「そ委員会NP」のポンコツ化
2020.04.01
一時は、時事問題を俎上にのせて歯に衣着せず真相を茶の間にとどけた「たかじんのそこまで言って委員会」。

ですが、全責任を一身に背負って、良識派の論客たちに言いたいことを語らせてきた「やしきたかじん」氏が亡くなり、三宅久之氏も亡くなって、「そこまで言って委員会NP」(2015年)に番組名を変更して有余年。

引き続きMCは辛抱治郎氏がつとめているものの、しょせんはサラリーマン司会者。
やしきたかじん氏の後ろ盾を失うと、次第にTV局や経済界また役所などの顔色をうがうようになり、番組も精彩を欠くようになりました。

それはしかたないのですが、番組内容もときおり親中色や反日傾向が混じるにしたがって、もはやチェックする価値さえなくなっていったのです。


で、先週、例の「新型コロナ」(武漢ウイルス)を取り上げていたので、最近はどうなのかチェックしてみました。が…やっぱり、あきません。

もはや番組そのものが、お互いにヤーヤー言いあったり、知識をひけらかすだけの「朝まで生テレビ」同然に、中身のない番組になっていて、チェックする価値さえなくなっていました。

前置きはここまでです。


占星学をまじえた原因や理由は「MC」でした。

「朝まで生テレビ」のMCは、田原総一朗(1934年4月15日生:牡羊宮)

「そこまで言って委員会NP」のMCは、辛坊治郎(1956年4月11日生:牡羊宮)

いずれも現在は、小泉進次郎(1981年4月14日:牡羊宮)環境相などもそうですが、牡羊宮の後半に生まれた人は、社会のTOPクラスの立場に就くことが多い「星のディレクション」を受けています。

しかし、このディレクションは、傲慢(要注意:田原氏)や、パワハラ(要注意:辛坊氏)、また無能(要注意:小泉氏)など、一歩間違うと、いつでもその地位や信用を失いかねないディレクションです。

それはともかく、上述のMCの両氏は、よくいえば“正義心”が強く、挑戦的(好戦的)なのですが、その正義は「こうあるべき」といった自分なりの“ルール”(無意識の思い込み)にもとづくことが多いのが特徴です。

なので彼らは、ときに出演者の意見を無視また意図的に選択して、結論を自分の思うとおりの“社会正義”の方向に衝動的にも一方的にも導いてしまうことが起こりえます。

むろん、牡羊宮がMCをつとめると、すべてがそうなるというのではありません。

いうのではありませんが、田原氏の場合は、「太陽&火星&天王星」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)をお持ちですので、自分の“信念”に凝り固まった言動をとりやすく、彼が主導権をにぎるMCをつとめると、当然、そうなっていきます。

一方、辛坊氏の場合は、「太陽&月&水星」の三重合(0度)を持ちます。

また、木星&冥王星が下三分(ロウアー・トライン=120度)で、海王星が衝(オポジション=180度)、火星が上方矩(アッパー・スクエア=90度)なので、ときに勘違いを含め、やはりおおらかながらもMCをつとめると、同様に衝動的にもワンマンに進めることが起こります。

また、旧聞ですが芸能界を追放された島田紳介氏(1956年3月24日:牡羊宮)もそうです。

牡羊宮の最初のほうに象意を持つ彼は、そのころTOPに立ち、一気に社会的な地位を失いました。


ところで、MCで定評があるのは何宮生まれが多いのでしょうか。

“お笑い”に特化した名MCは、“お笑い怪獣”こと明石家さんま(蟹宮)です。

ですが、バラエティーやエンターテインメント番組などの名MCには、やはり“明るさ”“楽しさ”“中心性”“高潔”(公平)、逆に、良し悪しはともかくまれに“ワンマン性”をみせる獅子宮生まれ(太陽)が多いようです。

ごく一例ですが、大御所感のあるMCで定評なのは次のとおりです。

 黒柳徹子(1933年8月9日:獅子宮)
 みのもんた(御法川 法男=1944年8月22日:獅子宮)
 タモリ(森田一義=1945年8月22日:獅子宮)
 中居正弘(1972年8月18日:獅子宮)
 安住紳一郎(1973年8月3日:獅子宮)

 ほか略。






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