民族性「情実サイン:宮」2
2020.07.03
 
昨日アップいたしました“民族性「情実サイン:宮」1”の記事では、日本の“民族性”は「魚宮」で、中国の“民族性”は「蠍宮」、韓国の“民族性”は「蟹宮」だと書きました。

この「蟹宮」「蠍宮」「魚宮」は、占星学(術)のホロスコープ(天球図)「12サイン(宮)」のうち、「情実サイン(宮)」に区分されます。

もっとも、西洋占星術では“水の星座”に属する“蟹座”、“蠍座”、“魚座”だといったほうが、わかりやすいでしょう。

ですが、正規の「占星学」(Astrology)では、“~座”と空の星座名で称するのは間違いで、正しくは「~宮」というように「サイン(宮)」で称するのが正解です。

それを、知ってか知らずが改めようとしない西洋占星術は、やはり「双魚宮時代」の“幻想”や“欺瞞”といった“事実誤認”に陥っているとしかいいようがありません。


それはともかく、極東アジアの三国「日本」、「中国」(支那)、「韓国」の“民族性”は、「情実サイン:宮」(西洋占星術では“水の星座”)に属すると書きました。

では、「情実サイン:宮」の「蟹宮」、「蠍宮」、「魚宮」は、どのように違うのでしょうか。

いずれも、「情実サイン:宮」ゆえに“情”をメインとした“メンタリティー”をもつのですが、明確な違いがあります。

もっとも、国家は“民族性”だけではなく、“国体”や“現体制”を象わすサイン(宮)がありますので、これら3つによって、その国家の“在り方”のみならず“運勢”までもが象わされます。

当たるも八卦、当たらぬも八卦の“占い”ではなく、宇宙この世界をつらぬく「数理法則」によって、実際にそのようになっています。


前口上はともかく、具体的にみてまいりましょう。


【韓国】

韓国は、“民族性”を「蟹宮」とします。

蟹宮は、“情”をメインとした同じ「情実サイン:宮」のなかでも、どちらかというと個人的な“情”ともいえる“情”そのものによる民族性をもちます。

物事の価値判断の基準が個人の“情”そのものなので、民主主義国家を運営する客観的で公正な「法律」や「ルール」よりも、個々人がどう感じるかといった“情”が優先されます。

なので、韓国内では、むやみに相手の“情”を傷つけないように、丁寧に下出にでるような話し方をすることがありますが、それは相手の“情”を無視して自分が攻撃されないためで、社長や大統領などのようにTOPに立って権力を握ると、攻撃される心配が少なくなるので、突如、いばりちらすようになることがよくあります。

また、何かあると、すぐに“○○に謝れ”というのも同様で、最近では“日本に謝れ”といったことを聞くこともありますが、謝ってもらったから問題が解決するのではなく、個人的に“情”で納得するという韓国人のメンタリティーのお話で、日本人もそうだろうと思っているのにすぎません。

ふつうは、“民族性”が「蟹宮」だと“受け身”になるのですが、国家間においては“攻撃的”に出ることが多いのは、韓国の場合、“国体”が「牡羊宮」で“現体制”が「獅子宮」になっているためです。

そのため、牡羊宮の“短慮”や“攻撃性”が頭をもたげ、獅子宮の“オレ様がイチバン”といった言動をとるようになります。

この“民族性”「蟹宮」、“国体”「牡羊宮」、“現体制”「獅子宮」の組み合わせは、精神性を高くもたないと、“幼児性”が発動され、子供のように“自己本位”に振舞うことが起こります。

そんな“幼児性”をもった韓国でありながら、先ごろスマホやIT技術で世界的に“TOP”に立つことができたのは、実際のところ10数年間、“社会(世界)の頂点”に立つことができる「星のディレクション」(運勢変化)を国家的に受けていたからです。

しかし、このディレクションは、それで謙虚さを失い傲慢になって、「法律」や「ルール」を守らず調子にのると、頂点から一気に“社会のどん底”に落ちる運命を秘めています。

事実、彼らが日本などに対して行なった近年の言動はそうで、それゆえ今日、“どん底”の現状を呈している韓国になっていることを知らなければなりません。

実は、そこからよみがえる方法があるのですが、共産主義の“幻想”に浸っている文在寅の韓国には成しえないお話です。


【中国】(支那)

