「奥義講座」受講募集予定
2021.09.25
 
「奥義講座」は、次のような天の経緯で書き上げました。
まだ準備中ですが、受講募集を次の日程で行ないます。

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1、9月27日(月) 募集要項と料金の掲載。

2、10月1日(金) お昼12時よりご受講申込み受付開始。

3、「スカイプ講座」の開始は基礎編が11月中、実際編が2月コロの予定です。


※右欄下の「「講座」お申し込みフォーム」(宝瓶宮占星学)からでも、直メールでも、かまいません。

※「スカイプ講座」は、時間上、人数制限があります。

※事情があって「スカイプ通話」ができないかたは、紙媒体で「講座本体」と「基礎資料」また「受講ご案内」一式を10月中に、レターパックでお送りいたします。

下記文章もご高覧のうえ、ご応募をよろしくお願い申し上げます。


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■「奥義講座」の経緯

ブログを読んでいる皆さんはご存じと思いますが、今年2021年6月末以降、幸か不幸か入院することになりました。

かつてより、星の動きから「何かある」とリーディングはしていたのですが、「これか!」と思いました。

その一方で“現状維持”を象わす星もあり、入院生活を送る家庭で、原稿書きができました。
これは忙しい身に、天意だと感じたのです。

回復に向かう過程で、入院中に公表していない「奥義」をノートパソコンにあますとこなく打ちはじめました。

後日でもいいと思っていた「奥義」ですが、すでに深層の「精神意識の変革のディレクション」の影響圏に入った今日、多くの人に新しい占星学理論を知ってもらい、役立てていただきたいと思っています。

占星学自体もまた、旧い古代ギリシャの古典占星学から画期的に変わらなければならないからです。

ということで、なんと約2,000年ぶりに、新しい宇宙観による歴史的な「占星学理論」によるホロスコープ解釈を、宝瓶宮時代にむけて公開することになりました。

オカルトチックな占星術は不要です。

歴史的な“占星学理論”による「奥義」を体得していただき、占いを超えた「宝瓶星学」の‶マスター″(公認占星師)になっていただき、後世に伝播してもらうことが、今後の人類にとっても必要だと感じています。

そういった奥深い経緯から、この希少価値がわかるかたに「奥義講座」を公開いたします。

ご関心のあるかたはどうぞよろしく、ご受講をお待ちしております。
新しい時代をともに開きましょう。
 
 
 
 
 
 
 
 

