「さしこ」博多に回帰?
2017.12.19
獅子奮迅の活躍をつづける「さしこ」(さっしー)こと指原莉乃。

この前、新幹線に乗ろうとホームにのぼったら、ドーンとサシハラが新幹線のボディに描かれていました。
それだけではなく、JRの特急の駅構内には、JR九州のイメージ・キャラクターに就任したサシハラをはじめHKT48主要メンバーのポスターがズラリ。

宝瓶宮占星学が推定した指原莉乃の出生時間によると、そろそろ“出直し”のディレクションを受ける時期。
要は新たな再スタートをうながされる運勢期です。

と、思っていたら、10月25日、瀬戸内海を舞台に活躍するSTU48の支配人兼メンバーをつとめていたサシハラは、瀬戸内各県をめぐる7県ツアーの最後の広島講演で、STU48を辞めて博多のHKT48に力を入れるむねを表明。

そして12月17日、HKT48の劇場公演で初日を迎えた演題がなんと「誘惑のガーター」公演。

これって、すでに解散したSDN48という、AKB48のお姉さんグループが披露していた「大人」の演目。
え?

新潟のNGT48、瀬戸内のSTU48といった妹グループができたとはいえ、HKT48といえば、AKB48グループの中では“なこみく”や“まりあ”をはじめとしたロリ系メンバーで知られた“コトナ”グループ。

最近、いろいろと解禁されてアベマTVの「指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙」などでぶっちゃけている“支配人”サシハラの影響で、HKT48も「オトナ路線」に切り替えて盛り返そうという戦略か。

女性ファンがどういう反応をみせるのかわかりませんが、現在、冠番組が「HKTのバラエティー48」ひとつしかないという現状では、“劇場支配人”としては、なんとかしないといけないのでしょう。

ということで、サシハラにはたらくディレクションとともに、HKT48の再スタート。

もちろん、オジサンが多いというサシハラのファンは、HKT48の「オトナ路線」を内心、喜んでいるかもしれませんがサイコロの目は、“長”“半”どっちにでるのか。

アイドル・オタクのサシハラながら、自分はアイドル路線をぶっこわしつづける。
これって、時代的には重要なんです。

福岡博多の経済界もサシハラの福岡回帰とHKT48の活動は大歓迎。

新潟のNGT48が新潟市の全面的な応援で勢いを増し、瀬戸内海のSTU48も広島をはじめ瀬戸内7県が応援。
そんな姿をみて指原が、かつてHKT48に移籍になったときのように地元の応援が必要なことに思い至ったのかもしれません。

なんたって、“3連覇の女王”サシハラと、“次代のトップ”宮脇咲良の2枚看板がHKT48に回帰してテコ入れをすれば、もともと個性的なHKT48は、もはやこわいものなし。

次のHKT48のシングルは宮脇咲良が初の単独センターだというし…。

渡辺麻友がAKB48を今年中で卒業すると、今、計画しているであろう「HKT48専用劇場」が完成すれば、“一発大逆転”のサシハラらしくAKB48超えも可能になってくる???

「知らんけど」…。




日馬富士暴行問題の本質
2017.12.19
世間のミカタはともかく、「貴乃花」親方を応援させていただきます。

ことの顛末は、ご存じのとおり、白鵬が貴乃花親方の弟子「貴の岩」に“なにごと”かを言っていたら、横で見ていた日馬富士が「態度が悪い」とカラオケのリモコンなどで殴り、ケガをさせたといういきさつです。

相撲協会は、事情聴衆に応じない貴乃花親方への不満を示し処分を検討するとしていたようですが、相撲業界内の問題だけではなく、ことの本質は稽古での“かわいがり”を超えたれっきとした「暴行事件」(犯罪)です。

相撲協会が事情を聞きたいのは、そのとおりでそれ自体に異議はとなえません。
ですが、その真意を疑いたくなるのは、巡業部長の「貴乃花親方のもとでは冬巡業ができない」と場違いな発言した白鵬のことばを、相撲協会がそのまま受け入れて、貴乃花親方を巡業から外したことです。

これでは、相撲協会がどっちを向いているのか、事情聴衆に応じても公平な裁定をくだすとは思えないのも事実です。
ということから、問題の構図がみえてきました。

モンゴル出身の貴の岩が、貴乃花親方の指示や方針にしたがい、白鵬がしきる「モンゴル人会」に積極的に“参加”しないことに、要は白鵬が切れているということです。

なぜ、貴乃花親方が貴の岩をモンゴル人会に“参加”させたくないのかといえば、神技としての「相撲道」を残し、貴の岩をはじめとした弟子たちにもそれを伝えたいからにほかなりません。

というのも、最近では白鵬をはじめとしたモンゴル勢が、“モンゴル相撲”でもって日本の角界を牛耳ろうとしているためで、このままでは日本の「相撲道」の伝統精神が失われてしまうことに、貴乃花親方が危機感をもっているためです。

本来は、相撲協会がそれを指導べきですが、残念ながらそうなってはいない。

結局、平成の大横綱「貴乃花」が残したい神技「相撲道」と、もう一方の平成の大横綱「白鵬」が推し進めるモンゴル式「格闘技」(ビジネス)という角界現場での「路線争い」が日馬富士暴行事件の根因にあります。

問題は、相撲協会(理事会)が大記録を打ち立てた白鵬にビビってしまっていること。
なので今の相撲協会(理事会)に“大相撲の精神”がなくなりつつあることが、貴乃花親方が相撲協会に“無言の抵抗”をし、自分の意志を示す理由になっています。

ここは「横綱審議委員会」に出てもらうしかありません。
ただ、横審にも白鵬びいきのヘンなおばちゃん委員がいたりして、どこまでモノを言えるか。

いずれにしても「相撲道」はもちろん、理事会も姿勢をただして、伝統ある神技「大相撲」を取り戻すべきです。

明日12月20日に結論が出るようですが、それによって大相撲の将来が占えます。

平成もあと1年と4か月。
このまま大相撲が単なるスポーツにならないよう、神技「相撲道」を引き継ぐ新横綱の出現を期待したいところです。




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