日向坂46 富田鈴花(19)
2020.08.27
 
「宝瓶宮占星学」サイトの「「日向坂46」への改名/独立」(リーディングサンプル&メモ)の続編としてメンバーの「ソーラーチャート」とその特徴をご紹介しているシリーズです。

先回の渡邉美穂(魚宮、20歳)につづく“キラリと光る個性”の「サポート・グループ」の2人めは、富田鈴花(山羊宮、19歳)です。

日向坂46グループ全体だと10人めのご紹介になります。

さっそくですが、全員、出生時間が不明なので、「太陽」をASC(上昇点)の位置におく「ソーラーチャート」でお届けしています。




出生時間が不明な場合、「ソーラーチャート」は必然的に「イコール・ハウスシステム」になります。

また、宝瓶宮占星学では、出生時間が不明な場合、一般的に用いられる当日お昼12時ではなく、“日の出の時間”で「ソーラーチャート」を作成しています。

「月」のみ当日0時~24時の度数を記載していますが、それ以外は「SUNUP-TIME」(日の出時間)の度数になります。


それはともかく、富田鈴花の「ソーラー・チャート」の特徴は次のとおりです。

最大の特徴は、蟹宮の「ドラゴン・ヘッド」が、「トライン・カイト」(大三角凧:60・60・120・120)の頂点になっているのと同時に「ヨッド・カイト」(YOD凧:30・30・150・150)の頂点の星(占星点)になっていることです。

そのため、「ドラゴン・ヘッド」の象意のみならず、「YOD」(60・150・150)の象意を正しく知らないと完璧には読めないホロスコープになっています。

もう一つあります。

午前3時頃~午後3時頃のあいだに生まれた場合、「太陽」と「月」が「五分」(クインタイル=72度)をとることになります。

確率は50%なのですが、「太陽」の五分(72度)は重要です。

そのため、五分(72度)の象意も知っておかないと、効いているのかいないのかの判断ができないホロスコープになっています。

これらの占星要素は、宝瓶宮占星学が基礎理論とする「数理法則」からその象意を導き出すことができます。

富田鈴花の「ソーラー・チャート」は、そんな特殊な「占星点」や「マイナー・アスペクト」また「アスペクト・パターン」を読むことが必要な「ホロスコープ」(出生天球図)になっています。


日向坂46の冠番組をご視聴の方ならご存じだと思いますが、富田鈴花は「わちきはパリピ!」などと、よくラップをかましてきます。

成功率は高くはないのですが、急きょキャラづくりにさいして「パリピ・キャラ」を自称したためです。

上掲の「ソーラー・チャート」のどこにそれが出ているのでしょうか。

次の3つです。


1、
「月&火星」の合(コンジャンクション=0度)

これは“積極性”を象わします。

ほかの星とも絡んでいて、“自己理想”を描いて、“衝動的”にイケイケの“勢い”でやってしまう気質や感性が象われています。

2、
「太陽」と「木星」の三分(トライン=120度)

宝瓶宮占星学は“吉凶解釈”を行ないませんので、「木星」の三分(120度)も吉凶とは関係がなく解釈をします。

これは、“イージー”(安易)で“前向き”な個性を象わします。

ところが、その一方で富田の太陽は「土星」とも三分(120度)で、月も「土星」と衝(オポジション=180度)です。

そのため、前述のイケイケで“ポジティブ”な側面と同時に、こちらは“ネガティブ”で落ち込む一面を同時にもつことを象わしています。

そのような「正反対」の運勢を持つために、どちらか一方のみで富田をみると、別の面が現われたとき理解できず、「どうした?」ということが起こります。

3、
「太陽&海王星」の合(0度)

3つめは「太陽&海王星」の合(0度)もつくられた“パリピ・キャラ”に影響しています。

もっとも、ご本人はそう思っていません。

勝手に善意で“夢”を描いているだけなのです。

この「海王星」は「木星」と三分(120度)なので、とくにそうなります。

それゆえ富田には、良し悪しとは関係なく“夢みる夢子さん”の個性(キャラ)の一面があり、同時に正反対に“現実的”で“控えめ”な個性(キャラ)の一面もあり、状況や星のディレクションによってイケイケで前に出るときと、悲観的に落ち込むときの両方が出てくることになります。

それらの両方によって、「パリピ・キャラ」を“夢見”つつも、現実には“うまくいかない”といった両側面を見せることが起こります。


これらに、メインの特徴である蟹宮の「ドラゴン・ヘッド」を頂点とするヨッド・カイト(30・30・150・150)の運勢やトライン・カイト(60・60・120・120)の気質が加わります。


結論的に申し上げますと、ふだんの富田はちゃんと“計算”しています。

そのうえで、ホットな“情愛”と、クールな“現実認識”を交えつつ、否応なく進まざるをえない運勢によって行動し、漸次ながら、やがては“人気”や“モテ・キャラ”を築いていくことにつながっていきます。

現在は、人生経験も多くはなく、まだ若いことに加え、水瓶宮の影響圏ながら「山羊宮生まれ」(太陽)でもあり、また共鳴星の「土星」の影響を強くもつことから“遅咲き”の一面があって、今後、人生経験を積むにしたがって、実力や才能を次第に発揮していくタイプになっています。

今はまだその途上です。

「日向坂46」としてデビューして、富田はようやく芽が出つつある現状なので、これから時を経るほど、本人の成長度にしたがって人気や活躍の場も徐々に広がっていくことになりそうです。













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