“対中経済戦争”を開始
2017.02.09
マスコミの“トランプ・バッシング”はいつまで続くのか。

言論の自由は保障されているとはいえ、「媒体」をもつマスコミは相応に規範が必要だろう。

それはともかく、米商務省は2月7日、2016年の貿易統計(通関ベース)を発表した。

それによると、アメリカは約82兆円もの貿易赤字だという。
これは世界でもダントツだ。

問題なのは、そのうちの47・3%にあたる約39兆円が中国との貿易赤字になっていることだ。
ちなみに対日本は約7・7兆円の貿易赤字で第2位に浮上しているが、ケタが違う。

他人事ながら、対中貿易赤字は“異常”といえる。

オバマ政権がなんら有効な手を打たず放置してきた結果だが、“ワシントン”は何か中国から見返りでももらっているのか。

この対中貿易赤字を反マスコミでもあり、反ワシントン政治でもある「アメリカ・ファースト」のトランプ政権が黙過することはない。

米商務省は、中国から輸入される道路舗装工事用の素材に「372・81%」もの反ダンピング税率と、最大で152・5%の相殺関税率の適用を確定したという。

いよいよトランプ政権の“対中経済戦争”の戦闘開始だ。


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