“天運”と“時流”&アメリカ
2020.05.17
時代を見抜くには「数理法則」と「星のディレクション」が役立ちます。

ちなみに、「数理法則」というのは、宇宙この世界をつらぬく“根本法則”で、なぜ空の星(占星学、ホロスコープ)から地上のことが分かるのかという、占星学(術)の“根本命題”に解答を導けるものです。

一方、「星のディレクション」というのは、西洋占星術の単なる占断(星読み)ではなく、宇宙を貫く数理法則による時代の流れ、すなわち時間経過にともなう「状況変化」をリーディングできるものです。

「なに言ってんの?」

そう思われる方がいてもかまいません。

それはご自由ですが、「星のディレクション」による未来リーディングが、実際に「変化」を言い当て(マッチし)ているのかいないのか、宝瓶宮占星学サイトをご確認いただければ答えはでます。


もう一つ、「数理法則」と「星のディレクション」以外に、時代を見抜くにはやはり実際の「時流」を正しく知ることが重要です。

今、世界がどのように動いているのかその“メイン・ストリーム”(主軸)です。

日本も重要なのですが、現在のご時勢からいえば、やはり世界の仕組みやパワーバランスからみても「アメリカ」また昨今の「中国」は外せません。


ところが、ここに大問題が横たわっています。

日本にいると、「アメリカ」や「中国」の情報が正しく伝わらないのです。

そのため、私たち国民はもちろん、財界(経済界)さらには一般的な国会議員や官僚でさえも、昨今の「時流」を正しく読めないことが起こります。

中国に関する場合、共産党一党独裁ということはもちろん、民族性が「蠍宮」であることなどから“自分たちが絶対”なので、「目的」を達成するためには“ウソ”をつくことさえ“正義”になっています。

結局、本当のことが日本には正しく伝わりません。

むしろ、日本をはじめとした民主主義世界からいえば、中国政府が言っていることと正反対のことが「真実」や「正解」であることが多くなります。

にもかかわらず、民族性を「魚宮」とする日本人は、人格者といえば聞こえはいいのですが、根が“お人好し”で、他人のことを自分のことのように感じる“情性”が強いので、つい中国政府の言うことに同情したり、そこまでいうのならホントだろうと“ウソ”であっても信じてしまう心性を根底にもっています。


一方、「アメリカ」の情報や現状も、逆の意味で日本には正しく伝わりません。

なぜなら、こと中国に関して日本のマスコミは、“プロパガンダ”(政治宣伝)だとわかっていても「中国政府」の言い分を、そのまま記事にするため、それが“事実”かのように勘違いさせることが起こります。

逆に、アメリカに関しては、意図的な“情報操作”が行なわれています。

アメリカでは、“信用度”53%で第5位に過ぎない“親中派”で“反トランプ”の「CNN」の情報をピックアップして流し、“アメリカではこうだ”といわんばかりに、中国におもねる意図的な情報操作をこれでもかというばかりにしています。

信用度がCNN以上に高い「CBS」や「NBC」また「ABC」などのニュースや、トランプの共和党支持者が最も信用している「FOX」のニュースを取り上げて流すことは、しないのです。

そのため、アメリカやトランプの“政策”や“現状”が日本人には正しく伝わらず、結局、中国寄りの“フェイクニュース”しか知ることができません。

なので、現在、トランプやアメリカがどのように「中国」に厳しく接しようとしているのか正しく伝わりません。


アメリカは相当に「本気」です。


なにに本気かといえば、“武漢ウイルス”を放置し“バラまいた”中国政府とその対応に本気で怒って、対応をすすめています。

日本のマス・メディアは、中国の言い分そのままに“感染拡大を押さえ込んだ”かのように中国政府の“ウソ”の“数字”や“言い分”をそのまま流して、偉大な国家かのように報道しますが、事実はまったくの逆です。


民族性が“射手宮”ゆえに、ふだんは“寛容”に中国に対して“自由主義”の一員かのように接するアメリカでしたが、今般の“武漢ウイルス”によって、自国民はもちろん多くの世界の人々の生活と命や安全が奪われる「厄災」をもたらした中国とその対応に、本気で怒っています。

アメリカのペンス副大統領は、トランプ以上に“保守”で“右派”ゆえに、まだトランプ大統領のほうが話し合いや交渉の余地があります。

そのトランプが、習近平と同じ「双子宮生まれ」(太陽)ながら、月が“寛容”さのある「射手宮」で、ASC(上昇点)が従うものには“寛大”な「獅子宮」にもかかわらず、ここまで本気で怒ってしまえば、もはや中国はアメリカに完全に屈するしか道がないといえます。

さらにいえば、アメリカ一国ではなくG7など先進諸国も大半が中国を糾弾していますので、もはや勝負は明白でしょう。

それを、“ウソ”を平気で垂れ流す日本のマスコミ情報を信じて、判断したり行動すると、中国とともに明日はみえなくなりかねません。








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