「異性関係」の要注意期
2020.04.10
先の“「武漢ウイルス」の天王山”の記事で、「来月4月上旬をピークとする今月3月末~4月中旬あたりが、その天王山になります」と書きました。

また、「宝瓶宮占星学」サイトの「今週の運勢」では、該当するサイン(宮)に対して以前から「不特定多数の異性交遊をはじめ恋愛関係は要注意です」といった旨の内容を書いてきました。

前者は、トランシットの「冥王星」と「木星」のジャストの合(コンジャンクション=0度)のディレクションをメインにお伝えしたものです。

後者は、トランシットの「火星」と「金星」の三分(トライン=120度)のディレクションをメインとしたものでした。


なぜ、後者が“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)の感染に「要注意」のディレクションとなるのか、主に3月は“武漢ウイルス”のディレクションと重なっていたからです。

“武漢ウイルス”は、濃厚接触によって最も強く感染します。

その最大のものが、不特定多数の異性交遊といえる風俗産業です。

中国では、日本のAVが人気と聞きますが、それをみた人が全員ではありませんが、春節に日本を訪れて性風俗店に訪れたことは、相応ながらも考えられるからです。

“武漢ウイルス”は、そんな中で拡大していきました。

実際、“武漢ウイルス”のディレクションに絡んで、金星や火星がアスペクトをとり続けてきて、ついに3月には、三分(120度)を形成していたのです。

これにおよんでは、「今週の運勢」で“異性交遊”や“恋愛関係”にご注意を呼びかけざるをえませんでした。


こう書くと、西洋占星術の知識があるかたは、その解釈はおかしいと言うかもしれません。

なぜなら、西洋占星術では「三分(120度)」は“吉座相”とされており、「金星」も“吉星”と解釈するからです。

なので、“大吉星”の「木星」や“吉星”の「金星」が、「三分(120度)」などの“吉座相”をとれば、“良い出来事”(吉事)にしかならず、“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)の感染拡大など起こりえないと解釈されるからです。

ハッキリ書きますと、それこそが「双魚宮時代」の古い解釈で、「宝瓶宮時代」の現在では通用しなくなるものです。

宝瓶宮占星学では、“吉凶解釈”はとりません。

星やアスペクトの純粋な「本意」(本当の象意)に基づいて、ケース・バイ・ケース(共鳴関係)でリーディングを行ないます。

実際的にも“大吉星”であるはずの「木星」が“武漢ウイルス”の感染拡大を引き起こしており、“吉星”のはずの「金星」が、“異性交遊”や“恋愛関係”を促進し感染拡大を助長する一因となった2月~3月であり、引き続き今月4月なのです。

許容度数(オーブ)を6度にとっても、先月3月20日~今月4月30日まで「金星」と「火星」は三分(120度)をとり続けます。

しかも大半が1度差という、ほぼジャストの三分(120度)なので影響力が大きいのです。


こう書くと、西洋占星術の知識がある方は、「まてまて、金星は火星の2倍の速さでトランシット(運行)している。そんなに長いこと金星と火星の1度差が続いて三分(120度)をとることはない」と思う方がいるかもしれません。

しかし、事実です。

なぜなら、5月13日に「金星」は逆行に転じるために、見た目のスピードを徐々に落としている段階にあって、それが見事にこの4月は「火星」のスピードとシンクロして1度差の三分(120度)を長く続けるのです。

そういっためったにないことが、「武漢ウイルスの天王山」のこの4月に起きるのです。

「金星」と「火星」の三分(120度)は、共鳴する「ホロスコープ」(出生天球図)を持たれるほど、異性交遊や恋愛関係を相応に促進します。

なので、2月~4月のこの時期は、不特定多数の異性交遊はもちろん恋愛関係は、無症状でもご本人たちの感染はもちろん感染拡大を招く可能性が高いので、ご注意が必要なのです。

ちなみに、「感染経路が不明」という方のなかには、風俗店で感染したものの、調査で動線(行動経路)を確認されても正直に答えない方が一定数いると考えられます。


それはともかく、占星学にお話は戻りますが、「金星」が“吉星”とされたのは比較的最近のお話です。

かつての古典占星術の時代は、「金星」は凶星(マレフィック)でした。

なぜなら、キリスト教の厳しい教義の中にあって、“快適”や“快楽”また“怠惰”や“甘え”を象わす「金星」は、教義に反する行為に流れやすいために「凶星」とされたのです。

ところが、近年になって近代科学の考えが発達し、個人の自由が容認される社会になっていくと、それにともなって現代の西洋占星術は、「金星」を“吉星”(ベネフィック)と解釈するようになりました。

さらに現在の「宝瓶宮時代」は、“神とサタン”や“善と悪”また“吉凶”といった対立二元論を歴史パラダイムとした「双魚宮時代」から、共鳴関係論の歴史パラダイムに宇宙波動が変わりましたので、星やアスペクトなどの吉凶解釈は、一部を除いて現実にあわない時代遅れなものになりつつあります。

ということで、今般の“武漢ウイルス”も、共鳴関係論でケース・バイ・ケースに読むことによって、正しくリーディングすることができるようになります。






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