米空母「RR」横須賀出港
2018.05.31
本来は、28日午前10時に出港予定だった米空母「ロナルド・レーガン」(RR)が、翌29日9時56分に横須賀を出港しました。

当然、イージス巡洋艦などの艦隊を従えた米空母「ロナルド・レーガン」率いる「空母打撃群」としての作戦任務です。
どこにいるのかわかりませんが、米原子力潜水艦も、その一角をなしています。

空母「ロナルド・レーガン」といえば、2011年に太平洋上を日本海(韓国)に向かう途中、「3.11 西日本大震災」の発生を知って、急きょ、艦長らの判断で、被害のあった東北沖に行き先を変更したことでも知られています。

理由は、大地震とその後の津波の混乱に乗じて、ロシアや中国らの侵略に対する防御にあたると同時に、救済活動を迅速に行なうためで、そのまま後の「トモダチ作戦」の重要な一環をしめました。

それはともかく、「出港は29日以降に延期する」と発表されていたにもかかわらず、翌日に早々と出港したことは、「米朝首脳会談」が予定どおり開催される可能性が高いことを意味します。

軍事行動は秘密裏に行なうのが常識なので、作戦内容について公表されることはありません。
ですが、寄港や出港の日時は、神奈川県の「米原子力艦の寄港情報」といったホームページで確認できます。

25日にトランプ米大統領が「米朝首脳会談の中止」を発表すると、金正恩委員長にあてた書簡の全文が公表されました。

それを受けて金正恩は、金桂官第一外務次官の名前で「想定外のことで遺憾」と談話を発表する一方、米朝首脳会談が決まり中止を言明していた2回めの文在寅大統領との「南北首脳会談」を急きょ行ない、アメリカとの交渉のテーブルにつく意志があることをアピールしました。

さらには、側近で右腕の金英哲副委員長をアメリカに急派し、ポンペオ米国務長官と三たび「米朝首脳会談」の事前交渉を29日に継続するに至りました。

結局、米朝首脳会談の中止は、急転直下、再び6月12日開催の可能性が高まったわけです。

そういった事情から、シンガポールで予定されている「米朝首脳会談」の“護衛任務”にあたるべく、米原子力空母「ロナルド・レーガン」が率いる、ヨーロッパ“1国の軍事力に匹敵”するといわれる世界最強の「第5空母打撃群」が、横須賀を出港し、任務に向かったわけです。

というのも、ASC(上昇点)が「獅子宮」、上昇星が「ケレス」、「ASC(上昇点)」と「土星」を頂点とする2つのYOD(60・150・150)、さらには「金星」を頂点としたトライン・カイト(60・60・120・120)、また「火星」と「天王星」の矩(90度)というように、横須賀出港の瞬間の「ホラリー・ホロスコープ」は、そのことを如実に示唆していることからみえてきます。




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