4/29小惑星の最接近
2020.04.27
小惑星 52768(1998 OR2)のお話です。

最大直径が約4.1km、エベレスト山ほどもある小惑星が、明後日4月29日(水)に地球に最接近します。

1998 OR2というのは、仮の名称で、天体学的には「Asteroid(小惑星)52768」という番号がつけられています。

仮称のとおり1998年に発見された小惑星で、火星と木星の間にある「小惑星帯(Asteroid Belt)」と木星の中間地点を最遠方とし、ほぼ地球の軌道上を最近方とする楕円軌道を描いています。


明後日、4月29日の地球への最接近は、地球から約630万km離れた地点を通過します。

宇宙空間では至近距離の“ニアミス”状態なのですが、それでも地球と月の距離の16倍程度の位置を通過していきます。

肉眼で見ることはできませんが、星座の“かに座”と“しし座”の中間あたりの黄道上を斜めに横切ったあと、細長い“うみへび座”の頭付近から胴体付近をほぼ尻尾の方向に進んでいきます。

“うみへび座”のなかぼどに隣接する“コップ座”(~からす座)付近の位置で地球に最接近することになります。


さて、宝瓶宮占星学では、基礎理論の「数理法則」にもとづいて小惑星は「ケレス」しかもちいません。

「ケレス」は、第7惑星の天王星についで発見され、当時は“第8惑星”と騒がれました。

西洋占星術でもちいられる、パラス、ジュノー、ベスタなどがある小惑星帯(アステロイド・ベルト)のなかで最も大きい星が「ケレス」で、その中で唯一の「準惑星」に認定され、小惑星番号も1番がつけられています。

1998年に発見されたばかりの「小惑星 52768(1998 OR2)」をふだんはリーディングにもちいることはないのですが、“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)が世界広域感染(パンデミック)する緊急事態のなか、関係性や象意を調べてみました。


4月22日に「獅子宮」から「乙女宮」にかけて黄道上を通過した「小惑星 52768(1998 OR2)」は、1週間後の29日に「乙女宮」~「天秤宮」あたりで地球に最接近します。

16度の幅をもつ「黄道帯」あたりでは、およそ「獅子宮~乙女宮」をメインに今回、通過していくことになります。

そのなかでも地球への最接近の位置は、現在「冥王星」(山羊宮24度)&「木星」(同26度)そして「土星」(水瓶宮1度)がとる「三重合(トリプル・コンジャンクション=0/0度)」に、上三分(アッパー・トライン=120度)をとって「小惑星 52768(1998 OR2)」は通過していきます。

そういうこともありの、さらに「小惑星 52768(1998 OR2)」がもつ「冥王星」(&カロン)に否応なくかかわる“象意”などから、今般の最接近は“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)とは無関係とはいえないものになっています。


その詳しいご説明は、長くなるので控えざるをえませんが、どこまで明らかになる(表面化する)かはともかく、“武漢ウイルス”(チャイナ・ウイルス)にかかわって、何らかの“イベント”(星のディレクション)をもたらしていくものになっています。

冥王星の“両極端”の象意からは、新たなウイルス感染拡大か、逆に現ウイルスの無効化傾向(毒性減少)の可能性です。

いずれにしても、“感染再爆発”か“感染減退”が起こりそうです。

さらには、組織や国家の“TOP”や“実力者”(実務者)にも影響する象意をもっています。

最近の動向をふまえて1つだけ特定していえば、「北朝鮮」のTOPクラスにかかわる星が「小惑星 52768(1998 OR2)」の象意に作用していることに注目です。


ふだんはこのような小惑星のリーディングは行なわないのですが、時節柄、特筆的な“象意”をもっている小惑星でしたので、ご参考に書いておきました。




※ 最接近の厳密な時間は、アメリカ東部時間で4月29日の午前5時56分なので、日本時間では同日の19時56分になります。







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