美咲ちゃん失踪事件
2019.10.04
※時間を修正しました(内容はかわりません)。

「キャンプオフ会」という家族8組の親子30人で出かけた山梨県の道志村キャンプ場で、7歳の小倉美咲ちゃんが行方不明になって2週間がたちます。

自衛隊と消防団をはじめ大々的な捜索活動にもかかわらす、ようとして行く方は知れず、組織的な捜索は終了してしまいました。

当初は、リーディングするほどでもないかと思っていたのですが、あまりの不可解さに「数理法則」を基礎理論とする宝瓶宮占星学の「新ホラリー占星学」でホラリー・ホロスコープを作成し、どうなのかリーディングをしてみることにしました。

母親の証言にどこまで信憑性があるのかわかりませんが、9月21日の15時40分頃、子供たちを追いかけていって、その後、16時頃から探したけれども行方不明ということです。

そこで、どうにも正確な時間が確定できないのですが、とりあえず15時45分で作成したのが、次の「ホラリー・ホロスコープ」です。




「事件」か「事故」かもわからないので、やや特殊ですが、それでも上掲の「ホラリー・ホロスコープ」には案外と、ことの“真相”が象われていました。


結論のみをなるべく簡潔に書こうと思います。

事件の「意志」を象わすASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の水瓶宮16度は、上三分(アッパー・トライン=120度)に“少女”(美咲ちゃん)を象わす「水星&金星」の合(コンジャンクション=0度)があり、下三分(ロウアー・トライン=120度)には、“女性”や“母親”を象わす「月」があって、大三角(グランド・トライン=120度×3)を形成しています。

この「月」は、第4ハウス(室)にあることから、“若い女性”や“大衆”などではなく西洋占星術でもいうように“家庭”(家族)を象わすことがわかります。

解釈は、皆さまのご自由です。


次に、事件の「動機」(深層意識)を象わすIC(Imum Coeli イムン・コエリ=天底:北中点)は、やはり少年少女を象わす「水星」を共鳴星とする「双子宮」で2度になっており、一般的に“社長”などの“中心者”や“責任者”また“家長”などを象わす「太陽」が下三分(120度)をとっていて、「金星」また「火星」と連続合(0度)です。

つまり、失踪事件の計画にはそういった「太陽」が象わす立場の人物がかかわっている可能性が高まるホロスコープになっています。


さらに、事件の「対象」や「目的」などをさまざまに象わすDES(Descendant ディセンダント=下降点)は、獅子宮16度なので、「太陽」が共鳴星であることから、それらの関与はかなり可能性が高いことがリーディングできます。

このDES(下降点)は、事件現場にかかわる「木星&ケレス」を下三分(120度)としていることに重大な意味があります。

事件の「現場」を象わすMC(Medium Coeli メディウム・コエリ=天頂:南中点)は、射手宮2度です。

なので、DES(下降点)が下三分(120度)とする「木星」が共鳴星です。

ゆえに、キャンプオフ会の現場に、「太陽」が象わす立場の人物が来ていたとリーディングできますし、「木星」が「ケレス」を合(0度)としていることからは、同時に、現場で美咲ちゃん自身が“隠れる”、つまりは「行方不明」になってわからなくなることが象わされています。


では、当該ホラリー・ホロスコープでは、美咲ちゃんはどこにいるとリーディングできるのでしょうか。

第10ハウス(室)における「木星&ケレス」の合(0度)は、単に“行方不明”になって、発見できなくなることを象わすだけではなく、もはや現場付近に美咲ちゃんはいないことがリーディングできます。

では、どこにいるのかというと、“遠いところ”を象わす射手宮の「木星」であることから、もはや簡単には探しようがない離島などをふくめて海外の可能性さえ象わされています。

あくまでも、ホロスコープ・リーディングのお話です。


何のために“行方不明”になったのか。

2つの可能性がリーディングできます。

もし、“失踪”にキャンプオフ会の参加人物や関係者をはじめ、第三者がかかわっている場合、「太陽」と合(0度)の「火星」が、「冥王星」を下三分(120度)としているだけではなく、「海王星」の衝(180度)をふくめた大十字(グランド・クロス=90度×4)を形成していることなどから、“異常性愛”(幼児性愛)など“アブノーマル”な理由さえ読みとれます。

もう一つは、“失踪”に“身近な人物”がかかわっている場合、極端な一例ですが“人身売買”や“人身御供”のような犠牲となった可能性さえ読みとれそうです。

いずれも、事実は不明です。

ですが、「太陽」によって象わされる立場の人物が、“失踪事件”の発案者だったり、実際的に行動した可能性がリーディング可能なことに変わりはない「ホラリー・ホロスコープ」になっています。

これらの場合、少なくとも事件当時、美咲ちゃんは生きていることになります。


いずれにしても、「正確な時間」が確定できないので、あくまでも推定時間による「ホラリー・ホロスコープ」になっています。




【付記】

後日、コメントでもいただきましたように、「ホロスコープ」はいろんな解釈が可能です。

なので、上述のリーディングは絶対とはいえませんが、当たらずとも言えども遠からずといった“示唆”があるかもしれません。

なお、ホロスコープ・リーディングを“勘違い”されるかたもいらっしゃるようなので、面倒を避ける意味で、関係者を特定する表現の箇所は“リライト”をさせていただきました。

“内容”そのものは、当初とほぼ変わりません。

「数理法則」を基礎理論とした“新ホラリー占星学”の方法とリーディングの一例としてご参考になることでしょう。














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