なんかまだもめている…
2018.07.26
元「お江戸」という街にいたころは、仕事の関係上、新聞はもちろん週刊誌を読んでいました。
九州に戻ってからは、週刊誌の購読をやめ、そのうち新聞もやめて、ついにはテレビも見なくなりました。

理由は、「面白くなくなった」からなのですが、ウソの記事が多いし、事実報道というよりも、自社が主張する方向へ「誘導」する度合いが増したためです。

かつて、出たばかりのWindows95を購入し、ネット関係の仕事にかかわったことも一因していますが、サイトのコンテンツが充実してきて、自分で信頼できる情報をピックアップできるインフラが整ったというのが最大の理由です。

ちなみに、軒並み発行部数がダウンしている雑誌のなかで、少子化傾向にもかかわらず、育児系雑誌が伸びています。

週刊誌では、昨年2017年の調査では、朝日系の「AERA」(アエラ)をおさえて「週刊新潮」が最も部数の減少率が高く、逆に文春砲で話題の「週刊文春」のみが微増でした。

「週刊新潮」は、もともと少し斜めから見た切り口で記事を掲載することで知られていて、そういった系統の読者が多いようです。

こういったゴシップ系週刊誌は、部数が減るとウソを書いても文句をいわれない芸能人の「ヨタ記事」をでっちあげて、話題づくりをすることがあります。
それを真に受けたり、アクセス数稼ぎを図るユーチューバーもどきが、真偽を確かめずにネタにしてアップすることさえあります。

一例を上げますと、先のAKB選抜総選挙で、“世界女王”になった松井珠理奈(SKE48)が今も休養を続けていることから、その理由の憶測やねつ造記事がアップされています。

公式には、「以前から体調不良」「療養に専念する」とSKE48支配人がコメントを出していますが、本当のところは、“センターにふさわしくない言動があった”ために運営側が、メンバーの和が乱れることをおそれて休養させているのです。

なぜなら、2位の須田亜香里(SKE48)はともかく、3位の宮脇咲良(HKT48)に対しては、総選挙開票当日に松井からパワハラがあったことが知られています。

そればかりか、4位の荻野由佳(NGT48)に対しても、松井は荻野と一緒に歌うべきパートのときにマイクを独り占めして荻野に歌わせなかったことがあり、また別のときには歌唱中に荻野のイヤモニをはずしてつぶやくなど、“イヤがらせ”が激しいことが発覚しています。

選抜メンバーの前で、このような言動が松井自身の口から得意げに語られたことで、今回の選抜メンバーからの信頼度を一気に失っているのです。

もともと秋元Pは、センターになりたい人よりも、センターになりたくないといっていた前田敦子をあえてセンターに抜擢して、メンバーどうしの確執を避けるなど、ときに2番手、3番手どころか、意外性のあるメンバーをセンターにもってくることによって、グループ運営を成功させる戦略をとってきました。

AKB運営サイドとしても、松井はセンター願望が強く、ライバル意識から“後輩イジメ”をするお局気質がわかったために、将来的にAKBグループを背負ってたつ伸びしろのある宮脇や荻野のほうを大事にするのは、商売上、当然の選択です。

ということで、このまま松井をセンターにしてしまえば、将来有望な後輩メンバーが“潰される”おそれがあることから、今回は療養を理由に休養させたというのが本当のところです。

松井のTwitterをはじめSNS等の更新休止までも発表されたことから、“精神的”(人徳的)な問題でもあり、通常の処遇ではありません。

こういった事情がわかれば、「週刊新潮」が報じたように、スタッフに叱られて泣き崩れた松井に、「私のマントを汚さないでくれる(芸能記者)」と言ったとウソを掲載された指原莉乃らが原因ではなく、全体を考えて運営が判断したものです。

天秤宮に月をもつ指原は、芸として笑わせるための“ジョーク”ならともかく、泣き崩れた松井を傷つけるようなことは言いません。

発行部数が落ち目となった「週刊新潮」は、文春に負けじと「ねつ造記事」を掲載したわけですが、ネット社会の昨今は、ウソはすぐにバレることが多いものです。
そのため、ねつ造記事は読者の信用を失い、かえって部数を減らす一因になってしまいます。

余談ながら指原は、「雑誌に私のド捏造記事が載った 笑」と余裕をみせつつ、同雑誌記者の結婚を祝福するツイートをしています。





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