日向坂46 齊藤京子(22)
2020.08.12
 
「宝瓶宮占星学」サイトの「「日向坂46」への改名/独立」(リーディングサンプル&メモ)のつづきで、日向坂46のメンバーをリーディング・サンプルとしてご紹介する下書き原稿の4人めです。

先回ご紹介いたしました「佐々木美玲」は、9月23日にリリース予定の1stアルバムのリード曲「アザトカワイイ」のセンターに返り咲くことが、記事のアップ直後に発表されました。


さて、これまでご紹介いたしました「牽引メンバー」の次は、日向坂46の“最大勢力”でもある「乙女宮生まれのメンバー」をご紹介してまいります。

初めて日向坂46(けやき坂46)をみたとき、どこか“乙女宮っぽさ”を感じました。

言葉では表現しづらいのですが、どこか遠慮がちなふつうの女の子のようにみえて得体の知れない“スキル感”というか“潔癖感”(透明感)というか、逆にいえばアイドルまた芸能人にありがちな“ギラつき”や“毒”がないのです。

その後、「宝瓶宮時代」生まれ第2世代として「平成末からミレニアム世代」生まれの“サンプリング”候補として生年月日を調べはじめると、日向坂46は咲の「牽引グループ」に続くコア・メンバーの一角を「乙女宮生まれ」が占めていることに気づきました。

日向坂46の改名(独立)デビューから、センターをつとめてきた「小坂菜緒」(17)、同学年で優等生キャラの「金村美玖」(17)、悪気のない毒舌を隠し持つ「高瀬愛奈」(21)、そして今回ご紹介する“バビ語”が得意なラーメン大好き「斉藤京子」(22)です。


ちなみに、もう一人、“泣き虫メイちゃん”こと「東村芽衣」(22)も“乙女宮生まれ”とされますが、誕生日の1998年8月23日は、17時頃までの生まれであれば「獅子宮生まれ」になります。

なので、「乙女宮」と確定したわけではありません。

もっとも、乙女宮の完全な影響圏ですし「乙女宮グループ」に加えてもよいタイプだとはいえます。

なぜなら、パーソナル・プラネットをみると「水星」「金星」「火星」が獅子宮ながら、「太陽」は両方の可能性があり、「月」が乙女宮に位置しているからです。

なので、“両方”というのが正解ですが、「月」が乙女宮なので、“女性的”な乙女宮の“内面性”(月)と、“男性的”な獅子宮の“側面”(水星、金星、火星)をもつといったところでしょうか。


いずれのメンバーも、8月現在の年齢なので、誕生日以降ご覧になる方は、1つ前の年齢ということになります。


前置きが長くなりましたが、「齊藤京子」(乙女宮、22歳)のホロスコープ(出生天球図)です。




出生時間が不明なので、出生時の「太陽」をASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の位置にをおく「ソーラーチャート」で作成しています。

これまでも述べましたとおり、「ソーラーチャート」(太陽メイン)のリーディングの場合、“イコール・ハウスシステム”が理にかなっています。

出生時間が明確であれば、ハウス(室)が中心の「ASCハウスシステム」で作成すればよいのです。


さて、齊藤京子のホロスコープの特徴は次のとおりです。


第1に、「水星&太陽&ドラゴン・ヘッド」の連続合(ローリング・コンジャンクション=0/0度)を持つものの、「太陽」は、ほかに強いアスペクトをもたないことです。

「水星」は、太陽の“腰巾着”(こしぎんちゃく)のような、いわば“無味無臭”ともいえる特徴が少ない、どちらにも影響される“知識”や“コミュニケーション”といった「関係性」を象わす星です。

「ドラゴン・ヘッド」や「ドラゴン・テール」は、実体をもつ星ではなく、太陽の黄道と月の白道が交わるの2つの「交点」(ノード)なので、実体がないぶん、イメージ的な象意で主導的とまではいえません。

また、「太陽」に衝(オポジション=180度)の「ケレス」は、このホロスコープの場合、太陽の象意を無くすようなはたらきをします。

もちろん、齊藤京子に太陽の象意がないというのではなく、“ポテンシャル”として隠し持つといった意味です。

「太陽」に最も強く影響している星は、当該ホロスコープの場合、太陽に下方矩(ロウアー・スクエア=90度)の「冥王星」です。

これとて、ご本人に能力はあっても、一般的にはそれに見合った“主流派”よりも“非主流”に身を置きやすい内面的な運勢になります。

それが“悪い”という意味ではなく、ときに“反作用”を生んで“主流”に躍り出ることがありますし、天秤宮に「月&金星」の合(0度)を生まれもつ齊藤京子の場合、むしろ、ふだんは自分を主張しない控えめにも通じて、“人気運”につながります。

もっとも、齊藤京子のホロスコープの場合は、「ケレス」に上三分(アッパー・トライン=120度)の「火星」が働くと、ふだんは控えめながらも、ときに辛らつさのある“主張”をみせることがある“武器”を隠し持つタイプになっています。

そういった例外はあるものの齊藤京子の「ソーラーチャート」は、オモテ向き「太陽」に特徴が少ないということが、逆に“特徴”になっています。


第2は、「太陽」に対して「月」の影響力が際立っていることです。

アスペクトのみ書いておきますと、「月」には“美”や“快適性”を象わす「金星」が合(0度)です。

一方で、「月」に、“誤魔化すことのできない現実”を象わす「土星」が衝(180度)です。
これは、“冷静さ”や“クールさ”をもたらします。

その一方で、正反対の2つの星が強く働いています。

まず、「月」に「木星」が下三分(120度)です。
こちらは、陽気な“楽天性”(イージーさ)をもつことを象わし、明るさが間接的ながら“人気運”につながることが象わされています。

次に、「月」が「海王星」を下方矩(90度)としていることです。

海王星は、現実よりも観念的な“イメージ”の世界にいざないますので、どこか“現実離れ”した“異性人”のような深層の内面性をもち“不思議ちゃん”の一面をもつことになります。

いずれにしても、「月」がこのように活性化しているために、良し悪しに関係なく“感性”や“感受性”が豊かなタイプです。







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