日向坂46 丹生明里(19)
2020.09.09
 
テレビをはじめメディアへの露出が多い日向坂46のメンバーを「リーディング・サンプル」としてご紹介しているシリーズです。

メディアへの登場が多くても、以前の60~80年代アイドルのように、“つくられた偶像”では素の個性(キャラ)が見えないのでサンプルにはなりません。

その点、初期~全盛期までのAKB48をはじめ日向坂46は、「素の個性」(キャラ)で“勝負”できるバラエティー・センスをそなえているメンバーが多いので、宝瓶宮時代に沿っていて「運勢」がともなうグループになっています。

とくに、日向坂46は、人見知りや成長途上のメンバーでも、素の自分を出す“思い切り”のよいメンバーが多いので、勝手に「サンプリング」させていただいています。

「宝瓶宮時代」は、かつての双魚宮時代とは異なりますので、平成末期生まれやミレニアム世代で構成される「日向坂46」は、まさにピッタリなのです。


今回で、17人めとなる当シリーズは、「宝瓶宮占星学」サイトの「「日向坂46」への改名/独立」(リーディングサンプル&メモ)のつづきとなる“下書き”(草稿)です。

いくつかにグルーピングしてお届けしていますが、先回からの「アクセントキャラ・グループ」の2人めは、「丹生明里」(水瓶宮、19歳)です。

丹生明里の「ソーラー・チャート」は、次のとおりです。




すでにご紹介してきました日向坂46のメンバー数名もそうですが、丹生も“ボウル型”のホロスコープになっています。

必ず正反対の位置にくる「ドラゴン・ヘッド」または「ドラゴン・テール」をのぞくと、出生時間によって異なりますが、約180度~190度/360度の半球に星が集中しています。

丹生の場合の特徴は、“ボウル”の底にあたる位置に、魚宮の影響圏にある水瓶宮の「太陽」が位置していることです。

さらに、「太陽&水星&天王星(共鳴星)」の三重合(トリプル・コンジャンクション=0・0・0度)です。

それゆえ、「太陽」をはじめ三重合(0度)の星を軸に、「月&火星」の合(コンジャンクション=0度)と「木星」また「土星」との衝(オポジション=180度)が、強力なT矩(Tスクエア=90・90・180)を形成するホロスコープになっています。

これが、「丹生明里」(水瓶宮、19歳)の「ソーラー・チャート」の最大の特徴です。

象意的には、一見、そうは見えにくかったり、迷いを内包する側面はあるものの、強烈な“個性”を発揮するT矩(90・90・180)になっています。


もう一つ、牡羊宮の「金星」を軸に「ドラゴン・ヘッド&ドラゴン・テール」のT矩(90・90・180)があります。

かつての西洋占星術は、星を「吉星」と「凶星」にわけ、アスペクトも「吉座相」と「凶座相」にわけて、「対立二元論」の“吉凶解釈”による占断を行なってきました。

しかし、宝瓶宮占星学は違います。

宝瓶宮時代は、「共鳴関係論」の時代なので、宝瓶宮占星学では“吉凶解釈”は行ないません。

というか、もはや宝瓶宮時代生まれや、日向坂46のように平成末期やミレニアム世代の子たちに、古い西洋占星術の吉凶解釈をすると間違うことが起こります。

星に吉凶は関係なく、“個性”(キャラ)を活かす時代だからです。

※注) 宝瓶宮占星学でいう「個性(キャラ)」には、“民度”などをふくめた意味合いがありますのでご留意ください。

まして、「当たる/当たらない」の占術は、過去の遺物でしかありません。

「数理法則」に基づく星の本意(本当の象意)から、そのまま吉凶に関係なく、素直に「個性」や「才能」また「運勢」などの“共鳴リーディング”を行なう時代に入ってきています。

もちろん、どの占術を採用するかは皆さまのご自由です。

ただ、これまでサンプリングしてきた経緯からも「日向坂46」メンバーには、理論的にも実際的にもそのほうが適切だと確認できています。


上掲の丹生明里の「ソーラー・チャート」においても強力なT矩(90・90・180)は、決して“大凶”などではありません。

むしろ逆で、ほかの人にはない強烈な個性(キャラ)を、丹生明里が“内包”し発揮していくことを象わしています。

ひと言でいえば“多芸多才”です。

なぜなら、くだんのT矩(90・90・180)には、個人において重要な「太陽」と「月」はもちろん、影響力の強い星や“正反対”の象意をもつ星によって構成されているからです。

このことから、たとえていえば“ジキルとハイド”ではありませんが、丹生明里は、相応に異なる“キャラ”や“言動”をはじめ、幅広い“感性”や“才能”また“運勢”をみせる、“不思議ちゃん”的な知性や行動をとることができる“個性”(キャラ)をもつことになります。

その特徴が誰よりも顕著なのは、すべての「パーソナル・プラネット」が、T矩(90・90・180)を構成する星になっているからです。


「パーソナル・プラネット」というのは、主に“個人”を象わす星で、「太陽」「水星」「金星」「月」「火星」の5つの星です。

これに対して、“運勢”的な影響力をもたらす、木星以遠の5つの星を、宝瓶宮占星学では「ソーシャル・プラネット」と呼んでいます。

丹生明里は、パーソナル・プラネットのすべてがT矩(90・90・180)を構成する星になっていることもあって、状況に呼応して星の“個性”(象意)を多彩に表現できる可能性をもったタイプになっています。











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