「奥義講座」目次のご紹介
2021.09.23
●「奥義講座」目次のご紹介
 
宝瓶宮時代の新しい占星学の「秘密」をあますことなくお伝えする「奥義講座」のコンテンツ(目次)をご紹介いたします。

「基礎編」と「実際編」の本文だけで224ページにおよぶ中身の濃い大作です。

この本文以外に、ご参考の画像などを収録した「基礎資料」をふくめ、すべてプリントした読みやすい「紙媒体」でご受講者の皆さまにお届けいたします。

募集要項は後日、掲載いたします。

お申し込み順を原則とした限定数を予定しています。





■奥義講座 CONTENTS-目次-

     はじめに
◆基礎編A…占星学の黎明
  A#1 重要なお話-占星学の黎明 …………………………………… 001
  A#2 新しい占星学 占星学の変容…………………………………… 004
  A#3 白羊宮時代の占星学との異同 ………………………………… 006
  A#4 双魚宮時代の占星術 …………………………………………… 009
  A#5 古典占星学と西洋占星術 ……………………………………… 013
  A#6 宝瓶宮時代の占星学との異同 ………………………………… 016
◆基礎編B…ホロスコープ探究の里程
  B#1 占星学への興味 ………………………………………………… 019
  B#2 箱の中身は何じゃろな? ……………………………………… 022
  B#3 宝瓶宮占星学への目覚め ……………………………………… 025
  B#4 4種類のハウスシステム ……………………………………… 028
  B#5 太陽ハウス(室)の意味 ……………………………………… 030
  B#6 ソーラーチャートの必要性 …………………………………… 033
◆基礎編C…ホロスコープの秘密
  C#1 不動の12ハウス(室) ……………………………………… 035
  C#2 「基本三数」の概説 …………………………………………… 038
  C#3 共鳴関係論による象意 ………………………………………… 041
  C#4 三分=120度の秘密 ………………………………………… 044
  C#5 矩=90度の秘密 ……………………………………………… 047
  C#6 ベースの「基本三数」 ………………………………………… 050
◆基礎編D…ホロスコープの概要
  D#1 1数構造は「心理面」 ………………………………………… 053
  D#2 2数構造は「実際面」 ………………………………………… 056
  D#3 出生時間の太陽と基本点 ……………………………………… 058
  D#4 基本点とカスプ(尖点)上 …………………………………… 060
  D#5 4つの基本点と「象階」 ……………………………………… 063
  D#6 「基本三数」と象階 …………………………………………… 065
◆基礎編E…占星要素の秘密
  E#1 色の三原色と基本サイン(宮) ……………………………… 068
  E#2 ホロスコープの12数理 ……………………………………… 071
  E#3 12数理のご説明の前に ……………………………………… 074
  E#4 象意の根幹は「基本三数」 …………………………………… 077
  E#5 12数理と12サイン(宮) ………………………………… 081
  E#6 4種類の占星要素 ……………………………………………… 084
  E#7 配列法則と12プラネット …………………………………… 088
◆基礎編F…これまでのまとめに
  F#1 出生天球図は「人生の車」 …………………………………… 090
  F#2 ソーラーチャート ……………………………………………… 093
  F#3 通常のホロスコープ …………………………………………… 096
  F#4 星のデレクション ……………………………………………… 098
  F#5 ネイタルとトランシット ……………………………………… 101
  F#6 土星外惑星(トランス・サタニアン)………………………… 103


◆実際編G…リーディングの実際 Part1
  G-1 ソーラーチャートの作成 ……………………………………… 106
  G-2 特徴を見抜くノウハウ ………………………………………… 109
  G-3 ソーラーチャート・リーディング …………………………… 111
  G-4 通常のホロスコープの作成 …………………………………… 114
  G-5 通常のホロスコープの特徴 …………………………………… 117
  G-6 星のデレクションを読む ……………………………………… 120
◆実際編H…相性リーディングの実際
  H-1 西洋占星術の場合 ……………………………………………… 123
  H-2 相性デレクション ……………………………………………… 126
  H-3 宝瓶宮時代の相性 ……………………………………………… 128
  H-4 一般人も西洋占星術師も ……………………………………… 130
  H-5 精神意識の変革のデレクション ……………………………… 131
  H-6 新しい霊性意識の覚醒デレクション ………………………… 133
◆実際編Ⅰ…デレクションリーディング
  I-1 星のデレクションの基礎 ……………………………………… 136
  I-2 ASC=上昇点デレクション ………………………………… 140
  I-3 IC=北中点デレクション …………………………………… 143
  I-4 DES=下降点デレクション ………………………………… 146
  I-5 MC=南中点デレクション …………………………………… 149
  I-6 ソーラーチャート ……………………………………………… 154
◆実際編J…占星要素の共鳴関係
  J-1 波動:共鳴関係論 ……………………………………………… 157
  J-2 ホロスコープの占星要素 ……………………………………… 160
  J-3 数理法則の共鳴関係 …………………………………………… 163
  J-4 個別占星要素の12数 ………………………………………… 166
  J-5 共鳴リーディング ……………………………………………… 169
◆実際編K…宝瓶宮時代のはじまり
  K-1 「基本三数」と根拠 …………………………………………… 171
  K-2 宝瓶宮時代のはじまり ………………………………………… 174
  K-3 影響圏のはじまり:1630年…………………………………… 177
  K-4 自由、個性、友愛精神 ………………………………………… 180
  K-5 ナチュラルな自分 ……………………………………………… 182
◆実際編L…リーディングの実際 Part2
  L-1 K君との関係で話題のかた:Aさん女性 …………………… 185
  L-2 戦国英雄織田信長の素顔:男性 ……………………………… 188
  L-3 コリン星からの卒業と結婚離婚:Yさん女性 ……………… 192
  L-4 幕末の志士坂本龍馬の実像:男性 …………………………… 195
  L-5 世界の美女に選ばれたモデル:Nさん女性 ………………… 198
  L-6 役者に生まれたホロスコープ:S氏男性 …………………… 201
  L-7 今もグループ最年長アイドル:Yrさん女性………………… 204
  L-8 頭がお花畑の宇宙人?:H氏男性 …………………………… 207


