ホロリー実技講座の進め方
2019.06.21
宝瓶宮占星学 第2章は、ホロスコープ・リーディング「実技編」の講座へと進んでまいります。

星やサイン(宮)の象意はわかっても、いざ“占断”また“ホロスコープ・リーディング”を行なおうとすると、できないという事例が多いからです。

その理由はハッキリしています。

約2,000年前の古典占星術はともかく、19世紀末以降の現代西洋占星術は、通用しなくなった「基礎理論」を捨ててしまいました。

古代ギリシャ時代の“思想哲学”(疑似科学)を取り込んで体系化された「古典占星学」は、18世紀の「天王星」の発見、それに続く1801年の「ケレス」の発見によって理論破綻が生じたのです。

その後、1846年の「海王星」の発見によって、古代ギリシャの「基礎理論」を捨てて、“直感”や“霊感”また“幻想”や“勘違い”(事実誤認)の海王星の象意にもとづいて、当たるも八卦、当たらぬも八卦の“星占い”「西洋占星術」としてスタートしました。

ですが、この理論のない“星占い”に反発をし、古典占星術の旧理論を取り入れようとする動きがある一方で、海王星の象意にもとづいて、理論を超えて真実をつくこともある個人的な“霊感”や“直感”を活かして、名を上げた西洋占星術師がいたのも事実です。

それは、個人が生まれながらに持っていたり獲得した“術”によって、可能になった例外的な事例で、一般的には海王星の現実的な象意である“幻想”や“勘違い”(事実誤認)を交えつつ、占断を行なっているのが現状です。

その詳しいお話はともかく、部分的に“当たる”ことはありますが、その先の「リーディング」までは見えていないことが多いのです。

簡単な一例を挙げますと「吉」と「凶」に分けた単純な占断をしたら、クライアントも同じタイプだったことから、結果的に“当たった”ということが表層的に起きたということです。

世の中でも「禍福はあざなえる縄のごとし」また「万事塞翁が馬」といわれるように「吉」は簡単に「凶」に変わり、「凶」もまた活かせば「吉」に簡単に変わっていくのが世の常です。

あくまでも一例ですが、そういった西洋占星術の“占断グセ”が身につくと、正しい「ホロスコープ・リーディング」ができなくなります。

というか、理論的な判断の思考回路に変えるのに時間がかかったり、修正していくために一度、意識的に自分をなくさなければならないことが起こります。

その点では、初学者のほうが案外と「数理法則」にもとづいた「ホロスコープ・リーディング」をすんなりと体得されていかれることがあるのです。

そういったことも含めて、個々人によって学び方やノウハウは若干なりとも異なります。

なので、「宝瓶宮占星学 第2章 実技編」の講座は、基本的に“マン・ツー・マン”とまではいかなくても、それに近い個別対応を取り入れた「レスポンス型」のスタイルにならざるをえません。

「実技講座」なので、そのほうがより早く「ホロスコープ・リーディング」ができるようになるのです。

自分に合ったリーディング・ノウハウを習得することが目的なので、一方的な講義よりも部分的に応答式(レスポンス方式)のスタイルほうが確実に身につきます。

ということで、今後の「実技講座」は、「モニター受講生」を募集いたします。

それをふまえつつ創り上げていく“進化型”の「実技講座」になっていきます。

基本的に実技の核となるベースは変わりませんが、事例や一部の内容は、「実技講座」(モニター)を重ねていって、将来的に改変されていく可能性がなきにしもあらずであることから、今回募集の「第1回 ホロスコープリーディング実技講座」の料金は、最終的に予定している受講価格の3分の1程度の料金(7万円)で行なう予定です。

第1回モニターの特典としては、第2回以降の改編された講座内容があれば、適時まとめて情報提供を受けとることができることです。

つまり、将来的には遜色のない受講内容を会得していくことができるものになっています。

現在、ほぼ決定している概要は、次のとおりです。


■主な受講の流れ
1、「基礎理論」(数理法則)をベースとしたホロスコープ・リーディングのテキスト。
2、基礎となるかんたんものから本格的なものへ「リーディング課題」の出題と演習。
3、上述の「リーディング課題」への回答や不明な箇所のご質問などの質疑応答。
4、納得のいく「ホロスコープ・リーディング」の“エトセトラ”。
※「修了認定書」や「講師資格」また「リーディング・サポート」なども考えています。

■開始時期
2019年7月中を予定。

■受講期間
モニターをしながらゆえ半年から1年間ほどになります。

■モニター受講料金
7万円(税込)…将来的な受講価格は3倍程度にする予定なのでお得です。

■第1次受講特典
第2次講座以降に追加された内容を適時、無料提供(アフターケア)。


※後日、「宝瓶宮占星学」サイトの「講座 お申し込みフォーム」からお申し込みができるようにいたします。




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