対日姿勢を弱めてきた?
2019.11.06
最近、ちらほら韓国政府が「日本に折れてきた」とか、「対日姿勢を弱めてきた」と言われるようになりました。

そんなことは聞いていないというのならいいのですが、たしかに「自分もそう感じる」また「そう思う」というのなら、ご注意ください。

ことは、そう簡単ではありません。

純朴(お人好しとも…)な日本人がそのように反省しているのなら、素直に信じることができます。

ですが、周囲をロシア、シナ(中国)、満洲、日本と、長い間、歴史的に強国に囲まれてきた朝鮮族(韓国、北朝鮮)は、そのなかで生き延びるための手段は問いません。

これまでの歴史的朝鮮族(韓国、北朝鮮)のやり方を知っておられる方は、何を言おうとしているのかご理解できるはずです。

危機に陥ったときに朝鮮族の言質をそのまま素直に信じると、彼らの術中にまんまとはまります。

日本人は人を騙さないので半島人もそうだと考え、つい“情け”をもって受け入れようとします。

ですが、もはやこれまでの“強硬姿勢”が日本に通用しないとわかったために彼らは、意図するしないにかかわらず“戦術”を変えてきたにすぎないのです。

歴史的朝鮮族は、自国が有利なときは彼らの“水に落ちた犬は打て”とばかりに、徹底的に相手を責めますが、相手に叶わないとわかると、つまり昨今のように日本に対して“不利”になると、“停戦”や“和解”また“降伏”を提案するのです。

そして“条約”までも交わします。

たとえば、2世紀に半島人が後漢と戦ったときもそうですし、3世紀に魏と戦ったときも、また6~7世紀に隋と高句麗が戦ったときもそうでした。

大国相手に不利になると“休戦”や“降伏申し入れ”、和議を結びますが、それで相手が油断すると、そのスキに“約束”を破って攻撃を仕掛け、それで勝った将軍が「英雄」にまつりあげられるのが、歴史的朝鮮族(半島人)です。

今、韓国はそのときと同様に、日本に“和解”や“降伏”を申し入れる素振りをしています。
それを“本気”だととらえると間違いますので、彼らは、ことを有利に向かわせようと画策しているにすぎないことを見抜くべきです。

彼らにとってそれ“ウソ”が生き延びるための方策なので、相手を騙すことが“悪”だとは決して思っていません。

それで現在の危地を打開できれば、日本に勝った“英雄”と称賛されるのが歴史的朝鮮族で、現在の韓国政府も同様です。

それさえも通用しないとわかると、国民をおいてまっ先に逃げるのが歴代TOPでした。

一例をあげれば、朝鮮戦争のとき、まっ先に逃げたあと橋までも壊して国民や韓国軍をとり残したのが当時の初代大統領、李承晩(イ・スンマン)でした。

その後、半島の大半を共産軍(北朝鮮、中国)に占領されたとき、国連軍(アメリカ)は仁川(インチョン)上陸作戦によって北朝鮮(共産)軍を38度線まで推し戻し、有利に立ちました。

そのとき現在も続く「休戦」が国連軍と北朝鮮の間で結ばれますが、これに最も反対し「戦争継続」を訴えたのが、まっ先に逃げて戦わなかった李承晩でした。

こんなお話はザラです。

口では勇ましいことを言っても、うわべだけで、自分では戦わずまっ先に逃げるのが彼らのお家芸です。

そういった歴史的朝鮮族が、今、「折れてきた」とか「反日姿勢を弱めてきた」とみえても、その先を読んでどう対処するか、対韓国外交の真価が問われる秋(とき)です。








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