“ほくそ笑む”枝野
2020.05.12
表題の「“ほくそ笑む”枝野」に続き、「“踊らされる”芸能人」と続きます。

ご存じのように、「#検察庁法改正案に抗議します」と、ふだんは政治向きに声を上げないのが定番の“元アイドル”や“タレント”など芸能人がツイートし、話題になっています。

「緊急事態宣言」によって“ステイ・ホーム”を強いられ、仕事が少なくいくぶん“ヒマ”ができたであろう“元アイドル”や“タレント”など芸能人が「SNS」などネットによって、“にわか時事評論家”よろしく存在をアピールしているかのようにみえます。

声を上げるのは、もちろん自由です。

ただ、「#」(ハッシュタグ)が付いていることで、何か“流行”に乗れたかのようについノってしまった底の浅さが見え隠れするように感じてしまいます。


なぜなら、“策士”枝野(立憲民主党代表)らの仕掛けに踊らされているとしか思えないからです。

ツイートした人々は、「検察庁法改正案」の中身を正しく知っているのでしょうか。

併設の法案じゃないの?

まして、今回、法案が「改正」されても、施行は2年後の2022年になります。

くだんの「黒川弘務」(東京高検検事長)は、そのときもはや新定年の「65歳」(2月8日)なので、“心配”しているように「検事総長」に滑り込めるとはかぎりません。

当然、枝野たちは、そのことを知っています。


つまり、知ったうえでこの時期に「ウイルス感染拡大」がなんとかとかこつけて、これみよがしに問題にして政権批判を繰り広げているとしか思えませんが、それは“ウラ”があるからです。

中身がなかった非難のための非難だった“モリカケ”や“サクラ”と類似です。


では、“ウラ”とはなんでしょうか。

「モリカケ問題」で、“あることないこと”を吹き込み利用した「籠池夫妻」が息子に耳をかたむけて、“自分たち”(籠池夫妻)が、枝野代表ら「反安倍陣営」に利用されていたことに目覚め、声を上げはじめたからです。

そこでピンチに陥るのは、枝野代表の立憲民主党はもちろん、同党の「辻元清美」議員です。

また、党は異なりますが、同類の所業による「福島瑞穂」議員なのです。

なぜなら、“問題”とされた「森友学園の国有地購入問題」を“安倍政権の仕業だ”やれ“忖度だ”などと激しく訴求しながら、実のところ隣接地の「野田中央公園」の土地購入に関しては、辻元議員が絡んでいて、さらに驚くほどの安さで購入しているのです。


福島瑞穂議員も同類の事情です。

結局、籠池氏の覚醒で、そういった“火の粉”が自分や立憲民主党や同党の辻元清美議員また福島瑞穂議員などに降りかかると、今以上に支持率が下がり、次の選挙に勝てないこともあって、枝野代表らはマスコミや国民の目をそらすために、「検察庁法改正案」をことさら“問題”かのように言い募っているといえます。


今般の「検察庁法改正案」は、可能性程度の“疑義”であって、1月の時点ではスルーしていたのに、籠池氏が「反安倍勢力に利用された」と真実を述べはじめたとたん、「#」で扇動しはじめました。


芸能人が政治に言及するのは、一般に“タブー”とされます。

なぜなら、人気が片寄るなど“損失”が大きいからです。

事務所が“注意喚起”をすればいいのですが、政治慣れしていない“にわか時事評論家”となった元アイドルやタレントなどの芸能人が、“ウラ”があることを知らずに、軽々しく同調すると、いずれ“勉強”をすることになるといえます。






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