“台湾が中国船を拿捕”
2020.06.16
わかりやすいように、過去にさかのぼって時系列で記します。
今年4月、南シナ海で対中牽制を行なっていた米空母「セオドア・ルーズベルト」の艦内で、“武漢ウイルス”感染が発生しました。
約5,000人の乗組員のうち、艦長を含め600人以上にのぼる感染確認とその後に、空母打撃群は作戦を中止、グアムに引き上げ、艦長が解任されるという事態に発展しました。
それだけではありません。
横須賀を母港とし、3.11でも救済に活躍した空母「ロナルド・レーガン」でも感染が確認されたのです。
さらには、出動準備中だった空母「ニミッツ」と空母「カール・ビンソン」までもが、乗組員に感染が確認され、東アジア海域に米空母の存在がなくなりました。
しかし、アメリカも黙っていません。
4月に、アメリカのミサイル駆逐艦「バリー」が、台湾海峡の中間線を中国側に越えて、示威する異例の行動に出ていたのに続き、5月にはミサイル駆逐艦「マッキャンベル」が台湾海峡を通過しています。
さらに今月6月4日には、同じくミサイル駆逐艦「ラッセル」を台湾海峡を通過させています。
見込みでは、“武漢ウイルス”が一段落する今年9月頃まで米空母は、動けないだろうと予測されていました。
当然、これをみた中国では、「今こそ台湾や尖閣を占領するチャンス」という声があがったほどで、事実、中国は今年8月、南シナ海で「陸海空軍による大規模統合訓練」を“対米空母打撃群との戦闘を想定”して行なうと述べたのです。
その準備として現在、中国は5月中頃~7月末まで、「島の奪還」や「上陸への反撃」といった長期にわたる実弾軍事演習を行なっているという情報があります。
これが、果たしてほんとうに「訓練」で終わるのか、それとも実戦戦闘に向けてすすむのか、内外に問題を抱える習近平としては、国民の目を逸らすために本当に行なってもおかしくないほどなのです。
そんななか、今月6月4日、に「台湾の沿岸警備隊フリゲート船が、中国浚渫船(海砂採取船)を拿捕し、中国人船長ら乗組員10名を台湾の高雄に連行した」というニュースが飛び込んできました。
これは、台湾海峡のEEZ内にある漁場でもある「台湾浅堆」で、以前から中国が違法に海砂を採取し続けていた大型船を、ここにきてついに拿捕連行するという実力行使に出たものです。
この時期に?
中国に対して台湾が強気に出た、なぜ?
最近、台湾は、今般の“武漢ウイルス”の世界一位の防疫成功もあって、国際的にプレゼンスが高まっているのは事実です。
ですが、それとは別問題で、この背景は、トランプの言動を見てもわかるように、アメリカが台湾を重視して確実に「米台(軍事)関係」が築かれているからだといえます。
表向き米国は、正式な国としていないため、在台「米領事館」をおいているのですが、それは事実上の「米国大使館」というのは知られています。
さらに、アメリカは、実は2005年から陸海空と海兵隊の現役軍人を、すでに台湾に駐留させていることを、昨年2019年に明らかにしました。
未確認ながら、すでに米軍の海軍基地や飛行場までもが、台湾国内にあるという情報があがっています。
このようなことも今回、台湾が中国に強気に出れた裏付けとなる理由でしょう。
ですが、最大の理由は、やはり米空母打撃群の出港です。
新たな乗組員で訓練を終え、14日間の隔離期間ののち、アメリカ現地時間6月8日に空母「ニミッツ」とその空母打撃群が、東アジアの安全保障任務のため、東海岸のサンディエゴを出港したと発表されたのです。
同日、空母「ロナルド・レーガン」とその空母打撃群も、約1,000トンの実装弾薬とともに、インド太平洋地域の平和と安全を維持する任務に就いたことが発表されました。
通常、弾薬などの「兵装」は軍事機密です。
それを、あえてアナウンスすることの意味は、“台湾や尖閣に手を出したらやるそ”という、中国への本気度を示したものです。
また、空母「セオドア・ルーズベルト」とその空母打撃群も、すでにグアムを出港しています。
中国国内では、サバクトビ・バッタの子供がすでに中国の都市部に達しており、成長するにしたがって主食のトウモロコシや小麦に被害がでることが懸念されています。
また、北京では“武漢ウイルス”以上ともいわれる「新たなウイルス?」の感染が拡大しています。
さらには、中国共産主義革命を起こした英雄の子息“紅二代”と呼ばれる長老「鄧撲方」のサインが記された、「中共体制の変革」また「習近平の罷免」といった情報が流され、習近平も止めることができないでいます。
そして、国外では、アメリカの空母打撃群が“武漢ウイルス”を乗り終えて、いつでも有事に対応できる3隻態勢で東アジアでの任務に向かっているという状況です。