◆補足編P…星の象意の二面性
  P-1 星の象意の二面性 ……………………………………………… 210
  P-2 星の象意の二面性の根拠 ……………………………………… 213
  P-3 12サイン(宮)の象意概説:基本編 ……………………… 215
  P-4 ハウス(室)とアスペクトの象意方向 ……………………… 221

 
 
 
※これ以外に「基礎資料」を準備中です。 
 
※現実に根差したほんものの占星学を学んでみようと思われるかた、また既存の占星術に飽き足りず、ご自身で占星学を学ばれ、極めてみようとされておられるかた、さらにはプロをめざされているかたまで、「なるほど! そういう仕組みだったのね!」と目からウロコの論理的なホロスコープや個別の占星要素の解釈が、どなたにでもご納得できる「奥義講座」です。

約2,000年前の古代ギリシャの世界観による古くなった「古典占星学」以来、初めて宝瓶宮時代の宇宙観による「基本三数」と「数理法則」をもって“宇宙森羅の最小象徴数”「12数」から構成されるホロスコープの謎を解き明かしてお届けしています。
 
 
 
 
 
 
 
 
占星学の変容 新しい時代
2021.09.20
 
次の文章は、「奥義講座」の序「基礎編A#2」を、奥義講座の内容紹介を兼ねて掲載する第2回です。

内容は抜粋、また一部リライトしています。


                                *


こんばんは、宝瓶宮占星学のセイ☆ジミトです。

先回、ご紹介いたしましたように「占星学」(Astrology:アストロロジー)は、人類文明が萌芽した古代オリエントのメソポタミア地方で、4,000以上前にはじまった白羊宮時代(はくようきゅう じだい)に発祥しました。

チグリス/ユーフラテス両河川の氾濫の時期を知るために、カルデア人の「天体観測」によって“カレンダー”としてはじまったといっても過言ではありません。

なので、昨今のような「占い」ではなく、時を知り地上のできごとや変化を予測して生活に役立てる実学として「占星学」は重要だったのです。

それが、今日のように占いに変わったのは、「魚宮」に規定される次の双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)になってからです。

ご説明は、少々こみ入りますが、約2,160年(計算値)続いた双魚宮時代(そうぎょきゅう じだい)は、占星学からみると、大きく2つにわけられます。

古代ギリシャにはじまる「木星」を共鳴星とする哲学また学問だった「古典占星学」の時代と、「海王星」が発見された19世紀中ごろ以降に、完全に占いにシフト・チェンジした昨今の「西洋占星術」の時代です。

「海王星」は、「土星」が象わす“誤魔化すことのできない現実”や“実体”ではなく、“夢”や“ビジョン”など、現実実体がともないにくい形而上世界(けいじじょう せかい)の事象を象わします。

そのため、「海王星」を“支配星:ルーラー”(宝瓶宮占星学では「共鳴星」と呼びます)とする昨今の西洋占星術は、形而下の“現実”からいくぶんなりとも離れた解釈をしやすくなっています。

西洋占星術師のすべてがそうだとは言いません。

しかし、「海王星」を共鳴星とする19世紀後半以降の西洋占星術は、「木星」を支配星とした「古典占星学」とは異なります。

西洋占星術が昨今、混迷を深めているのも、「海王星」の象意である“混乱”や“混迷”に基づき、その根因は古典占星術の理論的根拠を19世紀に捨象したからです。

昨今の西洋占星術の“混迷”や“混沌”また迷走は、占星学をまじめに詳しく探究してこられた術師や研究家ほど知る事実です。

そのような双魚宮時代は、昭和天皇が崩御されて「平成」がはじまった1989年に終わりました。

過去の慣例として、新たに「占星学的な時代区分」がはじまると、「占星学」も改まります。

「宝瓶宮時代」(ほうへいきゅう じだい)が1989年に正式にはじまった以上、「宝瓶宮時代の占星学」へと変わっていくのです。

それが宇宙この世界をつらぬく「数理法則」を新たに理論的根拠(基礎理論)とした、宝瓶宮時代の新しい占星学「宝瓶宮占星学」の黎明です。

以降、引き続き、「数理法則」に基づいて、どなたでも理論的な解釈が可能な「ホロスコープ・リーディングの奥義」を漸次、ご紹介してまいります。


                                *

一般に、ホロスコープ・リーディングがむずかしいのは、象意をどのように当てはめたらよいのか分からないためです。

そのため、結局、一部の優れた本物の感性や直観力をもったごく一部のアストロロジャー(占星術師)か、自分なりに思い込んで占断をする、ちまたの多くのあやふやな占星術師が増えることになります。

