星のディレクションと金正恩
2018.04.10
金正恩の生年月日は、1983年か1984年の1月8日とされますが、ホロスコープ(出生天球図)を出してみれば明らかです。

出生地が北朝鮮の場合のお話ですが、朝方の生まれの場合、かたや「凡庸」なのに対して、かたや生まれもっての「頭領運」です。

そのときどきの星のトランシット(運行)から個々人に働く「星のディレクション」をみますと、生まれもつ「頭領運」が、金正恩自身に具体化する時期に父「金正日」のあとをついで最高指導者への地位を固めていくわけです。

さて、話題の「米朝首脳会談」ですが、ついに8日、「朝鮮半島の非核化に関して協議する意向」を初めて、“直接”アメリカに伝えてきたことをが明らかになりました。

それまでは、ウソかホントか韓国による“伝言”だったわけです。

識者は、北朝鮮と非核化の約束をしても今回もダマされるだけで、単なる時間稼ぎとの観測が流れています。
直前、金正恩はTOPに就任以来、初めて中国を訪れ習近平(終身)国家主席と会談し、関係修復を演出しました。アメリカから“軍事攻撃”をされないように手を打ったわけです。

それは、トランプが“慎重派”のティラーソン国務長官とマクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)の2人を一気に更迭して、“北朝鮮強権派”のマイク・ポンペオ中央情報局(CIA)長官と元国連大使のジョン・ボルトン氏を起用すると発表したからです。

トランプの本気度を肌で感じた金正恩は、“軍事攻撃”をされないように、ようやく表向き“協調外交”をみせはじめたということで、“歴史的”にみても、表向き停戦や平和協定を結んで、相手が油断したスキに攻撃して勝つという、いつもの半島民族のやりかたは“民族性”なので変わりません。

それは識者の一部も指摘していることなので、ここでは「星のディレクション」から解説しておきます。

昨年2017年もふくめて金正恩には昨今、「自分をとりまく現実がよくみえる」星のディレクションが働いています。
それが、絶妙なさじ加減でミサイル発射実験や核開発をしてきた理由です。

そしてこの3月~5月前後は、その傾向がいっそう強まり、北朝鮮をとりまく「韓国」「中国」「アメリカ」「日本」の動きや兆候を、ほぼ“完璧”に察し把握しているといえます。

それだけに、慎重な手を打ってきており、それが今回の「朝鮮半島の非核化に関する協議」です。

あることないことを織り交ぜつつ“ディール”(取引、駆け引き)を得意とするトランプ大統領ですが、大胆ながらも慎重で用心深い金正恩との首脳会談は、成立してもしなくても世紀の“名(迷)勝負”になりそうです。




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