日向坂46 上村ひなの(16)
2020.09.14
「アクセントキャラ・グループ」の最後となる4人めは、「上村ひなの」(牡羊宮、16歳)です。
日向坂46メンバーの「ソーラー・チャート」の特徴をご紹介する当シリーズでは、19人めです。
昨年2019年2月の「日向坂46」に“改名/独立”以前から加入していた唯一の3期生です。
ちなみに、“ひらがなけやき”こと「けやき坂46」から「日向坂46」に“改名”(独立)直後に加入した新3期生の3名がほかにいます。
新3期生の「ソーラー・チャート」の特徴は、おいおいご紹介するとして、「上村ひなの」の「ソーラー・チャート」は、やはり“特別”でした。
この記事は、「宝瓶宮占星学」サイトに今年2020年3月にアップした「「日向坂46」への改名/独立」(リーディングサンプル&メモ)のつづきです。
その記事の左欄に「メンバーのリーディングは後日」と告知しておいたその“下書き”となるメンバーの「ソーラー・チャート」の特徴をご紹介しています。
「上村ひなの」の「ソーラー・チャート」は、次のとおりです。
これまでのメンバーをふくめ全員が「出生時間」不明です。
そのため、出生時の「太陽」をASC(Ascendant アセンダント=上昇点)の位置におく「ソーラー・チャート」のイコールハウスでお届けしています。
太陽をメインとした「ソーラー・チャート」の場合、「プラシーダス・ハウスシステム」や「コッホ・ハウスシステム」など「12ハウス(室)」を均等に30度ずつに区分した“ASCハウスシステム”とは異なります。
ハウス(室)ではなく「12サイン(宮)」を30度ずつ均等に区分するのが正解です。
もし、「えっ、なんで? 12サイン(宮)を30度ずつ均等に表示するホロスコープ作成ソフトは正解じゃないの?」と思われたかたがいらっしゃるかもしれません。
「サイン(宮)」を30度ずつのメインにしておいて、「ハウスシステム」とはいえません。
本来は「ハウス(室)」を30度ずつにメインにするのが「ハウスシステム」なのですが、プログラムの都合上などによって、便宜上、「12サイン(宮)」をメインに出力しているだけです。
もっとも「ホロスコープ作成ソフト」によっては、ホイール・ハウスに返還して正しく出力できるものもありますが、読めなければ意味がありません。
それはともかく、「上村ひなの」のソーラーチャートの特徴は次のとおりです。
3つもの「交歓」(ミューチュアル・リセプション)があることもその一つです。
それよりも、3つの「衝」(オポジション=180度)があり、そのすべてが「T矩」(Tスクエア=90・90・180)を形成しているのと同時に、すべて「調停」(メディエーション=60・120・180)の座相をとっていることです。
そこに、交歓(ミューチュアル・リセプション)がかかわっていることが最大の特徴です。
詳しくは、上掲の「ソーラー・チャート」をご高覧いただきたいのですが、3つの衝(180度)は次のとおりです。
1、「月」と「ケレス」の衝(180度)
出生時の「太陽」を軸に「月」と「ケレス」とで「T矩」(90・90・180)を形成しています。
この衝(180度)に対し、「月」と「交歓」(ミューチュアル・リセプション)の「土星」が「調停」(60・120・180)の座相を投げかけています。
2、「木星」と「天王星」の衝(180度)
「火星」と合(0度)の「金星」を軸に「木星」と「天王星」とで「T矩」(90・90・180)を形成しており、「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」が「調停」(60・120・180)の座相を投げかけています。
3、「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の衝(180度)
「海王星」が軸となって「ドラゴン・ヘッド」と「ドラゴン・テール」の「T矩」(90・90・180)を形成しており、こちらも「土星」が「調停」(60・120・180)の座相を投げかけています。
この「海王星」は「天王星」と「交歓」(ミューチュアル・リセプション)で、前述のように「土星」もまた「月」と「交歓」(ミューチュアル・リセプション)です。
以上のように、上村のホロスコープは、良し悪しに関係なく、複雑に象意が“錯綜”するアスペクト・パターンを構成しています。
これは、どこから何が飛び出すか、ご本人のみぞ知る、いえご本人も予測できない常人離れした象意をもつことになっています。
いずれにしましても、これまでご紹介してまいりました日向坂46メンバーの「ソーラーチャート」は、「牡羊宮」に星が“あるなし”にかかわらず、案外と“いきおい”や“思い切り”がよい「牡羊宮」の象意をもっているメンバーが多くいました。
「上村ひなの」は、そんな日向坂46ではじめての「牡羊宮生まれ」(太陽)です。
「上村ひなの」の加入は、上掲の「ソーラー・チャート」からいえば、今日の「日向坂46」の“飛躍”をもたらすものになっています。
聞くところによると、坂道グループ(乃木坂46、欅坂46、けやき坂46)の合同の新規加入生の募集と審査があり、自薦か他薦かは知りませんが、新規生が各グループにふりわけられたようです。
“今”をときめく「乃木坂46」や「欅坂46」ではなく、当時はまだ“日陰げグループ”ともいえる「けやき坂46」に唯一、加入したのが「上村ひなの」でした。
驚くべき“事実”は、運勢的にみた場合、「上村ひなの」の加入は、ご本人の“資質”にかかわらず、今日の「日向坂46」の“人気”や“隆盛”をもたらすものになっています。
このことは、誰にもわからないはずです。
「数理法則」を基礎理論とした「宝瓶宮占星学」からリーディングできるものだからです。
ご理解はいただけないと存じますが、メンバーや運営が気づかなくても、「上村ひなの」(牡羊宮、当時15歳)が加入したゆえに、“ひらがなけやき”の運勢が加速し、「日向坂46」への独立はもちろん、デビュー以来のヒットやご活躍につながっています。
逆にいえば、これまで諦めずに努力してきたメンバーたちに、“天”は上村ひなのを送り込んで、“ときの運勢”をもたらしてくれたともいえます。
世間一般的な理由を挙げるとすれば、運営サイドから“日陰者扱い”されていないことが、上村の加入によって無意識にも感じ、「頑張ろう」といっそうの“パワー増幅”をもたらしたともいえます。
また、上村の加入は構成作家などの“意識アップ”をもたらしたと世俗的にはいえるでしょう。
ですが、そういったことを起こしたことが“運勢”なのです。
いずれにしましても、上掲の「ソーラー・チャート」からは、上村ひなのの加入は、メンバーたちやスタッフも気づかずに“時の運勢”がもたらされることを象わしています。
ただし、それによって、もしメンバーたちが傲慢になったり尊大になると、一気に運勢を失うことが起こりかねないものにもなっています。