とある「結婚発表」の裏事情
2017.06.21
さて、先回、「とある結婚発表と文春砲」と題して、時系列に流れをご紹介したことの顛末です.
業界では、ワイドショーでも喧々諤々の議論をともなってとりあげられるなど、AKBグループを超えて大にぎわいです。

昨今の緊迫した国際情勢をよそに、どうでもいい国会の「森友学園問題」や「加計学園問題」のようにホントにのどかで平和な日本です。

それはともかく、今回の「結婚発表」は“奥”(闇)が深そうです。

結論的に書くと、運営サイドがさまざまな“ミス”を覆い隠すために、責任の一端がある20位のメンバーに、これ幸いと「結婚発表」をさせました。

次の理由からそれがいえます。

1、速報で、世間的にはまったく無名のメンバーが、まさかの5万5千票越えで1位になりました。
運営サイドは“不正投票”を即座に否定しましたが、要は“ガチ”のはずの選抜総選挙のプログラムの不備を、前代未聞の「結婚発表」で覆い隠すという荒技です。

2、次に、梅雨時期の沖縄で、しかも野外での開催を決めて、見事に梅雨前線のみならず落雷注意報にみまわれ、コンサートの中止のみならず会場を変更せざるをせなかったミスから目をそらさせるためです。

3、次が最もリアリティーのある理由ですが、“恋愛禁止”のタブーが文春砲によって報道されることの責任逃れを、相手の男性が了承していないにもかかわらず、事務所もしくは運営サイドが半ば強制的に20位のメンバーに「結婚発表」を行なわせることで“スケープゴート”にし、一気に話題をそらそうとしたことです。

ほかにもありますが、結局は20位メンバーの自己保身というよりも、運営サイド自体が諸問題からの“責任逃れ”を図って「結婚発表」をさせたということが有力な状況証拠として浮上しました。

この企てが秋元P個人の意向なのか、それとも最近は運営に口をはさめず坂道グループに本腰を入れている秋元Pを差しおいた“運営サイド”が独断的に判断したのか、そこまでは明確ではありませんが、状況証拠からは“広告代理店”をはじめとした後者で要は“大人”たちの浅慮です。

その理由に、「結婚発表」をしたメンバーよりも、批判的なコメントをしたメンバーが「運営上の理由」として、要は“口封じ”のために定例公演から突如外されたり、「結婚発表」を批判した卒業生へのバッシング記事が不自然に流れたことが挙げられます。

業界関係者はともかく、世間一般的には、単なる一グループのことゆえスルーしていたり、「結婚発表」に疑問を呈していますので一方的なバッシング記事は不自然です。

結局、20位メンバーの「結婚発表」は“大人”たち運営サイドの意向です。

このよう運営が、今後も続くなら3連覇した指原や昨年の渡辺麻友のスピーチのように、AKBグループ自体が見捨てられる日もそう遠くないといえそうです。



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