そうではなく、宇宙この世界をつらぬく根本の理論「数理法則」に基づいて解釈すれば、だれでも占断やリーディングができるのです。

なぜなら、宇宙太陽系の星の動きや配置を写しとったものがホロスコープだからです。

「数理法則」をもって、象意を当てはめれば、感性や直観だけにたよることなく、またあやふやな占星術師のように、適当に思いついた象意をもちいることなく、宇宙この世界の根本法則にもとづいてホロスコープが読めるようになっていきます。








重要なお話「占星学の黎明」
2021.09.18
 
次の文章は、「奥義講座」の序「基礎編A#1」を、奥義講座の内容紹介として特別公開する第1回めです。

「Astrology is FAKE」(西洋占星術は偽物)といった主張が見受けられる今日、本来の「占星学」はどのようなものなのか、黎明期から歴史をおってご紹介した「基礎編A」の「#1」です。

今日、日本で「Astrology」と訳される「西洋占星術」の歴史は150年ほどしかなく、本来のAstrologyことメソポタミア文明が発祥した古代オリエントより4,000年以上の歴史をもつ占星学とは、似て非なる別物です。

本来の占星学は、白羊宮時代(はくようきゅう じだい)にカルデア人の天体観測からはじまりました。

                                *

こんにちは、宝瓶宮占星学のセイ☆ジミトです。

今から宇宙と人生(人類歴史と日常生活)にかんする重要な話をします。

かといって、宗教のお話ではなく、こむずかしい物理科学のお話でもありません。

宇宙この世界をつらぬく「数理法則」によるホロスコープ・リーディングの奥義のお話です。

ホロスコープの語源は「ホロス・コポス」で、“時の見張り人”といった意味です。

人類文明が芽生えた古代メソポタミアのチグリス/ユーフラテス両河川にはさまれた肥沃な三角地帯(穀倉地帯)は、毎年の氾濫に悩まされていました。

王に仕える高度な知的集団のカルデア人は、東の地平線上にのぼる星を長年、天体観測し、記録し続けてきたことから、宇宙の星の動き(配置)によって、氾濫の時期を予測しました。

これが「カレンダー」の由来です。
日本でも、今では「カレンダー」を見るだけで、そろそろ梅雨だなとかわかります。

天体観測を続けたカルデア人は、「カレンダー」の語源となったのです。

こうして、約4,000年以上も前からの白羊宮時代(はくようきゅう じだい)の天体観測から「占星学」(Astrology)は、はじまりました。

ちなみに、白羊宮(はくようきゅう)というのは、「牡羊宮」(おひつじきゅう)の古典的名称で、白羊宮時代(はくようきゅう じだい)は、「占星学的な時代区分」の一つです。

占星学的な時代区分というのは、「春分点」の移動によって、約2,160年(計算値)ごとに変わります。

12サイン(宮)と同様に12種類あります。

通常の12サイン(宮)の順番とは逆順に進んでいきます。

なぜなら、「春分点」の移動が通常のサイン(宮)とは逆方向に進んでいくからです。

くわしくは、いずれお話させていただきます。

単純に、「春分点」が約72年に1度ずつ戻るとして、一つの「占星学的な時代区分」は30度の幅なので、それぞれ約2,160年(計算値)で1つのサイン(宮)を移動していくことになります。

もちろん、これは占星学的な時代区分のタイム・スパンで、通常、太陽が1つのサイン(宮)を通過していくタイム・スパンは、ご存じのように1か月ほどです。

ということで、白羊宮時代(牡羊宮時代)に発祥した占星学は、次の「魚宮」(うおきゅう)の古典的名称「双魚宮」(そうぎょきゅう)にちなむ「双魚宮時代」(そうぎょきゅう じだい)を経て、現在は「平成」に元号が変わった1989年以降、「水瓶宮」(みずがめきゅう)にちなむ宝瓶宮時代(ほうへいきゅう じだい)にあります。

ご認識いただきたいのは、かつて太陽の通りみちの「黄道上」に定められていた、12星座の位置や幅(広さ)と、占星学(術)の12サイン(宮)の位置は関係がないことです。