次に、中国(支那)は、古来より“民族性”を「蠍宮」とします。

蠍宮は、“情”をメインとした「情実サイン:宮」のなかでも、どちらかというと“情の実体”化を求める民族性を象わします。

家族や組織内では“情”で固く結ばれた“実体”を求めますので、“裏切り”は許しません。

そのぶん、固く“情”の絆で一体的に結ばれた場合は、自分を犠牲にしてでも“相手”や“義兄弟”の契りを結んだ他者を助けようとします。

おなじみの『三国志演義』のなかで、「劉備・関羽・張飛」が、“死ぬときは一緒だ”と桃園の誓いを結ぶ名シーンは、“民族性”「蠍宮」によるものです。

家族や仲間内ではそうでも、異質な外部とくに他国との関係においては、「蠍宮」の“民族性”は両極端にでます。

自国の利益が第一となる「国家」の場合、聖人君子のような外交を展開することはまずなく正反対に、“目的のためには手段を選ばない、何でもあり”の悪逆非道の国家になりやすいのです。

もっとも、中華思想をもつことからもわかるように、中国(支那)は“国体”が「獅子宮」です。

獅子宮は、自分に従うものに対しては“寛大”で、宝物などを与え手なづけようとします。

逆に、自分たちに反発したり侮辱するものに対しては、相手が屈服するまで、叩き潰そうとします。

いずれにしても“プライド”が高いのです。

そのため、一見、“善人高徳”な国家かのように装いますが、“民族性”を「蠍宮」とする以上、“情の実体”化を他国に対しても求めますので、“民族浄化”という美名のもと、他民族の種を根絶やしにして自分たちと同じ“漢民族”化をはかる、人種差別以上の“悪逆非道”を行なうことになります。

日本もヘタに中国(支那)に尻尾を振り続けると、最初は“国体”「獅子宮」によって“寛大”に冊封国家のように接します。

ですが、次第に「蠍宮」の“民族性”によって、同化を進めてきて、日本人を漢民族にしていきます。

実際、中国が違法に支配するウイグルなどでは、女性は中国人と結婚するか、もしくは避妊をせまられ、ウイグル人を根絶やしにして、“漢民族”にしてしまう“悪逆非道”の政策が行なわれているのです。

最初は厚遇してもらえるので喜んでいると、最後はそのように“日本民族の消滅”といった事態が、実際にはありえないことですが、まっています。


【日本】

長くなりましたので、最後に日本の“民族性”「魚宮」について簡潔に書いて終わります。

魚宮は、“情”をメインとした「情実サイン:宮」のなかでも、良し悪しはともかく“情の関係性”を結ぶ民族性です。

わかりやすく一例を申し上げますと、相手の“情”を自分のことのようにとらえて心配したり同情したりして、無意識に“情”の関係性をむすんだり、受け入れていく、いわゆる“情愛”をもつことになります。

そういった日本人どうしであれば、このような“人の好さ”は、宝瓶宮時代の今日、日本の“国体”「水瓶宮」ともあいまって、“友愛精神”(和、絆、民度)として働きますので、今後の世界の模範ともなっていきます。

なので、それを受け入れて理解する相手や国家であれば問題はありません。

しかし、国家は自国の利益が第一と考えますので、とくに近隣の国家に接する場合、“お人好し”は単に利用されるだけで終わります。

そのため、日本の“領土”や“財産”また国民の“安全”を守ろうとする場合、“民族性”「魚宮」によって相手を受け入れる“お人好し”の関係ではなく、“情”を超えた「法」(国内法)や「国際ルール」にのっとって、粛々と接することが必要になります。

もっとも、「情実サイン(宮)」の蟹宮や蠍宮“民族性”にもち、自らを中心とする“国体”「獅子宮」をもつ中国(支那)や、“現体制”「獅子宮」の韓国は、日本の“国体”「水瓶宮」においても、また“現体制”「牡牛宮」においても、“クール”で“現実的”な考えとはスタンスが異なりますので、日本を受け入れることは、まずありえません。


このようなことを知っておくだけでも、両隣国との接し方は、“情”のみで接すると似て非なる側面があって間違いやすいので、一歩、距離をおくしかないことがハッキリとわかります。










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