その移動範囲は約46・6度の幅があります。
【One Point】 地球の自転軸は23・3度傾いています。
そのため地上から黄道を見ると、時間によって大なり小なり楕円状に歪んで見えます。
黄道が移動していくそのゾーンの中を、太陽や月や惑星はきれいな半円形を描いて進んでいます。
※→奥義講座「基礎資料」図8ご参照。
※黄道の上下約8度の幅をもった黄道帯(zodiac)のお話ではありません。
≪実際の「天頂」の位置≫
天文学において天頂といえば、頭の真上で地表に対して直角90度の方向になります。
地球上のどこにいて生まれようと、天頂は真上で地表に対して垂直です。
北緯35度の明石市をはじめ日本の場合、赤道に最も近い北緯24度の石垣島といえども、ギリギリながら黄道が天頂を通ることはありません。
そのため、星の動きと配置を写しとったホロスコープは、天頂の真南の黄道上を天頂の代理としてMC=南中点と呼んでいます。
MC=南中点と、その正反対に位置するIC=北中点の軸は、東の地平線上のASC=上昇点と、西の地平線上のDES=下降点の水平軸に対して、直角90度で交わっています。
「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルト設定は、そのようにはなっておらず、事実と異なるために間違っているのです。
【One Point】 現実と異なれば、もはや本来のホロスコープではありません。
空の星の配置を忠実に写しとったホロスコープを解釈しリーディングするのがアストロロジーです。
さらには、占星術のはずなのですが、どうやら間違っていることにさえ気づいていないようです。
≪利便性に伴なう戦慄の弊害≫
パソコンの普及によって「ホロスコープ作成ソフト」は生まれました。

パソコンが普及しはじめたのは、1990年代中頃のWindows95あたりからです。
専門知識を必要とせず、出生データさえ打ち込めば、誰でもホロスコープを手にすることができるようになりました。
便利になったのですが、ホロスコープの基礎を知らない人が増えて、昨今ではデフォルトで出力されたホロスコープが正しいと思っている占星師もいらっしゃるようです。
戦慄が走りました。
もはや現代占星術はそこまで堕落し、現実離れしたオカルトチックなものになりつつあるのかと…。
皆さまはそんなことはないと存じます。
【One Point】 ちゃんとしたホロスコープはどういうものか、プロであれば知っています。
「ホロスコープ作成ソフト」が登場する以前に、専門知識を持たれて手計算でホロスコープを作成しておられたかたなら、とくにそうです。
上述は、近年まれに聞いた“ビックリ”ニュースでした。
≪ハウスシステムを用いる≫
「ホロスコープ作成ソフト」のデフォルト出力は、なぜ間違っているのでしょうか。
「ハウスシステム」を用いながらサイン(宮)で出力しているからです。
当然ですが、ハ・ウ・ス・シ・ス・テ・ムなので、ホロスコープはハウス(室)をメインとしたものでなければなりません。
ところが、「ホロスコープ作成ソフト」はプログラム上の都合もあってか、12サイン(宮)のほうを30度ずつに表示するように設定されているのです。
そのためネットには、いびつなホロスコープが当然かのようにアップされ、出まわっています。
重要なことは、そんな12サイン(宮)に偏重したホロスコープを無意識にでも使い続けていると、知らないうちにズレた解釈になっていくことです。
12ハウス(室)が意識にのぼらなくなったり、アスペクトが部分的になるなど、サイン(宮)や星に偏ったホロスコープ解釈になってまいります。
【One Point】 すると、ホロスコープを正しくリーディングすることはできません。
もとより、現代占星術にはそのような弊害が認められました。
「ホロスコープ・マスター奥義講座」では、「基本三数」による4大占星要素のご説明とともに、上記の内実をしっかりとお伝えしてまいります。