これでは台湾が強気に出てもおかしくありません。
日台は「運命共同体」です。
今年4月、南シナ海で対中牽制を行なっていた米空母「セオドア・ルーズベルト」の艦内で、“武漢ウイルス”感染が発生しました。
約5,000人の乗組員のうち、艦長を含め600人以上にのぼる感染確認とその後に、空母打撃群は作戦を中止、グアムに引き上げ、艦長が解任されるという事態に発展しました。
それだけではありません。
横須賀を母港とし、3.11でも救済に活躍した空母「ロナルド・レーガン」でも感染が確認されたのです。
さらには、出動準備中だった空母「ニミッツ」と空母「カール・ビンソン」までもが、乗組員に感染が確認され、東アジア海域に米空母の存在がなくなりました。
しかし、アメリカも黙っていません。
4月に、アメリカのミサイル駆逐艦「バリー」が、台湾海峡の中間線を中国側に越えて、示威する異例の行動に出ていたのに続き、5月にはミサイル駆逐艦「マッキャンベル」が台湾海峡を通過しています。
さらに今月6月4日には、同じくミサイル駆逐艦「ラッセル」を台湾海峡を通過させています。
見込みでは、“武漢ウイルス”が一段落する今年9月頃まで米空母は、動けないだろうと予測されていました。
当然、これをみた中国では、「今こそ台湾や尖閣を占領するチャンス」という声があがったほどで、事実、中国は今年8月、南シナ海で「陸海空軍による大規模統合訓練」を“対米空母打撃群との戦闘を想定”して行なうと述べたのです。
その準備として現在、中国は5月中頃~7月末まで、「島の奪還」や「上陸への反撃」といった長期にわたる実弾軍事演習を行なっているという情報があります。
これが、果たしてほんとうに「訓練」で終わるのか、それとも実戦戦闘に向けてすすむのか、内外に問題を抱える習近平としては、国民の目を逸らすために本当に行なってもおかしくないほどなのです。
そんななか、今月6月4日、に「台湾の沿岸警備隊フリゲート船が、中国浚渫船(海砂採取船)を拿捕し、中国人船長ら乗組員10名を台湾の高雄に連行した」というニュースが飛び込んできました。
これは、台湾海峡のEEZ内にある漁場でもある「台湾浅堆」で、以前から中国が違法に海砂を採取し続けていた大型船を、ここにきてついに拿捕連行するという実力行使に出たものです。
この時期に?
中国に対して台湾が強気に出た、なぜ?
最近、台湾は、今般の“武漢ウイルス”の世界一位の防疫成功もあって、国際的にプレゼンスが高まっているのは事実です。
ですが、それとは別問題で、この背景は、トランプの言動を見てもわかるように、アメリカが台湾を重視して確実に「米台(軍事)関係」が築かれているからだといえます。
表向き米国は、正式な国としていないため、在台「米領事館」をおいているのですが、それは事実上の「米国大使館」というのは知られています。
さらに、アメリカは、実は2005年から陸海空と海兵隊の現役軍人を、すでに台湾に駐留させていることを、昨年2019年に明らかにしました。
未確認ながら、すでに米軍の海軍基地や飛行場までもが、台湾国内にあるという情報があがっています。
このようなことも今回、台湾が中国に強気に出れた裏付けとなる理由でしょう。
ですが、最大の理由は、やはり米空母打撃群の出港です。
新たな乗組員で訓練を終え、14日間の隔離期間ののち、アメリカ現地時間6月8日に空母「ニミッツ」とその空母打撃群が、東アジアの安全保障任務のため、東海岸のサンディエゴを出港したと発表されたのです。
同日、空母「ロナルド・レーガン」とその空母打撃群も、約1,000トンの実装弾薬とともに、インド太平洋地域の平和と安全を維持する任務に就いたことが発表されました。
通常、弾薬などの「兵装」は軍事機密です。
それを、あえてアナウンスすることの意味は、“台湾や尖閣に手を出したらやるそ”という、中国への本気度を示したものです。
また、空母「セオドア・ルーズベルト」とその空母打撃群も、すでにグアムを出港しています。
中国国内では、サバクトビ・バッタの子供がすでに中国の都市部に達しており、成長するにしたがって主食のトウモロコシや小麦に被害がでることが懸念されています。
また、北京では“武漢ウイルス”以上ともいわれる「新たなウイルス?」の感染が拡大しています。
さらには、中国共産主義革命を起こした英雄の子息“紅二代”と呼ばれる長老「鄧撲方」のサインが記された、「中共体制の変革」また「習近平の罷免」といった情報が流され、習近平も止めることができないでいます。
そして、国外では、アメリカの空母打撃群が“武漢ウイルス”を乗り終えて、いつでも有事に対応できる3隻態勢で東アジアでの任務に向かっているという状況です。
これでは台湾が強気に出てもおかしくありません。
日台は「運命共同体」です。