星座名を流用しているだけだからです。

今日では、黄道上には13星座が定められており、その“座”(Constellation)と、占星学の“宮”(Sign)とは、まったくの別物です。

占星学の12サイン(宮)は、毎年の「春分点」の位置を起点に、黄道上を正確に30度ずつに12等分されたものなのに対し、空の星座は地上から見える星を人間が勝手につなげて妄想した、バラバラな幅をもつ黄道上の13星座だからです。

これは、「占星学」またホロスコープの、“基礎中の基礎”のお話です。

西洋占星術師はともかく、この“基礎中の基礎”をご理解されていない「西洋占星術研究家」や「西洋占星術学者」もいらっしゃいますのでご注意ください。

占星学上の呼称も、正しくは「〇〇座」(Constellation)ではなく、たとえば「牡羊宮」や「魚宮」さらには「水瓶宮」などのように、「サイン=宮」(Sign)で呼ぶのが正しいのです。

にもかかわらず、旧来からの慣習なのか、誤ったまま星座名で“おひつじ座”とか“うお座”とか“みずがめ座”といったように、いまだに星座名で呼んでいます。

宝瓶宮時代の占星学が新しくはじまる今こそ、間違った悪習を改めるチャンスだと考えます。

一般のかたや西洋占星術師はともかく、西洋占星術研究家や西洋占星術学者が改めないのは、世間的には権威とうつる肩書だけに、ひどい言い方ですが、「ウソつき」また「資格なし」と言われてもおかしくはありません。

ウソをつかないことが「誠意」だからです。

これまで“座”と呼んできたものを「宮」に変えるわずらわしさを感じるのなら、“座”も「宮」もつけずに、「牡羊」、「魚」、「水瓶」だけでも占星術や占星学またホロスコープのお話だとわかっていれば、充分につうじます。

ウソを教えたり間違えるよりも、そのほうがいいのです。

                                *

占星学は、白羊宮時代に「天体観測」として発祥しました。

次の双魚宮時代に古代ギリシャの世界観をともない、パーソナルな「古典占星学」として体系化され、世界に広がりました。

しかし近年、19世紀中頃の「海王星」の発見にともない、占星学理論を捨てて「占い」に特化したオカルトチック(神秘的)な今日の「西洋占星術」へと変容していきます。

つまり、西洋占星術は占星学の主流ではなく、似て非なる「FAKE」(偽物)であるというのは、一理があります。

それを、宝瓶宮時代がはじまった今日、本来の「占星学」に戻すチャンスのときです。

論理的な解釈や象意の応用展開が可能な本来の「占星学」が必要です。

宝瓶宮時代の新たな占星学理論「数理法則」によるによる「ホロスコープ・リーディング」をご紹介するのが、「宝瓶宮占星学の奥義講座」なのですが、そのご紹介は漸次、行ないます。
 
 
 
 
 
 
 
 
“丸暗記”か「応用展開」か
2021.09.16
 
以下は、「奥義講座」のプレ予告です。

「宝瓶宮占星学 奥義講座」は、準備が整い次第、近日中に告知とご案内をはじめさせていただく予定です。


「占星学」の学び“丸暗記”か「応用展開」か
―「数理法則」による奥義講座 ―


西洋占星術は、象意を“丸暗記”するしかなかったというお話からはじめます。

西洋占星術を学びはじめた初学のころの記憶です。

西洋占星術は象意を“丸暗記”するしかありませんでした。

水星が双子宮にあるときの象意は〇〇とか、蟹宮にあるときは△△だとか、丸暗記して覚えるしかなかったのです。

ところが、それを自分自身のホロスコープに当てはめてみると、当たっているのか、当たっていないのか、当てはまるのか、当てはまらないのか、二者択一で判断するしかありません。

また、誰かのホロスコープ(出生天球図)を、実際にそれで読んでみると、そんな単純な画一的な象意解釈では、うまく説明がつかないといった体験をしました。

皆さまはいかがでしょうか。

少なくとも自分はそうだったので、自分は占星術には向いていないと思ったのです。

今にして思えば、“丸暗記”では、それぞれのホロスコープに応じた「応用展開」ができないので、当然だといえます。

なぜ、既存の西洋占星術がそうならざるを得なかったのかというと、今ならわかりますが、理論がないからです。

なので、世界に2つと同じものがないホロスコープ(出生天球図)は、象意の「応用展開」が絶対的に必要で、“丸暗記”するしかない西洋占星術の教材や講座では、役に立たないと後日になって理解しました。

象意の画一的な“丸暗記”では、多種多様なホロスコープ(出生天球図)を読むのは無理だったのです。

古代ギリシャの「古典占星術」からの伝統ある象意解釈をいくら押し付けられても、将来への応用展開がきかず、役に立たないことがハッキリとわかりました。

自分の頭で考えられないので、“吉凶解釈”のロボットになるしかなかったのです。

そうではなく、自由に自分の頭でなぜ? と考えたいのです。

なぜ? どうしてそういう解釈になるの?

