日向坂46 影山優佳(19)
2020.09.03
 
当シリーズでは13人め、かってにグルーピングしてお届けしています「セレクション・グループ」では2人めとなる「影山優佳」(牡牛宮、19歳)の「ソーラー・チャート」です。

このシリーズは、「宝瓶宮占星学」サイトにアップした「「日向坂46」への改名/独立」(リーディングサンプル&メモ)のつづきで、ホロスコープ・リーディング・サンプルにむいた個性(キャラ)あふれる日向坂46メンバーの「ソーラー・チャート」の特徴のご紹介しています。

早速、まいりましょう。

影山優佳の「ソーラー・チャート」は以下のとおりです。




出生時間が不明なのため、出生時の「太陽」をASC(上昇点)の位置におく「ソーラー・チャート」でご紹介しています。

西洋占星術では、出生時間が不明な場合、一般に「お昼12時」の星の位置でホロスコープを出します。

それは、一見“合理的”ではあるのですが、上掲のソーラーチャートは「太陽」が東の地平線上に位置した「日の出の時刻」で出しています。

動きの早い「月」のみ、当日に移動する度数で記しています。


さて、東大受験のため、この2年間ほど活動を休止していた影山優佳(牡牛宮、19歳)を“サンプリング”したかぎりでは、あまり「牡牛宮らしさ」を感じません。

上掲の「ソーラー・チャート」にも、それが象われているのです。

「牡牛宮」の象意が、秘められがちになることに加え、牡牛宮とは象意が異なる水瓶宮などの「サイン(宮)」がオモテに出やすい「ソーラー・チャート」になっています。

別の言い方をしますと、影山の“個性”(キャラ)が立ち、“お笑い”(バラエティー)のセンスを持つことにもつながっています。

それはともかく、影山優佳の「ホロスコープ」の特徴は、星たちが半球に片寄る“ボウル型”になっていることです。

対宮に必ず位置する「ドラゴン・ヘッド」&「ドラゴン・テール」を除けば、「蠍宮後半~双子宮前半」の約200度内/360度に星が位置しています。

「ドラゴン・ヘッド」をふくめても、推定できる出生時間からでは、約225度の範囲内にすべての星が位置することになります。


このような“ボウル型”のホロスコープの場合、内面の「性質」(個性)となる個人の“ベース”部分や、個性にともなう“運勢”部分は同じでも、「出生時間」によって“人生”そのものはもちろん“出来事”などが正反対にも変わることがあります。

わかりやすいように“船舶”に例えていえば、次のようなことです。

船の乗り心地となる“内装”や“インテリア”は、「ソーラー・チャート」から読みとれます。

なので、「出生時間」の影響は比較的ながらうすくなります。

しかし、その船の“外観”や“イメージ”はどうなのか、さらには実際の“船旅”や“目的地”といった“人生航路”は、「出生時間」(ASCハウスシステム)によって大きく異なってきます。

4つの「基本点」(Angle=ASC、IC、DES、MC)はもちろん、「星」が位置する「12ハウス(室)」が大きく変わってしまうからです。


上掲の「ソーラー・チャート」の特徴を補足すれば、六分(セクスタイル=60度)が多めです。

この意味は、出生時間次第によっては、4つの「基本点」とのあいだに運勢的な「YOD(ヨッド=60・150・150)」が形成される可能性が高めになることです。


これらが、影山優佳の「ソーラー・チャート」の特徴になっています。


概容はともかく、個別の特徴をあげますと、やはり「牡牛宮」の象意が“見えにくい”ものになっていることです。

次の「アスペクト・パターン」からそれが読みとれます。


午後6時以前の生まれの場合、「月」(蠍宮)と出生時の「太陽」(牡牛宮)は衝(オポジション=180度)をとることになります。

この衝(180度)に、「太陽」に上方矩(アッパー・スクエア=90度)の水瓶宮の「天王星」が、軸となってT矩(Tスクエア=90・90・180)を形成しています。

さらに山羊宮の「ケレス」が「太陽」に上三分(アッパー・トライン=120度)をとって、この衝(180度)に調停(メディエーション=60・120・180)の座相を投げかけていることです。

だからといって、影山が「牡牛宮」の象意を持たないのではありません。

ふだんは隠されがちで見えにくいのですが、イザという事態になれば、存分に発揮できる「アスペクト・パターン」になっています。


ご参考ながら、影山は「けやき坂46」時代の2018年8月に、学業を理由に活動を休止しました。

そして、昨年2月に「日向坂46」に改名(独立)後、約1年3か月が経った今年2020年5月に、2年ぶりに活動を再開しました。

復帰後は、迷いが吹っ切れたかのように“新生 影山優佳”を披露しています。

この休業は、「出生時間」にともなう「星のディレクション」が働いたものなので、「ソーラー・チャート」に留まらず、そこから影山優佳の「ホロスコープ」(出生天球図)がみえてきます。









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