“習”中国“崩壊”のはじまり
2018.04.05
先月3月11日の「全人代」(全国人民代表大会)で中国は“憲法”を改正、国家主席の任期を99.83%という賛成で撤廃しました。

全人代は、日本でいう「国会」にあたるのですが、実は“憲法”よりも中国共産党の規約のほうが優先するために、中国共産党中央委員会や同共産党大会で決めれば、「全人代」はそれに追随するだけです。

ということで、憲法改正草案発表後、わずか3週間で“可決”された国家主席の任期撤廃は、現在の国家主席である「習近平」が終身国家主席となることを可能にしました。

一見、習近平“独裁”体制の完成です。

ですが、実際は、そんなに甘いものではなく、逆に習近平“中国”の崩壊が早まったことを意味します。

なぜなら、占星学的にみれば、習近平独りの“運勢”で栄枯盛衰が決まりやすくなるためです。
個人の運勢のピークは長くはつづきません。

もし、鄧小平以降の集団指導体制であれば、たとえ国家主席が「星のディレクション」によって運勢の低迷期に落ちても、首相や閣僚クラスのだれかが活躍の運勢期にあれば、必要以上に大きく落ち込まなくてすみます。

今回、習近平氏が「終身国家主席」に就いたということは、独りの運勢はすぐに変わりますので、必然的に中国の混迷や崩壊が起こりやすくなったことを意味します。

第一、99.83%の賛成票のほとんどが、中国人お得意の“風見鶏”による投票で、自己保身からなので、習氏の運勢が落ちて風向きが変われば、一気に政権は崩壊します。

そうやってシナ(China=支那)大陸は、次々と皇帝が変わり、国が滅びてきた歴史があります。
中国(中華人民共和国の略称)も、ついにおなじ轍(わだち)を踏みはじめました。


※付記
ちなみに、昨年2017年に宝瓶宮占星学サイトに書いておきましたように、「安倍首相」も昨年末~今年は運勢の“低迷期”です。
だいたい、今年2018年いっぱいまで続きますが、副総理兼財務大臣の「麻生氏」までもがほぼ同じ運勢期にあることです。

ということで、本来なら簡単に収束するはずの、問題の本質を見失った“森友文書修正騒動”が、必要以上に大きく騒がれ、首相と副首相を同時にアホらしい窮地に立たせる“問題”になっています。
要は“運勢”(星のディレクション)というのは、それほど命運を左右するはたらきをみせることがありますので、国家や会社組織にかぎらず個人事業主も注意が必要です。




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