この疑問こそ、人間であることの証差です。

結局、長いこと西洋占星術を学ぶのを諦めていました。

ところが、不思議な縁です。

なぜ、12サイン(宮)はそのような象意になるのかを考えて、ネットにアップせざるをえなくなったのです。

こうなると頭を絞って考えざるをえません。

そうやって自分なりに考えて、論理的に編み出したのが、宇宙この世界をつらぬく「数理法則」でした。

「数理法則」といっても、こむずかしい理論や数式ではなく、ごく単純なしぜん数(整数)の12数理だけです。

たとえば、私たちの三次元世界は、タテ×ヨコ×高さ(奥行)の3数から成り立っています。

これをつきめていくと、宇宙この世界は最小12数であることにいきつきました。

ホロスコープの12サイン(宮)や12ハウス(室)にもちいられている12数は、「宇宙森羅の最小象徴数」だと気づいたのです。

こうして宇宙この世界をつらぬく「数理法則」と「ホロスコープ」が結びつきました。

宇宙太陽系の星の配置を忠実に写しとったホロスコープは、偶然か人類の英知か、「12数」から成り立っています。

のちにアスペクトとプラネット(星)も、12数で構成されていることに気づきました。

それゆえ、宝瓶宮占星学がリーディングをするさいは、12アスペクトや12プラネットをもちいます。

もはや、過去の古典占星学や西洋占星術の解釈はどうでもよくなりました。

「数理法則」に基づいた象意探究やホロスコープの解明にのりだしたのです。

すると、占星学の根本命題、「なぜ空の星から地上のことがわかるのか」という古来からの解答がみえてきました。

それは、「数理法則」による完璧ともいえる解答だったのです。

多くの西洋占星術は、いまだに旧態依然とした過去からの象意の“丸暗記”を押し付けています。

しかし、「数理法則」の論理的な象意解釈は、いくつかの講座で一部を公表いたしましたので、昨今では、学ばれた西洋占星術師によって解釈のスタンスが若干、変わってきているかもしれません。

「数理法則」を知らずして、今後、宝瓶宮時代の「占星学」の発展はありえないのです。

“丸暗記”するしかなった過去とは異なり、ホロスコープ自体はもちろん、個々の占星要素は、なぜそのような象意になっているのか、「数理法則」から理論的にみえてくるからです。

そのため、自分の頭で自由に考えられるようになったのです。

「数理法則」による、個別の占星要素の“原意”や本意(ほんとうの象意)に基づいて、ご自身の直感や実力や経験などによって、実際のさまざまな象意へと「応用展開」をしていくことが可能になりました。

これによって、宝瓶宮時代の自由な意志と個性と才能に応じた臨機応変な「ホロスコープ・リーディング」ができる占星学の“新しい地平”が開けたのです。

今にして考えれば、世界に2つと同じものがないホロスコープ(出生天球図)ゆえに、“丸暗記”での解読は誰であっても不可能です。

臨機応変に「応用展開」ができる解釈が可能な「基礎理論」がないと、現実的には不可能なのです。

占星術を長くやっていれば気づいているかたも多いのではないでしょうか。

では、「応用展開」ができる「基礎理論」の教材や講座はどこにあるのでしょうか?

もはや、疑似科学(迷信)となった古代ギリシャの世界観「四大元素説」では無理な現代です。

その理論を150年ほど前に捨てて、完全にオカルトチック(神秘的)な「占い」となってしまった現代の西洋占星術では、なおさら無理です。

しかし、唯一、「数理法則」を基礎理論とする新しい「占星学」が登場しました。

そんな、「宝瓶宮占星学の奥義講座」がまもなくはじまります。

約2,000年ぶりのこの新たな価値をご理解されるかたにのみ、奥義講座を公開し、近日、ご受講の募集をはじめる予定です。
 
 
 
 
 
 
 

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